太陽戦姫プリキュア外伝キュアスター・オルタナティブ香川英里の初任務   作:のうち

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ブレイブソウルプリキュア達の100人組手

壮絶な訓練の土曜日を乗り越えたブレイブソウルプリキュアの面々そして翌日の朝7時、ブレイブソウルプリキュアの面々はシズカの訓練が始まる2時間前にシュミレーションルームに集まっていた。

 

玲央「本当にBPFをするのかしら?」

 

陽奈「でも軍用チューンの筐体だって言ってたけど」

 

まどか「それ故に心配だ。確かに今の私達ならキュアガーリオンとの100人組手はこなせると思うけど、今回変身するのは私達があまり馴染みのない人工プリキュアなんでしょう。」

 

ほむら「それだよ。普段のならまだしもな」

 

リオン「それでもやるしかないわ。」

 

葵「そんなこと言ってるけどなんだかんだ言ってリオンは北村教官の訓練についていけてるし」

 

龍奈「妖精族の私も根をあげるなんてどれだけ、強いんだろ」

 

そしてそれから色々と話しているうちに北村教官がやってきた。

 

シズカ「なんだ皆、まだ開始30分も前なのに全員揃ってるなんててっきり時間ギリギリに来るものだと思ってたが」

 

玲央「流石に僕たちもそこまではルーズじゃありませんよ。」

 

シズカ「さて、今回お前達にやってもらうのはBPFの軍用チューン筐体だ、しかも3年ぶりのアップデート版ver3だ。ただ軍用だけにそのverの期間で使われているものしか使えないのが一般のゲームコーナーに置いてあるものとの違いだ。」

 

玲央「そっか、僕の使い慣れてるものはあまり使えないのか」

 

陽奈「私はあまりやったことないんだけど」

 

シズカ「さて、それでは」とシズカがくじの箱を取り出す。

 

シズカ「今からくじを引いてその名前のプリキュアで戦ってもらう」

 

と皆くじを引く。結果こんな感じ

 

ゲシュペンストMk=2 typeSがリオン

 

エクスバインが静

 

グルンガスト弐式が葵

 

ゲシュペンストMk=2 typeCが佳子

 

量産型ヒュッケバインMk=2が陽奈

 

シュバインがほむら

 

ラプターが翼

 

ヒュッケバイン009が龍奈

 

アインスがまどか

 

参式がかなみ

 

アシュセイバーが玲央

 

シズカ「さて、それでは各自、筐体に入ったらVRヘルメットをかぶってスタートボタンを押すんだ。プリキュアセレクトはそのプリキュア 名前の書いた筐体でスタートすることでセレクトできる。それでは諸君の健闘を祈る。」

 

そして続々とブレイブソウルのメンバーがシュミレーションをスタートさせていく。

 

シズカ「さて、とあいつらはどうなってるかな」とモニターをつけるモニターにはキュアガーリオンの倒した数が表示されている。

 

シズカ「ほう、開始2分やそこらでらまだそんなに倒せないか」

とシズカはリモコンを操作してリオンのシュミレータの映像を見る。

リオンは初めて使うプリキュアシステムであっても比較的に使いこなしていた。どうやらリオンはカウンター戦法で敵の攻撃をかわしつつ確実に攻撃を当てていって撃退判定を出しているようだ。

 

シズカ「ほう、今の世代であのタイプSをここまで使いこなす奴がいるとはそれにタイプSの燃費の悪さをよく理解した動きだ。ブレイブソウルの中で一番戦い慣れているだけはあるな。」

 

とそれで満足したのか次は静の名前をタッチする。

シズカはグラビトンライフルで的確に撃ち抜いて敵を倒していき、ファングスラッシャーを使うことで効率的に敵を撃破していく。

シズカ「静はエクスバインか、なるほどAMパーツのデータはいれてなかったが中々うまい。自分の手元にある武器で最大限のパフォーマンスを発揮する戦い方はよしだな。」

 

シズカは次に葵の名前をタッチする。春獄剣や爆連打などの大技を連発せず、遠距離の武器を使い、自分の不利な状況を自分に有利な状況に変えていく。

 

シズカ「T–LINKシステムを積んだ試験的な意味合いの多いキュアグルンガスト弐式、少ない遠距離武器を的確なタイミングや自分の発想によって戦局を変えている。弐式爆連打や本命殺も使いどころを謝らずに使っている。」

 

そして次は佳子の名前をタッチする。火器を多く搭載したタイプC、傾向のハンドガンなどで敵を打ち倒していく。

 

シズカ「火器の扱い、射撃の腕はブレイブソウルの中ではピカイチだな、こいつは鍛えようによってはエルザに迫る力をつけるかもしれんな。」

次にシズカは陽奈の名前をタッチする。

 

シズカ「ほう、これは量産型のキュアヒュッケバインは今回のプリキュアの中では一番スタンダードな性能を発揮する。器量の良さや武器の特性の把握能力も高いか」

 

そして次はほむら

 

シズカ「キュアゲシュペンストとキュアヒュッケバインのちょうど中間に存在するあのプリキュア、特徴的な武装もあまりない、これはどれだけ基礎能力が高いかによって使い勝手も変わってくるな。」

 

シズカ「次は、翼か、ほう、今も現役のキュアラプターか、あいつを思い出す。そういえば今日あいつがここに出向してくるんだったな。」

 

そして翼の次は龍奈

 

シズカ「そうか、緑か、あれは凶鳥の眷属の中でも比較的におとなしいタイプだ。エネルギー源が違うからな。戦う時のペース配分を考えて変えているな。」

 

次にまどかのチャンネルをつなげる。

 

シズカ「ほう、龍奈はキュアアインスか、今回は武装も最低限にしたがるブレードトンファーだけでよく立ち回れているもんだ。」

次はかなみ

 

シズカ「かなみはキュアグルンガスト参式か、獅子王刀だけであそこまで動けるとは見事だ。前回、村田武見との接触はあいつにいい傾向をもたらしたらしい。」

 

シズカ「最後は玲央か、ん、こんなプリキュアインストールしてあったか?、だがこの武装だけに頼ることはせず基本的には射撃、近接なんでもこなせるタイプだな。」

 

そしてそれから5時間後

 

ブレイブソウル「はぁー、疲れたぁぁ」

シズカ「おお、お前達、よくやったな。」

 


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