始まります!
「紹介しよう、彼は情報屋のマッシュ・ポンチョ、我々の仕事の仲介や情報収集などをやってくれる」タニーはマッシュの男を紹介した
「宜しくたのむぜ~」
「宜しく!」「おう」とお互いに返した
「ところでマッシュ」
「なんですタニーの旦那」
「その女は誰だ?」タニーは改めて横の見知らぬ女を見て言ったすると金髪の女が
「ええ?私はお転婆マリア、流れ者よ!」
金髪の女子、すなわちマリアは自身の名を名乗った
「宜しくな!」「宜しく頼む!」
「ところで君はなぜここに?」タニーの質問に対しマリアは「彼がここに今晩家主がいいなら泊めてくれるって言ったから、まさか家主さんがこんなにもダンディーなんてね、それにそこのあなた方も素敵よ!」マリアは答えつつも男性陣を誉めた、
「イヤー照れるな」
「そうゆうアンタも中々の美人!」とジョーは返した
「ところでそこのあなた方は?」
「俺はユート、タニーに誘われて始末屋をしにここに来た」
「そしてオレはムット、彼と同じ事情だ!まあ、まだオレは仮メンバーなんだがな」と言う二人の自己紹介をよそにタニーが
「ところでマリア、君はこの始末屋の仕事に興味があるか?」
と質問をした、マリアの答えは
「ヴィヴィ、面白そうね!賛成だわ!」
「おうノリノリ」
「紅一点の登場か」と自身のチーム入りを呆気なく決めた
「では、早速メンバーも揃ったところでゲイムレンジャーN9の初仕事の依頼を受けることにしよう」というタニーの台詞に
「「イェーイ!」」となぜか他の三人がノリよく返した
「では地下室に行こう」
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基地の地下室にて
「なんだコイツは?」
「なかなか洒落た趣味してんな」
「カッコイイわね!」
地下室に置かれていた飛行メカを見てタニー以外の三人がそれぞれ感想を漏らす。
「これは飛行メカ“ネプサンダー“だ」
「なるほど、コイツを動かすためにでオレをメンバーに入れた訳か」
「そうだ、恐らくムットなら乗りこなせるだろう、これがマニュアルだ、」とタニーはタブレット端末を渡した
「ふーん、成る程ねぇ、バギーも搭載してるのか、中々面白いじゃねーか・・・ん?なんだこれは!?」端末のページに写っているロボットを見たムットは声をあげ
「何かしら?」「巨大ロボか?」それに続きジョーとマリアが画面を覗き込むようにして見た
「そういえばこれには戦闘用変形システムが備わっていてね、戦闘ロボ、ネプライガーになるのさ、」
「「ネプライガー?」」
「しかし、詳しい説明は後だ、早速出撃だ!」
「「イェーイ!」」
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「本当に大丈夫なのか?ムット?」気にかけるジョーに
「大丈夫さ、マニュアルならすでに頭ん中にある」ムットは余裕のグーサインをした
「頑張って!」さらにマリアがエールをする
「準備は万端のようだな。では、発進といこう」タニーはムットに指示をした
「了解だタニー、ではエンジン良好!発進!」
「「「イェーイ!」」」
ムットはペダルを踏み込んだ
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発進からある程度経って
「では、諸君私達の初仕事の内容を確認しよう」
四人は真ん中にあるテーブルを兼ねたモニターに注目する
「依頼内容はこうだ、ラステイションのとあるレジスタンスが対犯罪組織用の兵器を作っていたらしいが、犯罪組織に気付かれ、その工場を乗っ取られたらしい。そこで私達がその兵器を回収、そして敵の始末をする、わかったか?」
「では、早速向かいますか」ムットがスピードを上げた
目的地の倉庫が見えてきた
「あそこにターゲットがあるのか」とジョー
「でも
「それならこちらもネプライガーで行かせてもらおう、ジョー、マリア、配置に付くぞ!」
「ウィウィ♪」
「オーケーだぜ!」
「では行くぞ!“ネプライド・オン”!」
タニーの掛け声で飛行メカ“ネプサンダー”は“ネプライガー”に変形し、四人の席も移動した
「おお、コイツは中々面白いことになってきたぞ」ジョーは専用コックピットで言った
「感心してる暇はない、私がマシンチーフを、ジョーは攻撃、ムットはコントロール、マリアは索敵を!」
「了解だぜ!」
「任せろ!」
「ウィウィ♪」
「ってことで来い!悪党ども!」ジョーはネプライガーを操作し、素手で敵の戦闘機を次々と撃破していく!
「来る!でも数が多いわね!」
「ジョー!ネプライソードを使うぞ!」
「オーケー!」
するとネプライガーの胸部のマークが開き、剣の持ち手の様なものが出てきた、それはすぐにネプライガーが握ると、ビームソードの様なものになった
「そーれ!あーらよっと!」
一振りで敵の戦闘機をを一気に撃破した!
「ふぅ・・・これで安心してブツを回収できるなって何だアレ!?」
安心しているとかなり大きな戦闘機が現れた!戦闘機が小型ミサイルを放ちそれを直にネプライガーは喰らってしまう!
「くっ!」
「アンタよくもやってくれたな!」
「タニー!ソードの出力全開で!」
「わかったぞ!ネプライソード出力全開!」
「「イェーイ!」」
「そらスピードも全開だ!」
「よっしゃ行っけええええええ」
ネプライガーは突進斬りを放ち敵の最後の戦闘機を一刀両断にした!
ドゴォォォォン!
轟音ともに敵の最後の戦闘機は爆発!
「よっしゃー!」
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「敵もすべて始末しましたし、兵器も無事でした」タニーの報告にレジスタンスのリーダー格の男は
「本当に感謝します!何か出来ることがあれば言ってください!出来る範囲の事でします!」と四人に握手しながら言った
「コイツはスカッとするな!よし決めた!オレは今日からここの正式なメンバーだ!」
「やっと決めたか、改めて宜しくなムット」
「アタシもよろしく!」
「では今夜は結成記念パーティーと行こうか!」
「「「イェーイ!」」」
暗雲立ちこむゲイムギョウ界
正義のアウトロー達が許せぬ悪を始末する!
ゲイムレンジャー N9、 お呼びとあらば即参上!
これでepisode1は終わりです
続きますよ!