私が比企谷くん相手に苦戦するなんてまちがっている。   作:ぱぶぃーる

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どうも。ぼっちです。
テストに入るので更新遅くなります。








ではでは、どうぞー♪


第6.5話 私は「彼」の看病をする。続

八幡side

 

 

 

 

 

「ただいまー!」

 

元気の良い小町の声で目が覚める。

もう全然だるくない。もう元気!はちまんげんき!

 

 

 

 

 

.......あれ?陽乃さんが俺に抱きついて寝てるんだけど?あれ?確か、えっと、、、。

 

そうでした。膝枕してもらって寝てたんでした。いつの間にか陽乃さんも寝てしまったらしい。

 

 

おいおい、色々当たっててやばいし。ってかやばくね?小町帰ってきたよ?ふぇぇ、どうしよう。

 

 

と思った時にはもう遅い。

 

 

 

「はぁぁ!?」

 

 

「ちょっ、ちょっ、ごみいちゃん!なんで寝てる陽乃さんと抱き合ってるの!?

 

 

..........小町、お兄ちゃんは流石に犯罪は犯さないと思ってたよ。」

 

すんげぇ悲しそうな顔して携帯を取り出す小町。

 

「おい、まてまて、お兄ちゃん犯罪は犯してないぞ。とりあえず携帯をしまえ。」

 

小町、半泣きじゃん。俺のダメージが大きいから辞めてね。それ。

 

「陽乃さん、起きてください。」

 

「んくぅ、ん?比企谷くん、おはよう。」

 

「もうだいぶこんばんはですけどね。」

 

「陽乃さん!ごみぃちゃんになにかされませんでしたか!?」

 

「ううん、何もされてないよ?ちょっと期待してたけどやっぱり比企谷くんはチキンだねぇー?」

 

さらっとからかう陽乃さん。

なんせ理性の化け物ですからね!

 

「理性の化け物なだけです。」

 

「ふふっ、そうだね。」

 

「そうですか、ごみいちゃんが犯罪を犯さないで良かったです。」

 

「それでは、義姉ちゃん、ごみいちゃん、ごゆっくりー。小町は部屋で勉強をします。」

 

「うん。ありがとう、小町ちゃん。」

 

「じゃあ、比企谷くん。君の部屋で続きをしようか?」

 

「なんですか続きって。そういうのはまた今度にしましょうよ。小町いますし。親も帰ってきますよ?」

 

「あーそれはそうだね。じゃあ、イチャイチャしようか。」

 

「まあそんくらいなら。」

 

「素直じゃないなぁー?」

 

ぐっ、近い。可愛い。

 

おりゃっ。

 

 

 

 

ちょっとキスをしてみる。可愛いなホントに。

 

「んっ、。ぷはぁ。」

 

かぁぁーって音が聞こえそうなくらい陽乃さんが赤くなる。

 

「急にキスしてくるなんて!どうしたの?」

 

「理性の化物も天使には敵いませんでした。」

 

「きゃっ、天使って!!もう。」

 

可愛いですよ。ホントに。

 

「比企谷くん、今日は泊まっていいかな?」

 

「何言ってんですか?親が帰ってきますよ?」

 

「いいじゃない。ご挨拶しとくよー?小町ちゃんがもう言ってくれてるみたいだし?」

 

まじか小町。ナイス。

よくやった。

っておい、なんて言ったんだよ。

 

「そうですか。なら風呂入っちゃってくださいよ。」

 

「比企谷くん、一緒に入ろ♡」

 

「流石にそれはまずいっすよ。」

 

「もう1回ちゅーしてくれるなら許したげる。」

 

「はぁー。」

 

陽乃さんの唇にキスをする。

 

「よし、じゃあ、お先にー。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「お先ー」

 

陽乃さんが出てくる。着替えを持ってきている時点でもう泊まる気満々だということがわかる。

先に言っておこう。この人すっぴんもマジで綺麗だわ。

そこらのモデルとかとは比べ物にならんレベル。

 

よく女子の濡れた髪に萌える男子っているじゃん?

俺ぼっちだからよく分かんなかったけどさ、今わかったわ。

濡れた髪のかわいい女の子は神。

つまり濡れ髪はるのんは神。

 

「はい。俺入ってくるんで、そこらでくつろいどいてください。」

 

そう言って風呂場に向かう。

 

「比企谷くんが私が入ったあとの残り湯で何をやろうと、私は嫌いにはならないよ!」

 

「俺のことなんだと思ってるんですかね?そこまで変態じゃないです。」

 

ちょっと悲しかったので思いっきりむすっとしてみる。

 

「もうっ、冗談だよー」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「ぷはぁーうめぇ、風呂上がりのマッ缶は格別だぜ!」

 

「うぇぇ、甘い。」

 

「こんなの糖尿病になっちゃうよ?」

 

「もう遅いですよ」

 

もうマッ缶飲み始めてだいぶたつし、今更な気がする。

 

「さて、そろそろ遅いので寝ましょうか。俺はソファーで寝るので適当に俺のベット使ってください。」

 

「は?」

 

怖いよ。こわいよはるのん。は?って声が凍てついてるもん。なんかまずいこと言った?

 

「怖いですよ?なんですかは?って。」

 

「いやいや、普通一緒に寝るでしょ?」

 

「普通?ですか。なんせプロのぼっちですからリア充の普通はよく分かりません。」

 

「とにかく一緒に寝るの!それとも私と寝るのがいや?」

 

「別に嫌じゃないですけど、、、。」

 

「なら決まりねー。」

 

「さっきもう既に寝ちゃってますけどね。」

 

「尚更いいじゃない?こんな可愛いお姉さんと寝れるなんて比企谷くんだけだよー?」

 

男は『だけだよ?』っという言葉に弱い。自覚がある。

もちろん俺にも効くよ!

 

「さいですか。さっさと寝ましょ。」

 

「うん!大好き!」

 

その後結局色々当たってたりしてあんまり眠れませんでした。

風邪で1日中寝てたから元気なんだけどね。

特に八幡の八幡とかね。うん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝親からの質問攻めが辛かったのはまた別の話。

 




ありがとうございました。
感想、評価はモチベーションupに繋がるのでよろしくです。
良ければいろはの方も読んでやってください。


それではこの辺で。また次回お会いしましょう。

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