太陽戦姫プリキュア外伝キュアスター・オルタナティブ香川英里の初任務   作:のうち

59 / 65
マガ社襲撃

キュアヒュッケバインやゲシュペンストを生み出した。マガインダストリー、ブレイブソウルプリキュアのメンバーの一人である葵は先日の真太陽戦姫のお披露目の襲撃時にひどい損傷を受けたダメに彼女のブレイブモバイルは現在フルメンテ中のため、香川司令からの勅命でマガ社へと赴くことになった。

 

葵「ここが、マガ社か、前から来てみたかったんだよね。」

 

葵が自動ドアをくぐり、ビルの中に入る。

 

受付に香川司令からの依頼書を提出して、職員用のエレベーターに乗せられ、社長室のある階に通された。

 

そしてその階のエレベーターの前にある人が立っていた。

 

葵「あなたは、風原イルミさん?」

 

イルミ「なんだ、私の知ってんのか、まあいいや、香川司令から話は聞いてる、とりあえず、ついてきな。」

 

イルミ「そういえば、お前さん達が幻影帝国の戦いに参戦したのは結構終盤の方だったらしいな。」

葵「はい、たしか、宇宙にあった幻影帝国の拠点の1つのホワイトスター攻略戦の後だったと思いますけど」

 

イルミ「へぇぇ、あの戦いの後なのか、そういえば、お前達が戦ってたのは地球の侵攻部隊の連中だったな。」

 

葵「でも、あの頃は地球に残っていた部隊だけでも強力な奴らが多かったけど私達は色んなプリキュアの協力のおかげでなんとか倒すことが出来たんです。」

 

イルミ「そうかい、お前さん達も、わたし達と同じように仲間に恵まれたんだな。さて長話なんだし、そろそろ、社長室に行きましょうかね。」

 

イルミが扉をノックする。

 

イルミ「社長、お客様をお連れしました。」

 

リン「ご苦労、入ってくれ。」

 

イルミ「失礼します。」

 

葵「失礼します。」

社長室に入ると元防衛省の黄金タックと言われた先代2人はマガキュアの1人、凶鳥リンがいた。

 

リン「やあ、待っていたよ。君が葵くんだね。」

 

葵「はい、プレスソウルプリキュア、キュアアースの高杉葵です。香川司令からの文書を持ってまいりました。」

 

 

リン「うん、ご苦労、早速見せてもらえるかな。」

 

葵「はい、こちらです。」

 

リン「ふむふむ、なるほど、わかった。書類の内容に関して承諾した。後日正式な書類と注文の品はお届けしよう。」

 

葵「ありがとうございます。」

 

リン「ところで君は過去に何回か、我が社で行われていた人工プリキュアのデザインコンテストに参加していなかったかね。」

 

葵「はい、恥ずかしながら、何回か、全部一次予選で落ちてしまいましたけど」

 

リン「そうか、でも君の熱意は確かに企画書から伝わってきたしな。そうだ、もしその気があるならいずれ、我が社の開発スタッフにならないか。」

 

葵「本当ですか!、でもいつかその時が来たら是非お願いしたいくらいです。」

 

リン「そうだ、少し、協力してもらえないか。」

 

葵「わたしでよろしければ」

 

リン「よし、それじゃあ、シュミレーションルームに行こう。」そして、シュミレーションルームに着くとスタッフの人にキュアデヴァイスを渡される。

 

葵「これは」

 

リン「これは新たな凶鳥の眷属、キュアエクスバインの武装テスト用のフッティングデバイスだ。これの調整を頼みたい。君には念動力者の素質があるんだろ、ならこれに積まれたT- LINKシステムが使えるはずだ。それを少し試してみてくれ。」

 

葵「わかりました。」葵はデバイスを起動させて変身する。

 

エクスバイン(これが、キュアエクスバインか。人工のプリキュアの出力ってこんなに高いの?、これって下手したら普通のプリキュアと同じくらいの出力がある、)

 

リン『気に入ってもらえたかな、我が社の人工プリキュアは』

 

エクスバイン「はい、とってもすごいです。これでフッティング用のデバイスなんて、製品版はどれだけ強くなるのか。」

 

リン「まあ、あくまでヒュッケバインの経列はあくまで我が社の独自のプロジェクトで制作しているワンオフだからな。それに月での事故のことがあったせいでワンオフのヒュッケバインは売れてないんだ。売れてるのは量産タイプのmark IIだけなんだよ。」

 

エクスバイン「大変なんですね。それじゃ、初めていきます。T- LINKシステム起動!」とキュアエクスバインのシステムを使って様々な武装テストをこなしていった。

 

リン「おつかれ様、『ビー、ビー!』。なんだ何があった。」

 

『社長、大変です。我が社の上空にガイアセイバーズの部隊が』

 

リン「何のようだ。一体、相手側の要求は」

 

『社長のキュアヒュッケバイン008Lの受け渡しを要求しています。』

リン「何、渡す気はないと答えて帰っていただけ。」

 

『要求に応じない場合はマガ社の強制押収を敢行すると、風原秘書長がその要求を断りに出向いたんですが、風原秘書長が撃墜されました。』

 

リン「なに!、イルミが⁉︎、あくまで目的はヒュッケバインのデバイスということか」

 

エクスバイン「社長、私が行きます。」

 

リン「すまない。」

 

エクスバイン「キュアエクスバイン、行きます。モジュールはガンナーを」エクスバインはAMガンナーを選択して、カタパルトからガンナーごと出撃した。

 

 

 

 

 

 




感想ダメ出しお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。