魔導師のヒーローアカデミア   作:北方守護

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戦闘訓練
訓練前の……


個性把握テストの翌日………

 

午前………

 

「さぁ!これの中で正しい選択肢は、どいつだぁっ!?」

 

(接続詞があってるのは………3番だ)

 

(普通の授業もやるんだ) (つまんね……)

プレゼント・マイクの英語の授業などの必修科目の通常授業を行い………

 

昼………

 

「おーい、食堂に行こうぜー」

 

「俺は何を食おうかなぁ」

 

「たっぷり食わねぇと午後からの授業で力が出ないからな!」

食堂に行く者たち………

 

「あら?武昭さんはお昼を持ってきてないのですか?」

 

「いや、そうじゃ無いんだ……「武昭……持って来たよ」おっ、ありがとうな唯」

百と武昭が話してると唯がお弁当箱を持ってA組に来た。

 

「唯さんが武昭さんのお弁当を作ってきたのですか?」

 

「うん……武昭って………沢山食べるから………」

 

「百、俺は唯と食べるけど一緒にどうだ?」

 

「えぇ、私も御一緒させていただきますわ」

 

「だったら、私も良いー?」 「なら私も一緒に食べたーい!」

武昭達の話に葉隠と芦戸が入ってきたので皆で食べる事にした。

 

「そういや、この中なら芦戸は初対面か、彼女はB組の小大 唯だ」

 

「初めまして……B組の小大 唯です………」

 

「私は芦戸 三奈だよ!よろしくね!唯ちゃん!」

 

「じゃあ、食べるか頂きまーす」

 

「うわっ!武昭って沢山食べるんだねっ!」

芦戸は武昭のお弁当の量を見て驚いていた。

 

「芦戸さん、武昭さんからすれば、これだけの量はいつもの事ですよ」

 

「私も前にファミレスで初めて見た時に驚いたからね」

 

「あぁ、俺もそれなりに食う方だけど、あんなに食うとは思わなかったよ」

 

「おっ、尾白はパンを買ってきたのか、一緒にどうだ?」

 

「そうだな、お言葉に甘えさせてもらうよ」

尾白は武昭の横に座ると買って来たパンを食べ始めた。

 

そんな中、百が気になった事を尋ねた。

 

「そう言えば、武昭さんと唯さんは実家から通ってるんですか?」

 

「それじゃ遠いからな、俺と唯はコッチに部屋を借りてるんだ」

 

「ふーん、そうなんだ……もしかして2人って一緒に住んでたりしてー?」

 

「幾ら何でも、そんな事は無いだろ?」

 

「いや、俺と唯は()()()()()()()()()()()

 

『えーっ!!!』

武昭の言葉を聞いた尾白、芦戸、葉隠は驚いて大きな声を出したが………

 

「そうなのでしたか……まぁ、そうでは無いかと思ってましたけど……」

 

「あぅー………」

百だけは普通にしており唯は顔を赤くして俯いていた。

 

「唯の両親からな、女の子が1人暮らしだと危ないから

一緒に住んでくれないかって言われたんだよ」

 

「あれ?武昭と唯ちゃんて知り合いなの?」

 

「あぁ、俺と唯は幼馴染でな、家が隣同士なんだ」

 

「うん……それに私のお父さんと武昭のお父さんも同級生なんだって……」

 

「それに両親が海外で仕事をしててな

俺が1人暮らしする事になった時に唯の両親に頼んでいったんだ」

 

「へぇー そうだったんだぁ」

 

「ふぅ、ご馳走さん唯」

 

「はい、お粗末様……じゃあ私は教室に帰るね」

 

「唯さん、良かったら明日も一緒にどうですか?」

 

「うん……私は良いよ………バイバイ百ちゃん……」

唯はお弁当箱を片付けると自分の教室に戻った。

 

「それにしても……午後からは初めての戦闘訓練だけど何をするんだろうな……」

 

「まさか、昨日の相澤先生みたく何かあったりして……」

 

「何を考えても、いずれ分かるんだから落ち着いてた方が良いぞ」

 

「確かに、武昭さんの言うとおりですね……」

 

「ふぇ〜 武昭とヤオモモって凄い落ち着いてるよね」

皆は食後に話をしていた。

 

 

 

 

 


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