とある少年の転生物語   作:猫缶

3 / 14
今回はきりが悪いです。
ごめんなさい…m(_ _)m


永琳と初めて話しました。

?「ごめんなさい。今なんて言った?」

「いえ、あなたの名前を聞きたくてですね…」

?「あなた、ここの国の人じゃないのね!?」

「えっと…多分そうなんじゃないでしょうか。」

?「まあ、とりあえずさっきの質問に答えるわ。私の名前は八意××。

あなたには発音できないと思うから、八意永琳と呼んでちょうだい。」

「永琳さんですね。覚えておきます!

でも、どこかで聞いたことがあるような気が…」

永琳「あら、これでも一応はこの国のトップの方に位置しているのよ。」

「僕ってそんなすごい人に助けられていたんだ〜

とっても光栄です!」

永琳「嬉しいことを言ってくれるわね!

ところで、あなたの名前は何かしら?」

「僕の名前は…えっと…」

永琳「あなた、まさか記憶喪失!?」

いや、記憶喪失ではないけど…転生のことは言わない方が良さそうだし曖昧に答えておこ〜

「どうなんでしょう。自分でも分かりません。名前ってないと不便ですね…

あっ、そうだ!」

永琳「どうしたの?」

「永琳さん、僕に名前をつけてくれませんか?」

永琳「別にいいけど、なぜ私に頼んだの?」

「それはですね、永琳さんが僕に初めて会った人間ですから!」

永琳「そうだったの!?今まで大変だったわね。

いいわ、私がつけてあげる!

そうね…河本雄輝なんてどう?

あなたにはこれからいろいろと頑張ってほしい。そんな願いを込めて『ゆうき』にしたわ。でも『勇気』だと名前っぽくないから、漢字を変えて『雄輝』にしてみたわ。どうかしら?」

「そんなに僕のために考えてくれて嬉しいです!その名前、使わせてもらいますね、永琳さん!」

永琳「ええ、いいわよこれからもよろしくね、雄輝。

それと、これからは普通に話してもらっていい?あなたが敬語で話すと少し違和感を感じるの。」

雄輝「分かったよ、永琳。これからもよろしくね〜!」

永琳「ええ。じゃあ早速なんだけど、あなたにはツクヨミ様のもとへ行ってもらうわ。

あなたが来たことを伝えたりしないといけないからね!」

雄輝「分かった〜

そのツクヨミ様って、もしかして神様〜?」

永琳「その通りよ。なぜ分かったのかしら?」

うげ、ちょっと痛いところをつけられちゃった…

実際は元から知っていたけれど、それを言うわけにはいかないし…

あっ、そうだ!

雄輝「いや〜、永琳が『様』ってつける人は神様くらいだと思ったから神様なんじゃないかな〜って思ったんだ。

そしたらまさかのドンピシャでこっちもびっくりしたよ!」

永琳「なるほど、そういう事だったの。

じゃあ、そろそろツクヨミ様のもとへ行くわよ!」

雄輝「はーい!」

 

 

~少年達移動中…~

 

 

永琳「ツクヨミ様、八意永琳です。今日は道で倒れていた者を連れてきました。中に入ってもよろしいでしょうか?」

?「永琳か。入ってきてくれ。」

永琳「はっ、失礼します。」

雄輝「えっと、失礼します…

えーっと、この人がツクヨミ様かな?

?「そうじゃ。」

思った以上に神様ってすごい威厳がある〜

ツクヨミ「そりゃ神だからのう。」

ってか、また心読まれてる!

ツクヨミ「あっ、すまん。いつもの癖が出てしもうた。気をつけねば。

ところで、お主の名前はなんじゃ?」

雄輝「河本雄輝です。」

ツクヨミ「いい名前じゃのう。」

雄輝「そうですよね!永琳ってすごいと思いません!?」

ツクヨミ「ほう、この名前は永琳がつけたのか!いいの〜」

永琳(私ほとんど空気だ…)


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。