私の名前はラベンダー   作:エレナマズ

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第二十一話 ラベンダーと西住まほ

 みほは熊本の実家に帰ってきた。この家に入るのは、みほが家族と大喧嘩をしたあの日以来である。

 どうやって実家まで帰ってきたのか、みほはまったく覚えていない。まほが引きこもりになった。あまりに衝撃的すぎるその事実に、みほの頭は混乱状態に陥っていたからだ。

 犬童姉妹がいなかったら、みほは今でも学園艦のヘリポートに立ちつくしていただろう。

 

「しほ様はお出かけになっているみたいですねぇ。みほ様、先にまほ様のお部屋に行ってみますか? しほ様の許可はもらっていますから、中に入っても大丈夫ですよ」

「みほ様がお戻りになったことを知れば、まほ様も出てきてくださるかもしれません。行きましょう、みほ様」

「……うん」

 

 実家へと足を踏みいれたみほは、犬童姉妹に促されてまほの部屋へと向かう。冬休みにまほと会うつもりだったみほであったが、まさかこんな展開になるとは思ってもいなかった。

 いったいまほにどんな言葉をかければいいのか。みほは答えを出せぬまま、実家の長い廊下を重苦しい表情で歩いていく。 

 

 芽依子に先導される形で、一行はまほの部屋の近くまでやってきた。まほの部屋付近は薄暗く、空気が淀んでいるのがここからでもはっきりとわかる。

 負の空気が漂っている陰気な空間。それがまほの閉じこもっている世界であった。

 

「まずは芽依子がまほ様と少し話をしてきます。突然みほ様に声をかけられたら、まほ様がパニックを起こしてしまう可能性もありますので」

「みほ様、ここはめいめいに任せましょう。めいめいは引きこもってしまったまほ様の話し相手を務めてましたから、心配は無用ですよ」

「芽依子さんが? でも、芽依子さんは黒森峰女学園の学園艦に住んでるんじゃ?」

「めいめいは中学校を適度に休みながらヘリで往復してたんですよぉ。あのドラッヘは犬童家の所有物ですから」

 

 いくらヘリがあるとはいえ、海を航行している学園艦から熊本までの距離は遠い。おそらく学園艦が陸に近づいたときに熊本に来ていたのだろうが、すぐに往復できる距離ではないはずだ。しかも、ヘリが運転できるとはいえ芽依子はまだ中学生。普段の生活を犠牲にしてまほに尽くすことは、そう簡単にできることではない。

 

 みほは芽依子に感謝すると同時に、自分がそれをできなかったことを情けなく思った。まほの異変に気づいていたのなら、もっと早く行動を起こして状況を確認するべきだったのだ。冬休みになってから動いたのでは遅すぎたのである。

 

 みほが後悔にさいなまれていると、まほの部屋の前で話をしていた芽依子が戻ってきた。

 

「みほ様、まほ様がお話したいことがあるそうです。芽依子たちは少し離れた場所で待機しています」

「がんばってくださいみほ様。まほ様をお救いできるのはみほ様だけですから」

 

 犬童姉妹はさっとその場を離れ、廊下にはみほだけが残される。心の準備はまったくできていないが、いつまでもまほを待たせるわけにはいかない。

 みほは勇気を振り絞ってまほの部屋の前まで進むと、ドアを軽くノックした。

 

「お姉ちゃん、みほだよ。大丈夫?」

「本当にみほの声だ。みほが帰ってきた……」

 

 部屋からはまほの呆けたような声が聞こえてくる。それはすぐにすすり泣く声へと変わった。

 

「お姉ちゃん!?」

「ごめん、ごめんみほ……ダメなお姉ちゃんでごめんなさい」

「お姉ちゃんはダメじゃないよ。今は少し疲れてるだけで、休めばきっともとのお姉ちゃんに……」

「もう私はみほの姉には戻れない。みほの気持ちをわかってあげられなかった私は、姉失格だ」

「そんなことないよ。お姉ちゃんは私がくじけそうなとき、いつも助けてくれた。私が西住流の修行をがんばれたのはお姉ちゃんがいたからだもん」

「逆だよ。みほがいなかったら、私は逃げだしていたかもしれない。私がつらい修行に耐えることができたのはみほのおかげなんだ。私は西住流の後継者なんて大それた器じゃないんだよ……」

 

 まほの告白はみほに大きな衝撃を与えた。みほはまほのことを才能がある強い姉だとずっと思っていたからだ。

 西住流の後継者としてつねに堂々とした態度を示していたまほ。そのまほがこんな弱気なことを考えていたなんて、みほは思いもしなかった。西住流の後継者という重圧は、みほが想像していたよりも重いものだったようだ。

 

「それなのに、私は中学でみほに厳しく接してしまった。お母様の言うことを鵜呑みにしないで、みほの気持ちをもっと考えるべきだったのに……。全部みほのためなんだって自分に言い訳して、私はお母様の命令に逆らうこともせず黙って従ってた。お母様の真似をすることしかできない無能な後継者のくせに、偉そうにみほに説教してたんだ」

「お姉ちゃん……」

「こんな情けない姉なんだ。みほに嫌われるのも当然だよ……それにみほのそばにはあの二人がいる。もう私が入る余地なんてない」  

 

 まほが言うあの二人とはローズヒップとルクリリのことだろう。まほは練習試合で、みほが二人と一緒にいるところを見ているのだ。

 

「みほがあの二人の手を握っているのを見たときは、嫉妬で狂いそうだった。みほの手を握って励ます役目を取られた気になって、みほの友達に嫉妬するなんてバカみたいだろ。ダージリンにはそれを見抜かれて怒られたよ、大事な後輩をあんな目で見るなって……それに腹を立てて準決勝で彼女を追いまわした私は、本当に救いようがない愚か者だ」

 

 涙声で告白を続けるまほ。自分を卑下し続けるまほの言葉は、容赦なくみほの心に突き刺さっていく。

 まほがこうなってしまったのは、間違いなくみほのあの一言が原因だ。みほが激情に流されて発してしまったあの言葉は、取り返しがつかない事態を招いてしまったのである。

 

「準決勝といえば、みほに撃たれそうになって私は大泣きしていたな。みほに拒絶されて、みほを励ます役目も失って、もう私はみほにとってただの敵でしかない。そう思ったら自然と涙が流れていたよ。私は本当に情けなくてどうしようもない姉だ……」

「もうやめてっ!」

 

 みほの大声でまほの独白は止まった。そのかわりに、今度はまほの泣いている声がみほの耳にはっきりと聞こえてくる。

 

「お姉ちゃん、その部屋から出てきて。そんなところに閉じこもってるから、悪い考えばかりが頭に浮かんじゃうんだよ」

「い、嫌だ。私はもうみほに合わせる顔がない」

「私はお姉ちゃんに会いたいの! お願いだから出てきてよ!」

 

 みほはドアノブをガチャガチャと動かし、ドアをバンバンと叩く。

 まほをこの部屋から救いだす。みほの頭の中にあるのはその一心だった。次にみほはドアに体当たりを試みようとしたが、駆けつけた芽依子に羽交い締めにされてしまう。

 

「おやめくださいみほ様!」

「放して! お姉ちゃんはここにいちゃいけないの!」

「あんまり興奮するとかわいい顔が台無しですよ。ここは深呼吸して気を落ちつけましょう。大きく息を吸いこんで吐きまーす。5、6、7、8」

「姉さん、ラジオ体操をやってる場合じゃありません!」

「これが聖グロで身につけたジョークってやつなんですけどねぇ。めいめい、ここはひとまず撤退しますよ」

「わかりました。みほ様、少し失礼します」

 

 芽依子はみほをお姫様抱っこで軽々と持ち上げると、頼子と一緒にまほの部屋の前から立ちさった。

 あまりにも手際よく、そして素早いその動きは忍者を彷彿とさせる。芽依子にお姫様抱っこをされたみほは、犬童家が西住家に仕える忍者の末裔だという父の話を思いだしていた。

 

 

 

 まほの部屋の前から移動した犬童姉妹が向かったのは、みほの部屋であった。

 頼子がみほの部屋のドアを開け、みほを連れた芽依子が滑りこむように中に入る。主がいなくなったはずのみほの部屋はきれいに清掃されており、ちり一つ落ちていない。みほが飾りつけていたボコのぬいぐるみもそのままだ。

 

「みほ様、お部屋に到着しました。急を要していたとはいえ、お恥ずかしい姿をさせてしまい大変申し訳ありません」

「謝らないでいいよ。芽依子さんのおかげで私も頭が冷えたから。私を止めてくれてありがとう」

「みほ様、みほ様! 頼子もがんばりましたよ」

「姉さんはふざけてただけじゃないですか」

「チッチッチッ、あれが場を和ます大人のジョークなんですよ。まだまだお子様のめいめいには難しかったかもしれませんねぇ。みほ様はちゃんと気づいてましたよね?」

「えーと、ごめんね。興奮してたからよく聞いてなかったの」

「ガーン! そんなぁ……」

 

 頼子は両手を床についてオーバーにうなだれる。そこでみほはようやく彼女の意図に気づいた。頼子はみほが落ちこまないようにわざと大げさに振舞っているのだ。

  

「ありがとう二人とも。私たちのために一生懸命になってくれて」

「西住家を支えるのが犬童家の務め。みほ様たちのためなら、芽依子はなんだってできます」

「頼子も同じ気持ちですよぉ。ただ、めいめいと違って頼子はか弱いので荒事の役には立てませんけど」

「姉さん、最近忍道の修行をさぼってますよね。今日から芽依子と一緒に鍛えなおしましょう」

「無理無理無理! めいめいと一緒に修行してたら頼子は死んじゃうよぉー!」

 

 犬童姉妹はとても仲がいいのだろう。二人のやり取りを見ているだけでそれがよくわかる。

 みほとまほもとても仲がいい姉妹であった。それが今では、顔を合わせて話すことすらできない関係になってしまっている。その事実がみほに重くのしかかるが、ここでくじけるわけにはいかない。まほともう一度仲のいい姉妹に戻るには、みほががんばるしかないのだから。

 

「芽依子さん、お姉ちゃんはずっとあんな感じなの?」

「はい。まほ様はみほ様に対する謝罪と後悔の言葉しか口にしません。芽依子がいないときは、一言もしゃべらずに泣いてばかりいるそうです」

「そうなんだ……。どうすればお姉ちゃんは立ち直ってくれるんだろう?」

「みほ様、西住流の後継者になる気はまだありませんか? みほ様が戻ってきてくだされば、まほ様も外に出てきてくれると思うんですよねぇ」

「みほ様と一緒ならまほ様も再起できるはずです。お願いですみほ様、どうか戻ってきてください」

 

 西住流の後継者になるということは、おいそれと決められるようなことではない。まほが背負いきれなかった後継者の重圧を担う覚悟は、みほにはまだなかった。それに後継者になるということは、黒森峰女学園に戻るということを意味する。

 黒森峰女学園は西住流の権威の象徴。西住流の後継者が在籍しないなど、許されることではないだろう。

 

 ローズヒップとルクリリと別れて黒森峰女学園に通う。それを想像するだけでみほの体は小刻みに震えてきた。二人ともっと一緒に高校生活を送りたい。それがみほの本音である。

 しかし、それではまほはいつまでも西住流の後継者という鎖に縛られてしまう。西住流の後継者の座から解放されなければ、まほは引きこもりから脱却できない。

 

 いったいどうすればいいのか。みほは答えが出せないまま、思考の袋小路に迷いこんでしまった。

 それでも状況は待ってはくれない。みほが考えこんでいる間に携帯電話を操作していた頼子が、しほが帰ってくることを告げたからだ。

 

「みほ様、お父様から連絡がありました。もうすぐしほ様がお戻りになるので、先に大広間で待っているようにとのことです。頼子たちも一緒に行きますので、すぐに大広間に向かいましょう」

 

 

 

 犬童姉妹と一緒に大広間にやってきたみほは、正座をしながらしほが来るのを待っていた。

 犬童姉妹はみほよりも後方で正座をしている。二人は犬童家の娘がみほの隣に座るわけはいかないと主張し、後ろに下がったのだ。みほとしては犬童姉妹が隣にいてくれたほうが心強かったのだが、二人は頑として譲らなかったのである。

 

 心細さを感じたみほは無性にローズヒップとルクリリに会いたくなった。あの二人なら、みほの隣に座って最後まで一緒にいてくれたはずだ。

 みほがそんなことを考えていると大広間のふすまが開き、しほと犬童家の当主が入室してきた。

 

「しほ様、我々は部屋の外で待っております。なにか御用がありましたらすぐにお呼びください」

「わかりました」

「二人ともご苦労だった。我々の仕事はここまでだ。行くぞ」

「はーい、お父様」

「はい」

 

 犬童家の人間がいなくなり、部屋にはみほとしほだけが残される。久しぶりの親子の対面だが二人に笑顔はなかった。みほは心細い顔のままであり、しほは険しい表情を崩さない。

 

「ただいま、お母さん」

「おかえりなさい、みほ」

 

 なんともぎこちないあいさつを交わす二人。そのままお互いなにもしゃべらず、しばらく無言の時間が過ぎる。

 

「まほとは会いましたか?」

「話はできたけど、お姉ちゃんは出てきてくれなかったの……」

「そうですか……」

 

 みほの答えを聞いたしほは落胆したような顔を見せる。よく見ると目の下には薄っすらとクマができており、表情には覇気がない。少し見ない間に、母がずいぶんと老けこんでしまったようにみほは感じた。

 

「みほ、今日あなたを呼んだのは頼みたいことがあったからです」

「西住流の後継者の件だよね……犬童さんから聞いたよ」

「知っているのなら単刀直入に言います。みほ、あなたが西住流の後継者になるのです」

「……そんなの勝手すぎるよ。聖グロリアーナ女学院を卒業するまでは家に帰れないって言ったのは、お母さんだよね?」

「母の身勝手を許してくれとは言いません。ですが、西住家には西住流を担う責任があります。私たちは、西住流を支えてくれる門下生を裏切るわけにはいかないのです」

 

 西住流は日本戦車道の最大派閥。島田流は世界中に道場を持ち、門下生の数だけなら西住流を上回るが、日本戦車道の先頭に立っているのはいまだに西住流だ。

 その西住流を支えているのが大勢の門下生である。西住流が日本一の栄誉を得られているのは、西住流一門の活躍のよるところが大きかった。

 だからこそ、西住流の中心にいる西住家は門下生のがんばりに報いなければならない。西住の人間は、西住流を投げだすような不義理なことはできないのだ。

 

「今すぐ返事をしないとダメなの?」

「返事は急ぎません。みほが納得するまで母は待ちつづけます」

「しばらく考える時間がほしいの。それまでこの家にいてもいいかな?」

「構いません。冬休み中に結論が出なかったら、学校を休んでもいいです」

「ありがとうお母さん。部屋に戻って真剣に考えてみるね」

 

 部屋に戻るために立ちあがろうとするみほ。そのとき、しほが驚きの行動に出た。 

 しほはみほに向かって土下座をしたのだ。

 

「や、やめてよお母さん! そんなことしないでよ!」

「これは母のけじめです。みほが気にする必要はありません」

「でも!」

「もう部屋に戻りなさい。あなたにはほかに考えることがあるはずです」

「お母さん……」

 

 いつまでも土下座をやめないしほ。これがみほに対する最大限の謝罪なのだろうが、みほはそんな母の姿を見たくはなかった。

 しほに対する不満はたしかにある。それでもみほはしほを恨んではいない。どんなに厳しく理不尽でも、みほにとってしほは大切な母親。嫌いになんてなれるわけがない。

 

 いたたまれない気落ちになったみほは、逃げるように大広間をあとにする。みほが最後にちらっと見たしほの姿は土下座をしたままであった。

 

 

 

 みほが自分の部屋に向かうために廊下を歩いていると、犬童家の面々と出くわした。

 三人は犬童家の当主を中心にして、硬い木の廊下に正座している。犬童家の当主と芽依子が平然とした顔をしているのに対し、頼子は苦悶の表情。どうやら三人はここでずっと正座をしていたようだ。

 

「みほ様、お疲れ様でした。突然の話で混乱されたと思いますが、どうか前向きにお考えください。我々にできることがあればなんでも協力いたします。娘二人が滞在する許可はしほ様にいただいておりますので、どうか好きなように使ってください」

 

 みほがすぐに答えを出せないことなど、犬童家の当主にはお見通しだったのだろう。みほにとっては父の知り合いという認識しかなかったが、どうやらかなりやり手の人物のようだ。

 

「お父様~。みほ様もお戻りになったことですし、そろそろ正座はやめにしませんか?」

「もうへばったんですか姉さん。やっぱり修行が必要ですね」

「ひいっ! 助けてお父様!」

「姉さんっ! お父様に抱きつくのはやめてください! 芽依子だって我慢してるんですよ!」

「こらこら、みほ様の前だぞ。二人ともはしたない真似はよせ」

 

 口では苦言を呈していても、娘を見る犬童家の当主はとても優しそうな目をしている。犬童家は姉妹の仲だけでなく、家族の仲も良好なようであった。

 

「みほ様、私はこれで帰りますが、あとで常夫のやつにお顔を見せてあげてください。みほ様と三年間会えないことを知ったときは、常夫もかなり寂しがっていましたから。寡黙な男なんで口には出しませんけど、同じ年ごろの娘を持つ私にはすぐにわかりましたよ」

「そうですね。お父さんともしっかり話をしたいと思います。今日はいろいろとありがとうございました」

「礼なら私ではなく娘たちに。この子たちは本当によくやってくれてますよ。これからもきっとみほ様の助けになるはずです。それでは失礼します」

 

 犬童家の当主はみほに深々と頭を下げたあと、玄関へと向かった。背筋はピンと伸びており、歩く姿はよどみない。背が高く顔もハンサムである犬童家の当主は、まるで絵に描いたような理想の父親だ。そんな父親の後姿を犬童姉妹は目をキラキラさせながら見送っていた。

 

 みほの父親である西住常夫は犬童家の当主のようにハンサムではない。服装はいつもつなぎ姿で、カッコいいスーツ姿などみほは見たことがなかった。物静かで口数が少なく、戦車の整備ばかりしている、それがみほにとっての父の印象である。

 

 はっきりいって理想の父親からは程遠い。それでもみほはそんな父が好きだった。みほが乗る戦車を父は一生懸命に整備してくれたし、みほが泣いていたときは優しく頭を撫でてくれた。父は言葉ではなく、行動でみほを愛していることを示してくれたのだ。

 

 思えば父とは長い間話をしていなかった気がする。まほのことや西住流の後継者のことなど考えることは山積みだが、みほはまず父と話をしようと思った。


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