テスト明けで久しぶりにバンドリするとシュガソンexがクリアできず大変ですorz
それではどぞ(っ´∀`)っ
草薙side
あれから数日が経ち今日は【プラチナ】さんがキーボードを担当するRoseliaというバンドを含む何組かの合同ライブがある日だ。
ゲームなどで忙しくライブの始まる時間しか調べてないが結構楽しみだ。
「あぁ〜買い物以外で外に出るの久しぶりだな〜。」
家からSPACEまでは徒歩圏内とかなり近かったので、いつものカ〇リーメイトを食べながら歩いている。
近いといっても基本引き篭もってる人が急に外に出て動くと、すぐに体力が無くなるわけであって……
「だめだ、死んじゃう。
ちゃんと飯食うべきだったな。」
死にかけのニートがすぐに出来てしまう。
なんて思ってるうちにSPACEへ到着した。
人混みの中に入るのは怖いし不安要素は多いが覚悟を決めて中へ行く。
因みにガールズバンド限定らしく、【プラチナ】さんがネカマでムキムキマッチョという可能性はなくなったε-(´∀`*)ホッ
「うわぁ…やっぱ人入ってるな。
貧血起こしたらどうしよう…」
それから少し経ち、ライブが始まる。
Roseliaは最後らしく、それだけである程度凄いんだなって思った。
何組かの曲を聞くが、どれもよく、特に星の形をしたようなギターを担いでる子達のバンドグループは演奏や歌がうまかった、そして何より楽しそうに歌ってるのがこっちも元気になれる感じがした。
そして、遂に最後のグループ、Roseliaが出てくる。
全体的に黒っぽい服装でかっこいいと思わせるような風格を纏っていた。
俺は、キーボードに向かう子を凝視する。
その子は黒髪ロングで大人しそうな感じで、美しく、大和撫子という言葉が似合うような子だった。
でもそれは全て建前で、俺はある1人の人物を思い浮かべることしかできなかった。
「_____燐ちゃん?」
ステージの上にはかつての幼馴染の白金燐子が立っていた。
燐子side
私は、数日前にネ友として仲が良かった【リーフ】さんにライブにこないかと誘った。
バンドの話題を出したのはたまたまだったんですけど、
『昔友達だったんですけど、色々あって一方的に自分から逃げたんですよね(汗)』
【リーフ】さんのこの一言が4年前のあの出来事を思い出してしまった。
他にも今までチャットで話してた内容が
今回の観客席がいつもよりも狭いので少し探しやすいのもあって今日を狙って見たけど大丈夫かな?
「燐子、そろそろ行くわよ。」
「わ、分かりました。」
この人はRoseliaのリーダーの湊友希那さん。
ボーカル担当で歌がとても上手くてかっこいい人なんだ!
猫を見ると性格が変わっちゃうのもちょっと好きかな…
「りんりん、【リーフ】さん見つかるといいね!」
「そうだね。でも【リーフ】さんが全くの別人だったらどうしよう……」
「その時はその時だよ!」
この子は宇田川あこちゃん。
ドラム担当で厨二チックで常にかっこいい言葉を探してるらしく、メンバーを困らせることもしばしば。
Roseliaの中で一番仲が良く、一緒にゲームをするんだ。
因みにあこちゃんのプレイヤーネームは【堕天使ルシファー】……
そ、それでも私がRoseliaに入れたのはあこちゃんのお陰だし、今回の計画を考えたのもあこちゃんなんだ。
他にもメンバーはいるけどもうすぐライブが始まっちゃうから行かないと…
そして、ステージへ向かう。
キーボードの準備をしながら探そうとするとすぐに彼は見つかった。
生まれつきの茶髪、少し背が高いのにとても細い、
「やっと会えたよ、創君。」
いかがでしょうか!
いきなり感想やお気に入り登録してくださりありがとうございます!
文字数はあまり多くないですが、その分少しでも早く投稿していきたいです。
また次回(´°ω°)ノシ