ウルトラ姉弟(笑)の黒一点~胃痛と戦え!ウルトラセブン!~   作:三途リバー

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まだ、まだ少しだけ導入が続くんじゃ…

感想欄で結構話題になったので、オーブのフュージョンアップネタのオマケつきです。キャラ崩壊、公式設定へのアンチと言うかなんと言うかが含まれるのでご注意ください。


ワンモアタイム

どうして…皆いなくなってしまったの?

 

『あなた達2人だけは逃げなさい。あなた達がいれば、この星も王家も、いずれは再興できるはず。希望を捨てずに生き抜くのよ。』

 

お母様…。私の頬を撫でてくれたあの優しさは、もう二度と感じる事ができない。

 

『我々の力が及ばず、無念だ…光の国からの救援も間に合わないだろう。だが、ワシらは死ぬわけではない!お前達の心の中に、永遠に生き続けるだろう。この星も、この星の住人達も、皆いつもお前達を見守っている。愛しているぞ、我が娘達よ…』

 

お父様…最期まで勇敢に戦われ、私達を守ってくれた。でも、もう私を守ってくれる人は誰もいない。

 

『逃げて、お姉ちゃん!奴らの狙いは皇位継承権一位のお姉ちゃんだよ!私がここであいつらを足止めするから、お姉ちゃんは速く!私なら大丈夫。絶対後で落ち合おうね!』

 

貴方まで…妹を守るのは姉の役目だと言うのに。あの時引き摺ってでも共に来れば良かった。思いきり突き飛ばされたとは言え、もっと手を伸ばしていれば…

 

「なんで…なんで…」

 

今の私に出来ることは何も無い。無様に1人、異郷で自分の膝を抱えて嘆く事しかできない…

 

 

 

 

 

 

 

 

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「おい…マジか。」

 

舐めていた。星を三十分で消し飛ばした侵略者の力を。タカをくくっていた。怪獣を使役する…せいぜい3匹4匹程度だろうと。その数なら1人でもどうにか撃退出来る…そんな見通しは甘かった。

 

「クソッ!失策だ!2()0()0()()はいやがる!!」

 

軍団。まさにそう形容するに相応しいおびただしい数の影が、空を埋め尽くしている。1人で敵うレベルではない。ここで出て行ってもむざむざ死にに行くようなものだろう。

 

(もう間に合わねぇとは思うがウルトラサインは出した…救援に来るまでに相当時間がかかるだろう。それまで俺に何が出来る?市民の避難誘導?パニックにならないように姿を見せる?)

 

「ハッ、違ぇよな…」

 

己は何の為に此処に来たのか。何の為にこの道を選んだのか。

 

「奴らを倒し、この星を守る!俺がすべきはそれ一つだッ!」

 

男は、自らの戦いの理由を見失ってはいない。男は、過去の過ちを忘れてはいない。

 

「デュワッ!」

 

鋭い一声と共に、迷うこと無く眼鏡のようなバイザーを目にかざす。すると、一瞬のうちに光が溢れ、赤のボディ、銀のヘッドが男の身を包んでゆく。

 

光が晴れた頃、そこに男の姿はない。あるのはただ1人、折れることのない刃の如き光の戦士。

 

真紅のファイター(ウルトラセブン)

 

 

 

 

 

 

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「は?本気?」

 

「…そうだ。地球に救援は送れない。」

 

な、にを…救援を送らない?

じゃあ、セブンを…あのお人好しを…

 

「見殺しにするのかァァァァァァッッッ!!!!!」

 

「シルさん、何やってんすか!大隊長の御前っすよ!」

 

うるっさい!!何を馬鹿な事を抜かしてるのこのクソ親父は!?アイツだけじゃない、地球がほんとに危ないのよ!?

 

「私とてこんな事はしたくない!だが見ろ、シル。」

 

ケンさんが出したのは攻撃を受けている光の国付近の星星の映像。これって…

 

「マグマ星人の本星の艦隊だ。グロリアが怪獣軍団を率いて地球を落とす間に我々が邪魔できぬよう餌をぶら下げている…宇宙警備隊全員で回っても足りるか分からない。今はエースとタロウが二方面に別れてそれぞれ隊を率いているが…まだ足りんのだ。ゾフィー、シル、ジャック、お前達にも行ってもらわなければならない。」

 

そんな…じゃあアイツはどうなるのよ!?アイツはいつもいつも他人の事ばっか考えて、誰かを守ってきた!それで自分が危なくなったら誰にも助けられないなんて…そんなのあんまりじゃない!!

認めない…私は認めないわ。絶対にセブンを助けに行く!例え1人でも何でもね!!

 

「悪いけどね、ケンさん。私は今度ばかりは勝手に動かせて貰うわ。私達姉妹がどれだけアイツに助けられてきたか、ケンさんだって知ってるでしょ?ナックル星の時も、ゴルゴダ星の時も、ヒッポリトの時も、タイラントの時も…。それがここに来て見殺しなんて、私には我慢できないっ…!」

 

「シル!お前は宇宙警備隊隊長次席だろう!!己が成すべき事を見失うな!」

 

「地球を守るのが成すべき事じゃ無いって!?それこそふざけんな!近所の防衛だけがやる事じゃないでしょうが!」

 

平行線ね。ケンさんの言うことが分からないわけじゃないわ。でも、それを納得できるかは別。私はあの星を愛している。あの星の人間の美しさを知っている。守りたいものが、二つ同時に危ない今…ここで退いたら、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!!

 

「なんとしてでも、押し通るッ!!」

 

瞬時にスパークアーマーを身に纏い、扉をぶち破って出て行こうとした、その瞬間。

 

「許せ。」

 

「ガッ…!?」

 

体が浮いた。いや、浮かされた。やられたと気付いたのは、沈痛な表情でゾフィーが私を引っ掴んでから。

 

「シル、頭を冷やせ。お前1人で行っても何にもならない。…悔しいのは、私も同じだ。」

 

反論も何も出来ず、私の意識は薄れていく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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気絶したシルをかつぎあげ、運ぼうとした時絞り出すような声が耳に入った。

 

「すまない、ゾフィー。嫌な役を押し付けてしまった。」

 

大隊長の手は強く握りしめられ、赤い点がぽたぽたと床にシミを作っている。大隊長…

 

「いえ…隊長としてすべき事をしたまでです。シルは独房に入れ、私が彼女の隊を率います。結局人手不足ですが…」

 

「…私は、セブンを疎ましく思った事は1度もない。決して、決して…見殺しにしたいわけではない…!」

 

セブンの光の国での立場は、実は非常に危ういものだった。倒すことだけが、滅ぼす事だけが平和への道ではない筈だと主張する奴は、王族を初めとした上層部の意見と真っ向から対決していたのだ。いくら警備隊と王族が切り離されたものだと言っても、圧力の一つや二つはザラにあった。セブンもそれを理解した上でなお、疑問の声を投げかけ続けた…。しかしそれは上っ面だけのものでは無い。奴が入隊してから結んだ平和条約、終結した惑星間戦争の数は数えられん。だが功績をあげればあげるほど、上との確執は深まる。そしてとうとう、今回王族から直々に「全戦力をM78星雲付近の防衛にあてろ」との指示があった。これはつまり…

 

 

「御心、痛いほどに分かります。今は一刻も速くマグマ星人の艦隊を破り、あの馬鹿者の所へ行きましょう。」

 

「重ね重ねすまん。頼りにしているぞ、ゾフィー。」

 

「はっ!」

 

マグマ星人も、王族も…私の弟に受けさせた苦しみ、必ず報わせてやる。待っていろよ、セブン。今はまだできん。だが必ず、必ず…

 

お前の元へ駆けつける。

 

 

 

 

 

 

 

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「うわぁぁぁん!!怖いよぉぉぉ!!!」

 

「大丈夫…大丈夫よ…ここまで怪獣はやって来ないわ…」

 

「あんな数の怪獣見たことねぇよ…誰か、助けてくれ…」

 

地球、東京の地下シェルターには悲嘆の声が響いている。あの怪獣…あの星船…

 

「マグマ、星人…」

 

私の故郷を滅ぼした憎き敵。私の愛する人々を次々に奪っていった許すことの出来ない怨敵。でも、それでも…

 

体の震えが止まらない。あの咆哮を聞いた瞬間足が竦む。過呼吸になり、視界が揺れる。戦わないと…皆の仇を討たないといけないのに…!

 

「梨奈姉ちゃん…」

 

私の手を強く握り、今にも流れ落ちそうな涙を堪える少年。この子は私が『大鳥梨奈』の名で勤めているスポーツクラブの生徒だ。クラブの帰りにこの騒ぎが起き、未だに両親と再開出来ていない。

 

「…心配ないわよ。大丈「違うよ!」っ!?」

 

ど、どうしたの?

…!よく見ればこの子の目…輝きを、希望を失ってない…!

 

「違う…僕怖くなんてないよ。死ぬなんて思ってないよ。だって、だって…地球にはウルトラマンがいるから!どんな敵が現れたって絶対に最後はウルトラマンが倒してくれる!僕達のヒーローだもん!だから姉ちゃん、安心して?そんな顔をしないで?大丈夫、大丈夫だよ…」

 

っ…!ウルトラ、マン…ヒーロー…

 

ふふ…私より、この子の方がずっとしっかりしてた。ちゃんと、生きる希望を失ってなかった。慰めるどころかこっちが元気を貰っちゃった。

 

「ありがとう…ありがとうっ…大丈夫。お姉ちゃんも、信じるよ。」

 

私も…私だって…!

 

 

 

「グギャァアアアアアアア!!!!」

 

!?ギラス!!シェルターの分厚い扉を、破壊して…!!

 

「うわぁぁぁっっ!!!」

 

「ぎゃあああっ!」

 

「だめだ、もうお終いだぁっっ!!!」

 

行かなきゃ、行かなきゃ…!私も、戦わなきゃ…!!

 

「う…あ…」

 

思い浮かぶのは、無惨に引き裂かれ、食い殺されていく友人や家族。目の前で殺された親友の血が、頬にとんだ時の感触が甦る。

 

「わ、たしも…戦わっ…」

 

お父様から渡された獅子の瞳。縋る思いで指につけたそれを見やるが、無情にもに何の輝きも感じられない。無機質に、私の恐怖に染まった顔を写すのみ。

 

あ、あ、あ…ギラスが、迫って…

 

「梨奈姉ちゃんっ!」

 

強く、手を握りしめられた。

 

「あ…」

 

暖かい…何、この優しさ…心が、安らいでいく…

そうか…これが、人間の…

 

 

「ギシャァァァァァァッ!!!」

 

ッ!!せめて、この子だけでもぉっ!

 

力一杯少年を抱きしめ、自分の背中を盾にする。最期の最期で地球人の美しさに、人の暖かさに気付かせてくれた、この子だけは…!!

 

「守りたいっっ!!」

 

 

ギラスの爪が振り上げられ、私の脳天に突き刺さる……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直前。

 

 

 

 

 

 

「ッッ―――!!」

 

裂帛の気合いと共に、()()が私達とギラスの間を駆け抜けた。

 

「―え?」

 

 

腕を振り上げた姿勢のまま、首から上を地面に落とすギラス。その()()の正体を探る為、恐る恐る顔を上げた私が見たもの。それは…

 

「セブン…セブン…!ウルトラセブン!!」

 

ナイフのような刃物を手にした、真紅の戦士。胸や肩、足にまで大小無数のきずがある。バイザーにもヒビが入り、今すぐにでも前線を離脱しても不思議ではない。

 

先ほどのセブンという声は誰の者であっただろうか。割れんばかりの歓声に包まれる今となっては分からないが、この戦士は、やはり…

 

「おいっ!大丈夫か!」

 

間抜けなことに、その言葉が私に向けられたものだと気付くのに暫く時間がかかってしまった。慌てて大丈夫だと言おうとした時、私は…

 

「あ…私、なんで…泣いて…う、あ…ううっ…」

 

とめどなく涙が溢れる。怖かった。死ぬかと思った。でも多分、それ以上に私は悔しかった。守りたいなどと願って、したことと言えば役にも立たない盾の役。戦うという選択肢など、なかった。

 

「なんか後悔があんのか、アンタ?」

 

ヘッドギアに覆われていて、素顔は見えない。でも、分かる。この人は、とても優しい瞳をした人だ…。

 

「っ…はい…私…また…何も、出来なく、て…今度、こそって、思ってた、のにっ…」

 

「…何回失敗しても、何回すっ転んでも別に良い。起き上がった回数が転んだ回数より1回多けりゃあそれで良いんだよ。大丈夫だ、アンタはまだ腐ってない。」

 

あ…私は、まだ…

 

「しっかりその子に付いててやれよ?俺はもう一仕事あるからな。あんな奴らに地球を渡せるかよ。俺はこの星に惚れ込んでんだ。」

 

「ウルトラセブン!頑張ってぇっ!」

 

「怪獣なんかに負けるな!!」

 

 

次々と投げかけられる言葉に手を挙げて答え、その人は行ってしまった。あの人は…あんな怪獣の大軍を相手に、たった1人で戦っている。恐れる事も、怯むこともなく戦場へ向かっていった。そうだ。それが戦士だ。それが、平和の為に戦う英雄…

 

「ウルトラマン…」

 

 

もし、もし。私が本当に腐っていないんだとしたら。

 

もう一度立ち上がる資格が、私にあるならば。

 

「獅子の瞳よ…」

 

L77星の同胞達よ。

 

(レオ)に、力を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

おっかないやつ、お願いします!

 

 

「えー、では今日も定例の姉弟会議を行っていこうと思う。今日の議題はシルとジャックからだそうだ。頼むぞ。」

 

「えっとねぇ、まぁ別次元の話だし、あんまこっちの宇宙に関係する事じゃないけど…」

 

「私達姉弟にとっては死活問題となり得ると2人で判断し、今回お時間を頂きました。それは…」

 

『闇を切り裂け、光と共に! ウルトラマンオーブ スラッガーエース!』

 

「原作じゃねぇか!!!」

 

「だから死活問題なのよ!!エース!アンタなんでちゃっかりセブンとフュージョンアップしてんの!?別次元でこの色欲魔がこさえた息子とならともかく、兄妹同士唯一の合体じゃない!?」

 

「ひでぇ貶め方をされた!俺は無実だ!つか円〇プロに謝れ!」

 

「しかも!!昭和勢同士唯一のフュージョンアップじゃないですか!!一体どういう事ですか、エースちゃん!!」

 

「わぁい!ジャックが俺の話を聞いてくれない!これ落ちる所まで落ちる奴や!」

 

「何それぇっ!?エース姉、どういう事!?妥当に行けば公式で血の繋がりがあるボクとセブン兄が結ばれる筈でしょ!?あ、結ばれるってそう言う意味じゃなくて…!ん?でもそれはそれで問題ない気が…」

 

「ホントに話を聞かねぇなぁ、ウチの姉妹…」

 

「少し黙って下さい色欲…コホン、兄さん。私が発言出来ません。」

 

「なぁゾフィー?俺そろそろ退職願い出して良い?もうメンタル限界だよ?」

 

「まぁとにかく落ち着け。セブンの事なんか良いから話を続けよう。」

 

「お前実はバーベキューの時の事根に持ってんだろ!?なぁそうだろ!?」

 

「では私からですが…」

 

「今日も胃痛がマッハで痛い」

 

「頭痛が痛いみたいな馬鹿な事言ってないで話を聞いてください色欲魔。このスラッガーエースというフュージョンアップですが…当然の結果ではないでしょうか?」

 

「当然!?当然って何よ!アンタ、ウル銀の怪獣墓場での戦闘シーン見たことあんの!?メビウスにプラズマスパーク任せた後、セブンと私が黙ってお互いに頷きあってポーズを取る…!あれこそベストパートナーの姿じゃない!!なんで私とじゃないのよ、セブンのフュージョンアップが!」

 

「私だってそうです!私のブレスレットは兄さんが手渡してくれた物!アイスラッガーとの二刀流を期待した人も必ず居るはず!なのに実際はその息子さんと…!」

 

「ふっ…苦節数千年、伊達に切断技を極めた訳では無いんですよ。考えてもみてください。ウルトラマンで切断技と言えば言わずもがな私。そしてその元祖、首チョンパの名人と言えば兄さん!この2人が結ばれるのは当然の結果ではないですか。」

 

「あのー…もうそろそろメタすぎて限界じゃね…?」

 

「ボクとセブン兄は血が繋がってるんだから、相性もいいはず!エース姉に取られたぁっ!」

 

「今時の子供達はそんな昔の雑誌情報は知りませんよ。印象が大事なんです、印象が。それに…」

 

「それにどうした、エース?」

 

「…たしだけ…」

 

「「「「え?」」」」

 

「私だけ映像に出てないんですよぉっ!!シル姉さんは基本フォーム、ジャック姉さんは槍つながり!タロウは自爆ネタの後輩と仲良くやっちゃってゾフィー姉さんはあろう事かベリアルとフュージョンアップ…。最後まで信じてた兄さんはウルトラファイトオーブで単独エピソードですか!?何ですか、そんなに私は人気がないんですか!確かにサボテンダーをぶん投げた後内臓ぶちまけたのはやり過ぎたかなぁって反省してますけど…!もう許してくれても良いじゃないですか!!」

 

「…エースはそれ以上に色々やらかしてただろ…メトロン星人だって、俺はあそこまで綺麗に切断してねぇぞ?あと急に四股踏み出すし、埋葬するし。」

 

「それは黒歴史ですぅぅぅっっ!!とにかく、いいでしょう!例えゲームの中でも、兄さんとフュージョンアップするくらいの御褒美はいいじゃないですか!!」

 

「う、うん…まぁ、それは…確かに…」

 

「自爆ネタって…」

 

「ん?てかエース、お前なんで俺とのフュージョンアップが御褒美なわけ?ゾフィーじゃねぇのそこは。」

 

「…エースブレード。」

 

「うおあああっ!?お前今首狙ったよな!?奪りに来たよなら俺の命!?」

 

「死ね、色欲魔。」

 

「クッソこいつ、もう暴言がストレート過ぎてつっこむ気にもならん!取り敢えず逃げる!!」

 

「逃げられるとでも思ったんですか、母親の顔も知らないような息子を作るネグレクトが…」

 

「もうやめて!この小説マジで終わっちゃうから!ホントに、もう嫌!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ところでだけどさ、ゾフィー姉。」

 

「なんだ?」

 

「ジードの赤いフォーム、セブン兄とレオの合体らしいよ?」

 

「「…………………」」

 

「次回の議題は、これで決まりか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





何気最長だとおもふ。次回からグロリアさんが活躍します!ここのマグマ星人は小物じゃないぜ!!

リメイクしたとして、どの時期のセブンが見たい?

  • 5姉弟時代
  • 6姉弟〜レオ指導時代
  • メビウス時代
  • ゼロ誕生以降、ベテラン時代

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