ハイスクールD×D 異世界人達の王   作:マスターM

10 / 20
最初の世界はアカメが斬る!です


第1章旧校舎のディアボロス/異世界眷属集め
『女王』と『兵士』


「さて異世界に着いたがどうする・・・」

 

「ルータムあそこに人」

現在ルータムとオーフィスは異世界に着き、崖の上でどうするか悩んでいると、オーフィスが人を発見した

 

「取り敢えずつけるぞ」

 

「うん」

 

 

 

 

 

 

 

「もうすぐ平和な世の中にしてみせるわ。その時にまた生まれてきなさいな」

 

「ねえ・・・今のおまじない・・・効かないよ・・・とっても痛いしとっても苦しいよ」

針で急所を抉られたクロメは起き上がり八房を抜いた

 

チェルシーは変身して逃げようとしたが、クロメの骸人形であるドーヤに左手の指ごとガイアファンデーションを撃たれた。

森を抜けた所でナタラに先回りされ右腕を斬られ、ドーヤに腹を撃ち抜かれ仰向けに倒れたそしてナタラに首を斬られそうになったところで・・・

 

「死なすには惜しい人材だ。その命俺がもらおう」

 

「え?」

その言葉を最後にチェルシーは気を失った

 

 

 

 

「成程、この世界には不思議な道具があるな。オーフィスコイツの持っていた化粧箱を元通りに出来るか?」

 

「出来る」

 

「じゃ、コイツの分身を作って化粧箱を直してくれ」

 

「うん。分かった」

オーフィスはチェルシーの分身を作り、ガイアファンデーションを直した。ルータムは空間を作りチェルシーとオーフィスと入って行った

 

 

 

 

「あれ?私死んだはずじゃ・・・」

 

「まだ死んでねーぞ」

 

「誰!?」

自分が死んだと思っていたチェルシーは疑問に思っていると、聞いたことのない声がして振り向いた

 

「俺はルータム。でこっちにいるのがオーフィスだ」

 

「ん我、オーフィス」

 

「私はチェルシーよ。ねぇルータム私は確か瀕死の状態だったと思ったけど、なんで元通りになっているの?」

 

「オーフィスが治してくれたんだ。こう見えてオーフィスは龍神だから」

 

「龍神?」

 

「オーフィス龍化出来る?」

 

「うん出来る」

そう言いオーフィスは巨大なドラゴンになった

 

「な、ななな・・・」

余りの事にチェルシーは驚いた

 

「まぁ驚く気持ちは分かるが本題に入ってもいいか?」

 

「え、ええ」

 

「まず俺はこの世界の者ではないし、人間でもない、悪魔なんだ」

そう言い悪魔の羽を見せた

 

「あ、悪魔!?想像と全く違う!!」

 

「どんな想像とは聞かないがまぁいい。俺には生まれつき、右手に空間を、左手に時間を司る力を持っているんだ。その力を使い異世界に眷属集めに来たんだ」

 

「眷属って?」

 

「これ悪魔の駒を使って、悪魔に転生さすんだ。駒によって能力は違うけどな。チェスは知ってるか?」

 

「ええ確か、王(キング)、女王(クイーン)が一個ずつ。僧侶(ビショップ)、騎士(ナイト)、戦車(ルーク)が二個ずつ。兵士(ポーン)が八個でしょ?」

 

「そうだ。チェルシーお前俺の眷属にならないか?その道具は使えそうだからだ。何よりお前が良いどうだ?」

 

「・・・良いわ眷属になってあげる。本来なら私は死ぬはずだったから、その命を救ってくれたルータムに預けるわ」

 

「OKチェルシーにはこれだな」

ルータムは兵士の駒を出した

 

「我、ルータム・フランディの名において命ず。汝、チェルシーよ。いま我の下僕となるためその魂を我に預け悪魔と成れ。汝、我が『兵士』として、新たな生に歓喜せよ!」

チェルシーの胸に『兵士』の駒が入りチェルシーはルータムの眷属となった

 

「一人目幸先が良いな」

 

「それでこれからどうするの?次の世界に行くの?」

 

「いやもう1人眷属にしたい。この世界で最強の人物が良いな。誰か知っているか?」

 

「・・・帝国最強の帝具使いの将軍エスデス。彼女は間違いなくこの世界最強よ」

チェルシーは最強の人物を尋ねられ真っ先にエスデスが浮かんだ

 

「帝具?」

 

「そう言えば説明してなかったわね。帝具とは千年前に作られた48の超兵器よ。私のは『変身自在 ガイアファンデーション』。エスデスの帝具は無から氷を作れる帝具よ」

 

「成程。欲しいなそいつは。では行くか」

 

「行くって何処に?」

 

「そいつの最後の時だ」

そう言い空間を移動し始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・決着がついたみたいだな」

ルータム達が見た光景はエスデスが自ら凍り粉々になった光景だった

 

「オーフィス、エスデスの体の再生と魂を呼び出せるか?」

 

「大丈夫出来る」

 

「よし交渉するか」

 

 

 

 

精神世界

 

「此処は?私は死んだはず」

 

「此処は精神世界。今お前は魂だけの存在だ」

 

「ッ!?誰だ!!」

 

「俺はルータム悪魔だ」

 

「ほう、その悪魔が何の用だ?」

 

「お前俺の眷属にならないか?」

ルータムはエスデスにチェルシーにした説明をした

 

「成程な。お前は自分の眷属を集める為に異世界を回っているのか。面白い!だが!!私を満足出来なければ眷属にはならん!!」

 

「お前と戦えと?」

 

「そうだ!!」

 

「良いだろう。この空間なら思いっきり暴れる事が出来るぞ」

 

「言われなくってもそのつもりだ!ヴァイスシュナーベル!!」

エスデスは無数の氷剣をルータム目がけ投げつけた。ルータムは空間を作り氷剣を空間に入れた

 

「返すぞ」

そう言い氷剣をエスデスに向かって発射した

 

「面白い力だな。悪魔にはお前みたいな力を持つ者もいるのか?」

 

「ああ、俺の婚約者は消滅の魔力を持っている。俺は右手に空間、左手に時間を司る力を持っているんだ」

 

「面白い『摩訶鉢特摩(マカハドマ)これで私の勝ちだ」

 

「・・・何をしたんだ?」

 

「なっ!?何故止まらん!!?」

 

「多分俺の力のせいだな。俺自身お前とは同じ空間・時間だが、同じ空間・時間ではない。時間停止なら直接俺に触らないと無効のようだ」

 

「いい、いいぞもっと私を満足させてくれ!」

エスデスはサーベルを構えルータムに斬りかかった。ルータムは空間から槍を出し迎え撃った。

 

 

 

 

「俺の勝ちだエスデス」

 

「・・・そうだな私の負けか」

ルータムは倒れたエスデスの首に剣を添えていた

 

「約束だ私はお前の眷属になろう」

 

「エスデスには『女王』の駒だな。我、ルータム・フランディの名において命ず。汝、エスデスよ。いま我の下僕となるためその魂を我に預け悪魔と成れ。汝、我が『女王』として、新たな生に歓喜せよ!」

オーフィスが直したエスデスの体に魂と『女王』の駒を入れた。その際に変異の駒(ミューテーション・ピース)となりエスデスを悪魔に転生させた

 

「うむ、悪くはないな。これからよろしく頼む。私を満足させてくれよ?」

 

「ああ約束しよう」

ルータムとエスデスは握手し、早速女王と兵士を確保した




活動報告にてアカメが斬る!第三勢力の異世界放浪で次の世界のアンケートを取っています!!受け付けは8月中旬までです!!

又トリコのクロスのアンケートも取っています!受け付けは8月3日までです!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。