ウルトラ姉弟(笑)の黒一点~胃痛と戦え!ウルトラセブン!~   作:三途リバー

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最近キャラの動かし方がスランプ気味なので、リハビリも兼ねて第2回姉弟会議です。全編会話、居るはずのない人がいるなどがありますが頭をカラにしてお楽しみ下さい。





ジード会議とその他諸々

ゾフィー「えー…では今日も定例の姉弟会議を行う…

が。」

 

ヒカリ「お呼ばれしてしまった。」

 

レオ「すいませんもうニセアストラ庇いませんから助けてくれません?」

 

シル「いらっしゃい、ライオン娘(雌猫)ちゃん」

 

ジャック「ゆっくりしていってね…?」

 

タロウ「聞きたい事がたっくさんあるんだよねぇ…特にレオ?」

 

レオ「すいませんホントに帰って良いですか…」

 

セブン「胃痛地獄へようこそ、我が愛弟子よ。」

 

エース「はぁ…馬鹿は放っておいて始めましょう、ゾフィー姉さん。」

 

ゾフィー「あ、あぁ。今日の議題はこれだ。」

 

 

 

 

『燃やすぜ、勇気!ウルトラマンジード・ソリッドバーニング!』

 

 

 

シル「説明しろ。今すぐに。簡潔に。」

 

レオ「せ、説明も何もですね…その、ジードの赤いフォームとしか…」

 

タロウ「その赤いフォームが!!なんでまたボクじゃないのぉぉぉっ!?」

 

レオ「ひぃっ!」

 

ジャック「色縛りなのはまぁ分かります。青いフォームはヒカリさんとコスモスさんのようですし。しかし、しかし…!ゼロ君の人間との合体シーン!私のオマージュじゃないですか!」

 

ヒカリ「ん?オマージュされたんだから良いじゃないか。」

 

ジャック「ヒカリさんに分かりますか?別次元とは言え愛した人のお子さんとばかり絡むこのもどかしさ…」ボソッ

 

ヒカリ「ま、まぁ…それはそれで悲しいな…。」

 

エース「直接とは言わずとも出ているんですから贅沢言わないで下さい。私はどうせ出ませんよ。」

 

セブン「なんか達観してんなぁ…」

 

エース「まぁ?私は?兄さんと()()()()()()()フュージョンアップしてますし?試合に負けて勝負に勝ったみたいな?」

 

シル「ちょっとアンタ表出なさい…!」

 

ゾフィー「話を逸らすな。今はレオの事だろう。」

 

レオ「ほとぼりが冷めるの待ってたのに…」

 

タロウ「許すまじL77星人…!従姉妹のボクをさしおいて!!」

 

ジャック「油揚げを鳶に攫われるとはこの事ですね…」

 

シル「また光線食らわすわよ!?」

 

レオ「セ、セブンさぁぁぁん…」

 

セブン「あんま虐めてやるなって。俺とレオは公式で繋がりが深いし、同じレッド族だ。それになんて言ったって俺の直弟子だぞ?妥当だと思うけどなぁ。」

 

レオ「妥当…!直弟子…!ありがとうございますっ!私、その言葉だけであと二千年は働けます!」

 

セブン「わ、分かったから抱きつくな!また周りが…」

 

タロウ「グギギギ…!セブン兄のお墨付きだなんて…!この淫乱!」

 

エース「特大ブーメランもイイトコです。しかし私の時は擁護しようとしなかったのに…フフ、余程死にたいと見えますね。その雌獅子諸共両断してあげましょう。」

 

ヒカリ「こらこら、あんまり長ドスを振り回すものじゃない。せいぜいパンチレーザーやらウルトラスラッシュにしておけ。」

 

セブン「お前はさぁ…!俺で遊ぶのやめてくんない!?」

 

シル「ヒカリ、あんた無関係みたいな顔してるけどバッチリ当事者だかんね?」

 

ヒカリ「?」

 

シル「この組み合わせ設定したの…そもそもあんたでしょうがァッ!!」

 

ヒカリ「失礼、そろそろ研究に戻ら「せるわけないでしょ」だよな…」

 

タロウ「ヒカリさん…裏切られた気持ちだよ…。」

 

ヒカリ「いや、私だって色々考えたんだ。特性とか戦闘スタイルとか色合いとか。…それに、好きに出来るなら私がセブンと…」

 

セブン「俺と?」

 

ヒカリ「い、いやっ、私もセブンも刃物使いだからな!ナイトビームブレードとアイスラッガーの組み合わせも悪くないだろう!?」

 

セブン「まぁ、確かにそうだな。とんでもねぇ近接馬鹿になりそうだけど。」

 

ジャック「アイスラッガーとウルトラスパークの変則二刀流…」

 

ゾフィー「まだ諦めて無かったのか…」

 

レオ「ヒカリさん、ナイスですよ!いやぁ私をチョイスするとは慧眼です!」

 

シル「私とセブンで昭和最初期の伝説2人組でしょ、普通!」

 

エース「シル姉さんは基本フォームになるでしょう。初代の宿命です。」

 

シル「だからそこにセブンを…!」

 

セブン「そんなこだわらなくても良い気がするけど…。」

 

「「「「「良くない!!」」」」」

 

セブン「アッハイ」

 

ヒカリ「まぁ取り敢えずコーヒーでも飲んで落ち着こう。8人分だな?」

 

ゾフィー「手伝うか。」

 

ヒカリ「あぁ、頼…いや、君は座っていてくれ。本部で火災はまずい。」

 

ゾフィー「どういう意味だ!?」

 

ジャック「では、私が。」

 

 

 

 

 

 

…………

 

セブン「それにしてもベリアルの息子かぁ…系譜的にはタロウと因縁の筈だよな?」

 

シル「ケンさんとベリアルの子供同士だもんね。でも()()()()()()がかなりキーパーソンみたいじゃない?」

 

セブン「別次元の話だろ!?俺の実の息子ってわけじゃ…」

 

ヒカリ「お待たせ。ほら、セブンはブラックだろう。」

 

セブン「おぉ、サンキュー。」

 

ジャック「はい、レオちゃん。」

 

レオ「すいません、頂きます。」

 

タロウ「ボクはギンガとSで出ちゃったからなー…当分客演はないかな?」

 

エース「私もファイトビクトリーが最後ですね。ま、どうせ今回もありませんよ…」

 

ゾフィー「やさぐれるな、酔った時のジャックみたいだぞ。セブンがまた泣く。」

 

ジャック「私ってそんなにヒドイんですか!?」

 

セブン「…酔ったジャックはグロリアより苦手。」

 

ジャック「うぇぇ!?飲み会行くの辞めようかなぁ…」

 

セブン「ジャックの杯にアホほど注ぐのがいるからな。なぁ、シル?」

 

シル「ナンノコトカナー…」

 

レオ「セブンさんは飲まれますよね、割と。」

 

ゾフィー「酔いはするが前後不覚に陥っているのは見たことがないな。」

 

ヒカリ「そうそう、だからセブンが酔った隙に…という乙女の願いは叶えられない。」

 

『ブッ!!』

 

セブン「ハァ?男を酔わせても何も面白く……!?ヒカリ、おま…睡眠薬か、コレ…急に…眠…く……zzz……」

 

レオ「セブンさんっ!?」

 

ゾフィー「お、おい!大丈夫か!?」

 

シル「ちょっ、何やってんのよヒカリ!?」

 

エース「ん…脈拍は安定してますね。本当に寝ているだけのようです。ほら、呑気に寝てないでとっとと起きろ」ぺしぺし

 

ヒカリ「まぁまぁ、そんなに慌てるな。これは君達のタメにもなる実験だよ。」

 

タロウ「実験?またセブン兄で?」

 

ヒカリ「その通り。セブンのコーヒーに混ぜたのはただの睡眠薬ではない。ジャックにはもう説明してあるが、新開発の特殊自白剤…スナオニナールver.7.2だ。」

 

レオ「うわぁ…そのネーミングは…うわぁ…」

 

ヒカリ「残念な人を見る目で私を見るな!ごほん、これはかなりの優れものでな、摂取して5分後には催眠状態となり、こちらの問いかけに素直に答えてしまうのだ 。しかも自分が喋った事は記憶に残らないというアフターケアっぷり!まぁ効果の持続時間は15分と短いが…セブンで上手くいったら警備隊の方でも正式採用を検討してくれ。尋問に使えるだろう。」

 

ゾフィー「つまり、今のセブンは我々のどんな質問にも素直に答えてしまうという事か。」

 

ヒカリ「その通り。効果が心配なら…シル、君達2人しか知らない事をセブンに聞いてみろ。」

 

シル「えぇ…じゃあ、私と初めて会った場所は?忘れたとか言ったらぶん投げるわよ。」

 

セブン「…家の近所の土手。夜に星を眺めてたら迷子のお前と会った。」

 

シル「そんな余計な情報は要らないわよ!ま、まぁ効きめは確からしいわね。流石のヒカリクオリティ。」

 

エース「迷子…近所で迷子…」

 

シル「そこに反応すんな!」

 

タロウ「何でも、聞けるの?セブン兄の本音を?つまり、どんな女の子が好みとか…?」

 

『!!!!!』

 

レオ「セブンさん、私の事はどう思ってますかっ!」

 

タロウ「あぁっ!抜け駆け!」

 

セブン「自慢の弟子。最近は戦士としてだけじゃなく、人としての成長を実感する。」

 

レオ「嬉しい…嬉しいけど…!こう、女としては…!?」

 

セブン「被虐趣味なのが少し怖い」

 

レオ「ファッ!?」

 

ジャック「被虐趣味って…」

 

エース「マゾですか、気色悪い。」

 

レオ「ちがっ、違いますよぉっ!私はマゾなんかじゃありません!」

 

セブン「『久しぶりに修行をつけて下さい』って言って目隠しと手錠とムチ持ってこられた時は引いた。」

 

レオ「いやぁぁぁぁ!!!」

 

ゾフィー「せ、性癖は人それぞれだ…私はごめん被るが…」

 

レオ「言わないでぇっ!忘れて下さい!!!」

 

シル「妹がコレ知ったらどうなるか…」

 

レオ「後生ですからアストラには言わないで下さい!!そもそも、きっかけはセブンさんなんですからね!?」

 

エース「…は?」

 

レオ「目隠しやらジープやらの修行で痛めつけられた後にあの優しい声で『いつも悪いな…本当は俺が受けるべき痛みなのに…』なんて言われたら…私でなくとも目覚めますよ!!あの厳しさから一転して慈しむような表情、そして手当の手付き!癖になってもう…!あぁっ、もう1度私を鍛えて(しつけて)下さい!!」

 

ヒカリ「最早開き直ったな…」

 

タロウ「やっぱり淫乱じゃん!」

 

ジャック「次は私が質問します。その、兄さんはどのような容姿の女性が好みなんですか?」

 

シル「か、核心を突いたわね。これで巨乳好きとか言ったら…」

 

エース「殺しましょう。五体バラバラにしてから消し飛ばしましょう。立派な男性は女を胸なんていう脂肪の塊で評価しませんよそうでしょうそうですよね兄さん答えてください今すぐ答えろほらぁぁぁぁぁっっ!!」

 

ゾフィー「お前らなぁ…。」

 

セブン「体の均整が取れた人が良い。胸の大きさはそんなに気にならない。」

 

シル「…!」

 

タロウ「シル姉が涙を流して立ち往生してる…」

 

エース「そうですか…胸は気にしませんか…ふふっ…」

 

レオ「エースさんも何だかんだ言ってお兄ちゃん大好きじゃないですか…痛い!」

 

エース「ドMには御褒美でしょう、この変態。」

 

レオ「気持ちいいのはセブンさんのだけです!!」

 

ヒカリ「ダメだこいつ早く何とかしないと…」

 

タロウ「じゃあ…そそられる所、とかは…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セブン「…鎖骨。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「なん…だと…?」」」」」」

 

セブン「ヒカリはいつもワイシャツの上に白衣着てるけど、第二ボタンまで開けてるのが気になる。」

 

ヒカリ「私!?ほ、本当かセブン!!それは、その、つまり…鎖骨のチラリズムに魅力を感じる、と…?」

 

セブン「あぁ。」

 

ヒカリ「っしゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!結婚するぞセブン!!」

 

ゾフィー「させるか痴女!風紀が乱れる!」

 

シル「変態だ!!変態がいるぅぅっ!!」

 

ジャック「私も開けようかな…」

 

エース「鎖骨…鎖骨…」

 

タロウ「次にセブン兄の家行く時は鎖骨出してこ。」

 

レオ「ウルトラ姉弟…と言うより光の国の幹部って変態ばっかり…?」

 

「「「「「「お前が言うな。」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後滅茶苦茶鎖骨出しが流行った

 

 

 

 

 

 

 

 

セブン「やべ、また鼻血が…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第2回アンケートを2017/08/05からまた2週間行いたいと思います!!
活動報告欄に上げておくので、皆さんぜひご協力ください!

今回は登場してほしい怪獣なども聞きたいので、1人でも多くの方のご意見をお待ちしております!

リメイクしたとして、どの時期のセブンが見たい?

  • 5姉弟時代
  • 6姉弟〜レオ指導時代
  • メビウス時代
  • ゼロ誕生以降、ベテラン時代

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