意識が高すぎて魔法科高校に入学したが劣等生だった。   作:嵐電

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入学編 16

あとがきにかえて

 

この小説のようなものは、主人公『僕』が魔法科高校に入学してから、数週間の出来事を綴った形式で書かれています。

いわば、入学編です。

多くの仲間と出会い、友情を育み、恋愛も経験したりして、その過程で人間的な成長を主人公『僕』は仲間とともに遂げて行く、まるでディズニー作品と同じようにはこの先も行かないでしょう。現実はそんなに甘くありませんから!

 

「あとがきにかえて」としておしゃれで簡潔な短編ミステリーが書かれているのは原尞だけです。『僕』にはそんな才能はありません。原尞の霊を呼び出したこともありませんので。

 

それでは、読者様からの激励を一部掲載させて頂きます。

 

「いつも、更新を楽しみしています。これからも、色々と参考にしますので頑張って下さい。必ず『味方の協力』はあります。サブヒロインの件よろしくお願いします。もちろん、小説の中の話ですよ」

 

小野 遥様 激励ありがとうございます。

 

『味方の協力』を期待しています。

 

最後になりましたが、担当さん、いつもありがとうございます。あらゆる方面で。

 

それから、いつも話題を提供してくれる、朝田さん白石くん涼野さん長岡さん(五十音順)ありがとうございます。

 

そして、『僕』の妄言につき合ってくださった読者様方に感謝致します。

 

 

著者しるす。

 

 

ここまで、書いて僕は次の作戦を練った。今回の妄言ブログは、読者から多数の支持を得はしないだろう。打ち切りを覚悟しておかなければならない。来たるべき打ち切りに備え次の作品の企画を今から考えておくのだ。備えあれば憂いなし。

 

次回作は、今回とは全く違う作風にすればいい。著者と全く違う性格の主人公を描くのはキャリアの浅い僕にはかなりの負担が予想される。しかし、天は我を見捨てはしなかった。すぐ近くに僕とは全く違う性格で小説のモデルに持って来いのクラスメートが存在している。

 

彼には美しい妹がいるし、クラスの綺麗どころも他のクラスの綺麗どころも彼の取り巻きだ。しかも、彼は超人的な活躍を一年生しかも劣等生とみなされている二科生であるにも関わらず、しているのだ。

 

次回作の主人公は、司波達也くんに決まり!タイトルは『魔法科高校の劣等生』なんてどうだろう?いい感じだ〜。僕自身は、戦略級魔法師を瞬殺する方法や永久機関を実現する方法を教える程度のモブキャラで作中にカメオ出演すればいいだろう。

 

時代は、無敵のヒーローを求めている。肉体的無敵、精神的無敵、社会的無敵のヒーローだ。ヒーローがスポンサーやオーナーにペコペコするなんて流行らない。

 

よし。早速、明日司波くんに明るく挨拶して討論会や図書館テロ未遂事件やその直後のブランシュ壊滅作戦での彼の活躍について聞いてみよう。おっと、ブランシュ壊滅は一般の学生は知らないことになっていた。危ない。危ない。急いては事を仕損じる。

 

 

「意識が高過ぎて魔法科高校に入学したが劣等生だった。 入学編」 終

 

 

 

 

 

 

 


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