ウルトラ姉弟(笑)の黒一点~胃痛と戦え!ウルトラセブン!~   作:三途リバー

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投稿期間が空いてしまうので、年長組の設定+αです。
他の人達はまたやります。質問等ありましたら是非感想欄にお願いします。


注意!!
オリ設定の宝庫!!


設定集①

ゾフィー

 

『正義こそ光の国の国是!平和の為に、生温い事は言っていられん!』

 

宇宙警備隊隊長にして光の国随一の正義論強硬派。これには過去、エンペラ星人による侵略で父親を失っている事が影響しており、力が平和の為、正義の為必要不可欠と説く。

戦闘力は他の隊員に比べて格段に高く、必殺技であるM87光線は威力をセーブしなければ宇宙空間以外で使用出来ないほど。大隊長ケン、銀十字軍隊長マリーの信頼厚く、実子タロウ、養子エースの養育を任されていた。

平和を乱す敵には容赦しない苛烈な性格だが、仲間に対しては情に厚い。独断で地球防衛に就いたシルを気にかける、帰還命令を無視して戦い続けたセブンを庇うなどがその例。

目下最大の悩みはセブンとの意見の対立。本人達にそのつもりはないが、一時期周りが彼女とセブンの派閥争いになりかけたこともある。セブンの事は弟として大切に思っており、冷たくされるとツライ。良くシルに愚痴っている。趣味はガーデニング。水を毎日あげているのにロクに植物が育たない事に躍起になり、いつか必ず育て上げると心に誓う。因みに原因は水のやりすぎだと言う事に気づいていない。ドジっ子である。

 

 

 

 

 

シル

 

『とにかく進む!迷ってもなんでも、私は立ち止まる事だけはしたくない!』

 

セブン、ジャックの幼なじみ。元々は科学技術系の仕事に就くつもりだったが、ゾフィーにスカウトされて警備隊へ。投げ技のスペシャリストで、光線はわりと苦手。その弱点を補う為に、火星の物質スペシウムを光波熱線に含ませるなど革新的な技術を次々と考えた。パワーより頭で戦う頭脳派だが心は熱く、セブンがドン引く程の脳筋作戦を敢行する事もしばしば。

幼い頃から優しいセブンが好き。

警備隊に入隊した後は数々の功績で出世し、ゾフィーの次席につくほどである。まだヒヨッコで自分に自信が持てなかったジャックを鍛え、スペシウム光線を伝授した。故に彼女からはとても尊敬されているが、同時に恋敵でもあるので極たまに肉体言語の話し合いが行われる。

エースに守る者の在り方を教え、タロウの修行にも付き合うなど面倒見が良い。接近戦を得意とするセブンとバトルスタイルの相性が良く、(自称)ベストパートナー。

趣味は機械いじりで、自分のスーツにスペシウム増幅機能を加えるという暴挙に出た事も。勝手にジャックのブレスレットを魔改造しようとしてマジギレされるなど日常茶飯事。ヒカリと話が合う。悩みは胸囲について。

 

 

 

 

 

 

セブン

 

『血塗れの理想なんざ真っ平ゴメンだ。俺は俺のやり方で行くさ。』

 

ウルトラ姉弟の黒一点、本作の主人公。元々恒点観測員だったが、とある事件をきっかけに惑星間戦争時代の地球観測任務に就き、そのまま戦いの道を歩む。

シルは物心ついた時には隣にいた幼なじみで、「ついていけない」などと愚痴を零しながらも気心が知れた良い関係である。ジャックとも幼い頃から面識があり、気の弱い彼女をシルと共に支えてきた。

恒点観測員時代は事務能力に長け、重宝されたが戦闘はからっきしという評価をされていた。彼自身の力は決して弱くないが、小さい頃から喧嘩が嫌いとの理由で全く戦闘任務に就く気がなかったので、臆病者と罵られる事もしばしばだった。

しかしながら吹っ切れた際の力には目を見張る物があり、まともな戦闘訓練を受けずに侵略者達を撃退し続ける。ゾフィー、シルの推薦で警備隊所属となった後も、新参ながらトップ戦力の一翼を担っている。

他人のために動く事が多く、ジャックにブレスレットを渡す、エースの状態異常を治す、タロウのSOS信号に真っ先に反応するなどあげ出すとキリがない。

姉、妹分達や警備隊員、恒点観測員時代の元同僚などから慕われており、本人も頼られている自覚はあるがその中に思慕の情がある事には気づいていない。

誰か、何かを失う事を極端に恐れ、トラウマになっているようである。また、地球防衛時代の経験からゾフィーや光の国上層部が翳す正義には懐疑的。悩みは最近胃痛が酷いことと異常に寒がりな事。あまりに寒いと周りの人で暖を取ろうとする。趣味は天体観測。今でも良く草っ原に寝っ転がる姿が夜目撃される。実は姉がおり、最近顔を見せていないと文句の電話がかかってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャック

 

『私を支えてくれた人達がいる。私を待ってくれる人達がいる。今の私は負ける気がしません。』

 

シル、セブンの幼なじみ。元々気が弱く、泣き虫だったが心身ともにシルに鍛えられ、今では警備隊のエリートである。だが入隊当初は『真似事』などと揶揄される事が多く、コンプレックスを抱えていたが常に寄り添い、励ましてくれたセブンのおかげで今は克服している。その事もありセブンlove。シルとは恋敵同士であり、最近はエース、タロウにもその気がある事を察して凹んでいる。

趣味は読書で、宝物はセブンから渡されたウルトラブレスレット。戦闘用具だがアクセサリーとして常に身に付けているほどで、ことある事にそれを弄ろうとするシルにマジギレする事もしばしば。いつか、ブレスレットだけではなく指輪をセブンから貰いたいと考える恋する乙女。かつてジャックがナックル星人に捕えられた時、異動する前だったセブンが越権してまで救出を激しく主張した事を後から知り、嬉しすぎて悶絶していた。

酒癖が悪く、酔うと泣き上戸+甘え上戸。

因みに『ウルトラ姉弟』という名称は、ジャックがセブンの事を兄さん、シルの事を姉さんと昔から呼んでいた事からついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

年長組の飲み会

 

「ひっぐ…うぅっ…どうせ私はダメなウルトラ戦士ですよ。真似事しか出来ない落ちこぼれでしゅよぉっ!」

 

「あちゃー…また始まったかぁ…」

 

「始まったかぁ、じゃねぇよ!?言っただろ、ジャックに2杯以上飲ませるなって!それをガバガバ注いで飲ませたのお前とゾフィーだからな!?」

 

「ふむ。警備隊のエリートになった今でも、ジャックはまだ心の何処かでコンプレックスを抱えているのかもしれんな。過去と現在が酒の影響も相まって混濁している。」

 

「テメェは冷静に状況説明してないでジャックをどうにかしろ!酔った時のジャックは俺は苦手で…!?」

 

ムギュっ

 

「「!?」」

 

「兄さぁん…兄さぁん!私だって、がんばってるんでしゅ!それを、それを…ふぇぇぇ…」

 

「あの、ちょっ…!?当たってる!当たってるから!女の子がそんなはしたない事しちゃいけません!」

 

「ふぁい?…あ!兄しゃん、私を女として見てくれりゅんでしゃね?ふふふ…うれひい…私、もう子供じゃないんでしゅよ…?」

 

「いや、ホンット、勘弁して下さい!ほら、シルの目がヤバイから!俺の精神的ビームランプがさっきから点滅しっぱなしだから!…待て。待て待て待て。ステイ!シル、ステイ!飲み屋の中でスーツとか洒落にならないから!スペシウム光線とかダメだから!ゾフィィィっっ!!助けろォッ!」

 

「セブン…羨ましい奴だ、姉と妹にそこまで慕われて…」

 

「お前それ真面目に言ってんだったら表出ろ。つーかホントに!あぁぁ!ジャック!服を肌蹴させるな!シル!!違うから!不可抗力だから!もぉ嫌ぁぁぁっっっ!!!」

 

リメイクしたとして、どの時期のセブンが見たい?

  • 5姉弟時代
  • 6姉弟〜レオ指導時代
  • メビウス時代
  • ゼロ誕生以降、ベテラン時代

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