太陽戦姫プリキュア外伝キュアスター・オルタナティブ香川英里の初任務 作:のうち
英里とその現場に送られた、先代12闘士達はその場に集結していた。新たな12闘士となったもの達を見ていた。
そしてすぐあと、他の闘士達もこちらにやってきた。
英里「まさか、新しい世代での12闘士達がここまで揃うとは」
サヤ「我々の時もそうでしたが、中々ですな。」
タリア「本当に全員、金色に覚醒してしまうとは」
シャナ「本来なら、こんなに一斉に覚醒することは無いのだが」
マヤ「英里様、我らの力を彼女達に」
英里「ああ」と英里、サヤ、カノン、アリオス、マヤは変身を解き、自分のプリキュアの力が込められた指輪を自分の星座を受け継いだ戦士達に投げる。
そして指輪を受け取った彼女達には歴代の12闘士の経験と技が継承される。
しかしその直後、一度は消えたはずの邪気が集まりまた1つになろうとしていた。
アイリス「老師、どうやら指輪を渡すのは早計だったようですよ。」
英里「どうやらそのようじゃ。」
タリア「まずい!」
その頃、新世代の12闘士達は戦いを終えて変身が解除されていた。
指輪を渡していない他の先代達プリキュアに変身し、そして6人は新たな12闘士の前に立つ。
タウラス(先代)「いいか、新たな12闘士達よ。君達の倒したソルキュベレイターがこの世界に充満する負のエネルギー吸収し、今、正に巨大な怨念の塊となって君達を呪い殺そうとしている。」
アクエリアス(先代)「今の君達は先程の戦いで力を使い果たし、変身はしばらくできないだろう。」
ヴァルゴ(先代)「だが、薬を飲み無理やり変身出来る様に戻した私達の体も既に限界」
スコーピオン(先代)「いくら不死身に近いとはいえ、この今の我々の状態では元のソルキュベレイターより数千倍大きくなった奴と戦えば死んだしまうだろう。だが同じ死にしても我々は負けて死んだらする事はけっしてしない!」
ピスケス「今から君達に見せる技は、12闘士に伝わりし、掟破りの影の闘法、プリキュアエクスクラメーション、12闘士3人で行う宇宙を創造したビックバンにも匹敵する破壊力を持つ、12闘士最強の技だ。」
レオ「だがこれを使えばプリキュアの力や称号は剥奪され、死してなお、未来永劫鬼畜にも劣る賊の烙印を押される。」
リオン「まってそんな愚かな技を私達のために使ってくれるって言うの⁉︎」
ピスケス「かの聖戦から200年以上の時が立ち、もうすぐ新たなキュアアテナ様がこの世に降臨なされる。私達は君達にならアテナ様を任せられると思うからこそ、思い残す事なくこの技を放てるのだ。」
レオ「いくぞ!」と6人は半分ずつに分かれてかまえる。
レオ、スコーピオン、タウラス『プリキュア!、エクスクラメーション!』
ヴァルゴ、ピスケス、アクエリアス『プリキュア!、エクスクラメーション!』
と同時に放たれる技が融合し怨念の巨大なゴーストソルキュベレイターに直撃し、今度こそ戦いは終わった。
変身を解き、6人は自分の星座の闘士達に指輪を渡す。
アイリス「さて、そろそろ我々も限界の様だ。受け取れ新たな12闘士よ。これこそが真に12闘士を受け継いだ証と知れ。」
そして6人の体は消えかけていた。
消えていく中で6人の声はそろいこう言った。
アイリス、シャナ、タリア、カミナ、ミリア、アフロディテ
『貴女達にアテナを託す!』それだけを言い残し、6人は完全に消滅した。
そしてその翌日、この戦いのあと、すぐにカプリコーンの指輪を残し、元の世界へと帰っていった龍璃以外の12闘士は皆、英里の下に集まっていた。
英里「12闘士となったお前達はキュアアテナ様をお守りする本拠地、ギリシャの聖域の十二宮を守護する役目が与えられる。だがしかしお前さん達はまだ子供、学校に通っているものも多い、そこでだ。せめてその学校を卒業するまではその役目は免除とする、その代わり日本で起きた案件に関しては必ず協力する様に、このまま私達とついてくるものは家族と過ごす時間を3日間与えるその3日のうちに私はお前さん達の家族に説明をする、そして三日後、日本を発つ予定じゃ、良いな。これは新たな女教皇となった私からの最初の厳命である。」
12闘士『わかりました。』
と12闘士達はそれぞれの家に帰っていくのだった。
ROAD to RURI編、完
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