プラチナのような輝きを   作:mokke

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どうもmokkeです!
あこちゃん誕生日おめでとう!(遅すぎ)

あと、何故かこんな作品の評価バーが赤くなっててびっくりしました。
これからもこの駄文を読んで下さったらなと思います!

それではどぞ(っ´∀`)っ


家族襲来!

創斗side

 

 

湊さんに拉致られた(歌わされた)次の日、寝息に起こされた。

また燐ちゃんが来たのだろうと思い時計を見るともう9時だ。

燐ちゃんを起こそうと揺すると……

 

 

「ん…あ、おはようお兄ちゃん(・・・・・)!」

「……は?」

 

生まれつきの濃い紫色の髪、俺より少し背が低い14歳

そこには俺の妹の草薙楓がいた。

 

ん?俺の説明がないって?

ご想像にお任せするよ。

というか、

 

 

「なんでお前がいるんだよ!」

「なんでってお母さんがお兄ちゃんに大事な話があるって聞いたから?」

「なんで疑問形なんだよ…

と言うことはお母さんも此処にいるのか?」

「うん、早く行かないとばらまかれるんじゃない?

何かとは言わないけど。」

「んなぁ!?」

 

 

い、急がないと!

俺は楓をほっておいてリビングへ向かう。

 

 

「お母さん!

まだ拡散してないよね!?」

「何の事よそれ?

それかばらまいてほしい事でもあるの?」

「なんだぁ、知らないなら良かった。」

「別に女声で歌ってるなんて知らないし大丈夫よ。」

「知られてたぁ!」

 

 

はぁはぁ、なんで起きてから10分でこんなに叫ばないといけないんだよ。

というかなんでお母さんも楓も知ってたんだ?

 

 

「「そりゃあ私の息子(お兄ちゃん)だもん!」」

「親が語尾に『もん』なんか付ける家庭、ここだけだと思うよ。」

 

 

さらっと楓が来てるし理由になってないけどまぁいいや。

それよりも……

 

 

「お母さん、大事な話って何?」

「創斗、学校に行かない?」

「別に良いけど。」

「あら、否定すると思ってたのに。」

「どうせいつもの(・・・・)偽装工作で中学丸々行ってない事も隠してあるんでしょ?」

「まぁそうなんだけど、いつものって酷い言いようね。

お母さん泣いちゃうよ?」

「何言ってんだか犯罪者。

偽装工作やらハッキングやらの仕事請け負ってるくせに。」

 

 

そう、今の話の通り、お母さんは普通に犯罪者である。

多分俺が警察にチクると(通報)捕まると思う。

けど、これで生活しているので何も言えない。

 

犯罪に関わるので、給料も良いらしい。

だから俺は引き篭もっても余裕で暮らせるがバイトをさせたのは数少ないお母さんの常識だと思う。

 

「学校は俺は勉強はまぁ高校の範囲は出来るから家から遠くなかったら大丈夫だ。

 

 

 

て、言うと思ったから丁度いい所にしたわ。

この羽丘学園って所はどう?」

「お母さんほんとになんで考えてる事当てれるの?」

 

 

もうこれは永遠の疑問だ。

でも、確かにここから近いし偏差値も高過ぎず低過ぎず羽沢珈琲店からも近い。

かなりいい所だ!

 

 

「そう?

他は遠そうだから此処にする?」

「……そうするよ。」

「ツッコンでくれてもいいのに。

とりあえず諸々準備しないといけないから、どっかに出掛けてきなさい。

流石に仕事は見せれないからね。」

 

 

お母さんがそう言うと楓が突っ込んでくる。

 

 

「それなら一緒にデートしようよ!」

「そうだな、買い物に行こうか。」

「つれないなぁ、今の楓的にポイント低いよ!」

「そうですか、何処行く?」

「朝ご飯食べてないから、取り敢えずジャンクフードでも食べに行こうよ!」

 

 

朝からジャンクフードって…

まぁ俺もお腹空いていたからいいんだけど、女子として大丈夫なのか?

 

 

〜〜〜移動中〜〜〜

 

 

「家の近くならここかな。」

「へぇー結構ビビってくるね!

早く中へ行こうよ!」

「そうだな、かなり歩いたから疲れたよ。

それにしてもその言い回し変わって無いな…」

「だってビビってくるんだから仕方ないじゃん

あと、10分も歩いてないのによく言うよ。」

 

 

さっさとクーラーを浴びようと中へ入ると…

 

 

「あれ、氷川さん?」

「あら、草薙さん?」

 

 

そこには、氷川紗夜とまぁまぁ似ている人の2人がポテトをパクパク食べていた。

 

女子としては朝からポテトは大丈夫なのだろう。

俺は軽く会釈してレジに並ぶ。

俺も楓もポテトLとドリンクだけだ。

 

俺達は氷川さんの隣の席に座る。

ぱくぱく食べていると楓が俺に聞いてくる。

 

 

「「お兄ちゃん(おねーちゃん)あの人知り合い?…あ、」」

 

 

どうやら向こうの子とかぶったみたいだ。

とてつもなくフレンドリーな楓は話しかけにいく。

 

 

「あなた、とてもビビってくる感じがする!

名前はなんて言うの?私は草薙楓って言うの!」

「私は氷川日菜って言うんだ!

楓ちゃんもなんかるるるんってくるよ!

ヨロシクね!」

「日菜ちゃんよろしく!

ん?氷川日菜って何処かで聞いたことが……」

「あー、多分この前の口パク事件の事かな?

あの時のメンバーなんだ。

因みに今もやってるよ!モグ」

「だから聞き覚えがあったんだ!

そういえばこの前のミニライブも行ったよ!

丸山彩ちゃんの声好きなんだ!モグ」

「彩ちゃんならレジ打ちしてるよ。後で連れてくるね!モグ」

「いいの?

ありがとう!モグ」

 

 

ダメだ、話についていけない。

それになんだるるるんって、楓のビビってくるも一緒だけど。

あと、1番の疑問が…

 

 

「か、楓、口パク事件てなんだ?」

「え、これも知らないの!?

これだからゴミぃちゃんはダメなんだよ。

ゲーム、アニメ、マンガにしか興味無いんだから…モグ」

「ゴミぃちゃん言うな。

それと他にも興味ぐらい持ってるわ。モグ

ピアノとか、歌とか、他には……無いな。」

 

 

ゴミぃちゃんてなんだよ!

さっきから小町のマネばっかだな。

俺は八幡か?別にステルスヒッキーじゃないし……

 

結局口パク事件も教えてくれなかったし、丸山さん?の所へ行くし。

 

なんて文句を心の中で垂らしていると、氷川さんが口パク事件について教えてくれた。

 

 

「ヒキタニ君「ノリに乗らないで下さいよ!モグ」……草薙さん、口パク事件は簡単に言うと、日菜達の所属しているバンドがプロデューサーの指示で演奏している振りをして実は音源を流していただけというのがバレてしまったという事です。モグモグ」

 

 

まさか氷川さんまでネタに走るとは微塵も予想していなかったからびっくりした。

まぁ口パク事件に関しては仕方ないだろう。

上の命令には逆らえない、これはどの時代の何処でだろうが変わらないからな。

俺はアイドルとかには興味無いが今、日菜さんが笑い話に出来てるなら大丈夫なのだろう。

 

 

「話変わりますけど、氷川さんってジャンクフード好きなんですね。モグモグ

なんか意外です。」

「ええ、特にここのポテトは好きですね。

塩分も効いてますし。モグモグ

私はこれで、Roseliaの練習があるので。」

「そうですか、俺もそろそろ帰ります。

今日はありがとうございました。」

「私も気が抜けたので良かったです。」

 

 

気を抜くようなことしたか?

と思っていると、氷川さんは日菜さんを引きずって出ていった。

丸山さん?は魂が抜けてそうだし、楓は満足した顔をしていた。

俺はいつの間にかポテトを食べ終えていた楓を引きずって家に帰った。

 

 

 

その後、俺を連れてこなかった事で湊さんが氷川さんに怒っていたという事を燐ちゃんから聞いた時は身震いが止まらなかったよ。




いかがでしょうか!

原作を読んだことは無いのですが、ネタは何個か知っていたので出してみました!
使い方間違っていたら教えて下さい┏○ペコッ

また次回(´°ω°)ノシ

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