穂乃果→たっちゃん
海未→達也
ことり→たっくん
1年組→達也先輩
簡単にですがこんな感じです。
それじゃあ恒例の行くよ!
穂乃果「1!」
ことり「2!」
海未「3!」
真姫「4!」
凛「5!」
花陽「6!」
あっこの流れ…
「たっちゃんも言ってよ〜」
「だーかーら!俺は手伝いとして参加してるんだから番号は言わないって!」
「もぅ〜たっちゃんは番号言ってくれないけど7人だよ7人!いつかこの7人が神7とか仏7とか言われるのかな〜」
「仏だと死んじゃってるみたいじゃ……」
花陽…ナイスツッコミだ。でも
「なぁ海未、なんで穂乃果は俺にも番号言わせたがるんだ?」
「言って欲しいと思ってるのは穂乃果だけじゃありませんよ?」
「そうだよたっくん、私や海未ちゃんだって番号言って欲しいって思ってるよ?」
「だってたっちゃんもμ'sの仲間なんだから言ってほしいじゃん!」
そういうこと言ってくれるのは嬉しいけどな…でもやっぱ
「俺が言うとしたら10かな」
「なんで?」
穂乃果のやつμ'sの意味わかってないな?
「はいはい、この話は今終わりだ」
「達也から聞いてきたのに…」
「それは置いておいて花陽の言う通り仏じゃ死んでるみたいだからやめとけよな」
「は〜い」
「でも毎日同じことで感動できるなんて羨ましいにゃ〜」
おい凛、悪気はないだろうがそれ馬鹿にしてるようにしか聞こえないぞ。
「私賑やかなの大好きでしょ〜それにたくさんいれば歌が下手でも目立たないでしょ?それからダンス…」
「「穂乃果?」」
「冗談冗談、海未ちゃんもたっちゃんも怖いよ?」
ったく、変なこと言うからだろ。つーかセンターが歌下手なのは目立つだろうが…
「ちゃんとやらないと今朝みたいにまた怒られちゃうよ」
「そうだよね…」
ことりから聞いた話だが…
実は今朝、サングラスにマスクをしたツインテールの怪しい人に穂乃果がデコピンで気絶させられたらしい。
そして穂乃果の側によったことりに『さっさと解散しなさい!』と言われたらしい。
「解散しなさい…と言われたのですよね?」
「うん…」
「誰だったのかわからないみたいだけどまたそう言われないように練習しないとな!」
「うん!」
「それより早く練習しないと時間なくなるわよ?」
おっ?真姫さんやる気ですな〜
「真姫ちゃんやる気満々だにゃ!」
どうやら凛と同じことを思ったらしいな
「べ、別にそんなことないわよ‼︎//」
「またまた〜昼休みこっそり練習してたの知ってるにゃ!」
「あれは昨日やったステップが気に入らなかったからよ!」
なかなか素直にならないやつみたいだな。でもな〜そのステップ考えたのって…
「ま、真姫…」
「何よ…って⁉︎」
俺の視線に気付いたようだ。ステップ考えた人…そう、海未の方を見ていたことに。その海未はものすごい表情をしていた
「そうですか…あのステップ考えたの私なんですが……」
「ヴェエ⁉︎」
なんだその驚き方は…つーか
「気にすんなって、真姫は素直じゃないだけだもんな?」
「達也先輩の言う通りだにゃ!」
凛が階段を登りながら振り向いてそう言うと他のメンバーは外を見ていた。
外は雨が降っていた。屋上のドアを開け外を見てみるが
「どしゃぶり〜」
とても練習できる天気ではなかった。
「降水確率60%だったのに…」
「いやそれ降ってもおかしくねぇから!昨日も60%だったけどよく降らなかったなってレベルだからな!」
「そんな〜」
「あっ、でも少し弱くなったにゃ!」
外を見ると確かに少し弱くなってる気がするが…
「滑って怪我したら危ないし今日は休みにするしかないな」
「そうですね」
俺の言葉に海未も同意し他のメンバーも同意した感じの人がほとんどだった。一部を除いて…
「大丈夫大丈夫!やれるよ」
「そうにゃそうにゃ!」
「こういう時の馬鹿が2人に増えたか…」
「たっくん声に出してるよ?」
「えっ?まぁそれは今は置いといて…おい馬鹿2人戻ってこい。」
「大丈夫にゃー!」
俺の注意を聞かず凛は見事なアクロバットを見せる。滑りやすいところでやるのは危険なのに気にせずやって平然と着地しポーズまで決めた。
その瞬間さっきまでよりも強く降ったが…
「私帰る…」
「私も…今日は」
真姫と花陽は今日は帰ろうとした。この雨じゃ仕方ないか。つーか雨の日の練習場所どうにかなんないか?
「帰っちゃうのー⁉︎」
「それじゃあ凛たちが馬鹿みたいにゃ!」
いや馬鹿みたいじゃなくて…
「「馬鹿なんだ(です)!!」」
どうやら意見が海未とかぶったみたいだな。
「だいたい凛!滑りやすくなってるところでさっきみたいな動きは危ないだろ!運動神経いいのはわかったけど滑って怪我したらどうするんだよ!」
軽く説教をしようとしたんだが…
「凛は大丈夫だにゃ!風邪引いたら困るし着替えてくるにゃ」
「私も、っていうか今日は練習無理そうだしみんなでどっかで食べていこうよ!」
そう言って2人は階段を降りていってしまった。
「はぁ…」
これ俺いる意味なくね?
「え、えっと…私から凛ちゃんによく言っておきますね」
「穂乃果には私から言っておきます」
「すまんが頼む……とびきりきっついのをな」
俺が言っても聞かないみたいだし2人に任せることにした。
とりあえず着替える必要がある海未たちを先に部室に行かせて俺は屋上の鍵を閉めて職員室に返しにいくこととなった。
その途中で…
「あれ?副会長の東條先輩…でしたよね?」
副会長を見つけた。何やらツインテールの女子と……って3年かよ⁉︎その女子と何やら話してるみいだったが
「あれ?達也くん練習はどうしたん?」
「この雨ですからね、それより先輩こそどうし……アイドル研究部?」
ふとアイドル研究部と書かれた部室が目に入る。
つーかこの学校にアイドル関係の部活あったのか…
「せや、今はにこっち…あっ、目の前にいる子がそうなんやけどアイドル研究部なんや」
「そうだったんですか…ん?ツインテールの女子…もしかして朝穂乃果にデコピンで気絶させたのって…」
「私だけどそれが?それじゃ」
なんかすげぇ不機嫌そうだったけど…
とりあえず今は副会長と歩いている。方向的に同じだったからだがちょうど聞きたいことができたし聞いてみるか
「俺たち7人になったのは知ってますよね?」
「ん?どうやろ?」
「色々影で動いてることバレてないと思ってるんですか?μ'sの名付け親さん」
「あっちゃ〜バレてないと思ってたんやけどな〜7人になったことは知ってるで?」
「そのことに関しては別の機会として…これは俺個人の考えなんですけど…多分今のままじゃ部活申請しても会長には認めてもらえないですよね?」
アイドル研究部がすでにあるということは多分無理だろうと思って聞いてみた。
「せやね、多分えりちは認めないと思うしウチも生徒会役員としては賛成できないと思うで?」
やはりそうか…だとしたらさっきのにこ先輩に頼んで一緒にしてもらうくらいしか思いつかないな。
「そんじゃみんなにも言っておきま…「希!」
「えりち!」
このタイミングで会長来ちゃいます?まぁいいや…
「早く生徒会の仕事やらないと」
「そうやね、ほな達也くんたちも頑張ってね」
「ありがとうございます副会長、それと会長に質問です」
「なにかしら?」
「多分認めてもらえないと思うと副会長にも言われたんですけどアイドル研究部がある以上部活申請しても無理ですよね?」
偶然会長に会えたことだしちょうど良いと思い聞いてみた。
「そうね、廃校の危機なのに似たような部活を増やすわけにはいかないわね」
「ですよね、それだけです。ありがとうございます、それじゃ失礼します」
職員室前だったため俺は職員室に入り鍵を返し会長たちは生徒会室に向かった。
その頃穂乃果たちは…
「「ごめんなさい……」」
穂乃果と凛がファーストフード店で怒られている。原因はさっきの屋上でのことだった。
「明日ちゃんと謝るんですよ?」
「「はい…」」
とりあえず謝ることは確定した。そして雨の日の練習場所で空き教室が使えないという話になったのだが、正式な部活じゃないと使うことができないと言われたことを話す。
そして5人いれば部活申請できるのにとなったのだが5人ならとなり……
「忘れてた!」
「忘れてたんかーい!」
穂乃果の一言に穂乃果たち以外の人から突っ込みをされ朝言われたことを再度言われたみたいだった。
「つーかみんなおいてくなんて酷くね⁉︎」
まだ学校にいた達也がメールを見て言った一言であった。
今回はここで終わりです。
感想などいつでもお待ちしております