とある少年の転生物語   作:猫缶

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初めまして。猫缶という者です。
初投稿なので、結構緊張してます。誤字脱字があったらごめんなさい…
面白いと思っていただければ幸いです。
よろしくお願いします!

では、本編です。


転生します。

ここは…

「おっ、やっと起きたか。」

この人誰?

「わしは、神じゃ。」

…えっ?

「だから、わしは神じゃよ。」

…神!?しかも何で考えている事が分かってるの?そもそもここどこ?

「まあまあ、そうパニックになるんではない。これから一つずつ説明していくぞ!

まずは、何で考えている事が分かるか、じゃな。それはな、神だからじゃ。神は、基本的になんでも出来るからの〜。」

理由になってない気がするけど…まっ、いっか!

「次は、ここがどこか、じゃな。ここは、神界じゃ。お主は特別にここにいるんじゃ。」

神界って何だ?あと…なんで特別なの〜?

「神界とはな、神様が生きている世界のことじゃ。つまり、人間にとっての地球ということじゃよ。

なんで特別かというのはな、お主が命をかけてまでしておじいさんを交通事故から守ったからじゃよ!その心得にわしは感動したんじゃ!」

…そうだったっけ?そもそも死んでたの?

「いろいろと思い出してみるといいぞ」

はーい。それじゃあ思い出してみよ〜

 

 

 

 

~回想~

ある日の事、

「あれ?飲み物がなくなってる〜

って事で飲み物買いに行こ〜」

10分後…

「着いた〜!」

「えっと…これだ!」

♪ありがとうございました〜♪

「買ったし帰るか〜

あれ?あのおじいさんどうしたんだろう?車が来る!

ってそんな事言っている場合じゃない!助けなきゃ!」

ヽ(・д・)ノ=3=3=3スタタタッ

ドン!

「おじいさん助かってよかった…

もう少し生きたかったな…」

こうして彼は息を引き取った…

最期に「なぜお主にわしが見えてるのだ!?」という言葉が聞こえた気がした。

(テレビ欄には、少年が原因不明の事故で亡くなりました。と報じられていました。)

 

 

 

 

そういえばそうだった!じゃあ、何で死んだのに身体があって、喋れてるの!?

「それはな、お主に転生できる権利が与えられたからじゃよ!さすがに神であるわしでも魂と話すことは出来ないからわしの都合が良いように身体をつけたんじゃ。」

…what?転生?それって小説とかでよく見る転生か?

「お主が何のことを言っているのかよく分からんが、多分それじゃよ」

ワオ!でも嬉しいのか嬉しくないのか分かんないな〜

「それは人によって感じ方が変わるから、何も言えぬ。

そろそろ本題に入っていいかの?」

何のことか分かんないけどいいよ〜

「それじゃあ本題に入るぞ!

さっきも言ったように、お主には転生できる権利が与えられておる。しかし、転生するか決めるのはお主じゃよ。お主はどうしたいのじゃ?」

そりゃぁ、転生したいですよ〜

「よし、じゃあ次じゃ。

転生するにあたって、お主にはいろいろと設定が必要なのじゃよ。

例えば、種族とか能力とかじゃ。

お主が自分自身で決めたいものはあるかの?」

うーん、転生する世界は東方Projectがいいな〜

それ以外は神様が決めて〜

「分かった、その他はこちらで決めておくぞ。

転生をする前に、何か質問はあるか?」

特に…あっ!あなたってコンビニで助けたおじいさんなの?

「よく気づいたの〜!

そうじゃよ、そして転生させるチャンスを与えたのに、お主に興味を持ったことも理由に入っておる。ただ、理由に感情を入れるのもどうかと思ったから、気づかれなければ言わないつもりだったんじゃよ。」

へぇ〜、そうだったんだ〜

神様って結構感情的な部分もあるんだね〜

「まっ、まあの。」

そういえば、最期によく分からないセリフが聞こえたのは神様が言ってたんだ!

「そうじゃよ。でも未だに何でわしが見えたのかは分からんのじゃ」

それは…

「何か分かるのか?」

いや〜、心霊スポットとか神社とかに行くと、毎回何かが見えたんですよ〜

他の人は見えなかったらしく不気味に思われちゃいましたが…

「ほう、お主には何か特別な力が宿っているのじゃろうな。

転生してもそこは変わらないはずじゃから、その原因を探ってみてもいいかもしれぬな!」

確かにそれもいいかもしれませんね〜

「まだ何かあるか?」

いや、もう大丈夫ですね〜

「そうか、ではこれから転生を始めるぞ〜

あっ、最後にもう一つだけいいか?」

えっ、別にいいですけど?

「お主には今まで生きてきた数年間の記憶が残っていると思うんじゃが、その記憶は完全に消すか、一部だけ消すか、完全に残すかの3つがあるんじゃが、どれがいいかの?」

じゃあ、東方Projectの記憶だけ消してくださ〜い

「よーし、分かった。では、今度こそ始めるぞ〜

準備はいいか?」

はーい!

「よし、じゃあ目を瞑ってくれるかの?起きた頃にはもう転生が終わっているはずじゃよ。向こうの世界でも楽しく生活するんじゃよ!では、元気での〜!」

いろいろお世話になりました〜

頑張りまーす!

 

-そして、少年の第二の人生が今、始まる…!-


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