TS転生してまさかのサブヒロインに。   作:まさきたま(サンキューカッス)

41 / 61
シリアスはこの話で最後です。


「花嫁に祝福を。」

 いる筈がない、ここに来てくれる筈がない、最強の援軍。オレが欲してやまなかった、無辜の民を守る究極の戦力。その男がいる事を認識した時、オレの口から思わず乾いた笑いが零れ堕ちた。

 

「はは、おかしいだろ。何故お前がここに居るんだ?」

「嫌な予感がしたから、何となくここまで駆けて来たらお前が居た。それだけだ。」

「相変わらず全然理解できねぇわ、お前の行動。ホント、無茶苦茶だ。」

 

 ・・・うん。だけどこの意味の分からなさ、間違いなく本物のアルトだ。それを実感し、安堵で全身から力が抜けた。へなへなと情けなく腰が砕けてしまい、仕方なく奴に抱かれた肩に体重を預ける。

 

 そんなオレの髪を、いつもの様に撫でながら、アルトはオレの耳元でそっと囁いた。

 

「それに言っただろう、フィオ。」

「・・・あん、何をだよ。」

「ついこの前。ずっと隣に居て欲しいと、そう言ったはずだ。忘れるな。つまり、お前の隣には、」

 

 

 ────いつだって、オレが付いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日。間違いなく魔王軍の精鋭の一角であったオレの怨敵、巨大オーク軍は壊滅する。

 

 ボスオークはオレのとっておきで片腕を失っていたし、何よりアルトが一度戦った相手に対する対策を怠っている訳がない。ありえないほどに強かったあのボスオークは、アルトと数合打ち合った後、バランスを崩した一瞬を突かれアルトにあっけなく首を跳ね飛ばされていた。

 

 その混乱に乗じ円陣を組んだオレ達は再度突撃し、頭を失い統率の乱れたゴブリンどもを散々に打ち滅ぼす。何匹かには逃げられてしまったけど、この期に及んで略奪を出来るだけの余裕はないだろう。恐らくこれで、自治区の民を守れたはずだ。

 

 オレの手からは零れ堕ちた、守りたかった大事な約束は。

 

 オレの手を握った英雄が、掬い上げてくれたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「以上が、今回の事の顛末だな。よし村長(ボス)、安心して死ね。」

「負けておるじゃないか。」

 

 その後自治区の民とは接触せず、ひそかに彼等の危機を救ったオレ達は黙ってクールにミクアルの里へと帰還した。オレ達は報酬や感謝が欲しいから闘っている訳ではないのだ。

 

 そして今回の華麗な逆転勝利を、死にかけたジジイにアレコレと面白おかしく聞かせてやったのだが、ヤツの顔は渋かった。何が不満なんだ。

 

「いや、勝ってるし。敵全滅してるだろ、何を聞いていたんだ?」

「フィオ、お前が後ろからぶら下がっとる、その、貴様は勇者アルトと言ったか? コイツが来なけりゃ西の自治区は壊滅しとるじゃろ。」

「初めまして。アルトです。」

「そーいうの含めて、オレの実力だっつの。コイツってばオレにベタ惚れしてるし、呼べば多分いつでも来るし。」

 

 と言うか、呼ばなくても勝手に危機を察知して現れたし。オレの恋人が人外じみているのを、改めて実感する。

 

「はぁ。いや、お主が悪いと言うよりも、村の若い奴で良いのが育っとらんのが問題じゃな。修行が足りん。」

「いつも村長(ボス)が単騎で突っ込んでた弊害だな。もっと育成に力を入れるべきだった。」

 

 今回、何度死にかけても闘志を失わずに健闘したミクアル兵だというのに、散々な言われようである。でもなぁ、アルトとかバーディとか見てるとやっぱり他の兄妹達は見劣りしちゃうんだよなぁ。

 

「で。その若い衆は今どこじゃフィオ?」

「家の外でアルトに喧嘩吹っ掛けて、今全員ノされてる。」

「あいつ等、今日が俺の命日だって忘れとらんよな・・・。」

 

 ”ベッドに横たわり死にかけている自分達の首魁”より”俺より強い奴”の方が興味あるのが、ミクアルの里だからなぁ。

 

「ローシャ、外でバカやってる皆を広場に集めてくれ。フィオ、馬鹿どもの怪我の治療を頼む。」

「はいよ。で、皆を集めて何するんだ?」

「決まっとるだろう。俺の葬式だよ。派手にやるから取っておいた俺の秘蔵の酒、全部持ってこい。今日で全部開けてやる。」

「・・・酒の味分かるのか? そろそろ味覚もやられてるだろ。」

「酒の楽しみ方がわかっとらんな、フィオ。粋がっていてもガキんちょか。」

 

 ゴボリ。そう言って笑おうとした村長(ボス)は、ドス黒い血を吐いた。グロいなオイ。

 

「酒飲んでも良いが、多分死を早めるだけだぞ? ただでさえ残り僅かな命なのに。」

「今更、ちょっと時間が増える事に意味なんかないわ。それにな、酒の味が分からんとしても、大事な家族と時間を共有して、共に同じ酒を同じ席で酌み交わす。これ以上に旨い酒なんて存在せん。」

 

 そう言って弱々しく、震える手で村長(ボス)は杯を握った。

 

「やるぞ、お前ら!! 宴会だ!!」

 

 こうして大空の下、里の偉大なリーダーの最期を飾る大宴会が、ここに幕を開けた。 

 

 

 

「アーッハッハッハッハ!! 見ろよ、ラントが地面に突き刺さってるぜ!!」

「どうしたもう終わりかラント!! 10年越しの恋が終わった気分はどうだ? ここで目の前の男に勝てば、フィオも振り向いてくれるかもしれねぇぞ!!」

「・・・無理だろーがよぉ、何だよコイツの強さ。」

「悪いがフィオは渡さん。」

 

 この里の宴会は、豪胆な気質の人間が多いせいで、いつも混沌としている。

 

 宴のさなか、いきなりアルトとラントがオレをめぐっての大喧嘩を始め、大いに場を盛り上げていた。死にかけの村長(ボス)も、下半身がきれいに地面に突き刺さったラントを見て血反吐を吐きながら爆笑している。

 

 ・・・と言うか、ラント。お前まだ、その、オレ狙ってたのかよ。

 

「ラント、意地を見せろ!」

「覚醒だ、ここで覚醒して最強になって、そのいけすかねぇ勇者をボコればお前の天下だ!」

「フィオがお前に股を開く日も近いぞ!!」

「ちくしょーー!! やってやらぁ!!」

 

 ・・・いや開かねぇよ。

 

 確かにラントは性格も顔も良い好青年だし、話していて親しみの持てる良い奴ではあるんだが。生まれ持っての3枚目としか言えない、何故かいつも面白いネタに見舞われる男でもあるのだ。今だって、自分の斬撃で出来た地面の穴に、たまたまアルトに吹っ飛ばされて受け身を取ったらスッポリ嵌るという奇跡を成している。こんなに面白い奴を異性として意識するのは中々に難しい。

 

「ラント兄、殺れ!! どさくさに紛れて殺っちまえ!! 証拠隠滅だ!」

「メル、証拠隠滅の意味わかってるか?」

 

 一方で村長(ボス)のもう一人の娘であるメルは、異様に物騒なヤジを飛ばしていた。何でああなったかなぁ、礼儀とか誰も教えなかったんだろうか。昔から口悪かったけど、根は良い子なんだがなぁ。

 

 オレは何となくそんなメルを背後から撫で愛でて、勢いよく蹴飛ばされた。浮気者、てなんだそりゃ。

 

 

 

 

 そして、長い(多分アルトは手加減してた)剣劇の末ラントを下したアルトは、村長(ボス)に呼ばれ二人で向かい合って何やら話し込んでいた。妙に真剣な顔でだ。

 

 もしかして、あそこでもうすぐ”娘さんを俺にください”が始まるのだろうか? なら、オレも行った方が良いかな? 

 そう考え席を立ったけど、フィーユに肩を引っ張られ引き留められた。今は、男同士の話らしいから近付いたら駄目らしい。ぐぬぬ。

 

 仕方なく、遠目からその様を眺める。熱く何かを語り合う、男二人。やがて、アルトが村長(ボス)に頭を下げ、泣きだした。・・・一体何の話なのだろうか。

 

 ただ、話し終えたアルトは何かを決意した、そんな顔をしているのが少し気になった。

 

 

 

 

 ────楽しい時は、何時だって早く過ぎゆくモノだ。楽しい楽しい宴会も、やがて終わりはやってくる。

 

「おう、聞けぃ! 皆の衆! そろそろこの宴も、お開きの時間だ!」

 

 笑い声が響いていた話し声が、少しずつ静まり始め。それは辺りはすっかり暗くなり、酒瓶も空いて皆が程々に楽しんだ頃。とうとう村長(ボス)が声を張り上げ音頭を取り、いよいよ締めの挨拶が始まった。

 

「名残惜しいが、皆も充分に楽しんでくれただろう! この俺の秘酒を全て一夜で飲み切ったんだ! 不味い酒だったなんて抜かす馬鹿はいねぇな?」

 

 愛人達に支えられ、ふらふらと立ち上がりながら震える手で村長(ボス)は杯を月に掲げる。そうか、遂に来てしまったようだ。

 

 ────最期の時が。

 

「これより遺言を述べるから、各自耳をかっぽじって聞けよ。ああ、大事な俺の妻たちには、昨夜のうちに言うべきことは全て言った。だから後は、大事な家族であるお前らに俺から薫陶を授けるのだ。」

 

 震える手で杯を掲げたまま。その男は、吠えた。

 

「手段と目的を取り違えるなよ、馬鹿な俺の家族達よ! 我らが何故無辜の民を守るのか。それは、守られている無辜の民の為では無い! 我らが、我らの為に、彼らを守るのだ!!」

 

 バシャン、と音がして杯が地面に落ちる。村長(ボス)は手を掲げたまま、拳を握りしめた。

 

「俺は、憧れた!! 偉大な先代の長である、あの女性(ヒト)の様になりたいと。華麗な用兵を以て、何度も王国の危機を救った聖女の様に生きたいと!! だが俺はあの人の様に頭が良くなかった。だから、代わりにこの体が朽ちるまで戦い抜くことにした。それがこの無様な結末よ!!」

 

 そう言って村長(ボス)はニヤリと口をゆがめ笑った後、力が抜けたように手をだらりと下げた。

 

「だが、勘違いするなよ! 俺は幸せだった! 何せ方法は違えど、俺はあの人の様に無辜の民を守れたのだ。憧れだったあの人の歩んだ道を、俺の足が受け継いで前に進めた。俺は幸せで仕方が無かった。」

 

 徐々に、村長(ボス)の声に張りが無くなっていく。目の焦点がふらつき始め、少しづつ息が乱れて来た。

 

「自分の為に戦え!! お前ら、間違っても人の為に生きようとするんじゃねぇぞ! 自分の中の理想の為に! 自分が憧れた何かの為に、自らの武を振るえ!! その無辜の民を救うのは、あくまでその結果だ!」

 

 そう里の家族へ言い終わると、偉大な男はゆっくりと腰を下ろし、囁くように二人の少女を呼んだ。

 

「フィオ、メル。お前ら、こっちにこい。」

「うん。」

「おう。」

 

 名指しで呼ばれたオレは、もはやなぜ生きているか分からないほどに弱りはてた父親の前に歩み寄る。

 

「これから話す事は、里の長としてじゃない。お前らの親として話す。」

 

 そして、今生で最後の話になるだろうと、男はそう続けた。目の焦点も少し怪しい、顔にはとっくに死相が出てる。もう、確かにこの男は、限界だ。

 

「まず、メル。お前には、ここ一年で俺の技を散々に教えたな? 今後もその研鑽を絶やすな。いや、今よりもっと努力を重ねろ。」

「分かってる。」

「・・・技の型は、ラントにでも見て貰え。お前は周囲にフィオと比べられ、常に劣等感に苛まれているのは知っている。だが、お前こそ正統に俺を継ぐ者だ。・・・俺ははっきり言って凡才だった。同世代に俺より強い奴はたくさん居た。だが、先代への憧れの気持ちだけは誰にも負けなかったから、自己研鑽だけは絶やさなかった。まさに、今のお前みたいにな。居るんだろう? お前にも、自分には無いものを持った憧れの人間が。」

「・・・別にフィオになんか憧れて無いし。むしろ気持ち悪いと感じてるし。」

「そうか。その気持ちを忘れない限り、お前はきっとその憧れを形にするだろう。もう、稽古をつけてやれなくなってすまん。だがな、この里の家族達が皆お前の師となってくれる。じゃあなメル、強くなれよ。」

 

 そういって村長(ボス)はメルに笑いかけた後、今度はオレの方へ瞳を向ける。

 

「フィオ。お前は、間違いなく天才だった。童女の内から司祭の持つ回復魔術全てを習得し、弱冠5歳にして里の未曾有の危機をたった独りで救ったお前は、紛れもなく100年に1人の英雄の器だ。正直な話、俺の血が入っている事が信じられなかった。フィーユに浮気をしてないか詰め寄ってしまったくらいだ。」

「何やってんだ糞ジジイ。フィーユ泣いただろそれ。」

「馬鹿もん、土下座したら許してくれたわい。そんな天才のお前さんだったから、目の前で苦しむ人間を救う手段に困らなかっただろう。そしてお前は優しい子だ、目の前に居る人間を救うのに理由を求めなかった。ミクアルの精神を生まれながらに体現していた、そんなお前こそ俺は一番気がかりだった。」

「何がだ、善良で有能で完璧なオレに何が不満なんだ。」

「自分の幸せには無頓着すぎるんだよ、お前。献身も、度を過ぎると周りを不幸にするぞ。だから、嬉しかったなぁ、お前に男の恋人が出来たと知った時は。死ぬ前に、酒を酌み交わせてよかった。」

「・・・うるせぇな。」

「これで安心して逝ける。ああフィオ、お前さんに渡すものがあったんだ。」

「遺品か?」

「そんなとこだ。・・・フィーユ、アレを。」

 

 その言葉に呼応して、村長(ボス)を支えていた一人だったフィーユが、無言でオレに箱を突き出した。

 

 ここで開けろと、その目で言っていた。ゆっくりと、オレはその箱を開けてみる。

 

「・・・白い、布?」

「それはヴェールって言うんだよ、フィオ。」

 

 意味がよく分からず混乱していると、フィーユ姉が小声でその謎の贈り物の正体を教えてくれた。

 

「何に使うんだコレ。」

「女の子なら知っときなさいよ、コレくらい。」

「すまんの、フィオ。本当はドレスやら何やら用意して驚かしてやるつもりだったのだが。」

 

 ・・・ドレス? そう言えばこれ、何処かで見たことが、あるような。

 

 ────あっ。

 

「花嫁衣裳かよ、コレ。おいフィーユ姉、さては前もって村長(ボス)に話してやがったな? アルトの事。」

「馬鹿言うな、話してないさ。私は約束を違えたりしないよ。」

「だったら、何でこんなもんが既に用意されてるんだよ────」

「あんまり親を舐めるなよ、フィオ。」

 

 その少し怒ったような声は、目の前の男から聞こえて来た。

 

「実の娘の事だぞ? 恋人が出来てたことくらい、察せていない訳が無かろう。く、くく。丁度、フィーユが俺と付き合いだした頃の雰囲気にそっくりだったぞ、お前。」

 

 くぐもった声で、その男は微笑う。呆気にとられ、ぼぅとしていたオレの頭に、フィーユがヴェールをさっとかけた。

 

「あっ、フィーユ?」

「うむ、うむ。よく、似合っとる。死ぬ前に見られて、満足だ。じゃあなフィオ、幸せになれよ。」

 

 

 ポツリ。季節外れの時雨が、ヴェールからはみ出たオレの肩を打つ。満足そうにオレを一瞥した後、その男はゆっくりと腰を落とし脱力した。

 

 ああ、命の灯が、消える。

 

「さて、もう言い残すことは無いな。」

 

 そう呟いた後、男は大きく息を吐き、

 

「ああ。今まで色々あったなぁ。俺、頑張ったぜ。だから今そっちに行くよ、姉さん。」

 

 その言葉を最期に、目を開いたまま、その男は静かに旅立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 時雨が、しとしと、肌を濡らす。

 

 父から贈られた花嫁衣装が、雨に濡れる。慌てて、フィーユが箱にしまったけど、オレは微動だにしない。

 

 顔を隠すものが無くなって、雨に濡れたオレの頬を、熱い何かが通り過ぎたから。

 

 目の前の老人は、もう動かない。幼い頃から迷惑な男で、フィーユを泣かせたり子供のオレを戦場に連れまわしたりとロクな事をしなかった、そんなヤツだけど。

 

 

 ───ほら、フィオ。欲しがってた王都の菓子だ、買ってきてやったぞ。

 

 

 子供の頃、この世界にもケーキが存在すると聞いて、村長(ボス)にねだった事があった。その日は確か、4歳の誕生日の前日だったと思う。

 

 ケーキなんてものは王都にしか売っていなくて、そして店まで往復でどれだけ時間がかかるかなんて、当時のオレには知る由もなかった。

 

 でも次の日のオレの誕生日の席には、すこし形の崩れたケーキが並んでいた。どれだけのスピードを出して、往復してくれたのかなんてオレは理解しないまま、満足そうに平らげたのは覚えている。

 

 

 ・・・オレは、コイツを親として蔑ろにしてたかもしれない。でもコイツは、紛れもなくオレの親をやっていた。

 

 

「────、ぅ、あ。」

 

 

 男が泣いていいのは、親が死んだ時だけだと、前世ではそう教わった。女に生まれた今世は、たとえ男に泣かされても、一応は言い訳が出来るだろう。

 

 しかし涙にも、色々な種類がある。

 

 悲しい時の涙。悔しい時の涙。眠たい時の涙。嬉しい時の涙。オレが今、流している涙は一体、どの涙なのだろうか。

 

 空は昏く、夜は深く。闇に解けゆく、父の肌。訣別の時は、いつだって突然にやってくる。

 

 季節外れの時雨が、オレの頬を伝い水滴となって、泣いていることを誤魔化してくれているけれど。オレの目は紅く腫れ、口からは嗚咽が漏れ、感情の高ぶりが止まらない。

 

 ああ、そうか。オレの、この涙は────

 

 

 

「あ、りが、とう。父ざん────」

 

 

 

 今まで、育ててくれた親への、感謝の涙だ。

 




次回更新日は9月19日です

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。