ロクでなし魔術講師と死神魔術師   作:またたび猫

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皆さん遅いあけおめです‼︎
なんとか投稿出来て良かったです。
沢山読んでもらえると有り難いです…


一応見所満載なので是非見てください‼︎




評価伸びて欲しい……【心の声】


血塗られし道

ノワールは爆発した場所に向かって曲がり角で

様子を伺って確認するとグレンは倒れて、

システィーナは周りを見て警戒していた。

どうやらさっきの光はグレンの魔術でマナ欠乏症

になって魔力を極端に消耗したらしい……

 

 

「い、いささかオーバーキルだが、俺にゃこれしか

ねーんだよな……ご、ほ……っ!」

 

 

更には、血を吐いて頽れてすらいる。

 

 

「先生⁉︎」

 

 

グレンの異変に、システィーナは慌ててグレンの

元へ駆け寄り、その全身に触れていた。

この現象から考えるからに、今の技は自らの命

と引き換えに振るう諸刃の剣だったみたいだ……

 

 

「まぁ……分不相応な術を、

裏技で無理矢理使っちまったからな……」

 

 

「だ、大丈夫なんですか⁉︎」

 

 

「これが大丈夫に見えたら病院に行け……」

 

 

「《慈愛の天使よ・彼の者に安らぎを・

救いの御手を》」

 

 

システィーナは、怪我を治す白魔

【ライフ・アップ】の呪文でグレンの傷を癒そう

とする。しかし、どうやらシスティーナは運動や

エネルギーを扱う黒魔術や、物質と元素を扱う

錬金術は得意だが、【ライフ・アップ】のような

肉体と魔力を精神を扱う白魔術はそれほどでも

ないらしい

 

 

「馬鹿、やってる場合か……」

 

 

グレンが口元を伝う血を拭って無理矢理立ち

上がった。しかし、その膝は笑っていた。

 

 

(愚者はどうやらここまでのようだな…

それに……どうやら敵も来てるみたいだ…)

 

 

「今すぐ、ここを離れるぞ……早くどこかに

身を隠……」

 

 

 

言いかけて、グレンは苦い顔をした。

 

 

 

「んな呑気なことを許してくれるほど、

甘い相手のはずないよなぁ……くそ」

 

 

かつん、と。破壊の傷跡が刻まれた廊下に

靴音が響いた。

 

 

「【イクスティクション・レイ】まで

使えるとはな。少々見くびっていたようだ」

 

 

(あいつは……)

 

 

廊下の向こう側から姿を現したのはーー

ダークコートの男ーーレイクと呼ばれた男だった。

 

 

「ーーっ⁉︎」

 

 

システィーナは息を呑んだ。最悪のタイミングだ。

グレンはすでに満身創痍。おまけにレイクの背後

には五本の剣が浮いていた。

 

 

(あれは恐らく、アイツの魔導器具

なのだろう……更に愚者の【愚者の世界】対策と

してすでに発動しているし…)

 

 

ノワールは注意深くレイクの様子を

伺っているとグレンは必死になってレイクの剣を

避けながらシスティーナを守っていた。

 

 

「もう、浮いている剣で嫌な予感がするよなぁ……

あれって絶対、術者の意思で自由に動かせるとか、

手練れの剣士の技を記憶していて動くとか、

そんななんだぜ? ちくしょう」

 

 

「グレン=レーダス。全調査では第三階梯

《トレデ》にしか過ぎない三流魔術師しか

聞いてなかったが……まさか貴様に二人も

やられるとは思わなかった。誤算だな」

 

 

「ざけんな。内一人を完全に殺したのはお前

だろうが。人のせいにすんな」

 

 

「命令違反だ。任務を放棄し、勝手なことを

した報いだ。聞き分けのない犬に慈悲をかけて

やるほど、私は聖人じゃない」

 

 

 

レイクはグレン達に剣を向けて放とうとする。

 

 

「では死ね、グレン=レーダス」

 

 

レイクはそう言って魔導器具の剣をグレンに

向けていると背後からーー

 

 

「貴様が死ね……《竜帝》…いや、

レイク=フォーエンハイム…」

 

 

レイクは声がする背後の方を見ると冥府の鎌を

構えているノワールがいた。

 

 

「な、なんだと…⁉︎ 馬鹿な、いつの間に⁉︎」

 

 

レイクは驚いた表情をしながら黒のロングパーカー

のノワールを見ているとレイクの首筋には冥府の鎌

の刃を当ててガリガリとお互いの刃が当たり火花が

散って今にもその首を刈り取らんとしていた。

 

 

「ぐっ‼︎ く、くそッ…‼︎」

 

 

レイクはそう皮肉を言いながら額に一筋の血が

ポタリポタリと垂れ落ちながらも今、自分の首を

刈り取らんとしてくる『殺意の刃』を浮いている

数本の剣でなんとか防ぎながらノワールから距離

を取った。

 

 

「あ〜あ〜…刈り取り損ねたか……」

 

 

ノワールは無表情で冥府の鎌を構えながらレイク

を睨みつける。

 

 

「貴様…一体何者だ?」

 

 

「さあ、誰だろうな?」

 

 

レイクは驚きを隠せなかった。何故ならレイク

ほどの魔術師なら人の気配を逃す事は絶対に

ないからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノワールとレイクが睨み合っているとそんな中、

グレンとシスティーナはただ見る事しか

出来なかった

 

 

「先生…あれって…」

 

 

「あれは…幻影の死神⁉︎ なんでこんな所に

いやがる‼︎」

 

 

グレンは驚いた顔ながらその言うと

システィーナもグレンの言葉に驚いていた。

 

 

「幻影の死神って…あの都市伝説の暗殺を生業

とした魔術師ですよね⁉︎」

 

 

「ああ…あいつは『正体』も謎なんだよ…

更に、奴の『固有魔術』も『目的』も

全く不明なんだよ…」

 

 

「そ、そうなんですか……でも…

まさか都市伝説の死神が本当にいたなんて……」

 

 

システィーナは驚きを隠せなかった。

システィーナが聞いた幻影の死神の噂は、

奴は体格の良い『大男』だとか自分よりも

『幼い子供』だとか更には終いの果ては人では

なく『化物』などの噂が広まってどれが【真実】

なのか分からなかったのだ。システィーナは死神

を見ると姿は噂とは全く違って自分と同じ歳

ぐらいだと言う事は分かった。システィーナと

グレンがロングコートのパーカー姿のノワールを

見ながら言っていると

 

 

「久しぶりだな…『愚者』」

 

 

「ああ…久しぶりだな、『死神』……」

 

 

グレンは幻影の死神にそう言うと体はふらふら

になりながらも最後の気力を振り絞りながらも

帝国軍隊式格闘術の構えをしながら真剣な表情

をしてノワールに質問した。

 

 

「てめぇの目的は何だ…?」

 

 

「それを言う奴がいると思うか?」

 

 

「ちぃ…確かにそうだな…全く…聞いた俺が馬鹿

だったぜ……」

 

 

(と、なると…俺が白猫を守りながらこいつら

二人を暗殺しなきゃいけねぇときた…)

 

 

グレンはそう考えているとーー

 

 

「相手を前にして考え事か?」

 

 

「‼︎」

 

 

グレンが気づいた時にはもう遅かった。

ノワールは右ストレートのパンチをグレンの顔

めがけて殴ろうとするがグレンはノワールの

攻撃を弾いた。

 

 

「よし‼︎ これで……」

 

 

グレンはノワールの攻撃を対処して『愚者の世界』

を握り締めながらノワールに攻撃しようとすると

 

 

「横が疎かになっているぞ?」

 

 

「しまっ…‼︎」

 

 

グレンは気付いたのだが、気づいた時には

もうすでに遅かった。ノワールの蹴りが

グレンの横腹に思いっきり入り込む。

 

 

「ぐ、ぐはぁ…‼︎」

 

 

そしてノワールはグレンの溝を殴り最後にグレン

の顔を殴りつけた。

 

 

「く、クソ……」

 

 

グレンはノワールを睨みつけながらそう呟くと

グレンは倒れて意識を失っていた。

 

 

 

「グレン先生‼︎」

 

 

システィーナはそう叫びながらグレンに近づいて

必死になって声を掛けたり揺さぶるが返事なくて

どうすれば良いのか気が動転していた。すると

ノワールはグレンに背を向け一歩、また一歩と

歩きながらシスティーナに

 

 

「システィーナ=フィーベル……愚者……いや、

グレン=レーダスを連れて行け邪魔だ」

 

 

ノワールはシスティーナにそう言ってレイクに

視線を向けるとレイクは頬の血を拭いながら

ノワールに疑問だった事を聞く。

 

 

「貴様の目的は何だ幻影の死神?」

 

 

「今から死ぬお前に答える事は何もない」

 

 

ノワールがレイクに冷たく言うと

レイクは何かを確信した様な顔をして

 

 

 

「そうか…さてはルミア=ティンジェルだな?」

 

 

「……まぁ、強いて言えばそうだな…」

 

 

「なっ⁉︎」

 

 

レイクの質問に対してノワールはそう言うと

システィーナは無意識に声を発してレイクは

冷静に納得した表情をしていた。そしてノワール

は冥府の鎌を構えようとするとノワールは手を

止めた。

 

 

「…何のつもりだ…システィーナ=フィーベル?」

 

 

ノワールがそう言うと背後には『システィーナが

ガタガガタと震えながらノワールに向けて魔術を

放とうとしていた』

 

 

「貴方もルミアが目的なんでしょ?

だったら『貴方達みたいな殺戮者』がこの世界に

いるからルミアが苦しんで『崇高な魔術』が人殺し

に使われて彼女、ルミアが、あんな良い子が不幸

なんて許せる筈ないでしょ‼︎だから貴方に魔術を

撃つ‼︎」

 

 

システィーナがそう言った瞬間、

システィーナの頬に何かが当って確認すると壁に

ナイフが刺さっていてシスティーナの頬には

小さな傷が出来てその傷を手で触ると手には

少量の血がついていたのを見るとシスティーナの

顔色が真っ青に変わり肩を震えて怯えていた。

 

 

「こ、これって…まさか…血…?」

 

 

システィーナがそう言うとノワールは

システィーナに淡々と答える。

 

 

「そうだ。そしてお前は今の状況を全く理解して

いないようだったからな?僕は同じ事を言うのは

あまり好きではない…しかし、改めて分かりやすく

もう一度だけ言うぞ…システィーナ=フィーベル…

目の前に転がっているそいつを連れてさっさと

連れて行け」

 

 

ノワールはシスティーナにそう言うが

システィーナは思考が停止して動けずにいた。

するとノワールは冥府の鎌を持ってシスティーナの

首元に鎌の刃を当てる。

 

 

「聞こえなかったか…?

そいつを連れて消えろと言ったんだがな?

それとも貴様は今、ここで死にたいのか?」

 

 

「ひぃ‼︎」

 

 

ノワールがシスティーナにそう言うとシスティーナ

は意識を取り戻してノワールを見ると怯えてグレン

を抱えて逃げた。

 

 

「逃がさん‼︎」

 

 

レイクは五本の剣のうち二本をシスティーナと

グレンにめがけて物凄いスピードで放つと

 

 

「させない‼︎」

 

 

ノワールがレイクの剣を撃ち落とし、レイクを

睨みつけながら鎌を構えて鋭い瞳で見据えていた。

 

 

「あの小娘を先に殺そうと思っていたのだが……

よもや貴様に塞がれるとはな…」

 

 

「そんな御託を考えている暇があるならさっさと

自慢の剣を構えろ…第二団《地位》ーー《竜帝》、

レイクフォーエンハイム」

 

 

ノワールはそう言って冥府の鎌を振り回してレイク

に向けると

 

 

「まさか…この学院に『魔術師殺しの愚者』と

『幻影の死神』がこの学院に紛れ込んでいたとは

思わなかったぞ…だが相手にとって不足はない‼︎

尚更好都合だ‼︎それに貴様なら私の目的を

満たしてくれるだろう‼︎」

 

 

レイクはそう叫びながらノワールに言って二本

の剣を構えて残りの三本の剣がノワールに

向かって放たれていく

 

 

「なめるな‼︎」

 

 

ノワールがそう言ってそれに負けまいと鎌で

剣を二本撃ち落とす。だが、残りの一本の剣は

ノワールの肩や頬をかすめて少しずつ擦り傷が

出来ていく。

 

 

「あの剣の近距離攻撃を避けるとは…

なかなかやるな…流石は幻影の死神だ…」

 

 

レイクは満足そうに薄く笑っていた。

 

 

「そりゃあどうも……全然嬉しくないけどね……」

 

 

ノワールがそう言うとレイクは手を上げて

先程飛ばした複数の剣を戻そうとするが

しかし、レイクがどんなに剣に指示を出しても

剣は帰ってこないのだ。

 

 

「何故だ‼︎何故戻ってこない⁉︎」

 

 

レイクが信じられないという表情で驚いていると

ノワールはその隙を見逃さず鎌で首筋を狙って

振りかざすがレイクもレイクで残り二本の剣で

ノワールの鎌の攻撃をなんとか防ぐ。

 

 

「動揺しすぎて隙が多いぞ?

このままだと死ぬぞ? 《竜帝》?」

 

 

ノワールはそれを読んでいたかの様にレイクが

使っていた剣の一本をレイクの足を切りつけて

太ももに突き刺していく。

 

 

「ぐっ、ぐはぁ‼︎」

 

 

「まだ、死ぬなよ?」

 

 

ノワールはそう言って肩に残った一本の剣を

レイクに刺して首を刈り取ろうとすると

 

 

「その瞬間を待っていたぞ‼︎」

 

 

レイクはそう言ってノワールの腕を掴んでいた。

 

 

「しまっ⁉︎」

 

 

ノワールがそう言った瞬間、レイクは口元を

ニヤリと笑いながら上げていた手を下げて

それが合図のように残り三本の剣を使って

刺しにいく。

 

 

「死ね幻影の死神‼︎」

 

 

「くそっ……‼︎」

 

 

ノワールはそう皮肉を言いながら致命傷のだけを

避けながらレイクの攻撃をなんとか避けて

冥府の鎌でなんとか弾いていく。

 

 

「…流石だな…あの近距離攻撃をここまで

何度も防いでみせるとは、予想外だった…」

 

 

「僕も予想外だったよ…まさか自分を

囮にしてくるとは思わなかったよ…」

 

 

「ふっ…冗談を…この状態も貴様の

予想通りの展開なのだろう?」

 

 

「…それこそあんたの買いかぶりだ……

それこそあんたの剣の技量が

凄いからだろうと素直に思うぞ?」

 

 

「そうか……」

 

 

レイクは最後の一本の剣を突き刺してレイクは

コートを脱いで刺さっていた剣を抜いて握り

鋭い眼光で睨みつけながらノワールに視線を

向けて構える。

 

 

「……何のつもりだ…?」

 

 

「意味は無い……私はただ天の智慧研究会とか

そういう肩書き無しで、一人の剣士として貴様に

挑みたくなった…要は俺の自分勝手な我儘だ…」

 

 

「そうか……だが良いのか?

それだと非合理的でお前達には良くないはずだ…」

 

 

ノワールはそう言って冥府の鎌を振り回して

構えながらレイクを警戒する。だがレイクは

笑いながらノワールの瞳を見据えて

 

 

「ふっ…問題ない。計画は最終段階に移行した。

俺の役割はここで貴様等の足止めだからな」

 

 

レイクはそう言って剣を構えて

ノワールを鋭い眼光で睨みつける。

 

 

「あと少し付き合ってもらうぞ…」

 

 

レイクはそう言って一歩、また一歩と

歩いて徐々に走り出してノワールに

切りかかってくる。

 

 

「残念ながら僕は男と付き合うつもりはない‼︎」

 

 

ノワールはそう言ってレイクの剣と

ノワールの鎌がぶつかりながらそう言って

何度も打ち合って火花が散る。

 

 

「それはこちらも同じだ‼︎

我が《竜帝》の名を汚す訳にはいかない‼︎」

 

 

レイクはそう叫び達人の域とも言える

素早い剣さばきでノワールを翻弄する。

 

 

「ぐっ‼︎、まだだ‼︎」

 

 

そう言ってノワールは冥府の鎌をレイクの剣を

打ち払うとレイクの剣の光が消えていた。

 

 

「な、何⁉︎」

 

 

レイクは光を失った剣を見て驚いていると

ノワールがレイクに向かって走り出して

 

 

「終わりだ《竜帝》レイク‼︎」

 

 

ノワールはそう言って冥府の鎌を

振りかざしてレイク剣と体を切断した。

 

 

「ぐっ、ぐはぁ‼︎」

 

 

レイクは口から大量の血を吐きだしそして地面に

倒れて真っ赤な血が【ドクドク】と溢れ出し、

そして流れだして広がっていた。

 

 

「言い残す事はあるか…?」

 

 

ノワールは冷たい声でレイクにそう聞くと

レイクは息を切らしながらノワールを見ながら

最後の気力を振り絞って壁に保たれていた。

 

 

「私の負けだ……殺せ」

 

 

レイクがそう言うとノワールはゆっくりと

鎌を構えてレイクの首筋に刃を当てる。

 

 

「言われずともそのつもりだ……」

 

 

「ふっ……流石、幻影の死神…だが、貴様に最後

の忠告してやる…貴様は俺達外道魔術師達を最も

憎んで容赦なく殺し尽くしているようだが…所詮

は貴様も俺達と同じだ……人を呪わば穴二つ……

意味は、人に害を与えようとすれば、やがて自分

も害を受けるようになるという例えらしい…」

 

 

「…何が言いたい……」

 

 

 

ノワールが冷たい声と光の無いドス黒瞳で

レイクにそう言うとレイクは僅かに微笑みながら

 

 

 

「貴様がどんなに人を沢山救おうとも貴様は俺達

と根は同じ外道魔術師で『復讐という呪い』の

『業』を一生背負って救われぬまま苦しみながら

死んでいくのだからな…」

 

 

レイクがそう言った瞬間、ノワールは冥府の鎌で

レイクの首を力一杯振って刈り取った。そして鎌に

大量の血がついて廊下に【ピチャ、ピチャ】と垂れ

落ちながら声を暗くして呟いた。

 

 

『別に僕は今更救いなんて要らない……僕は

あの時に心はすでに死んで復讐しか出来ない…

いや、復讐の道を自ら選んだ殺戮者だから…

どうせ復讐者という名の人殺しの最後の

末路はロクでもない血に塗れた末路だから…』

 

 

 

ノワールは首のないレイクの死体にそう言って

背を向けながら廊下を歩く。すると廊下には

血の足跡がべったりと付いてレイクが来た道を

歩いていくしかしその道先は真っ暗な道だった。

 

 

 

(復讐の後の自分への報いを受ける覚悟は

出来ている……絶対、復讐を成し遂げる…

その為に必要なら『罪』や『呪い』そして

『業』すらも何度だって背負ってやる…

例え自分が死ぬ事になっても…)

 

 

 

 

ノワールはそう言って転送方陣の塔に捕まって

いるルミアを助けに向かう。頬に付いたその

血塗られた血塗れの姿は『殺戮者』とは程遠い

まるで『血の涙を流す人ならざる異形の化物』

であり『生き様』の様だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただき
ありがとうございます‼︎


今年もよろしくお願いします‼︎
今年もガンガン書いていきます‼︎



炬燵に入るぞー‼︎(^ω^)

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