ハイスクールストラトス 風紀委員のインフィニット   作:グレン×グレン

80 / 80
大量に設定を書いていたけど完結させないことを決定したこの作品。それならそれなりにやることはあったのを忘れていました。

と、いうわけでめちゃくちゃ遅れましたが、すでに作っていた設定を放出します。これ使ってみたいと思った方はどうぞご自由に。IS作品はもう書かないつもりなので、むしろくようになるでしょう。


そういえば忘れていた設定集

概要

 世界観改変型クロスオーバーもの。

 

 ◇人類統一同盟

 超国家組織。

 男女共用が可能な第二次ISコアによって人を集めており、すでにユーラシア大陸の六割を制圧。一部の国家も賛同して傘下に入っている。

 女尊男卑に疎んでいた男の多くが参加しているが、基本的には男女同権を徹底しているため、女性からの参加者も多い。

 目的は異形組織と人間社会の融合及びそれを利用した人々の宇宙開発を含めた新たな発展。それに賛同した者たちの多くが参加している。

 

 ◇ヒーローズ

 地球統一同盟軍の禍の団出向部隊の特殊部隊。

 英雄の末裔などといった若い人間が多いのが特徴。

 その本質は実験部隊であり、指揮官であるシャロッコ自身の権力もそこまで大きいわけではない。

 

 ◇真悪魔派

 冥界でクーデターを起こし、禍の団もとい地球統一同盟に鞍替えした組織。

 純粋な悪魔を強化することにより悪魔を復活させることを目的としており、多種族からの転生悪魔はまがい物なのだから名誉爵位にとどめるべしとの意見を持つ。以外にも人間からの転生悪魔には賛同者も多い。

 

◎技術

 ◆IS

 インフィニット・ストラトス。世界最強の兵器と名高い最新兵器。

 それに特化した最新鋭の航空機に匹敵する最高速度と、ヘリやVTOLを凌駕する運動性能。歩兵より大型化した火器を運用可能と、空戦において高い汎用性を発揮する化け物兵器。

 異形社会においては強度の問題もあり、範囲攻撃が使える上級クラスならてこずることはあっても苦戦はしないと判断されており、あまり警戒はされていなかった。

 が、開発者である篠ノ乃束ですら知りえなかったが高位の神器に匹敵する力を秘めており、シャロッコの研究により十分対抗可能な戦力となる。

 

 ◆第一次ISコア

 実は中枢核に最高峰の聖遺物の一つである聖釘を分割したものが使用されている。これによる聖書の神のシステムの疑似利用がその正体であり、つまりは一種の人造神器。

 生成中にある種の疑似人格が出来上がったのだが、コアの開発に束と千冬しかかかわっていないため、男を怖がっているのが男性が使用できない理由。そのためシスコン極まりない千冬の影響で一夏だけは使用できる。

 この特性ゆえに、真にその正体を理解できているIS操縦者は、高速起動特化型上級悪魔とで言える存在になるのである。

 

 

◇ 第二次ISコア

 シャロッコが、保管していた先代ベルゼブブの肉体を母胎として開発したISコア。

 開発研究に男女含めて複数名がかかわっていたこともあり、男女問わず使用できるのが最大の特徴。加えて聖釘とはサイズの違いもあり生産数は二万を超える。

 

◇DISシステム

 ISコアの解析及びシャロッコたちの開発した新技術によって開発が可能になった新兵器。

 その形態は未だ模索段階にあり、人型を大きく外れていないものから、明らかに人型ではないものまで数多い。

 大型化されているがゆえに火力だけならISを超えているものも数多く、それらを最大限に生かすことで戦闘を行っている。

 ☆蒼朱雀

 DISシステムで重武装を施された航空機。

 揚力の発生をPICに頼ることによって高いVTOL性能を発揮。同時に大型エネルギータンクにシールドエネルギーをため込むことで重装甲を実現。さらにウイング部分はほぼウェポンラックとして使用することで大火力を実現する。機首部には衝撃砲も搭載しており、ドッグファイトにも対応可能。

 中級以下の悪魔が相手ならば十分な脅威ともいえる装備。魔法強化兵によってタンクデザントも行っているため、ISですら一個小隊を相手にするとかなりの時間をかけられるほどにまで低下している。 

 ☆スペースウォーク級強襲揚陸艦

 人類統一同盟が開発した大型艦。大型航空機の形をしているが、その全長は500メートル前後という規格外の巨大兵器。

 その実態は移動要塞であり、80機近いISの母艦として運用可能。かつ、艦首のユニットを変えることにより空母・ガンシップ・ミサイル巡洋艦の三つの能力を発揮することができる。

 

 

 

 

 

禁手次奏(バランス・ブレイク・アタッカ)

 人類統一同盟が研究に至った、禁手の第二段階・・・というよりも亜種形態。

 悪魔の駒のリミッター解除に近しい応用で発動する特殊形態。すぐにアジュカもそれに思い至り、発動者は少しずつだが確実に存在している。

 

 

 

 

 ◎世代説明

 ◆第四世代IS

 篠ノ乃束が開発た新世代IS

 展開装甲を使用することにより、パッケージを換装することなくあらゆる環境に対応するが、それゆえに何でもできすぎて対応しきれないという欠点も存在する。また、展開装甲をフルに使えば中級悪魔とも渡り合うことができる火力と防御力を得ることができる者の消耗が激しく、人類統一同盟はほかの装備を併用することで補っている。

 そのため第四世代機の突き詰めは強化は早期の段階で打ち切られている。現在人類統一同盟はもとから研究していたアプローチに、サブウェポンとしての展開装甲を併用した方向へとアプローチを変更している。

 

 ◆第五世代IS

 人類統一同盟が研究中のアプローチ。

 もとより理論先行である第三世代機および第四世代機とは違い、第二世代機の理論を継承発展したモデル。その方向性はISの大型化。

 ISをコアユニットとすることでその特性を大型機にも付加。それにより大火力大出力を実現した機体の開発が目的。

 いまだ研究中の課題であり、本格的な大量生産機は開発されていない。主に大型のISとして設計するか、ISそのものをコアユニットして大型のパッケージを接続するかの二択となっている。

 

 

◎レヴィアタン眷属

 レヴィア・聖羅ことセーラ・レヴィアタンの眷属。

 もともとレヴィアは自信の影響力が高すぎることを考慮し、レーティングゲームにも参加せず眷属を作る気も毛頭なかった。

 しかし第二回モンド・グロッソの件があり、一夏と蘭を眷属に参加させることとなる。

 レヴィア本人は駒王学園に所属、健やかな生活を送るべく風紀委員会を組織して活動している。

 

 ◇レヴィア・聖羅(本名、セーラ・レヴィアタン)

〇来歴

 旧魔王レヴィアタンの末裔でありながら、現政権へと亡命した異色の来歴を持つ魔王血族。

 駒王学園風紀委員長。変態三人組を職務に忠実な生徒に変えたとして畏敬の念を抱かれているが、そこから解き放たれたレヴィアはもはや野獣である。

 元々レヴィアタンの家系に生まれた末裔だったが、教育を受けた結果「どう考えても旧魔王派には問題がある」と判断し、同士とともに逃走。追撃を潜り抜けて一人生き残る。

 その後は冥界政府の保護下におかれたが、旧レヴィアタンの影響力があまりにも大きいことを自覚し、付和雷同による民の盲目を避けるため、極力社会的な影響を起こすようなことは控えてきた。

 しかしその鬱憤がたまったことによる失態を反省し、微力とはいえいい方向に変えるべく行動をするようになって今に至る。

〇人物

 誇り高く責任感の強いエッチなお姉さん。

 高貴たるものの責務をこなすことを心から望み、魔王の血族として冥界の民の発展を目指す王の器を持つ女傑。「王は人々を照らす太陽であり、ゆえに不沈の存在であらねばならない」という王道を持ち、そのために常に尽力する。

 眷属に対しては姉のようにふるまっており、時にせっかんしながらも温かく見守る慈愛の主。ただし、下記の欠点によりちょっとアレな関係でもある。

 同時に冥界でも有数の好色家。とにかくエロいことが大好きで眷属悪魔は一度は必ず味見している。婚姻に関しては政略結婚オンリーと決めているが、下半身の緩さに関しては許容を求めているため全く話が進展しないという悩みがある。

 それでも若輩者であるがゆえに失敗もいくつも経験しており、特に一夏と蘭を転生させざるを得ない状況に追い込んだことはトラウマレベル。そのため爆発系の攻撃を喰らうと体調が崩れるという欠点を持つ。

〇能力

 魔王の末裔なだけあり、基礎ポテンシャルにおいては若手悪魔の中でも一二を争う。そこに王として全力を出すための努力を重ねており、そのスペックは若手悪魔最強候補。

 基本的なステータスそのものは若手悪魔の中でも高い部類でおさまっているが、自身の王としての矜持から防御力を特に鍛えており、肉体的耐久力・魔力障壁・各種弱体化耐性すべてにおいて最高水準。防御というジャンルだけなら、魔王ですら勝ち目がない規格外となっている。

 

 

 

◆織斑一夏

 セーラ・レヴィアタンの戦車。日本でもっとも有名な女性、織斑千冬の実の弟。

 第二回モンド・グロッソで誘拐されたとき、たまたま見かけたレヴィアの介入により救出されるが、誘拐犯の最後のあがきで致命傷を負い、レヴィアにより転生される。その後偶発的なトラブルで男性でありながら初期型のISコアに適合することが発覚する。

 駒王学園ではレヴィアに引きずられる形で風紀委員に所属。ついついやりすぎてけがをさせることもあるが、そうなるとそれ以上にレヴィアに折檻されるためバランスがとれており問題に放っていない。

 幼少期から姉に守られてきたことから、誰かを守れる強さを求めて鍛え上げている。悪に対して過激でやりたいことを優先する性分は欠点なものの、レヴィアが適宜手綱を握っていることもあり女子からの人気は抜群。・・・ただし、蘭が本命だと認識されいてるため告白はされていない。

 正義感が強く顔がよく家事万能と持てるようそだらけだが、非常に鈍感。レヴィアと蘭の苦心により客観的に見る癖はついたが、どうにも自覚に乏しい。

 

 ☆神器 剣豪の腕(アーム・ザ・リッパー)

 一夏の神器。所有する武器を強化する神器。

 剣豪とは書かれているが剣でなくても使用可能であり、所有者が武器と認識できるのならかなり幅広い汎用性を持つ。のちに不知火そのものを強化することにも成功する。

 ★禁手 雷神の腕(アーム・ザ・トール)

 剣豪の腕の亜種禁手。一時的に、武器にミョルニルの特性を付加する。

 破壊力もまたミョルニルと同等という、まさしく規格外の禁手だが、その分発動時間が非常に短く、覚醒時点で十数秒しか使用できないという、規格外のピーキーな禁手。

 

☆IS 不知火

 織斑一夏が使用するIS。レヴィアが取り寄せた日本の概念実証機。

 設計コンセプトは「あらゆる次世代要素を取り除いて、現行技術で一から最高の第一世代機を開発した場合、どれだけの性能が出せるか」であり、第三世代機が開発されている現代からは考えられない先祖返りの第一世代機。その特性上実戦も競技戦闘も想定しておらず、当然量産の予定もない機体。

 その設計思想上、拡張性においては現在使用されているISの中ではぶっちぎりで最下位。反面、基本性能においては現行最新鋭の機体でも最高峰であり、そこに目を付けたレヴィアが、一夏の護身用としてコア以外の機体をすべて買い上げたという逸話を持つ。ちなみに開発業者はすでに用済みなったこともあり、金持ちの道楽と判断している。

基本的な期待性能はISの基本ともいえる高機動性能に重点を置いている。シールドエネルギーの総量も拡張領域パススロットの総量もトップクラスであり、また特殊機能をすべて排除しているため整備性などの運用能力も非常に高い。

パッケージを運用できないため局地的な運用には不向きだが、裏を返せばそれ以外の状況のおいては非常に高い。

 

 

 

◆五反田蘭

 レヴィアの眷属悪魔、駒は戦車。

 いろいろあった事件ですっかり揉まれ、今では一番ツッコミポジションで一番常識人の苦労人に。そのストレスでレヴィアを断れなくてそのまま勢いで一夏も巻き込んでと、割と負のスパイラルにはまっている。

 一夏との関係はもはや夫婦。お互いにとってなくてはならない存在になっていることは自覚しており、そこには満足している。ただし、一夏は間違いなく出世してハーレム作ることになるんだろうなぁ・・・と諦観している。

 戦闘用に複数の神器を移植し、それらすべてに適合したきわめて特殊な性質を持つ特異体質。そのため、神権簒奪(スナッチャー・セイクリッド)の異名を持つ。

 ☆神器 龍の咆哮(ドラグレイ・カノン)

 龍を模した大砲を形成する神器。極東の龍の中でも強大な部類である八面王を封印した神器。

 上級悪魔相当の破壊力の砲撃を放つことができる。シンプルで隙も大きいが、それゆえに扱いやすい。

 ★禁手 八面龍の咆哮(ドラグレイ・カノン・カーニバル)

 日本に伝わる高位の龍、八面王の特性を最大限に発揮した神器。砲門の数が八問に上昇する。

 一発一発の火力は低いが、その分弾幕を張ることができ制圧射撃としては有効。のちに魔剣創造の特性を付加することで能力に幅を持たせることに成功する。

 さらに展開することで大出力を放出することが可能。その状態の破壊力は最上級悪魔クラス。

 ★禁手次奏 八面の龍神祭(ドラグレイ・カーニバル・クライマックス)

 八面龍の咆哮のさらに上位形態。悪魔の駒のリミッター解除を行うことによって発動した。

 能力は砲門のビット化。これによってアーム部分があるゆえに発生した死角を殺すことに成功しており、より高度な戦闘能力を発動可能になった。

 魔剣創造と合わせることによって防御フィールドの遠隔生成や機動力にかける味方の支援を行うことも可能になっており、非常に高い。

 

 ☆魔剣創造(ソード・バース)

 木場の持つ神器と同種の神器。蘭は砲撃戦闘がメインのため、あくまでサブとして運用していた。

 のちに魔剣を弾丸にすることで砲撃に種類を持たせることができるようになる。加えて八面龍の時は龍に牙を与えて接近戦に対応できるようになった。

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 ☆始原の人間(アダム・サピエンス)

 身体能力強化型神器。筋力とか移動速度などではなく、人間の持つ身体能力そのものを強化する。

 その広げられる幅は数広く、それこそ五感はもちろん内蔵の機能なども強化可能。極めた使い手の中には高い自己再生能力を発揮し、生態電流で相手を感電させることができた者もいる。

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◆松田誠太

 イッセーのスケベ仲間。事態の変更によって歩兵の駒を担当することになる。

 駒価値が少ないのが悩みの種だが、イッセー先に進んでいるという事実に一念発起。一瞬だけなら木場より早く動けるなど、成長を遂げた。

 

◆元浜太一 

 イッセーのスケベ仲間。事態の変化によって歩兵の駒を担当することとなる。

 駒価値の小ささにもくじけず、自分だけの新たな領域を探した結果、目からビームという男のロマンに開眼する。

 

 

◆織斑千冬

 女王の駒で転生した人間。世界最強の女ブリュンヒルデ。

 IS学園襲撃事件で発生した犠牲者の分の落とし前をつけるためにレヴィアに頼み込んで悪魔化。その後、単独行動権利を確保した特化戦力として参加している。

 現在は、レヴィアの一存で連盟相手に調査中。元教師としての最後の責務として、連盟に対する落とし前をつけさせることが目的。

 ☆専用IS 不知火・桜花

 昏桜の技術を参考にして開発されたIS。レヴィアが大量に出資した結果徹底的に改造されており、ベース機の不知火を凌駕する性能を発揮する。

 拡張領域を極限まで減らすことで、昏桜に搭載されていた単一仕様能力すら再現することに成功。よって切るという点においてのみならば、このISに勝る期待は開発時点で存在しないが、一瞬の反応のずれで大事故を起こしかねないピーキーな機体。

 ★単一仕様能力 「零落白夜」

 エネルギーを消滅させる単一仕様技能。じつはISコアの特性上異形存在のエネルギーにも対応可能であり、悪魔や天使などに対して非常に凶悪な能力を発揮する。

 ブレードそのものの鍛造をそれらの影響を極限まで少なくしたため切れ味は低レベルだが、間違いなく規格外の達人である千冬が持てば十分すぎるほどの殺傷力を発揮する。

 

 

 

 

 

◆セシリア・オルコット

 英国教協会から派遣されたエージェント。表の顔はIS代表候補性だが、同時に英国教協会に所属する悪魔祓い。

 強い男に興味を持ち、彼らに対して接触を行う節がある。それについて答えを返したイッセーに好意を抱く。

 ☆神器 聖剣創造(ブレード・ブラックスミス)

 聖剣を作り出す神器。

 セシリアは形状変更に特化しており、その製造範囲は剣どころか槍やピックにも変更可能。

 基本的にはISと併用してピック型の聖剣を展開して戦闘を行っている。

 ☆専用IS スターダスト・ティアーズ

 イギリス製の第三世代機。異形の存在をしる英国上層部の判断により、対異形戦闘を考慮した非常に実験的な側面を持つ。

 

原型機は、同じくイギリス製の第三世代機であるブルー・ティアーズ。当初は機動力で下手な上級すら圧倒するISを対異形戦闘でも運用できないかという実験目的だったが、BT兵器の火力では高位の異形には通用しないと判断されたため計画はとん挫されるかと思われ。しかし原型機のテストパイロットであるセシリア・オルコットが神器セイクリッド・ギアに覚醒したことを機に、それを併用することを設計に組み込んだ結果完成にこぎつける。

 

セシリアの神器である聖剣創造《ブレード・ブラックスミス》と彼女の運用方法である形状変化を最大限に応用し、弾丸として使用できる形状に変化した聖剣を、電磁投射砲で発射することで戦闘を行う。また、ブルー・ティアーズのもう一つの特性である第三世代武装ビットは健在であり、これによる多角的な運用も可能。

 

ブルー・ティアーズは実験機であったために近接戦闘に難がある機体だったが、こちらはセシリアが神器があるため十分に対応可能。むしろこれにより拡張領域の多くを削減できたため、シールドエネルギーや基本性能の向上に一役買っている。

 

 ★主要武装

 電磁投射式スナイパーライフル《スターダストMk-5》

 ★固有武装

 ガンポッドビット×6

 

 

 

 ◆鳳鈴音

 一夏たちの幼馴染で、レヴィアとのつながりで身体強化系の魔法を学んでいた。

 いろいろ気を使ってアイテムを渡して分かれた結果、須弥山に目をつけられるが闘戦勝仏のとりなしで、仙術を学ぶ機会すら得る。

 その後は同盟敵対派のメンバーとして闘戦勝仏の部下として活動。同時に表向きの活動のため、ISを提供されている。

 ☆専用機 王龍

 中国が開発した第三世代機。実験機としての特性を持っており、不知火シリーズと同じく、現時点において拡張領域やパッケージの類を装備していない。

 ISコアや演算装置を利用することにより、中国の術技を運用するという特殊な設計思想で開発された機体。これは中国政府と裏でつながっている須弥山……というより帝釈天の思惑があり、ISの超高速機動性能に異形世界の術を組み合わせることで異形戦闘を可能とすることを目的とした機体。

 第三世代武装は仙道仙人と衝撃砲。仙道仙人とは高性能の演算機能であり、これと術者を疑似的に生体接続することで使用者の術技を大幅に高め、誰でも仙術を使えるようにする能力。それを併用することによって蔓を自由に操るといった芸当を可能とし、さらに不可視の衝撃砲と組み合わせることでテクニックタイプとして破格の戦闘能力を発揮する。そのため現地の植物を武器にできることから拡張領域を装備していない。

 くわえて技術試験機としての特性が強いことから、パーツの一つ一つにいたるまで高位の仙人による調整が行われており、その基礎性能は規格外。ただしこれを使うためには高いIS適正だけでなく術の心得も必要であり、そのため双方に適合する鈴が、現国家代表を差し置いて試験搭乗者に選ばれたという事情を持つ。

 当然のごとく存在を知られれば異形社会から非難されなけない技術であるため秘匿されていたが、人類統一同盟が異形技術を使用していることから情報開示を決定。そして出撃することになる。

 ★固定武装

 仙道仙人

 衝撃砲

 

 

 

 

 

◎禍の団 ヒーローズ

 

☆IS ゴースト

 人類統一同盟が開発した、第三世代IS。

 各国の技術者の協力の元、数の暴力を基本として設計されており、量産機の名にふさわしい生産性と整備性、そして操縦性を誇る。

 第三世代武装ヴァルキリー・スレイブは、ヴァルキリートレースシステムの応用発展形。使用者に歴代ヴァルキリーの操縦経験を安全な範囲内でトレースすることにより、操縦能力を急激に引き上げる。これにより短期間の訓練で前線で戦闘可能な領域にまで戦闘能力を引き上げる。

 ★パッケージ モデルグラップル

 近接格闘戦を重視したモデル。両腕及び両膝にプラズマバンカー。背部に200mm散弾砲を装備したモデル。

 ★パッケージ モデルサポート

 遠距離砲撃戦を重視したモデル。背部にプラズマキャノンを装備し、両腕には射撃支援用のセンサーユニットを装備。脚部にも姿勢安定用のスタビライザーを装着したモデル

 ★パッケージ モデルガンマレイ

 対異形戦闘を重視したモデル。バックパックに専用の核動力システムを装備し、攻撃に放射線を付加することが可能。

 ISは宇宙開発用であるため本来意味がないが、生身で行動することの多い異形存在にとっては非常に有効。人類統一同盟は最初から異形社会との戦争を前提としており、これが本命。

 

☆ISゴースト2

 ゴーストを母体として開発された第四世代機。すでに十数機が清算されているが、これは軍事的連携のテストも兼ねているため、量産機というよりかは実験機に近い。

 第四世代機の基本装備である展開装甲を主要として装備されており、それによる高い万能性が特徴。異形技術の投入によりエネルギー総量も大きいため、ゴーストに比べれば継続戦闘能力は低いが、パッケージ分の余力があるため量産機の中では比較的短い程度に収まっている。

 しかし高すぎる万能性ゆえに優秀なテストパイロットをもってしてもなお本領を発揮できないものが続出。実戦テストを行ったが、カタログスペックを引き出せるものはろくにいなかった。万能を極めているがゆえに欠陥機となってしまった機体。

 これを機に人類統一同盟は展開装甲はサブウェポンとして切り替えて新たなるアプローチを開始。当時研究されていた方向性と組み合わせた、第五世代機の試作実験を本格的に開始する。

 

 

☆IS ミッドガル

 人類統一同盟が開発した第五世代IS。

 十数メートルの大型機で、イメージインターフェイスで起動させる。

 背部に大型の展開装甲を装備し、本体はシールドとバルディッシュを使用する。大型の魔獣と戦うための実験兵器としての側面を持つ。

 大質量の人工筋肉による莫大な出力が最大の持ち味。それによる圧倒的なパワーによって発生される攻撃は、上級悪魔ですら直撃を受ければ一撃で粉々になるほど。それを最大限に生かすために機体を大型化させている。

 

☆IS SAA

 セイクリッドギア所有者が乗り込むことを前提として開発された第三世代IS。対異形戦闘を視野に入れた機体であり、ゴーストのケラウノスよりスターダスト・ティアーズに設計思想が近い。

 拡張領域は装備しているが基本的にサブであり、根本思想として攻撃は神器で行うことを前提としている。さらに周囲の魔力を吸収してシールドエネルギーに変換するシステム「システム・マギウス」を装備。そのため拡張領域以外のISの機能は非常に高性能。

 搭乗者を選ぶその特性から開発国では量産を見送っていたが、シャロッコ達異形が確保してヒーローズの主力機として運用している。

 

 

◇シャロッコ・アスモデウス

 第二次ISコアを開発した科学者にして魔法使い。そして禍の団の折衝の1人にしてヒーローズの団長を務めている男。

 リバースエンジニアリング及び技術の応用に優れた才能を発揮する科学者。実際に自分で動かしてこそ見える者がるという持論と責任感から、自ら前線に出てくることもたびたびある。

 科学者として「神の奇跡を誰でも使える理屈に貶めるのが科学」「新たな未来へ進める者」という二つの持論を持ち、そのために活動している。

 人間のハーフであることから神器を保有している傑物。その特性を最大限に発揮して、莫大な戦闘能力を発揮する。

 ☆神器 魔性の敵対者《イーヴィル・イレイザー》

 準神滅具のカテゴリーに存在する神器。能力は魔力の無効化。

 その特性上悪魔にとって天敵ともいえる能力。出力も非常に高く、最上級悪魔クラスをもってしてでも完全な無効化は困難であり、フィールドを収束されれば魔王クラスでも魔力では軽症を与えるのがやっと。

 ★禁手

 ☆専用機 センコウ

 全長9メートルの第五世代機。

 ミッドガルを再設計した高級機であり、展開装甲を全身に搭載しているこのが特徴。基本的には推進機能と防御フィールド発生に重きを置いており、これにより機動力と防御力を両立させることに成功した。その最大出力状態では全身が閃光に包まれることと、技術的に人類統一同盟の先を行くものというダブルミーニング。

 主武装は予備を複数装備した単分子チェーンソーブレード

 

 

◆曹操

 ヒーローズの戦闘指揮官を務める男。三国志の英傑の一人である曹操の末裔。

 シャロッコの影響、そして箒との邂逅を経て「英雄とは、人類を未来へ進める者」「その事実の前に、あらゆる悪徳は意味をなさない」という持論を獲得。そのためより良き未来を求めてIS使用者として活躍することを目的として活動している。

 ☆専用IS 

 ★禁手次奏 |聖槍の加護受けよ聖騎士達《トゥルー・ロンギヌス・ディバイン・クルセイダーズ》

 曹操が発動する禁手次奏。能力は聖槍の力を微弱ながら味方に付与すること。

 これにより周囲の味方は簡易的な聖槍の保有者となる。また、応用としてISを含めた装備を強化するというよう方法も存在する。

 ★単一仕様能力 無情たる現世

 イカロス・カッシウスと曹操の単一仕様能力。能力はほかの単一仕様能力の封印。

 単一仕様能力に至ったIS使用者にとって天敵ともいえる能力だが、これを最大限に発揮するにはそれだけの領域にとうたつしたIS使用者を屠るだけの戦闘能力が必要不可欠というピーキーな能力。

 

 

◆篠ノ乃箒

 曹操の恋人。IS開発者篠ノ乃束の実妹。

 束の無軌道な行動によって振り回されていた時に曹操に出会い、彼に拾われたことで好意を持つ。

 ISという存在で強制的に塗り替えられた世界を塗り替えなおすという野望を持ち、そしてそれを達成させてくれたシャロッコにも忠誠を誓っている。

 ☆神器 獅子の一閃(レグルス・ネクロ)

 ネメアの獅子の死体から作られた準神滅具。優れた威力を持つ斧であると同時に、所有者に防護加護を与える。

 禁手は二刀流の刀の形になり、防護加護が遠距離以外にも発動できる獅子の双刀(レグルス・ネクロ・ツインセイバー)。さらに次奏として所有者の肉体を侵食して、ネメアの獅子の獣人化させる獣王剣士・獅子変性(レグルス・レオーネ・プロモーション)を保有している。

 箒は亜種で、二振り装備している。

 ☆専用ISアマルガム・レオーネ

 篠ノ乃箒が試験搭乗者を務める実験機で、種別は第三世代。本来は功績もあり第四世代機を授与される予定だったが、それを拒んだ箒の意向に合わせて提供された機体。

 その本質は液体金属でできたゴーレムであり、形状を自由に変更することで近距離戦闘において非常に高い汎用性を発揮する。液体金属に関してはナノマシンと各種術式の複合で行われており、人間と異形の技術を複合させている試験機でもある、

 液状金属を変化させることによって高い汎用性を発揮する。空気抵抗に対する干渉による高い運動性能や、第三世代ISでは破格の大質量攻撃などが可能。とはいえそれは理論上可能なだけであり、基本的には圧力をかけてカッターにするのが基本的な運用思想。その特性と箒の神器もあり、基本的には近接戦闘特化だが、液状金属を腕として使用することで、多重砲撃を行うなど理論上は砲撃戦でも応用可能。

 展開装甲とは別のアプローチで単騎による高い汎用性を目指した機体。事実、異形技術を使っているとはいえ近接戦闘の応用性では展開装甲をしのぐレベルに到達している。

 

 

◆ジャンヌ・ダルク

 ★禁手次奏 双極の魔聖剣(ブレード・オブ・ビトレイヤー)

 聖剣創造の禁手次奏。聖魔剣と同種の魔聖剣を想像する。

 これにより魔剣創造の特性すら発揮することが可能になり、さらに魔剣創造の禁手を発動させることも可能。加えて木場とは違い魔聖剣のほうは次奏であるためどちらでも発動可能という利点を持つ。

 

◆ヘラクレス

 ★禁手次奏 巨人の勧誘(バリアント・ブラックホール)

 巨人の悪戯の禁手次奏。能力は対象の吸引。

 ある意味で拡散といえる爆発の逆。吸収を発動させることにより、相手を急激に接近させる能力。一種の疑似ブラックホールかともいえる。

 流石に本当にブラックホールに匹敵する吸引力を発揮できるわけではないが、それでもかなりの吸引力を発揮するため、上級悪魔程度ではどうにかすることは不可能に近い。

 

◆ラウラ・ボーデヴィッヒ

 ドイツ軍が連盟に与したこともあり、そのまま活動する。同時に神器を宿していることも判明したため、禍の団に所属している。

 千冬が敵対している状況下で軍事的行動を行っていることに不満を抱いており、離反も考慮しているが軍人としての思考でそれもできない。そこに一夏の存在を確認したため、割と本気でブチギレている。

 ☆神器 紫電の双手(ライトニング・シェイク)

 雷撃攻撃神器。両腕から紫電を放出する。

 禁手は紫電の鎧(ライトニング・シェイク・フルアーマー)。全身に雷撃をまとうことで鎧とすることができる。

 ☆専用IS シュヴァルツイカロス

 イカロスのラウラ専用カスタム機。

 彼女が慣れ親しんでいたAISを搭載することを前提としており、脚部展開装甲を排除する代わりにワイヤーアンカーと共に装備。これにより相手を捕縛してからの雷撃攻撃による殲滅を基本としている。

 

 

◆シャルロット・デュノア

 デュノア社が禍の団に飲み込まれた際にシャロッコに才能を見込まれて拾われており、その際の感謝からシャロッコに敬服している。

 シャロッコ直属のテストパイロットであり腕は一流。直属エージェントとして活動している。

 ☆神器 異界の蔵(スぺイス・カーゴ)

 異空間を確保する神器。その容量は大型タンカーに匹敵する。

 異空間に放り込んだ物体は近くに召喚することができるのが特徴。シャルロットはこれを最大限に利用して輸送任務などを行うことが可能。

 ★禁手 異界の扉(ゲート・ディメンション)

 異空間に放り込んだ物体を、離れたところに召喚する禁手。

 これにより爆発物を召喚して撃ち抜き、敵を爆発に巻き込むのが戦術となる。

 ☆専用機 ヘカトーン

 シャルロット専用機。

 カスタム・ウイングがアームとなっており、これによって同時にいくつもの武装を運用することができるのが特徴の機体。主に砲撃戦における面制圧を主眼としているが、使用者の技量があればマルチロックオンなどといった行動も可能。

 さらに、脚部に隠し腕を内蔵していたり脚部そのものが簡易アームとして使用可能だったりと、とにもかくにも全身が腕となっているのが最大の特徴。それ以外の性能はゴースト2とさほど変わらないが、圧倒的武器貯蔵量を誇るシャルロットとの組み合わせにより、大火力兵器による面制圧を可能とする。

 

◆更敷簪

 ヒーローズに所属する戦士の1人。元日本の代表候補性。

 その姉に対するコンプレックスを見抜いた曹操に誘われ、英雄になるべく人類統一同盟に参加。

 しかしそれは姉の敵討ちのためであり、最終的に曹操の真後ろをとれたことで躊躇なく動くが失敗する。

 ☆専用機 ピグマリオン

 簪が使用する実験機。素体としては第五世代機に属する。

 それ単体はごくごく小規模化された両手両足の増加装甲に、カスタムウイングが設置されただけの小型な期待。イメージはEX-ギア。

 その本質は超大型のパッケージとの組み合わせで運用される、ISの垣根を外した超兵器開発のプロトタイプ

 ●パッケージ タテナシ

 18メートルの機動兵器。人型兵器を母胎としているが、バックパックと腰部に装備されたスラスターユニットとさらに装備された装備により異様な外見をしている。

 実は機体と物理接続されているのではなく遠隔接続されているため、性能が落ちることと引き換えに分離しての連携攻撃も可能。またその特性ゆえに騎乗物に認定されるため、洋服崩壊の影響を受けない。

 主武装は大型機の大出力とサイズを生かしたメイス及びライフル。さらに背中に自衛用としてレールガンを装備するが、それ以上に強力なのはミサイルランチャー。

 両足及び両肩に搭載された、マルチミサイルランチャーによる一斉砲撃が持ち味。しかもこれらは使用者である簪の高度な演算能力により、自由に操ることで攻撃を回避しながら敵を狙うという芸当を可能とする。

 

◎真悪魔派

 

 ☆臣下の駒

 王の駒のデータをもとに、ゲシオンが開発した新型の悪魔の駒。

 女王の駒の劣化版という性能を持っているが、反面非常に高い生産性を発揮し、その効率は兵士の駒より安価勝つ短期間で製造できる。

 

 ☆従僕の駒

 新型の悪魔の駒。

 強化能力を持たない代わりに、桁違いの生産性を持った悪魔の駒。加えてほかの悪魔の駒からの再生性も容易であり、兵士の駒一つで15は生産できる。

 ネバンたちはこの駒を利用して、世界各国のストリートチルドレンや難民を雇い入れている。最悪なのは人並みに生活を与えられたことで彼ら自身が満足しているため、むしろ積極的に協力していること。

 

 ◇ネバン・アスモデウス

 真悪魔派の一人である、若手悪魔。レヴィアと近い理由で袂を分かった旧魔王アスモデウスの末裔。

 しかしそれはあくまで最終的な勝利を得るためのものであり、それすら捨て去った現四大魔王に見切りをつけてクーデターを引き起こす。

 性格は種族を愛する実力主義者。ゆえに悪魔という種を発展させたいのならば悪魔という種族を強化する方向で行くべきとの持論を持ち、血統に溺れた貴族も嫌悪している。反面そのために手段を選ばないためドーピングなどの改造手術もいとわないという危険性を持つ。とどめにそれはすなわち弱者は従えという弱肉強食の持論である。

 また、悪魔は悪徳を司る存在であるべしとの持論を持ち、人類統一同盟をいずれ堕落させる契約相手としてみている。最終的には宇宙開発を行い銀河系に進出し、異星人すら悪徳に沈めることを理想といている。より良いところを目指す、生命の本能に忠実な生き物。

 其のため実力者には一定の経緯を示す性分であり、多種族からの転生悪魔の実力もきちんと考慮している。ただしそのうえでまがい物の意識だけは決して崩さないため、一定以上の権利を与えることには難色を示している。

 戦闘においては純粋な魔力の放出を中心とする戦闘を好む。これは、悪魔としてそれにふさわしい魔力の運用での戦闘こそがふさわしいと考えているため。また、サソリの尾の姿をした魔力の塊を運用することにもたけている。そして超越者としての神器支配能力を持ち、禁手までなら自由に神器を操ることができるという規格外の素質を持っている。

 実は魅了の力を保有している。発動すると髪の色が桃色に染まる上に自覚するととけやすくなるため大したことのない能力。

 己の目的達成のためにあらゆるものを行っており、不断の努力と天賦の才、さらに権力を生かして様々な技術をかき集めている。其れだけならまだしも、下手をすれば死んでもおかしくない様々な改造手術を受けており、骨格は聖剣と同等の材質に置き換え、神経系にも手を加えている。

 ☆専用機 双天龍

 ネバンの専用IS……というより体そのもの。

 ネバンは改造の過程でISコアを取り込み、自分の体そのものとしている。これにより、生身でありながら圧倒的な機動力を発揮する。ちなみに戦闘時にはカスタムウイングが展開する。

 カスタムウイングは四機の攻撃特化型と、二機の推進及び防御特化型に分かれており、これにより展開装甲の万能性を分割させることによって操作性を向上させている。また、攻撃特化型展開装甲は特殊ワイヤーによってつながっており、オールレンジ攻撃が可能。ワイヤーそのものも擬態の聖剣のデータをもってして改良されており、それ自体が一種の武器として運用できる。

 ★単一仕様能力

 ☆神器 魔剣創造(ソード・バース)

 ★禁手 魔性なりし魔剣の騎士団(スライサー・デビル・クルセイダー)

 魔剣創造の亜種禁手。魔剣でできた騎士を複数想像するという点では特に変化がないように見えるが、その実悪魔として騎士を想像する。

 これにより飛行が可能であり、機動力という点において通常の禁手を凌駕する点が持ち味。

 ☆神器 停止世界の邪眼(フォービドゥン・バロール・ビュー)

 ★禁手 加速世界の晴眼()

 ☆神器 聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)

 ★禁手 聖母の笑みは凍り付く(トワイライト・ヒーリング・キャンセラー)

 聖母の微笑の亜種禁手。能力は、聖母の微笑の効果を停止させること。

 

◆リゼヴィム・リヴァン・ルシファー

 ネバンの女王。

 ネバンが脱走前に魅了の力をかけており、それによって魅了されている。魅了されていることはとっくの昔に自覚しているが、魅了される感覚そのものに魅了されており、解除する気は一切ない。

 

◆ユーグリッド・ルキフグス

 ネバンの僧侶(駒二つ)

 

◇ホグニ

 ネバンの騎士(駒二つ)。

 北欧神話において、神々に振り回されて百年を超える殺し合いを続けてきた英雄ホグニの魂を継ぐもの。そのためアースガルズを心底憎んでおり、彼らに対する復讐と引き換えにネバンと契約を結んでいる。

 立ち位置と傭兵と割り切っており、昇格するつもりはかけらもない。むしろ転生悪魔をまがい物とするネバンの考え方には同意しており、出世しようなどと考える転生悪魔こそを恥知らずとさげすんでいる。

 ☆神器 聖騎士王の鞘(シース・オブ・キャメロット)

 エクスカリバーの鞘をベースにして作られた準神滅具。

 能力は所有者を害されにくくすること。防御力の強化から自己再生能力の付加、加えて各種呪いなどに対する耐性などを大幅に向上させる。

 禁手は手に持つものをエクスカリバー級の聖剣へと変貌させる聖騎士王の聖剣(ソード・オブ・エクスカリバー)。最初の段階ではただの聖剣なだけだが、慣れていくごとにエクスカリバーの能力が追加される。

 

★禁手次奏 万象剣の鞘(シース・オブ・ソード)

 聖騎士王の鞘の禁手次奏。

 能力は、あらゆる剣の能力の封印。神器無効化能力の件バージョンであり、異能によってつくられた剣の力ならば問答無用でただの鉄剣と同等にまで貶める。

 

 


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