今は昔、幻想郷が誕生する前。そこには変わらず人の営みがあり、妖怪の脅威に怯えつつも穏やかな暮らしを送っていた。
 結界の管理者たる博麗も、当時は「妖怪退治の専門家」としか見られていなかった。
 そんな博麗のもとに、一人の少女が転がり込んでくる。
 まるで透き通るかのような白い肌に、色素の抜けた白い髪。たった一点、血のように赤く紅い瞳の色が、少女の纏う異様な雰囲気を現していた。
 そんな素性の知れない少女を、当然村は受け入れるはずも……


「あ、すみませんお兄さん。やっぱり大根一本追加して下さい」
「ははは、嬢ちゃんの頼みとあらば一本や二本まけといてやるぜ。ほら、持ってきな!」


 ないはずなのに、当然のように受け入れていた!
 若干天然のはいった当代の博麗の巫女の元、少女は穏やかに成長していく。


 これは、どこかの幻想郷がたどるかもしれない遥か過去の物語。

※何処まで進めるかわかりませんが、原作主人公キャラがでてこない可能性もあります。それと、オリキャラ、独自設定山盛りで原作の設定を無視するかもしれないので、苦手な方はご注意下さい。
Chapter1
  1Lでたら死にますからね?()
  巫女さん巫女さん、お気を確かに2017年05月24日(水) 01:49
  美味しければ問題ないよね2017年05月25日(木) 00:56
  私は一体何でしょう?2017年05月27日(土) 23:18
  博麗の巫女は人の心がわからない(偽)()
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