プラチナのような輝きを   作:mokke

4 / 19
どうもmokkeです!
遂にあと2ヶ月でドラゴンクエストXI発売ですね(白目)
あと、バンドリイベントどうでしたか?
私は今日の夕方になんとか15万取れましたが…
それと、あらすじ増やしました。
これからも唐突に増えることがあるかもです。
今回から過去編にいきます。


それではどぞ(っ´∀`)っ


久しぶりの邂逅

草薙side

 

 

なんで立っているのが燐ちゃんなんだ…

よく考えたら【プラチナ】って白金だもんな。

でも、そしたらあいつはいつ【リーフ】が俺だってことが分かったんだ?

もうバレてるなら逃げても無駄なんだろうから待つしかないよな……

 

なんて思ってるとRoseliaのライブが終わってみんなが帰っていった。

あ、やべっ、曲全く聞いてなかった...

 

燐ちゃんがどこにいるかもわからないので、会場でずっと待ってると、燐ちゃんが来た。

 

 

「燐ちゃん、久しぶりだな。」

「そうだね、創君。」

「なんで【リーフ】が俺だって分かったんだ?」

「なんでだろうね、一緒にゲームをしてると不思議と確信を持てたよ。」

 

 

俺はここから立ち去りたくて口早に言う。

 

 

「そうか、それじゃあまたゲームで。Roselia応援してるよ。」

「待って、創君。」

 

 

燐ちゃんが引き止める。

 

 

「また、一緒に遊べないの?」

「今も遊んでるだろ?」

「そうじゃなくて、一緒の家で遊んだりお話したりしようよ。」

「それだったらスカイプ繋げてやるよ。」

「だからそうじゃないの!」

 

 

燐ちゃんが珍しく大きく言う。

 

 

あの時(・・・)からもう4年経つんだよ。

また、一緒に出掛けたり、お菓子作ったりしようよ!」

「それは…だめだ。

もう俺は燐ちゃんと一緒にいたらダメなんだよ!」

 

 

あの出来事を無い事にしてはいけないんだ、絶対に。

 

 

 

 

~~~4年前~~~

 

 

 

草薙創斗こと俺は12才ある日、燐ちゃんの家族に一日預けられた。

その日は出掛けることになって出掛ける前に銀行による事になった。

 

その時に事件は起きてしまった。

 

突如、銀行の中に全身黒ずくめの男が入って来て、銀行員に向けて銃を突きつけた。

 

 

「オラァ!殺されたくなかったら、今すぐにカバンに金を1000万詰めろ!

時間が無いんだ、1分遅れるたびに客1人殺していくぞ!」

 

 

そんな声と共に銃音と天井のライトの崩れる音がなり響いた。

その後数秒したら、みんなが阿鼻叫喚の悲鳴をあげ、ある者は逃げようとして威嚇射撃されて気絶したり、ある者は、部屋の隅で動けずに固まっていたりした。

俺はというと、立ち向かえる訳も無く腰を抜かし、苦し紛れに燐ちゃんを俺の後ろに寄せることしかできなかった。

 

そして、あまりにも短い1分というタイムリミットは呆気なく経ってしまった。

 

 

「ははっ、時間切れだ。残念ながら1人召される事になりそうだ。

まずは子供にしようか。」

 

 

そう言って男は子供を探し出すが今いる子供は俺と燐ちゃんしかいなかった。

 

 

「子供はお前ら2人か、なら守られている女子から殺してやろうか。

恨むなら1000万詰めれなかったあの無能達を恨むんだな。」

「や、やめろ!り、燐ちゃんを殺すな!」

 

 

とは言っても力の差は比べるまでもなく、黒ずくめの方が強く、燐ちゃんを俺から遠ざけていく。

そして、燐ちゃんの額に銃口が突きつけられた。

燐ちゃんは抵抗もできず、涙を流すことしかできなかった。

 

 

「さぁまず1人目だ!」

「やめろぉ!」

 

 

黒ずくめの言葉が聞こえた瞬間、俺は訳も分からず声をあげ、黒ずくめの男に体当たりして、発砲を阻止しようとした。

それは不意打ちだったようで、全体重が乗った体当たりによって黒ずくめは手から銃を手放した。

男はそれを取り返すかのように俺に迫ってきた。

それはダメだと思い銃の反動も気にせず、目を瞑って2発立て続けに発砲した。

 

 

『パアンッパアンッ』

 

 

俺が目を開けるとそこには、腹の少し上から血が出て倒れてる黒ずくめの男と、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左腕を抑えて倒れている燐ちゃん(・・・・・・・・・・・・・・・)がいた。

多分、というか絶対に俺の撃った2発のうち、1発が燐ちゃんに当たったのだろう。

黒ずくめの男のことはもう頭に無く、燐ちゃんの所へ走ってひたすら揺さぶる。

 

 

「燐ちゃん?燐ちゃんってば、燐ちゃん起きてよ!」

 

 

だが燐ちゃんは起きる気配もなく、ただ苦しそうに倒れているだけだった。

 

 

「あ、あぁ……嘘だ、嘘だ…嘘だ!

俺の、せいで、燐ちゃんがこんな目に……」

 

 

俺の頭は真っ白になった。

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

 

 

俺はそのまま意識を失った。




いかがでしょうか!
少しきりがいいのでここでくぎりました。
なんせ今から1時間後にはスマホを置いて修学旅行に行くんですよ!
だからこのタイミングでの投稿にしました。

次回も過去編です。
また次回(´°ω°)ノシ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。