時空を駆ける二人の神   作:シャイニングピッグEX

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続き書きましょうか。

他のライダーについても色々調べないといけないからまちまちになっちゃうねしょうがないね。

しかし我ながら言うのもなんだけどゼノ細胞どんだけ優秀なんだろう

話が作りやすいのなんのって

「XENO」ってワード本当に使える

色んな意味で


俺達、参上!

零とモモタロス達イマジンはプレシアを追って穴を通り、ガイと百合はデンライナーで零達が行った世界に向かった。

 

デンライナーの中で、百合は気になった事を聞いた。

 

「そう言えばガイさんや電王達イマジンとデンライナーって何で消えてないの?報告に寄れば全ヒーローが消えたって聞いたんだけど」

 

「そう言えば何でですか?オーナー」

 

ガイと百合はオーナーの方を向いて聞いた。

 

「ガイ様の方は存じ上げておりませんが、私共は必死に歴史改変の波から逃げていたら偶然別の空間へ行けたのです。つまり、時空間へと」

オーナーはチャーハンを一口すくいながら言った。

 

「つまり頑張って逃げてたら偶然逃げ切れちゃったって訳?」

 

「そうなりますねえ」

 

そう言ってオーナーはチャーハンを頬張り、うんうんと頷いた。

 

「お二人もどーぞ!」

 

アルバイトの客室乗務員のナオミが二人にコーヒーを差し出した。

 

「お、ありがとな」

 

「あ、すみませんわざわざ」

 

二人はコーヒーを受け取り一口飲んだ。

 

「それで、ガイさんはなんか分かりそう?歴史改変から守られた理由」

 

「とは言われてもな…オーブカリバーでもそれは無理だしな。最初は地球に居なかったし、それで難を逃れたのかもな」

 

言われてみれば納得だ。

 

ガイとジャグラーの二人は地球ではないどこかの惑星で産まれた。

 

その事で奇跡的に歴史改変の影響を受けなかったのだろう。

 

「…と言うことはジャグラーさんも?」

 

「かもな。もしかしたらどこかで出会うだろう」

 

そう言ってガイはコーヒーを一口飲んだ。

 

 

 

零達一同はプレシアを追って、穴の中を飛んでいた。

 

「あっ、そうだ。おい長青!」

 

「零さんですよセンパイ」

 

「冷コー!お前も変身出来んのか?」

 

「んー、変身って言うか、ヒーローの力を使えるって言うか…」

 

「なるほど!」

 

「分かったんか?モモの字」

 

「分かんねえ!」

 

モモタロスの言葉で零達はその場でコケた。

 

「分かんないんなら聞かないでよモモタロス〜」

 

「うるせえ!戦えりゃ何だっていいんだ!」

 

「だからセンパイはバカだって言われるんですよ」

 

「んだとカメ公この野郎!」

 

「ほらほらその辺にしとき。そろそろ着くでぇ」

 

キンタロスの言葉で一同は穴から別の世界へ飛び降りた。

 

「プレシアはどこ行きおった?」

 

一同は辺りを見回した!

 

「あっ!何作ってやがんだあの野郎!」

 

モモタロスは上空を指差した。

 

「な…!」

 

「なんやあれ!?」

 

上空にはプレシアが浮かんでおり、なのは、フェイト、アリシアを元にして魔性生物を作り出そうとしていた。

 

「お前ら!早くあいつをどうにかするぞ!」

 

「ったくもうしょうがないですねぇ」

 

「俺達の強さにお前が泣いた!」

 

「お前倒してもいーよね?答えは聞かないから!」

 

そう言ってイマジン達はベルトを巻き、ライナーパスをベルトにかざした。

 

「変身!」

 

零も手首のブレスに手を掛け、ウルトラマンゼロのボールを選択して指でスピンさせた。

 

「METAMOR PHOSE! ULTRA ZERO FIGHTER!」

 

零もウルトラマンゼロを象ったアーマーを空中で纏って着地して立ち上がり、四人の電王とともに並び立った。

 

「お、お前中々カッコイイじゃねえか!それは何のヒーローだ?」

 

電王ソードフォームが零の身体を指差しながら言った。

 

「ウルトラマンゼロって言うヒーローです。詳しくは後でガイさんに聞いてくださいね」

 

「おう、分かった!ではでは改めて、コホン、俺!参上!」

 

ソードフォームはプロレスラーのパフォーマンスの様なポーズを取り、決め台詞を言った。

 

「いいか冷コー。俺達に前置きはねえ。いつも最初ッからクライマックスだぜ!」

 

「おう!」

 

ガンフォーム、ロッドフォーム、アックスフォームは強く返事をした。

 

すると、プレシアの元に現れていた転生者が姿を現した。

 

「やあ、零君。久しぶり」

 

その転生者は零達に向けて手を振った。

 

「なんだてめえは!俺達の邪魔をしに来たってのか!?」

 

ソードが転生者に怒号を飛ばした。

 

「僕のこと、覚えてる?」

 

転生者はソードの方を見向きもせず零の方を見ていた。

 

「無視してんじゃねえー!」

 

「お前は…!」

 

「フフフ…」

 

転生者はニヤつきながら零の方を見ていた。

 

「誰だっけ?」

 

「だーっ!」

 

転生者は空中でずっこけた。

 

それに釣られて電王達もずっこけた。

 

「ま、まさかボクが釣られるとはね…」

 

「と言うか零はなんで知らんのじゃ…」

 

電王達は立ち上がりながら言った。

 

「いや知らねえよ…真面目にどちら様?」

 

「ちったあ思い出す努力しろよ!ぐだつかせやがって!時間の無駄だろーが!」

 

転生者は早口で零にキレた。

 

「なんかよく分かんないけどすごく怒ってるね〜」

 

「あーもう改めて自己紹介するよ!小六の時に同じクラスになった飯原だよ!ほら、いつも小説読んでた!」

 

「あー、ちょっと待って、今思い出すから………」

 

そう言って零は腕を組んで考え出した。

 

「……………」

「……………」

「……………」

 

「…………おい、まだかよ」

 

「……………………あー、そう言えばいたねえ」

 

零は顔を上げて飯原の方を見ながら言った。

 

「何で棒読みなんだよ!」

 

飯原は空中で怒号を飛ばした。

 

「フン、だけどライトノベルを読み漁ってて良かったよ。欲しかった能力がいくらでも使えるんだからねぇ!さあ、プレシア!その魔性生物でアイツらを倒せ!」

 

飯原はプレシアに命令を下した。

 

「あーってめえ!きたねえぞ!てめえも戦いやがれ!」

 

ソードは飯原に指を差しながら言った。

 

「俺にはやることがまだあるんだよ。じゃあな、ウマシカ!」

 

そう言って飯原は消えた。

 

「この野郎…!ところでウマシカってなんだ?」

 

「馬鹿っちゅうこっちゃ」

 

アックスが答えた。

 

「あんんのやろおお〜!」

 

ソードは怒りで拳を震わせた。

 

「次会ったらぜってえぶっ潰す!まずはこいつらを倒すぞ!」

 

そう言ってソードが魔性生物達に走っていき、それに続いてロッドやアックス、ガンも走り出し、零もそれに着いていった。

 

魔性生物の目に光が宿り、一斉に雄叫びを挙げた。

 

ソード、ロッド、アックスは一斉に飛び上がり、ガンは紫の銃、リュウボルバーを構え、零も頭部に付いた二つの刃、ゼロスラッガーに手をかけた。

 

魔性生物は触手を伸ばし、三人の電王はその触手に飛び乗り、余計な触手を切り払いながら本体に向かって行った。

 

「行くぜ行くぜ行くぜぇ!」

 

ソードフォームは一気に駆け上がり魔性生物の頭部を思いっきりキンタロスォードで斬りかかった。

 

「はあ!」

 

ロッドフォームは魔性生物の目をめがけて六角形の刃が付いた槍、ウラタロッドを伸ばして突いた。

 

その痛みで魔性生物は悲鳴を挙げた。

 

「こんな大物を捌いたら何人前なんだろうねえ。ま、釣りたいのは中の女の子達なんだけど」

 

「とおあっ!」

 

アックスは大きく飛び上がり金色の斧、キンタロスアックスで魔性生物の片腕を斬り裂いて着地した。

 

「まだまだこんなもんやないでぇ!」

 

「行こう!リュウタロス!」

 

「うん!この一撃で行くよ!」

 

ガンと零はリュウボルバーの一撃とゼロスラッガーを放ち、

 

数本の触手を斬り裂いた。

 

「やるじゃねえか!リュウタ!」

 

「ボク達も負けられないね、センパイ」

 

「おうよ!クマ公も行けるか!?」

 

「いつでも行けるでぇ!」

 

そして、三人がライナーパスをベルトにかざそうとした時だった。

 

魔性生物は光弾を辺りに放ち、電王達を触手から撃ち落とした。

 

「ぐあーっ!」

 

「ぐぅっ!」

 

「ぬおあっ!」

 

電王達は尻餅をつきながらも急いで立ち上がった。

 

「俺達のクライマックスはまだ終わらねえぜ…ってあら?」

 

いつの間にか魔性生物は一つに合体し、巨大なゲル状の生物となっていた。

 

「なんじゃこりゃーッ!」

 

「とりあえず躱せっ!」

 

アックスがソードに向かって叫び、ソードは迫ってきた触手を前転して躱した。

 

その直後に重たい物が落とされたような音が響いた。

 

「クソッタレ!こんなんどうしろってんだ!」

 

ソードが何度も斬りかかっても魔性生物の身体をすり抜け、まるでダメージが入らない。

 

「物理攻撃はダメなんか…」

 

「困ったね」

 

「せめてあいつらさえ助け出せりゃ…!」

 

すると、空中に穴が開き、零達とプレシアはその穴の方を見た。

 

そこからデンライナーが出現し、猛スピードで魔性生物に向かって行った。

 

「あれは!?」

 

「デンライナーだと!?」

 

「一体誰が運転してるのぉ!?」

 

 

 

「たああああ!」

 

デンライナーの中では電王・ライナーフォームを象ったアーマーを装着した百合が操縦席であるバイクを走らせていた。

 

デンライナーは魔性生物に突撃し、中の三人をガイが引っ張り出してデンライナーの中に入れ、救出した。

 

「ふう…」

 

ガイはなのはとフェイトを客席に座らせ、アリシアが入ったカプセルを置いた。

 

 

デンライナーは電王達の停車し、そこからガイが飛び降りた。

 

「後は俺に任せて下さい」

 

そう言ってガイは懐からオーブリングと呼ばれる変身道具を取り出して起動させた。

 

「ウルトラマンさん!」

 

ガイはウルトラマンが描かれたカードを腰のカードホルダーから取り出し、オーブリングに読み込ませた。

 

『ウルトラマン!』

 

「ヘェッ!」

 

カードは青い光に変わり、その光はウルトラマンへと姿を変えた。

 

「ティガさん!」

 

ガイはウルトラマンティガが描かれたカードを取り出してオーブリングに読み込ませた。

 

『ウルトラマンティガ!』

 

「ヂャゥッ!」

 

カードは黄色い光へ変わり、光はウルトラマンティガへと姿を変えた。

 

「光の力、お借りします!」

 

『フュージョンアップ!』

 

ガイがオーブリングを掲げると共に二人のウルトラマンも拳を上げた。

 

その瞬間、ウルトラマン達の身体が光り、ガイの身体もウルトラマンオーブへと変わり、ウルトラマン達は光となってオーブへ同化した。

 

『ウルトラマンオーブ・スペシウムゼぺリオン!』

 

 

 

「な…な…!」

 

「おお…!」

 

「これは…!」

 

「すごーい!大きーい!」

 

電王達の前に巨大な光の戦士が紫色の光を放ちながら魔性生物の前に立ちはだかった。

 

「俺の名はオーブ。闇を照らして、悪を討つ!」

 

そう言ってオーブはファイティングポーズを取った。

 

「闇を照らして悪を討つ…カッコイイじゃねえか!オーブ!」

 

「後は任せて下さい、電王さん」

 

オーブは電王達の方を向いて頷きながら言い、魔性生物の方に向かって行った。

 

魔性生物は迫り来るオーブに触手を伸ばした。

 

オーブはそれを飛び上がって空中で回転しながら躱し、魔性生物を掴んで横に倒した。

 

そして触手を紫色の光輪、スペリオン光輪を手に持って切り裂き、魔性生物の下半身を上手いこと掴んで持ち上げ、投げ飛ばした。

 

「オーブフリーザー!」

 

オーブはティガの技である、ティガフリーザーと同じ様に手を重ね合わせ、魔性生物の頭部に凍結冷線を放って頭上で爆発させて魔性生物を凍らせた。

 

「先輩方!トドメ行きますよ!」

 

オーブは電王達を呼んだ。

 

「おう!行くぞお前ら!」

 

「言われなくても」

 

「分かっとるんじゃ」

 

「今度こそ倒させてもらうよ!」

 

「こいつで決めるぞ!」

 

『フルチャージ』

 

『ULTRA FINISHER!』

 

電王達はベルトにライナーパスをかざし、エネルギーを蓄えた。

 

零はウルトラマンゼロのボールをもう一度スピンさせ、腕にエネルギーを蓄えた。

 

オーブは腕にエネルギーを溜め始めた。

 

「行くぜ!俺の必殺技part1!」

 

「ハァァー!」

 

「ダイナミックチョップ!」

 

「でやぁぁー!」

 

『ULTRA ZERO SHOT !』

 

「スペリオン光線!」

 

オーブと零は腕を十字に組んで放つスペリオン光線とウルトラマンゼロのワイドゼロショットを模した光線を放ち、電王達はそれぞれの必殺技を放った。

 

魔性生物は四散し、跡形も無くなった。

 

魔力を保てなくなったのか、それともゼノ細胞の副作用なのか、プレシアは苦しみながら光となって消え去っていった。

 

そして、それと同時にオーブのカラータイマーが鳴り出した。

 

「お、おい、なんかピロピロ言ってんぞ?」

 

電王がオーブのカラータイマーを指さして言った。

 

「いえ、もう戦いは終わったので大丈夫ですよ」

 

そう言うとオーブは身体を光らせて縮み、ガイの姿に戻った。

 

「お前だったのか!オーブってのは!」

 

「はい。先輩方もお疲れさんです」

 

「お、おうよ」

 

そう言って電王達もベルトを外し、モモタロス達に戻った。

 

「とりあえず皆さん、なのはさん達を元の世界に戻さないと」

 

零がモモタロス達に言った。

 

「おっと、そうだな。百合坊は運転で疲れただろうから客席に座ってろ」

 

「は、はい」

 

そう言って一同はデンライナーに乗り込んだ。

 

モモタロスはもう一度電王に変身し、運転席のバイクに跨ってデンライナーを発車させた。

 

「おい、百合坊、あいつらの世界線に飛ばしてくれ」

 

「はい。てか百合坊!?」

 

百合はなのは達の世界線へ続くゲートを開き、デンライナーはその中へ入っていった。

 

 

「しかし驚きました!ガイさんが巨大ヒーローだったなんて!」

 

ナオミはガイの方を見ながら言った。

 

「俺だってそんなに強い訳じゃないですよ。それに、先輩方にはまだまだ…」

 

「でも、今回はガイ君がいなかったら負けてたよ」

 

「ああ、モモの字と違って頼りになるわ」

 

「ね!自信持ってガイ!」

 

そう言ってリュウタロスはガイの肩を叩いた。

 

「あ、ありがとうございます、リュウタロスさん」

 

すると、なのはとフェイトが目を覚ました。

 

「ん…ここは…?」

 

「…電車の中?」

 

「待ってな、もう少しで家に帰れるから。それまで少しの間辛抱だぜ、二人の小さな英雄さん」

 

そう言ってガイは二人の頭を撫でた。

 

「は、はい。ありがとうございます」

 

「なのはちゃんにフェイトちゃんだっけ?そのお兄さんに感謝しなよ。捕まった所を助けてくれたんだから」

 

ウラタロスはコーヒーを啜って二人に言った。

 

「はあ…ありがとうございます」

 

フェイトはガイの方を見て礼を言った。

 

「何、礼を言われるような事じゃないさ。その代わり、大きくなったら誰かを助けられる様になることだ」

 

ガイはそう言って微笑んだ。

 

「はい!」

 

「うん!」

 

二人は元気よく頷いた。

 

「ならよし。ラムネのお兄さんとの約束だ」

 

そう言ってガイはもう一度二人を撫でた。

 

「何かお飲みになりますか?」

 

ナオミは二人にメニューを差し出した。

 

「フェイトちゃんは何にする?」

 

「私は何でも良いよ。なのはは何にするの?」

 

「え〜っと、じゃあオレンジジュース」

 

「じゃあ私もそれで」

 

「オレンジジュース二つですね。少々お待ちください」

 

そう言ってナオミはジュースを作り始めた。

 

なのはは辺りをキョロキョロ見渡していた。

 

窓際でラムネを飲んでいるガイや運転と戦闘で疲れて寝ている零と百合、チェスをしているウラタロスとリュウタロス、いびきを立てて寝ているキンタロス…

 

「イマジン達が珍しいですか?なのは様」

 

オーナーはなのはに話しかけた。

 

「ああ、はい…ちょっと変わった姿をしてるな〜って」

 

「そのイマジンって、何ですか?」

 

フェイトも聞いた。

 

「イマジンと言うのは元々、人々の中に眠るイメージが具体化したようなものです。例えば、彼ら、モモタロスやウラタロス、キンタロスは童話の[ももたろう]や[うらしまたろう]、[きんたろう]に登場するキャラクターのイメージがそのまま現れてそれがイマジンになる、という訳です。モモタロスは野上良太郎という青年の中に眠る[ももたろう]の赤鬼のイメージが具現化したものです。お分かり頂けましたか?」

 

「はい。しかし、イマジンも人間と同じことをするんだなーって思って」

 

「イメージの産みの親が人間ですからね。人間と同じことをしても何ら不思議ではありません」

 

「へぇ〜…」

 

「はい、オレンジジュース二つです」

 

ナオミは二人にオレンジジュースを渡した。

 

「ありがとうございます」

 

「ありがとうございます。さ、飲も、フェイトちゃん」

 

「うん」

 

なのはとフェイトは同時にコップを持ち、オレンジジュースを飲み干した。

 

「…ぷはー!やっぱり終わった後のジュースは格別だね!フェイトちゃん!」

 

「うん…!いつもより美味しい!」

 

飲み終わったコップをテーブルに置き、なのはは窓から景色を眺めた。

 

外は真っ白で何も見えないと思ったが、すぐに白い空間から抜け出し、砂浜のような場所に出た。

 

「おっと、そろそろ到着のようですな。二千四年十二月二十四日に到着です」

 

オーナーの言葉と共にデンライナーはスピードを落とし、指定の時間に停車した。

 

「えっと、送って頂きありがとうございました!」

 

「短い時間でしたがありがとうございました」

 

「おっ、偉いねぇ。ちゃんと礼が言えるなんて」

 

「気を付けて帰れよ」

 

「はい!」

 

二人が扉を開けると、そこは二人がいなくなった直後の城だった。

 

「後は上手くやってくれよ、二人共」

 

「はーい!」

 

そう言ってデンライナーはドアを閉じ、再び発車した。

 

 

 

 

 

 

歴史を修正した事で未来も直り始めた。

 

「ん?」

 

「んお?」

 

ヴィータの横には成長したフェイトが現れ、はやての近くにはなのはが現れ、そして次々と機動六課の局員が戻ってきた。

 

「おー!なのはちゃんにフェイトちゃん!待っとったでー!」

 

「ただいま、はやてちゃん。おかえり、フェイトちゃん」

 

「なのはもおかえり」

 

機動六課のシステムも全て復旧し、完全に歴史が修正された。

 

デンライナーは元の時間へと列車を走らせていた。

 

 

 




今回はここまでです。

いやー、疲れた。

それではまた次回!

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