帰ってきた幼馴染と女神たち【完結】   作:カット

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初めまして。以前pixivに小説を投稿していたカットと言います。
ハーメルンに投稿は初ですがよろしくお願いします。

オリキャラの設定はこのようになっています
小野達也…小さいころ穂乃果、海未、ことりとよく一緒に遊んでいたが小4になる前の春休みに(千葉県に)引っ越すこととなってしまいそれっきり会っていなかった。
そして高校2年に上がる前の春休みに住んでいた所に戻ることとなり、とある事情で穂乃果たちが通う音ノ木坂学院に転校することになる。
そして穂乃果たちのスクールアイドルの活動を手伝うことになる。
運動は平均以上でき、勉強は数学が苦手だが平均点は取れる。できないことは自分でもできるようにしようと努力する。

それではどうぞ


1、帰ってきた幼馴染

----とある町の入り口----

 

「8年振りか…」

 

1人の男子がそう呟く。彼の名前は小野達也、かつてこの町に住んでいた。

 

そしてもう一言こう呟く…

 

「穂乃果たち元気かな…」

 

達也の幼馴染の女の子穂乃果とあと2人の女の子のことを考えていた。

 

そもそもこの町に帰ってきた理由はいったい……

 

 

「は?音ノ木坂学院に転校?」

達也は千葉の高校に通っていて1年の最後の登校日の翌日、理事長に呼ばれ告げられた。

 

「そうなの、実は音ノ木坂は今年廃校になるかもという状況なの…」

「それとどういう関係が?」

突然理事長に呼ばれしかも他校のことを状況を聞かされ混乱している達也。

そして理事長からの説明が始まる。

 

「廃校になるかもしれない…そこで試験的に男子も受け入れ共学化にしようと思ってるらしいの、そこで達也君に頼もうと思って声をかけました」

 

大体の事情は把握したが俺はここで1つの疑問をぶつけた。

「事情はわかったのですが1つだけ…何故俺なんですか?」

「実は私と音ノ木坂の理事長とは友人で…とだけ言っておきます。多分挨拶に行けばわかりますよ」

「テキトーだな⁉︎」

 

とまぁこのような感じで俺は音ノ木坂に転校することとなった。

 

 

----そして日にちが流れ音ノ木坂始業式の日 ----

 

「ここが音ノ木坂か〜」

転校当日、他の生徒が登校してくる前に音ノ木坂校門前にいた、理事長に挨拶するためだ。

 

校舎内に入り理事長室を目指して歩いているところだ。

上の方にあるだろと思いつつ上の階を目指していると案の定だった。

そして理事長室に到着しドアをノック、中から「どうぞ」という声が返ってきたので中に入った。

「失礼します、転校してきた小野……ってひ、陽菜さん⁉︎」

「久しぶりね達也君♪」

音ノ木坂の理事長南陽菜は昔よく遊んでいた南ことりの母親だ。

時間があったため少しの間話をしていた。

 

そして何故行けばわかると言われたのか理解した。にしても理事長テキトーすぎだろ……

「なんで俺かって疑問だったけどそういうことか、前の学校の理事長は挨拶に行けばわかるって言ってた。そしてここの理事長は陽菜さん…試験的に男子生徒入れるから知ってる人の方がいいってわけですね」

思ったことをぶつけてみたら…

「さすが達也君、正解よ」

「やっぱりそうですか」

正解だった。

随分あっさり正解と言われたなとは思ったが特に気にしないことにした。

何故かって?気にしたら負けだろ?

 

「さてもうそろそろ時間ですね、達也君は職員室に行ってそこで山田先生と一緒に講堂に移動してください。話は通っているので大丈夫です」

「わかりました、これからお世話になります。失礼します」

 

理事長に挨拶を済まし職員室に向かった。

 

廃校になるかもしれない学校で小野達也2年生の新たな高校生活が始まろうとしていた。

 

俺の高校生活どうなることやら…




初投稿でしたがいかがでしたか?
次回はまだアニメの内容にはいかないと思いますがこれからよろしくお願いします。

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