今回から絵里と希のμ's加入編です。
今回日にち空きましたがこれからもこういうことあるので毎日投稿できないことをご了承ください
全員赤点を回避してラブライブエントリーの許可をもらいに理事長に来た俺たち8人、しかしノックをしようとした時に部屋の中から音ノ木坂が廃校になるという声が聞こえた。
そして勢いよく中に入っていく俺と穂乃果だった。
「廃校になるってどういうことですか⁉︎」
「せめてあと1週間…いや3日待ってください!なんとかしますから」
勢いよく入った俺と穂乃果はそのまま理事長に俺は問いかけ穂乃果は待って欲しいと言った、最後まで聞くことをせずに……
「何か勘違いしてるみたいだから言うけど、オープンキャンパスの結果次第で決めるのよ?」
「「えっ?」」
「達也君までこんな慌てるなんて珍しいわね、中学生にアンケートを取ってそれが悪かったら来年度から募集をやめて廃校にすることを綾瀬さんに言ってたのよ」
早とちりしちまったのか…でもつまりそれは……
「なぁんだ〜」
「安心してる場合じゃねぇぞ穂乃果」
「えっ?」
「オープンキャンパスのできが悪ければ廃校廃校本決まりよ?」
そう、会長の言う通りだ。つまり何か目につくようなことをしなければいけないわけだ。
会長は理事長にオープンキャンパスの内容を決めさせてもらうことを伝え理事長室を後にした。そして俺たちはライブをしようと決めたのだった。
「ワンツースリーフォー……」
海未がタイミングを取りながらダンスをしているみんな、だがその海未の表情がなにかおかしい。
おおよその見当はついているが…
「いい感じじゃない?」
一通りダンスを終えいい感じと言っている海未以外のメンバーだが
「まだです…まだずれている箇所があります」
という海未の指摘でもう一度やることになった。
そしてもう一度やってみてそれが終わると
「今度こそ完璧じゃない?」
と言っている。しかし…
「まだです、まだダメです」
と海未は否定した。
体力に自信がある凛でさえこれ以上は無理と言っていて海未の態度に気に食わなかった真姫がついに駆け寄った。
「なにが気に入らないのよ!?はっきり言いなさいよ!?」
そこには俺も同感なんだよな……
「なぁ海未、お前の言いたいことはわかってるつもりだ。大方感動できないとか思ってるんだろ?」
「はい…やはり達也も同じことを……」
「達也先輩も何か知ってるんですか?」
「大方の予想はな…とにかく今日は終わりにしよう、こんな雰囲気の中でやっても上達はしない。後でグループ通話を使って話すってことでいいな?」
この悪い雰囲気の中でやっても上手くいかないと思い今日の練習は切り上げた。
俺、穂乃果、海未、ことりの2年組はそのまま穂むらに向かった。
そして海未から昔生徒会長がバレエで踊っている映像を見た。
「たしかにこれを見たら海未ちゃんの感動できないって言うのわかる気がするよ」
「たっくんもこれ見たことあったの?」
「俺は初めてだ。俺と海未が生徒会長に会った日の夜に電話でこの映像のこと聞かされてたってくらいだ」
「「会ったの!?」」
「「あっ…」」
そういえば言ってなかったなと海未と顔を見合わせた。
「赤点回避のための勉強する初日に会ってたんだ、その時はテスト勉強を優先ってことになった」
「海未ちゃんの様子がおかしかったのもその後おかしなこと言ったのもそれが原因だったんだね」
穂乃果はあの時の海未の様子は納得するか1つおかしなこと言ったな…
「なぁ穂乃果、その後のって1回海未が教室出て戻ったこと言ってる?」
「そうだけど?」
「………」
「たっちゃんなんで黙るの?」
これは今言うべき?それとも後?
「その話は後にしましょう、後でたっぷりその話をするとして今は今後の練習についてです」
「海未ちゃん?なんか怖いよ?」
そうだな、海未の言う通り今はこれからの練習について話す時だ。そして穂乃果は御愁傷様…
「とりあえず海未と話してみたんだが生徒会長に指導頼んでみようと思うんだが2人はどう思う?」
とりあえず考えてることを伝えてみた。2人だけでなくみんなはどう思うか…
「う〜ん…迷うよね、私はいいと思うけどみんながどう言うか…」
「私はいいと思うな〜とりあえずみんなにも言ってみよ」
「そうだな」
穂乃果やことりもいいと思うと言われとりあえずみんなにも伝えてみることにした。
『えぇー!?』
穂乃果やことり以外のみんなにもさっきのことを伝えた。驚くのは予想通りかな
「私は反対よ、潰されかれないわよ」
「そうね」
「それに3年生はにこがいれば充分だし」
それはどうでもいいぞにこ先輩…
「私も反対です…生徒会長……怖い」
「凛も楽しい方がいいかな」
予想通りみんなは反対した。でもその中で1人賛成しようとした人が…
「私は賛成かな」
『えぇー!?』
これまた予想通り、俺たちはさっき聞いたから驚かないがみんなは驚いていた。
「だって上手い人に見て指導してもらって私たちも上手くなろうってことでしょ?たっちゃんたちとも話したけど賛成かな」
「俺も同じ理由で賛成かな。たしかに生徒会長は俺たちの活動を反対している。でも廃校を阻止したいっていうのは同じだろうしさ」
俺なりの考えを言ってみる、まぁ理事長が会長を許可しないのはある程度予想できてるけどな。
「どうなっても知らないわよ…」
結局頼んでみることとなり次の日の朝生徒会室に2年組で頼みに行くこととなった。
-----翌日の朝
「私にダンスを?」
「はい!お願いします!」
生徒会室に来て穂乃果が代表してお願いをする。
希先輩はそばで微笑んでいて会長は冷たい目をしている。
「いいわ。あなたたちの活動は正直理解できない。でも人気があるのはたしかなみたいだしね」
「ありがとうございます生徒会長!」
「でもその代わりやるなら私の許せる水準までにしてもらうからね」
なんか意外とすんなり指導してもらえることになったな…まぁいっか
-----そして放課後-----
「全然ダメじゃない!よくこれでここまでやれたわねー!」
さっそく厳しい指導が入る。凛は昨日はできたのにと文句を言い会長はそれに対し基礎がなってないからと指摘した。
なるほど…
「足開いて!」
「こう?いたっ!?」
凛が足を開いてそれを後ろから押す。ストレッチでやるようなことだな
「これで?少なくとも足開いた状態でお腹と床がくっつくくらいじゃないと」
「ほっ」
「おぉ〜」
凛の近くでことりも1人で同じことをする。いとも簡単に会長の言ったことができていた。
「感心してる場合じゃないわよー!みんなできるー?」
そこからも厳しい指導が行われる。基礎をしっかりとかやもう一度筋トレの見直しなど…
「もうワンセットー!」
指導は厳しいがみんなついていっている…と思っていたその時花陽のバランスが崩れだした。倒れそうになったがそうなる前に気付いていたため受け止めることができた。
「大丈夫か花陽?」
「は、はい…ありがとうございます」
「はぁ…今日はおしまいね」
「ちょっとそんな言い方ないでしょ!?」
「そう?現実的に判断しただけだけど?」
正直どちらの言い分も正しいと思う。言い方には問題があるかもしれないが、これ以上今日やるのは上達の見込みがなさそうという感じだ。
「穂乃果」
「わかってる、生徒会長!」
「なに?」
穂乃果が生徒会長を呼び止めるとみんなが横一列に並ぶ。
「今日はありがとうございました!」
『ありがとうございました!』
「っ!?」
お礼を言われると思っていなかった会長は少し驚いた様子だった。
だがお礼を言うのは大変だ。厳しいことを言われていたが貴重な時間を割いて見てくれたのだから。
会長はそのまま無言で屋上から出ていきみんなはストレッチをして今日の練習を終わりにした。
そしてもう1人去っていく少女の姿が……
「ったく……気になるなら堂々と見に来ればいいのに」
と呟いたことは誰にも気付かれないで済んだ。
絵里&希の加入編に入りました
達也「つーか日にち空いたことは何も言わないんだな」
そこはまぁ…
達也「まぁ毎日投稿も難しいし仕方ないか」
そうなんですよ〜よくわかってますね
達也「さて、今回の2人の加入編は何話に分けるんだ?」
予定では2か3話に分けるつもりです。基本的に全部そんな感じにすると思いますよ。
達也「へぇ〜まぁ作者さんには頑張ってもらうか、それとμ'sのみんなにもな!」
そうですね、まぁそこは今後の展開にお楽しみってことで。
そしてオリジナル展開入るかも?
今回はそろそろ終わりにします。
達也「次回のタイトルはまだ決めてないみたいだから次回予告はできない、その代わり明日投稿できないとだけ伝えておく」
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