とある少年の転生物語 作:猫缶
依姫「じゃあまずは言い出しっぺの私から。
私は綿月依姫。玉兎の戦闘の指導や穢れとの戦闘をしています。ちなみに綿月豊姫の妹です。」
豊姫「じゃあ次は私〜
私は綿月豊姫よ〜。綿月依姫の姉だよ〜!仕事は〜、依姫のように戦闘をやってるんじゃなくて、私はちょっと違う事をやっているの〜。えっとー、詳しく言うと、穢れの察知とかかしらね〜
あっ、ちなみに私は桃が大好きなの!もし食べたかったら言ってね〜!基本いつも食べてるから!」
依姫「もう、豊姫ったら!桃を食べ過ぎないって何回も言っているでしょ!それに、運動もしなさいよ!」
豊姫「えー、でも桃美味しいんだもん〜
それに、運動したら疲れるじゃ〜ん!」
依姫「はぁ…
ってそれより、雄輝さんの自己紹介が終わってないわよ!
雄輝さん、ごめんなさいね…」
豊姫「そういえばそうだったわ〜!
じゃあ雄輝さん、お願いするわ〜」
雄輝「は、はい。
えっと、僕の名前は河本雄輝です。最近ここに来たばかりで、ここの事はほとんど何も分かってないです。僕自身とても頼りないですが、よろしくお願いします。あっ、ちなみに僕も桃は好きです。」
依姫「ええ、よろしくお願いしますね。」
豊姫「よろしくね〜
あら、桃好きなの!?やったー!ここには桃がたくさんあるから、たくさん食べましょう!」
雄輝「いいんですか!?ありがとうございます!」
依姫「豊姫はほんっとに桃になると興奮するんだから…
しかも雄輝さんまで巻き込んじゃったし…」
永琳「依姫、みんな自己紹介も終わったようだし、そろそろ本題に入りましょうか。あの二人はとりあえず話させておきましょう。」
依姫「ええ、そうしましょう。それで、今日は何故彼は来られたのですか?」
永琳「実は、彼は数日前に私が倒れているところを保護したの。それで、彼が起きてからツクヨミ様の元へ行ってもらって、色々と話をしていたの。そうしたら、彼にはツクヨミ様に不可能を作ってしまったの!」
依姫「えっ!?お師匠様ですら不可能を作ることができなかったのに!?」
永琳「ええ、だから彼は今は霊力は全然ないけれど、自衛団に入ることでどんどん成長していって、私よりも強くなると思ったから、自衛団のことを話して、来てもらえるように誘導したって感じね。ここなら彼は成長できると思って来たのよ。」
依姫「そうなんですか…
私に出来るかは分かりませんが、彼の成長に貢献できるように頑張っていきたいと思います!
ところで、彼が作ったツクヨミ様に不可能なことって何でしょうか?」
永琳「それは今から教えるわ。ただし、これはまだ本人、ツクヨミ様、私しか知らない。そして他人にこの事実が伝われば彼の命が危なくなる。」
依姫「そんなに大変な話なんですね!聞かせてください!」
永琳「分かったわ。じゃあ事情を話すわね。
豊姫、雄輝、こっちに来なさい。雄輝に関する話をするわ。」
豊姫「あら〜、雄輝に関する話ね!楽しみだわ!」
雄輝「僕に関する話か〜
あんまり面白くないけどね〜」
~永琳説明中…~
永琳「これが彼の事情よ。あっ、それで、この事は他言無用で頼むわ。依姫にはもう言ったけれど、雄輝の命に関わることなの。そこのところを理解してちょうだい。」
依姫「お師匠様が言うことならば、当然受け入れますよ。」
豊姫「私も〜!」
雄輝「受け入れてくれて良かった〜
ありがとう!」
依姫「いえいえ!」
豊姫「こっちこそ、真実を知れて良かったよ!」
永琳「それで、自衛団の話なんだけれど…」
依姫「彼は戦闘でも成長できそうだし、援護も上手くいきそうだし、もちろん歓迎するわよ!」
雄輝「こんな僕で大丈夫?」
依姫「ええ、もちろんよ!これからもよろしくね!」
豊姫「よろしく〜!」
雄輝「こちらこそお世話になります!よろしくね!」
-こうして、雄輝は自衛団に入るのだった-