ハイスクールD×D 異世界人達の王   作:マスターM

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今回は原作時のリアス達の視点です!


2年後のリアス達

リアスside

 

「あれから2年ね」

 

「そうですわね。ルータム君の事だから心配はないと思いますが・・・」

そうルータムが異世界に旅立って2年の歳月が流れた。この2年で私は眷属を2人新たに迎えた。1人は『僧侶』。ただこの子の神器が強力で、私では扱いきれないと上から封印しろと言われ、今は自由に出来ない。

そしてもう1人が今の悩みの種だ。

 

「堕天使が動いているのは分かっているのだけど、個人か、組織か分からないわね」

 

「なら聞いたらいいんじゃないのかしら?」

 

「・・・そうゆう事ね」

朱乃の言葉で私は義弟に電話した。

 

リアスsideout

 

一誠side

 

オッス俺兵藤一誠。皆には親しみを込めてイッセーって呼ばれているぜ!

突然だが俺は数日前に悪魔になったみたいだ。数日前俺は彼女となった天野夕麻ちゃんに殺された。理由は俺が危険な神器を持っている事だけだった。俺を救ってくれたのは「駒王学園の二大お姉さま」のリアス・グレモリー先輩だった。リアス先輩は上級悪魔で俺を悪魔と転生させ眷属にしてくれた。

リアス先輩が部長を務めるオカルト研究部は悪魔関係者ばかりだった。しかも駒王の有名どころばっかりだ。

まず、姫島朱乃先輩。リアス部長と共に二大お姉さまと呼ばれる大和撫子のような女性。

木場佑斗。俺達もてない男の敵で、学園の王子様と呼ばれ女子からの人気が高い。

塔城小猫。学園のマスコット的な存在。

イン・フランディ。学園の双子のアイドル。

ヨウ・フランディ。学園の双子のアイドル。

とまぁ学園の有名人が揃った時は驚いた。

そして俺はこの前運命の出会いをした、アーシア・アルジェント。金髪のシスターで一目ぼれだった。

そんな彼女が俺を殺した夕麻ちゃんに攫われた。俺はアーシアを救うため部長に話に行った。

 

 

部室

 

「部長お願いします!アーシアを助けに行かしてください!!」

 

「良いわよ」

 

「ダメなのは分かっていますがどうしても・・・え?ぶ、部長今何て・・・」

 

「だから良いって言ったのよ。私と朱乃はこれから用事で出かけるから。それとプロモーションの事も話しておくわ」

 

「プロモーションって確か・・・」

 

「敵の最深部へ赴いた時昇格出来るの。この場合私が敵の陣地と認めた場合の一番重要な所に足を踏み入れた時、貴方は『王』以外の駒に変わる事が出来るの。それに早くいかないと″彼″が片付けてしまうわよ?」

 

「彼?」

 

「何でもないわ。佑斗と小猫もイッセーについて行ってあげて」

 

「はい」

 

「・・・分かりました」

 

「何だか分からないけど、待ってろよアーシア!!」

そう言いイッセーは部室を飛び出た。

 

「朱乃、私達も行くわよ」

 

「はい部長」

リアスも朱乃を伴い部室を出た。

 

 

 

 

 

 

 

教会

 

「アーシア!!」

イッセーは教会の扉を開けアーシアの名を呼んだ。

 

「げっ!もう来たのかよ・・・」

イッセー達が目撃した人物は白髪の神父が何かを持って逃げようとしている所だった。

 

「レイナーレの姐さん達なら祭壇の下だよ、まぁ今から行っても間に合わないけどね~」

 

「おい!アーシアに何をした!!」

 

「んん?君アーシアちゃんを知っているの?」

 

「俺はアーシアの友達だ!」

 

「ふ~~ん、ならさっさと行けば。もう終わっていると思うけど。・・・まさかあの人直々に出てくるとは思わなかったけどな」ボソ

そう言いフリードは閃光弾でイッセー達の視界を奪った隙に逃げた。

 

「何だったんだ今のは・・・それよりアーシア!!」

イッセー達は祭壇の下の奥の部屋の扉の前まで来た。

 

「ここにアーシアが」

 

「中には沢山の神父達がいると思うけど・・・」

 

「アーシアを助ける為だ。とことんやってやる」

そう言いイッセーは扉を開けたするとそこには・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

『ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい』と土下座している堕天使4人と、堕天使達の前に仁王立ちしている鎧の男、その横に助けようとしたシスターアーシア。

 

「アーシア!!」

 

「イッセーさん!?」

 

「来たか」

アーシアはイッセーの姿を見て駆け出した。

 

「まさか君が来ていたなんて予想してなかったよ」

 

「義姉さんから連絡があって慌てて来たんだ」

 

「しかも禁手で来るなんてよっぽどだったんだ」

 

「あの、ヴァーリさん姉様は?」

 

「・・・もう来ると思う」

小猫に黒歌の事を聞かれヴァーリは間をあけて返事をした。

 

「何今の間は、もしかして・・・」

 

「ヴァーリ!! ひどいニャ、リアスから連絡があったと思ったら何も説明なく飛び出すなんて!!」

 

「「ヴァーリ君(さん)」」

 

「し、仕方ないだろ!!」

黒歌の言葉を聞き佑斗と小猫はヴァーリにジト目を向け、向けられたヴァーリは逃げる為黒歌に話を振った。

 

「そう言うお前こそ小猫の身に何か起こるって聞いたら飛び出すだろ?」

 

「当たり前ニャ!!白音は私が守るニャ!!」

そう言い黒歌は小猫に抱き着いた。

 

「ね、姉様離してください」

 

「嫌にゃ。離れていた分に白音成分を補給しないとニャ」

佑斗は呆れ、ヴァーリは上手く流せた事に心でガッツポーズをした。

 




次回イッセーが赤龍帝籠手を発現させニ天龍が揃う。その時ヴァーリは!?


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