モカHappy Birthday!
4週間ぶりですかね?
なかなかいいのが思いつかなくて……もう片方のを進めていましたorz
ドラクエをしていたのもありますが……
後半は内容うろおぼえなので許してくださいorz
長くなりましたが、それではどぞ(っ´∀`)っ
あと、活動報告見といてくださいorz
創斗side
「あ、暑すぎるだろ……」
俺たちは電車に乗って海まできた。
今は燐ちゃん達が着替えているので、俺はパラソルやイスなどを準備している。
たて終えた所にちょうど上原さんがきた。
「あ、どうも上原さん。」
「創斗先輩すいません、わざわざたてていただいて。」
「いやいや、力仕事は男の役目らしいので。
そういえば上原さん1人だけ?」
「確かに誰も来てないですね、いや、リサ先輩!」
「ごめーん、ちょっと手間取っちゃた。」
「超かわいいですよリサ先輩!
髪もめちゃくちゃキュートだし!」
「ふっふーん、ありがと!
って創斗からは何も無いの?」
「あ、いや、2人とも、かわいいですよ?」
「なんで疑問形なのっ!」
やばい、むっちゃ恥ずかしい……
人を褒めるなんて今まで楓しかいなかったからな~
え?妹は入らないだろって?
そうだよ!(逆ギレ)
「そ、そういえば燐ちゃん達は?」
「もうすぐ来ると思うんだけど……」
噂をすればと、あこちゃんがきた。
「リサ姉~!ひーちゃーん!創斗さーん!
お待たせっ!我ここに参上せり~!」
「おおっ、あこかわいいね!
みんなで水着見に行ったあと、1人で見つけたの?やるじゃん!」
「えへへ~そうでしょ!
サイキョーのあこの水着ここにあり!
って創斗さんも何か言ってくださいよ!」
「か、かわいいよ。
魔の力がぷんぷん感じるよ……」
「ほんとですか!?
やったよりんりん、褒められちゃった!」
ん?
「あれ?
燐ちゃんってどこにいるの?」
「りんりんならここに隠れてますよ。
恥ずかしがってないで、出てきて!」
そう言ってあこちゃんは物陰に隠れた燐ちゃんを引っ張ってきた。
「あ、あこちゃん、引っ張らないで……」
「かわいい……」
「「「え?」」」
いつの間にか、俺の口からはこんな言葉が漏れていた。
「///そ、創君……そんな急に…言われたら……」
「あ、ご、ごめん……つい…」
こんなやり取りをしていたせいか、周りから茶化される。
「唐突だね~」「ヒューヒュー」「コーヒー飲みたくなってきましたね……」
そこで、リサさんがあっと思い出したように言う。
「そういえば、『つい』ってことは私達への褒め言葉は、そんなに心込めてないってこと?」
「そ、そうですよ!ちょっと嬉しかったのに……」
「魔の力のくだりは嘘だったんですか?」
「い、いやそんなことは……」
なんとか誤魔化そうとすると燐ちゃんがとどめを刺す。
「じゃあ…私のことは……何も思ってなかったの……?」ウルウル
「ち、違っ…粉☆バナナ!じゃなくてこれは罠だ!」
「ちょっとこれは
「いやリサさん、建前も本音も一緒だから!
ダ、ダレカタスケテェ!」
タイトル通り水着は人を殺せる力を持っているんだ!(物理的)
最後にそう思い意識を落とした。
「知らないてんじょ……いや、パラソルだ。」
「起きたんだ……」
とりあえず生還できてよかった。
ってこ、このムチムチした感触は……
「り、燐ちゃん、何してるの…?」
「ひ、膝枕だよ?」
やっぱりそうでしたァァァ(歓喜)
という気持ちは隠しておいて……
「ご、ごめん燐ちゃん迷惑かけて……」
「ううん…私も、悪ノリしちゃったから……
で、でもあれは…恥ずかしかった……かな…」
「それでもあれは俺の本心だから……気に障ったなら謝るよ。」
「い、いや別に、そんな……むしろ嬉しかったから……」
「創斗~大丈夫かー?」
燐ちゃんが何か言っていた気がするが、リサさん達が来ることによって忘れてしまった。
「ごめんね〜ちょっと力入れすぎちゃって。」
「それは俺が不注意なことを言ったからなんで気にしないでください。
それよりも、そろそろ海の家に行きませんか?
お腹空いてきましたよ……」
「確かにあこもお腹ペコペコだよ~」
「じゃあ休憩がてら行きますか!」
確か、その海の家には、ゲームの限定コードがあったはずだ。
あと、ゲームに因んだ食べ物なんかも。
少し歩いて海の家に着くと、この前ジャンクフードの店で働いていた丸山さん?がここでも働いていた。
そこにリサさんが切り込んでいく。
「お、彩ちゃん!ここで働いてるの?」
「リサ先輩!今日はゲームとのコラボで一日店長なんですよ!
あ、注文行きます!
すいません……見ての通り忙しくて……」
「あ、ごめん止めちゃって、頑張ってね!」
「有難うございます!」
まぁさらっと見た感じ、結構並んでるし席では写真撮ってゆったりしてる人が多いため回転がかなり悪い。
店内を物色していると、先程のやり取りを見ていたのか本当の店長らしき人がきた。
「君達って彩ちゃんの友達かな?」
「はい、そうですけど…?」
「本当は頼みたくないんだけど、ご覧の通り忙しくてね……
手伝ってくれないかな?」
ちょっと予想していたが、はっきりいってめんどくさい。
しかし、当たり前のように俺の意見は通らないので黙っておく。
するとみんなで話し合ったのか、リサさんがOKした。
俺もOKして雑用係をしようとすると、燐ちゃんがある服を渡してきた。
女性用の……は?
「なにこれ燐ちゃん……?」
「厨房よりも、こっちの方が足りないから……
それに創君、メイクしたら…
「で、でも……」
「昔、私の手作りの女の子の服着て、一緒に外に遊びに行ったから大丈夫……」
「分かったから、もう着るから、それ以上言わないで!」
「じゃあ控え室に……」
「はい……」
これを見ていたリサさん達は、
「燐子ってあんなに行動力あるんだ……」
「燐子先輩凄い大胆ですね!」
「今のりんりん初めて見たよ……」
全員驚いていた。
~~~十数分後~~~
「はぁ……なんでこんな格好しないといけないんだよ///」
「かわいいよ、創君。」
「そうだよ創斗、もう別人レベルじゃん!」
「創斗さんってこんなにかわいいんだ……」
「創斗先輩、すらっとした体型でいいな〜」
やっぱ断った方が良かったかな……
結局、注文担当になったが、9話を思い出して欲しい。
バイト探しの途中、人と余り接したくないという理由でコンビニの選択肢を潰している。
それが今はしたくもない女装をして大量の行列を捌かないといかない。
「ご、ご注文は、ど、どうされますか……」
もう喋ることすら恥ずかしくなる。
しかも店長が言うにはあと、3、4時間程手伝わないといけないらしい。
「はぁ……なんで俺なんかに目線を向けているんだろな……」
男からの視線がつらい、周りの人が全員ホモに見えてしまう。
~~~4時間後~~~
「つ、疲れた……もう2度と女装なんてしない……」
「…可愛いかったよ……」
「やめて!お願いだから!」
「あはは、なんだか燐子が怖く見えてきたよ。」
「それにしても、今日はありがとうございました!」
「いえ、あこちゃんも楽しかったよね!」
「はい!とても楽しかったです!」
なんて話していると、店長がこっちにきた。
「お疲れ様、急に頼んでごめんね。」
「いや、こちらも普段出来ない体験が出来たのでよかったです。」
「お礼と言ってはなんだが、この店の料理一品作って上げるよ。」
「本当ですか!有難うございます!
みんなは何貰う?」
「あこはこのデザートが欲しい!」
「私もこのデザートかな。」
「私は、このドリンクで……」
みんな思い思い頼んでいく
しかめっ面になっていく店長を見て、俺はあることを思いつき、厨房に行って手伝うことにした。
「いやー、君にも助けられたね……」
「大丈夫ですよ、その分はこれから返して貰いますから!」
「そうか、何を食べたいんだ?」
「え、何を言ってるんですか?
まさか、4時間も働いたのに、まかないだけで済むと思っているんですか?」
「ど、どういう事だい?」
「4時間も働いた報酬がたった数百円のものは流石にダメでしょ、どんだけブラックなんですか。
まぁ、丸山さんは後からお金は入ってくるとは思いますが……
それに、あなたから頼んできて、しかもこちらは海に遊びに来たんですよ。
こんな事が世間にバレたら信用無くしますよね!」
「っ、何をすればいいんだ?」
「別に何もしなくていいんですよ?
あ、でも駅前に期間限定で1人税込2000円のバイキングがありましたね……」
「分かった、1万やるからそれで勘弁してくれ……」
「はい、有難うございます!」
ふぅー危なかった、もし実力行使してきたら抵抗出来なかったからな……
それにしても脅しってなんかお母さんに似てきたかも……
「お待たせしました、ドリンク一品にデザート2つですね!
それと、さっき店長が手伝ってくれたお礼だと1万円くれたから晩御飯食べに行く?」
「本当!?
みんなでお礼言いに行かないとね!
彩ちゃんはどうする?」
「すいません……この後他の仕事が入ってて。」
「そうか……残念だね~
これからも頑張ってね!」
「はい、また機会があればよろしくお願いします!」
「じゃあ私達もお礼言いに行こっか!」
「「「はい!」」」
お礼を聞いた店長の反応は言うまでもないだろう。
その後食べた晩御飯はとても美味かったが、その後見たニュースで女装姿の俺が映ってた所を見た時は、2度とこんなことはしないと誓った。
いかかでしょうか!
あれだけ働いてまかないだけはおかしいと思ったのでこんな終わり方になりました。
それにしても、熱色スターマインかっこよすぎでしょ!
あこちゃんのソロやそれに合わせるキーボード、そして極めつけには友希那さんの『頂点へ狂い咲け!』これは鳥肌が立ちました!
また次回(´°ω°)ノシ