色々規格外な提督と元ブラック鎮守府   作:薪音

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 ただ、ブラック鎮守府に着任するssが書きたかった。
 スキルは少し独自解釈したりします。ご了承ください。


プロローグ
着任前日


大本営のある一室

 

「コンコンコン」

 

 その部屋の中に3回のノック音が響く。

 

?「入れ」

?「失礼します」

 

 そうして扉が開く。

 

?「失礼するなら帰っていいぞ」

?「失礼しました」

?「まてまて、…全くジョークが通じないな」

?「ジョークにジョークで返したまでだ」

?「急にタメ口に変わったな…」

?「それより読者のために名前言わなくていいんですか?」

?「読者?なんの事だ?」

?「気にするな」

?「アッハイ」

?「にち大将さんはなんの用で俺を呼んだんですかねぇ」

にち「階級俺の方上なんですけど、紅音(あかね)中将?あとあだ名で呼ぶなと何回言ったらわかってくれるんですか?」

紅音「知らん」

にち「…」

紅音「大将さん早く本題に入ってどうぞ」

にち「先生と話したらきりがないからな…じゃあ座ってどうぞ」

紅音「にちも俺の事あだ名で呼んでるじゃぁないかぁ」

にち「ジョジョ風に喋んなくていいから座れ」

 

 そう言われ紅音と呼ばれた男性は大将と向かい合わせになるようソファーに腰掛ける。

 

にち「それじゃ本題といこう」

紅音「はよはよ」

にち「…この前ある鎮守府を摘発したんだが

紅音「そこがブラック鎮守府だったんですねわかります」

にち「それでなんd

紅音「そこに何人かの提督を行かせたんだが全員一日で帰ってきたと」

にち「だかr

紅音「俺にそこに着任しろとなるほど」

にち「なんで分かるんだよ…」

紅音「そんなのよくあるssじゃないですかヤダー」

にち「まあ話がはやk

紅音「お断りしますぜ」

にち「なんでや」

紅音「俺も暇じゃないn

にち「先生の実家にある同人誌、フィギュア、ゲーム機及びその他もろもろのアニメグッツ全部すt

紅音「なんだろうな!突然行きたくなってきたな!!」

にち「それでいい」

紅音「覚えてろよ」小声

にち「なんか言った?」

紅音「なんでもないっす」

 

 紅音は右手で顔を覆う。

 

にち「それでなんだが」

紅音「はい」

にち「行くの明日」

紅音「ファ」

にち「んで流石に可哀想と元帥となったので」

紅音「…」

にち「先生、何人か艦娘持ってたでしょ?」

紅音「4人いるよ」

にち「連れていってええで」

紅音「ホンマかいなにち!?」

にち「あなたはどこぞの探偵ですか?連れてっていいよ」

紅音「んで要件終わり?」

にち「おう」

紅音「失礼したぜ」

にち「入ってくる時とだいぶ変わったな」

 

廊下にて

 

紅音(連れてっていいと言われても1人確実に寝てる方いる件)

 

 そう思いながら廊下を歩いていると

 

?「紅音ではないか!」

紅音「ん?あぁ利根かちょうどいい所に」

利根「?」

紅音「他の3人知らないか?」

利根「川内なら部屋で寝てるじゃろうが、他はわからんのぉ」

紅音「そうか…じゃあ他の2人見つけたら俺の部屋来るように言ってくれるか?あと利根もな」

利根「わかったのじゃ」

紅音「それじゃ俺は川内起こして来るから頼んだぞ」

 

 そう言うと2人は別れた。

 

紅音(ぶっちゃけスキル使えば大体の位置わかるんだがいいや)

紅音(確かこのあたりに)

 

 紅音は廊下の壁を触ると

 

紅音(『未知変える塀』)サプライズポケット

 

そこに突然扉が現れる。

 

紅音「お邪魔するぜい」

川内「スヤスヤ」

紅音(『闇夜に肘鉄砲』)ダークエルボー

 

 明るかった部屋が真っ暗になる。

 

川内「夜!?夜戦!」

紅音(解除)

 

 部屋が再び明るくなる。

 

紅音「やあ」

川内「あれ?まだ昼じゃん」

紅音「おーい?」

川内「あれ?なんで紅音いるの?」

紅音「今用事で全員俺の部屋に集めてるんです」

川内「そうなの?後できかs「おら行くぞ」

 

 紅音は川内の引きずるようにして部屋を後にする。

 

 

 

 

紅音の部屋

 

川内「まだ誰もいないじゃん」

紅音「キング・クリムゾン使えればあっと言う間ですよ」

川内「あれ数10秒じゃなかったっけ?」

紅音「んだっけ」

川内「てかそれに似た技使えるじゃん」

紅音「そうだったな。それでは数時間後に会おう」

紅音(『時感作用』)タイムバニー

 

 

 

 

2時間後

 

紅音「楽でいいな」

川内「こっちはかなり待ったよ」

 

 紅音が川内と少し喋っていると

 

扉「バァァァン!!!」

紅音「すごい豪快な扉の開け方ですね。扉が泣いてますよ?」

利根「なんじゃと!?それはすまん事をしたのぉ」

紅音「利根よ冗談だ」

利根「のっただけじゃ」

?「あの私この後お姉様とお茶会が」

紅音「喜べ比叡、当分本営の金剛とは会えないぞ」

?「それはどういう事でしょうか?」

紅音「今から説明するから海風含めて全員適当な所に腰掛けろ」

4人「はい」

 

 全員がソフォーに腰掛ける。

 

  比

  机 利   扉

  海

 

 

紅音「んじゃあ集めたわけを簡単に説明しよう」

紅音「ゼロから始めるブラック鎮守府生活。我ながら完璧な説明だな」

4人「えっ」

紅音「やっぱそうなるよね。知ってた」

比叡「その鎮守府には金剛お姉さまいますか?」

紅音「ちょっと待てな(ペラッ)…いるな良かったな比叡!」

比叡「はい!」

利根「お主は相変わらずじゃな…吾輩からも質問があるのじゃが」

紅音「なんじゃらほい」

利根「なぜ紅音が提督になるのじゃ?」

紅音「一応俺海軍の中将ですしおすし。あと人材不足じゃないですかね?詳しい事はシラナイト」

利根「ふむ…それで出発はいつじゃ?」

紅音「明日」

利根「わかったのじゃ」

紅音「4人も行くんですよ?」

川内「え?当たり前でしょ」

3人「…」コクッ

紅音(思ってた反応と違う)

海風「どこの鎮守府でしょうか?」

紅音「えっとねぇ…佐世保っすね。本土にある鎮守府がブラックなのはやばいでしょこれ」

海風「わかりました」

紅音「質問はもう無いかな?…ないなら解散、明日のマルハチマルマル俺の部屋集合で。川内遅刻すんなよ」

川内「流石にしないよ…多分」

紅音「遅刻したらおいてく」

川内「」

紅音「はい解散解散」

 

 そして全員が部屋を出て行くと紅音が

 

紅音「急すぎでしょ明日とか」

 

ため息まじりでそう呟く。




オリキャラ紹介
斎間 成城(さいま なるき)23歳 大将 男 横須賀鎮守府の提督 あだ名はにち
顔はイケメンというより男らしい顔 体格:筋肉質で骨太 身長:178cm
頭脳明晰 艦娘達からの信頼もあつい
その圧倒的な指揮能力などの高さから海軍1の策士と言われている。異例の若さで大将まで上り詰めた。

月乃 紅音(つきの あかね)23歳 中将 男 佐世保鎮守府の提督になる予定 あだ名は先生
顔:中性的 目は薄い赤色 髪は毛先に行くほど濃い赤色 体格:細いが筋肉質 身長:182cm
頭脳は普通だが身体能力や動体視力が高い。その他にもスキルというのが使える。戦場に出れば姫級ですら寄せ付けない圧倒的な戦闘能力を持っているためあれやこれやしてる内に中将になった。一部からは阿修羅と言われている。艦娘達からは憧れと羨望のまなざしで見られる(一部を除く)。

運動能力:アラレちゃん級
身体能力及び動体視力:アーカード級
生命力:両津勘吉級
能力:安心院なじみのスキル全て

紅音をキャラで例えるとこんな感じです。もはやチートを通り越したなにかです。

これはssなのだろうか?

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