IS世界のガイスター   作:赤バンブル

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投票終了までのもしもシリーズ第一弾。

キャラ崩壊しているため、耐えられる方のみお読みください。

ちなみに一部にトランスフォーマーのナレーションのようなものがあります。


番外編「もしもシリーズ」
もしも箒が妊娠したら


さて、今回の「IS世界のガイスター(仮)」は宇宙海賊ガイスターの無人島基地から物語を始めよう!

 

『なあ、今のボスを見てどう思う?』

 

基地の外で話しているのはガイスター四将だ!

 

何について話しているというのだろうか?

 

 

『ここ数日のボス、なんかやけに黙っていないか?』

 

『ああ、言われてみれば・・・・』

 

『つい数週間前まであちこちの基地を襲ってたっていうのにここ数週間どうにも何も言わなくなっちまった。』

 

『それとジェットガイストもここ数日部屋に籠りっきりだ。いつもくっ付いていたはずの二人が急に離れて過ごすなんておかしすぎないか?』

 

「ん?どうしたの君たち?」

 

篠ノ之束だ!

 

『あっ、丁度いいところに来た。』

 

サンダーガイストは束の方を見る。

 

「どったの?」

 

『いや、最近お宅の妹さんが部屋から出てこないもんだったから。』

 

「ああ、箒ちゃんね。」

 

果たして篠ノ之箒に何があったというのだろうか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレレレ~テ~テン!(エンブレムターン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはガイスター基地の箒の個室である。

 

 

「箒ちゃん?どうしたの~?」

 

束が声をかけると部屋から箒の声が聞こえる。

 

「ね、姉さん・・・・」

 

「どうしたの?最近外に出てこないからどうしたの?」

 

「き、気分があまり良くないんだ・・・・・」

 

 

一体何が起きたというのだろうか?

 

 

束は箒の部屋に入り込む。箒はぐったりとした状態で眠っていた。

 

「あんまり顔色が良くないね・・・・・」

 

「ああ、それと・・・・・・こないんだ。」

 

「こない?」

 

「アレだよ。ここ二週間ずっとこないんだ・・・」

 

「アレ?」

 

「アレだよ、ほら・・・・女は誰でもくるアレだよ。」

 

 

箒の言うアレとは一体何だというのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テレレレ~テ~テン!(エンブレムターン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはダイノガイストの部屋だ。

 

『・・・・・・・』

 

ダイノガイストも黙ったままだった!一体何が起きたというのだ!?

 

『・・・・・・(箒の奴、最近俺と一緒に寝なくなったな・・・・)』

 

ダイノガイストも箒のことを考えていた。

 

『(それに最近は朝風呂にも入ろうと言ってこなかったし・・・・・日頃の態度が裏に出たか?)』

 

ダイノガイストは誰もいないことをいいことに頭を抱え始める。

 

『(弱った・・・・日頃あんな生活をしていたせいでずっと違和感を感じて作戦が練れん!このままでは・・・・かといって奴らに相談するのもなんだしな・・・・・・本人に聞くべきか・・・・・しかし・・・・・)』

 

 

そこへ束が箒と一緒に入って来た。

 

 

「おっは~いっくん!」

 

 

ご機嫌な束、彼女に一体何があったというのか?

 

 

『・・・どうした?』

 

「いや、お祝いの言葉を言いに来たんだよ!」

 

『お祝い?今日は俺様の誕生日ではないぞ?』

 

お祝いとは一体何なのか?

 

真っ赤な箒。

 

『ボス、失礼します。』

 

 

ガイスター四将の登場だ!

 

 

『お前達までなんだ?』

 

『『『『ボス、おめでとうございます。(パチパチパチ)』』』』

 

『!?』

 

「ほら、箒ちゃん。」

 

束は箒をダイノガイストの前に出す。

 

『一体何なのだ?今日が一体何の日だというんだ?』

 

「実はな一夏・・・・・・・・・・」

 

『ん?』

 

「その・・・・・・・できちゃったんだ。」

 

『・・・・・・・・?何ができたんだ?』

 

ダイノガイストは不思議そうに箒を見る。

 

「だからできちゃったんだ。」

 

『・・・・・・・何を言っているのかさっぱりだ。』

 

「もう~鈍感だな~いっくんは。」

 

全員ダイノガイストを見る。

 

『な、なんだ!?俺様が何かまずいことでも言ったのか?』

 

「だからできたというのは・・・・」

 

「ああ!もう!姉さんは言わなくていいから!」

 

箒は束を強引に止めるとダイノガイストの方に向き直る。

 

「で、できたというのは・・・・・・その・・・・」

 

『うむ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一夏と私の子供のことだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『・・・・・・・・・・ん!?』

 

 

面食らったのも無理はない!

 

 

『こ、子供?』

 

「うん・・・・」

 

『『『『ダイノガイスト様、おめでとうございます!!』』』』

 

「おめでとう!」

 

「おめでとうございます。」

 

 

全員に拍手されている中、ダイノガイストはただ茫然としていることしかできなかった!

 

 

『・・・・・・』

 

「いや、箒ちゃんの体調が良くないっていうからメディカルルームで検査したらおめでただったんだよ。」

 

『・・・・・・・』

 

『ボスももう子持ちの海賊の首領ですね。』

 

『いや~めでたいめでたい。』

 

『・・・・・・・・・こ、子持ちの首領だと?』

 

「そういう訳だから・・・・・これからもよろしく・・・・・❝パパ❞。」

 

箒は顔を赤くしながら言う。

 

『あっ!もし本当にそうなったらダイノガイスト様は、❝パパガイスト様❞になっちゃうのか。』

 

サンダーガイストはさりげなく言う。

 

「だとしたら妹様は❝ママガイスト❞と呼ぶようになりますね。」

 

クロエもさりげなく言う。

 

『俺が子持ち・・・・・・・俺が・・・・・・・』

 

 

最早混乱状態だ!

 

 

『嘘だと言ってくれえぇぇぇぇぇぇ!!うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあぁ!?」

 

ダイノガイストはベッドから起き上がる。すぐ傍では箒はしっかり手を握って眠っていた。

 

「・・・・・・・・・なんだ、夢か。」

 

ダイノガイストは、ホッと息をする。

 

(恐ろしい夢だった・・・・・まあ、これを教訓に今後は注意を・・・・・・ん?)

 

 

ダイノガイストが見たもの。

 

それは腹部が大きくなった箒の裸体だった。

 

 

「・・・・・・・・」

 

ダイノガイストは思わず黙る。すると動いたことで目を覚ましたのか箒が目を擦りながら起きた。

 

「おはよう、一夏。」

 

「・・・・・・・」

 

「どうしたんだ?」

 

「箒・・・・・その腹はどうした?」

 

「どうしたって私とお前の子供じゃないか。」

 

箒は驚いた顔で言う。

 

「・・・・・・・夢ではなかったのか。」

 

 

 

 

 

 

この始末☆

 

はてさて、この先どうなりますことやら・・・・




この始末☆

もしもシリーズは飽くまでもパラレル設定の予定なのでご安心ください。


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