魔導師のヒーローアカデミア   作:北方守護

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救助訓練 エピローグ

武昭が敵達を退けた後………

保健室では相澤とガリガリのオールマイトが話していた。

 

「オールマイト先生、貴方が時間通りに来ていれば今回の騒ぎも

こんな事には、ならなかったんですよ………」

 

「その……確かに……相澤君の言う通りだね……」

 

「まぁ……()()()()()()()()()()()()任せた俺にも責任はありますけどね……」

相澤はベッドで寝てる武昭を見ていた。

 

「創史少年の事?………それは、どう言う事だい?相澤君」

 

「悪いんですけど、それに関しては俺からは話せないんですよ」

 

「そうだね、その事を知ってるのは限られた人達だけなんだ」

保健室に根津が入ってきた。

 

「オールマイト君 悪いけど彼の事は僕達に任せてくれないかな?」

 

「校長先生が、そう言うのなら、私もこれ以上は聞きません それでは」

オールマイトは保健室を出て行った。

 

「それで具合は、どうなんだい?」

 

「えぇ、リカバリーの婆さんが言うにはちょっとした疲労が溜まってるらしいです」

 

「そうかい………それで彼の実力は………」

 

「問題なんてありませんでした……それどころか………

コイツが(ヴィラン)じゃなくて良かったですよ………」

 

「それだけの力を持っているって事だね……」

根津は相澤の横に合った椅子に座った。

 

「さすがは()()()()S()()()()()だっただけはあるって事だね……」

 

「俺も最初聞かされた時は信じられませんでしたけど………

目の前で()()()()を見たら信じざるを得ませんでした……」

 

「相澤君の個性〔抹消〕でも個性を消せなかったからね」

 

「あれを見た時は俺も驚きましたよ………

俺が個性を発動してるのに創史は普通に手から炎を出してましたからね」

 

「あれを見たから私も創史君の話を信じたんだ………

だからこそ、彼は私達が守ってあげないと駄目なんだ………」

 

「まぁ……それが合理的なら俺は何も言いません………ん?」

2人が話してると誰かがドアをノックした。

 

「誰だ?リカバリーガールなら少し席を外してるぞ」

 

〔いえ、1年A組の八百万ですけど……武昭さんのお見舞いに来ました〕

 

「八百万君………確か彼女は………」

 

「えぇ、創史の事を知ってる人物です 入って良いぞ」

 

「失礼します………あっ、校長先生もいらしたんですか」

 

「いやいや、気にする事は無いよ、八百万君……ん?彼女は……」

根津は百の後ろにもう1人の女生徒がいた事に気付いた。

 

「君はB組の小大唯君だったね……」

 

「どうも………小大唯です……」

 

「A組の担任の相澤だ………一つ聞きたいんだが………」

 

「大丈夫です相澤先生………武昭の事は小さい時に聞いてます………

()()()()()()()()()()()()()()()

 

「そうか………だったら、この雄英内で創史の事を知ってるのは

ここにいる4人だけって事か………」

 

「悪いけど……創史君の事はここにいる者達だけの秘密にしておくんだ……」

 

「それは武昭さんの個性が関係してるからですね……」

 

「そうだ……もし、コイツの事を知られたら………」

 

「分かってます………武昭は………」

皆はベッドの武昭を見ていた。

 


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