Muv-Luv LL -二つの錆びた白銀-   作:ほんだ

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連鎖の苦艱

 

 喀什攻略。

 地球においては最大規模を誇るフェイズ6に至ったH1:喀什ハイヴ、その最深部に位置する超頭脳級『あ号標的』の撃破を目的とする作戦。そこにターニャは、A-01に所属するCP将校の一人として直接前線に出ることとなった。

 

 どうしてこうなった、と人目が無ければ頭を抱えて机に突っ伏すところだ。

 だが残念ながらとでもいうべきか、いま眼前には副官というべきウォーケン少佐が立っている。組織人として無様な振る舞いを晒すわけにはいかなかった。

 

「申し訳ありません。こちらの調査と対応とが後手に回りました」

 そのウォーケンは悲痛な表情を浮かべ、ターニャへと謝罪の言葉を口にする。とはいえ今更どう言いつくろったところで事態が改善するわけでもない。

 

「貴官が謝罪することでもあるまい。ここまで露骨な手段を取るとは私も想定していなかったことだ」

 

 無能な会社人のようにただ感情に任せて怒鳴り散らかせば、今まで積み重ねてきた経歴と実績とを汚すだけで、何一つ状況を好転させるわけでもない。内心の怒りと焦燥は表に出さず、自身のミスでもあったとターニャは嘯いて見せるが、ウォーケンがいなければ暴れまわっていたところだ。

 

 ただその言葉がすべて嘘というわけではなく、各国の動きをターニャ自身が読み間違えていたことはたしかだ。

 

 

 

「XM3の能力実証が、少しばかり効き過ぎた、か」

「合衆国内でさえ、一部議会関係者の間で戦術機戦力の評価見直しが噂されております」

「まったく。機を見るに敏と評して、我らが選出した方々の才を褒めるべきところかね、これは」

 

 どうしても皮肉気に口元が歪むが、副官とはいえ見せれる表情ではないと思い、コーヒーカップで口元を隠す。

 

 先のユーコンでのフェアリー小隊とインフィニティーズとの対人演習、その結果は想定以上に大きな波紋を広げていた。元より機甲戦力を実質的に消失し、戦術機のみに偏重しているユーラシアの亡命国家群のみならず、合衆国内でさえXM3搭載型の第三世代戦術機を過剰に評価し始めている。

 

 それを受けて喀什攻略がまるで成功するかのように浮かれ騒ぎ出した国家が多い。

 

 

 

 喀什への攻略計画は「調査ユニットの事前運用試験」という名目をもって立案し、安保理の承認を不要とした形で進めてきた。

 当初は大半の国家が否定的な立場だったが、第四計画が合衆国以外に戦力の提供を求めなかったことから、大きな反対の声となることはなかった。

 

 バンクーバー協定を盾に難色を示したのは、今も地図の上では自領となる地域で他国に軍事行動を取られる中国共産党政府と、それを支持するソ連あたりだけだけだった。それもBETA大戦当初の着陸ユニットの排除に失敗したことや、第三計画のスワラージ作戦での失敗などの負い目を突けば静かになる程度だ。

 

 それがXM3の評価を受けて態度を変えつつある。

 

 国土を追われまともに抵抗できる戦力さえ持たぬというのに、対BETA戦の主導権を合衆国に握られたくないという宣う亡命国家は数多い。そのような国や軍において、G弾の運用を最小限に止め戦術機戦力によるハイヴ攻略を目指す第四計画主導の今回の喀什攻略作戦は、積極的な支持はされずともおおむねは好意に受け止められるようになってきたのだ。

 G弾の限定的投入ということも確定しているため、失敗すれば合衆国の無能を嘲り、成功すれば訳知り顔で勝ち馬に乗っていた振りをすれば良いだけだ。

 

 

 

 そして喀什攻略へ向けてA-01全戦力出撃要請。たしかにそれは第四計画、つまるところは香月夕呼に対する諸勢力からの攻撃的妨害の側面は強いが、それだけではない。そもそもがA-01がすべて消失したからと言ってすぐさまに第五へと移行するわけでもない。

 

(こうなってしまうと逃亡は選択不可能だ。積み上げてきたキャリアを捨て去るどころか、今後の進退に致命的なまでにダメージが残る)

 

 頭が痛いのは、A-01の全戦力提供という話は、むしろこれらの攻略を肯定的に捉えている国家からの物が大きい。あくまで作戦の主導を第四計画と日本帝国とすることで、合衆国の干渉を減らすようにとの「善意」からの勧告だった。

 喀什攻略に際してG弾の投射は確定されてはいるが、それでも第四計画の戦力たるA-01がその戦術機戦力の総力をもって『あ号標的』撃破を成し遂げれば、逆にG弾を主軸とする第五計画は白紙化される。

 

 第四計画への妨害や、JASRAの権限を制限するつまるところはターニャの排斥を企図しての動きであれば、むしろ対策は簡単だったのだ。あくまで今回の侵攻は建前通りに「事前運用試験」の範疇で、主戦力は次の機会に投入すると言い張れば通せたはずだ。

 

 

 

「ですが、流石は局長、と言わざるを得ません。局長が偽装身分とはいえ参戦なさるという噂を聞き付けた者たちがこぞって集りつつあります」

「まったく。戦争狂や賭博好きしかしかおらんかね?」

 

 ターニャの黙考をどう曲解したのか、ウォーケンが言葉を続けつつ、いくつかの人名が書かれた書類を差し出した。ざっと一瞥した後は、嗤いと共に即座に燃やす。

 

 1967年、月面のサクロボスコクレーターから始まった対BETA戦争。当時ターニャが率いた第203調査・観察中隊の面々は鬼籍に入った者も多いが、いまだ第一線で活躍している者もいれば、高官となって後方から手を廻せる立場の者もいる。

 当時の彼らは国連軍所属という形だったとはいえ、元々が各国から選抜された宇宙軍軍人だ。彼らが各方面へと手を廻すことで、英仏は戦術機戦力だけでなく半ば義勇軍じみた迂回路を通して装甲巡洋艦の追加提供まで申し出てきた。攻略成功の暁には作戦参加の実績を誇るためだろうとは判っているものの、これらを断れるほどに戦力に余裕があるわけでもない。

 

 

 

「とはいえ投射戦力の増強は単純に悦ばしい。作戦の成功率も間違いなく向上する」

 

 かつての部下たちの名が連なる書類が燃え尽きていくのを、ターニャはただ無感動に眺めながら、自らを偽るように言葉を漏らす。その程度の戦力の増強では、自身の安全が保障できないことなど判り切っているのだ。

 

(願望じみた理想を言えば、降下前にG弾の投射のみで主広間の『あ号標的』だけが取り残されるような状況だが……あり得んな)

 

 フェイズ2でしかなかった横浜ハイヴでさえ、G弾二発ではモニュメントを吹き消すだけに留まっている。喀什攻略に際しては、三段階に分けての降下前にそれぞれ複数発のG弾を投射予定だが、フェイズ6ともなればモニュメントさえ破壊しきれない可能性の方が高い。

 

 

 

(勝てれば良い。勝てれば良いが、下手に進んでしまった場合が最も困難か)

 

 地表に降下しハイヴ最深部へと突入したとしても、『あ号標的』を破壊できれば問題はない。いまだこの世界線においては実証されていないが、反応炉たる頭脳級が墜ちた後は、近隣のBETAはすべて最も近い別のハイヴへと撤退する。そうなれば侵攻部隊がどれほどに損耗していようとも、撤収は容易だろう。

 

 逆に第二次降下までの進捗が捗々しくなく、主攻たる第三次降下が実施されないというのも受け入れられる。しかもこの場合ならば、立案の粗を咎められこそすれ、先に降下している部隊と総指揮官に作戦失敗の責を負わすことも可能だ。

 

 対処しにくいのが、主広間まで侵攻しておきながらそこで突入部隊が文字通りに全滅した場合だ。

 

 XG-70dを主力とするA-01の深層部突入部隊が作戦予定完了時間を過ぎても任務を完了していないあるいは退避していない場合、第四が指導する作戦は中断され、合衆国主導による「フラガラッハ作戦」へと事態は移行する。

 

 その際はハイヴ地下茎内にどれほどの友軍戦力が残っていたとしても、G弾の逐次連続投射によるハイヴ構造物破壊とBETA群の排除が進めらる。この爆撃は、軌道上からの主広間視認が為されるまで続けられるという徹底した物であり、投射予定のG弾は10発以上だ。

 

 当然のことながらそのような状況下ともなれば、ハイヴ地下茎内に例え残存部隊があったとしても、消失は免れない。

 

 

 

(その際の撤収の方法は、最悪だがコレに頼ることになるか)

 

 エレニウム工廠製九五式試作演算宝珠。

 視界に入れるのも忌々しいが、今もターニャの首元からは、紅く輝く勲章のような宝珠がある。昨年、鉄原ハイヴへと投下されたG弾の影響か、あるいは存在Xの何らかの介入か、この姿になったと同時にそれまでは手元になかったはずのこの演算宝珠。

 

 これを十全に使えば、ターニャ唯一人であれば困難は伴うが、生還の可能性は高い。

 

 喀什からアラビア海沿岸のカラチまでならば直線距離で2000km程。ベンガル海方面に出てその後にスリランカを目指しても良い。かつての長距離浸透行軍に比べれば距離は長いが、偵察や交戦の任もなく僚機に配慮せずただ独りで飛ぶだけである。

 飛翔する航空魔導士を光線級がどの程度脅威と判断し狙ってくるかは不明だが、NOEで飛び続けられない距離ではない。

 

 いまだこの世界では長時間飛翔や爆裂術式の投射などは用いていない。意識を乗っ取られる可能性の高い四核同調起動などは試してもいないが、通常の範囲であれば術式は展開できている。防殻や脳内麻薬術式にも問題はなかった。

 魔導士としてならば当然とも言える身体操作にいたっては常時発動させている。

 

 

 

「しかしこうなると、私自身が用意できてぬ物が多いな」

 

 単独での飛翔を最悪の計画として予定すれば、するべき準備が頭を過る。

 つまらない話だが、ターニャが前線に出るには細々と足りない物がある。第一中隊付きCP将校としての立場など、あくまで偽装だ。あるのは普段身に着けている最低限の制服くらいのものだ。

 

 ターニャがいま身に着けているのは国連軍制服だが、当たり前だが今のターニャの身長に合うような物があったわけではない。

 今の外見年齢に戻った当初は夕呼から霞の予備制服を借りてはいたが、あのようなロングスカートは動きにくいだけであり、男性用に近いパンツスタイルの物を用意させいてた。実質的にオーダーメイドだ。

 

 そしてXG-70dに乗り込むとはいえ、最前線でこの制服では心許ない。

 

 

 

「衛士強化装備をご用意いたしましょうか?」

「XG-70の搭乗員の服装規定は、まだ定まっていなかったな。たしかに衛士強化装備が最適だろうが、私の物はオーダーするしかなさそうだな。まあ予算に関しては香月博士に付けるがね?」

 

 かつて使用していた航空魔導士専用の個人装備などこの世界では望むべくもないが、銃火器の進歩に加え、こちらにはこちらで優れたものもある。

 

 とくに衛士強化装備は耐Gスーツ機能、耐衝撃性能に優れ、防刃性から耐熱耐寒の機能だけでなく、各種の生命維持機能にも優れる。気密装甲兜を加えれば簡易宇宙服ともなる。ヘッドセットは戦域情報のデータリンク端末であり、戦術機と連動しておらずとも十分な航法能力を持つ。

 

 さすがに単機での長時間運用は想定されていないため、内蔵バッテリーだけでは連続フル稼働で約12時間、生命維持に限定したとしても72時間ほどだが、これは予備を携帯すれば解消できる。

 なによりもそれだけの時間飛べれば、喀什からも人類支配地域までは到達可能だ。

 

 

 

「あとは、小銃か」

「必要ですか?」

「使う機会には直面したくはないが、用意するに越したことは無かろう」

 

 CP将校とは言え一応は国連軍士官という形なので、普段からハンドガンだけは携帯してはいたが、さすがに前線に出るともなればサバイバルキットの一環として小銃の一丁くらいは欲しい。

 

「一応、陸軍からM4をご用意できますが?」

「いや、帝国陸軍が採用している物で良い。たしかブルパップではあるが銃剣も装着できたはずだ。マガジンは……M4系統と共通だったな?」

「はい。使用弾頭などは帝国内で生産されている物ですが、マガジンを含め共有可能です」

「ならば問題はあるまい。下手にM-14などを用意して、予備マガジンを探し回る羽目にはなりたくないものだ」

 

 帝国陸軍が採用している歩兵用小銃はこの基地でも使われているが、形番がすぐさまには思い浮かばない。とはいえ夕呼に伝えればすぐに用意されるはずだ。5.56mmでは戦車級相手には心許ないが、周りが7.62mmのライフルを使用していないのだ。ターニャ自身がライフルを抱える時など最悪の状況下だろうが、その際に弾丸の流用ができず弾切れを起こすなど考えたくもない。

 一応は手持ちにする5.56mmに関しては3マガジン100発ほどは式を封入しておき術弾としての処理をしておくつもりだが、試射に使える場所などあるはずもなく精度を確認する術が難しい。

 

 最悪、近接魔道刃を展開すれば、戦車級までならば斬り捨てられるだろう。

 

 

 

「ただ時間を作って、シューティングレンジに籠る必要はあるな」

「はははっ、局長でしたら、即座に習熟されることでしょう」

 

 国連の事務次官補とはいえ、軍事に携わる身として最低限の射撃技能を維持すべく、ターニャは以前より実弾訓練は続けていた。とはいえ最近はもっぱらハンドガンのみであり、この身体になってからはライフルなど撃っていない。

 勘が鈍っていることは間違いないだろう。

 

 本来ならば空間機動中の射撃演習を実施したいところだが、さすがに今のこの世界で人が生身で飛び回りなどすれば、間違いなく拘束される。

 身体強化環境での射撃演習に留めておくつもりだ。

 

 

 

 

 

 

「ああ……そういえば、演習と言えば我らがA-01の練度はどう見る?」

 

 結局のところ、気掛かりなのは自身を護る石垣たる、人だ。

 投射戦力が初期想定よりかは増強出来たとはいえ、BETA相手、それもフェイズ6という地球上最大規模を誇る喀什への侵攻だ。直掩戦力の主体が二個大隊程度に損耗しているA-01というのは心許ない。

 

「A-01の弐型Phase2への機種転換訓練は順調に進んではいるようです。XM3の最適化処理も並立して行われており、今月中には完了するかと」

「あとは衛士と、同行するCP将校の練度、か?」

「そちらも元々が帝国の選りすぐりと言える者たちです。CP将校とは言え元が衛士候補、あるいは衛士であった者も居り、基礎的な鍛錬はできている様子です」

 

 指揮通信機能を強化した複座型の機体にCP将校を乗せ、部隊に直接同行させるという案は生きている。XG-70が運用できるとなったとはいえ、ハイヴ内では電波状況には予断を許さない。中隊規模で直接現地から指示が出せるという点は大きい。

 

 不規則な加速がかかり続ける戦術機の中で指揮通信任務に就くのは困難を極めるだろうが、そこは各CP将校に自らの身体を鍛え上げ、慣れてもらうしかない。合衆国に限らず、帝国陸軍でも難しいかもしれないが、A-01のCP将校は文字通りに選りすぐりだ。ウォーケンの言葉が正しければ、すでに通常の職務程度は熟せるようだ。

 

 

 

「全隊としては優秀。追加の訓練も順調にこなしていると言ったところか。貴官がそれほどまでに褒めるほどかね?」

「一指揮官として申し上げるならば、ラプターで構成された中隊をもってしても、彼らを相手取っての同数近接密集戦闘は遠慮したいところですな」

 

 以前に武を評したのと似たような言で、ウォーケンはA-01の練度を称える。ウォーケンは軽く笑って見せてはいるが、原作を知るターニャとすればその推察にも頷けるところがあった。

 

「ですが、やはり特殊作戦にのみ従事していた弊害でしょう。中隊内での連携は、どの隊も高い水準を保っておりますが、大隊規模となるといくつか粗が見えます」

「連隊全体、いや少なくとも大隊での演習は必要か」

 

 A-01の過去の作戦履歴をターニャは夕呼からすべて提示されている。それらを見る限りは、秘匿部隊としての性格上、全隊が一ヵ所に同時投入されたことは少ないようだった。それ故に大規模な部隊運用ではわずかに痂疲がある。

 もちろんそれであっても並の部隊以上の練度だが、自らの盾とするにはやはり万全を期したい。

 

 だがシミュレーターでは大規模な部隊演習は難しい。実機でとなると、損耗しているとはいえ二個大隊規模。陸上兵器でありながら戦術機の編成はネタ元の航空機に準じる。ジェット戦闘機には劣るとはいえ速度にも優れ、作戦可能領域も相応に広い。

 70機前後を一気に展開できるような土地は、帝国本土内では限られる。そしてそのような場所は、喀什攻略に参加する他の正規部隊が演習に使用することになっている。

 

 

 

「可能ならば実機での侵攻演習を実施いたしたいところですが、時間的な猶予はともかくも、帝国内では場所が思いつきませんな。合衆国へと渡りますか?」

 

 帝国の状況に精通しているウォーケンも、使える演習場が思いつかないようだ。これが合衆国であれば広大な土地を持つ基地はいくつかあり、第四の権限を使えば演習区画を借りることも容易だ。

 だが合衆国に渡るとなれば、移動に掛る時間はともかくも、A-01が秘匿部隊であることや、ターニャの身辺警護に関してが問題となる。解消できない要因ではないが、無理を通すほどの利点もない。

 

「それも悪くはないが、むしろ適当な実戦の機会があれば、と埒も無いことを願ってしまうな」

「九州への侵攻はいましばらくはないでしょうし、鉄原方面の間引きもまだ先になります」

 

 実戦に勝る鍛錬無しというわけではないが、やはり演習では見えない問題点も洗い出せる。ただ訓練となるような戦場など、そう都合よく存在するわけではない。

 

 防衛戦闘ではそんな余裕があるはずもなく、間引きであったとしても舞台の損耗は間違いなく発生する。

 

 

 

「ああ、いや……そういえば一つ、最適な戦場があったな」

 思い至れば、自然と口元が緩んでしまう。

 ほどほどにBETAがあふれており、かつ各方面に恩を押し売ることができる戦域が、帝国の近くには一つあった。

 

「多少は手荒になるやもしれんが、なに、死なん程度には鍛え直せるぞ?」

 

 

 

 

 

 




第五部開始時は10話くらいで完結まで行けるなどと書いてましたが、当然無理でした。と言いますか初期予定では今回の話を挟んで次から喀什のつもりでしたが、やはりちょっと寄り道することになって+3話くらいは伸びそうです。それでも年内には完結したいなぁ、と。

で、デグさんの個人装備、2001年にモンドラゴンM1908はさすがに無いなぁと。で7.62mmのM-14系のMk14 EBRあたりかと考えてましたが、2002年からの配備で作中世界ではまだ試作段階ということで却下。ここは素直にM4かとも思いましたが、こちらも98年からの配備開始だし、帝国陸軍が使っているのかどうか怪しいので、スルー。結果として設定がいまいち見つかりませんが、原作のMPとか儀仗兵とかが抱えているブルパップライフルになりました。

でで、まったく関係なく水星の魔女、と言いますか、ラインの悪魔が加古川の魔女に再度転生するとかワケの判らないネタを思いついてしまいましたが、出オチなので心のネタ帳に押し込んでいます。


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