友人帳の世界に転生しました!   作:まるくら

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今回ちょっと短いっすね!



第5!

さて、放課後だが。校内散策に付き合ってくれるということで集まってきたのは名乗り出た西村と北本と委員長、多軌だった。あれー?夏目と田沼は?

 

「ごめんな、本当はあと2人いんだけどあいつらなんか用事があるみたいでさ。また今度紹介するよ」

「あ、あぁ」

 

あの2人が用事となるとやはり妖関連だろうか。勿論もっと普通の、何かしらの用事があるのかもしれないが、まぁ、そこは夏目だしな・・・。妖関連の方が可能性が高いよな。

にしても・・・

 

「北本篤史だ、よろしくな」

「私は笹田純、よろしく」

「多軌透、よろしくね」

 

1日で4人も原作キャラに会えるなんて・・・!顔がにやけそうだ・・・マジで頑張ってくれ俺の表情筋!ひくつくなよマジで、マジで。

 

「篠宮真、よろしく」

 

北本、委員長、多軌の順に握手を交わす。緊張で全然手に力入んねーんだけど大丈夫かこれ?ちゃんと握手してる?出来てる?ていうか伝わってくる体温がうわぁぁぁ興奮してる俺気持ちわりぃ!

 

「よし、じゃあ校内散策といきますか!」

 

それからは校内を歩き回りながら、今ここに居ない夏目と田沼の話や俺がここに来る前にあったこと、そしてこれからあることなどを話した。

 

「ただいまー」

「「おかえり!」」

 

家のドアを開けながら帰りを知らせれば双子が声を揃えて返事を返してきた。うん、帰って返事があるってやっぱり良いよなぁ・・・。

 

「「今日は熊狩ってきたよ!」」

「何で熊狩ってんの!?てかなんで熊いんの!?」

「さぁー?とりあえず血抜きはしといたよ!」

「ど、どうやって?」

「ほら、ボクたちこれでも水鬼だからさ?水道の水を使ってこう・・・しゅーっと・・・」

「あぁ、うんしゅーっと・・・」

 

つまりは血管に水を通して無理やり血を抜いたというわけですか。素晴らしく器用だな本当・・・。

 

「あ、あとねっ!昨日鹿を狩った時は首を掻ききったたから、流石にちょっと工夫した方がいいかと思って、今回は熊の気管に水を張って傷つけないようにしてみたよ!」

「うん、そうそっか・・・」

 

何サラッとエグいことしてるんですかねこの子達はっ!いやまぁいくら可愛くても妖怪ですしね?そりゃ、そこら辺の価値観は俺とは全く違うんだろうけど何この子達超怖い!うちの子になってくれてよかったぁ!じゃないと俺この子達の可愛さに油断して死んじゃうわ!

そろそろ変態具合が増してきてやばいっすね俺!親バカどころじゃねーなホント。

 

「とりあえず・・・そうだな、熊捌いたら森に散歩行くか」

「わーいやったぁ!あ、明日は蛙狩って来るからね!」

「ゲテモノは勘弁してください!」




中々夏目にに出会えない真君です。はい。
出来れば妖怪の時の真に合わせたいから早ければ次回会えるかも・・・?

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