太陽戦姫プリキュア外伝キュアスター・オルタナティブ香川英里の初任務   作:のうち

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今回は龍璃の正体が判明したあたりのルナドレイクと英里の会話をして行きます。


英里とルナ、12闘士を起こしに行く。

キュアカプリコーンとなった自分の弟子の正体が別世界の龍璃と判明した後の小町の自宅ではかつてソルドレイク・カルージャ共に英里のもとで育ったルナドレイク・カルージャを龍璃やソルドレイクの居場所についてやインキュベーターについての話をするために英里は連れてきていた。

 

英里「久しぶりじゃの、ルナ」

 

龍奈「お久しぶりです。義母さん」

 

 

英里「お前さんも聞いて驚いたのではないか、別世界の龍璃、つまりはわしの弟子について」

 

龍奈「義母さん、正直に言わせてもらいますが、最初から龍璃ちゃんの素性に気付いていませんでしたか。」

 

英里「さぁてのなんのことだか」

と英里は笑みを浮かべながら知らん振りをする。

 

龍奈「全く、義母さんは、それで私をわざわざ呼び出しのはそんなことを話すためじゃないですよね。」

 

英里「さすがルナじゃの、物分かりが良くて助かるわい。あいつもいずれはあいつの世界に帰らなければならない。わしはジャミールに行き、あいつを連れてくる。お前はカノン島にいるあいつを呼びにいってくれ、そこにはあいつもいるはずじゃ。」

 

龍奈「そんなに重大なことなのですね。わかりました。」と龍奈は家を出た。

 

英里「さて、小町は学校じゃし、しょうがない手紙でも書くか。」

と英里は手紙を残し、ジャミールへと旅立った。

 

そしてそれから、3日後、双子座の12闘士の住まう島、カノン島、そこに、ルナドレイク・カルージャ龍形態は降り立ったそして人間態へと変わる。

 

龍奈「ここが、カノン島、悪の側面と正義の側面とを持ち合わせる双子座の12闘士の住まう島、確か、あの双子の火山の火口のどちらかにいるんじゃなかったかしら、さて行きましょうか。」

 

その頃、英里もジャミールに到着していた。

 

英里「やはりここは変わっとらんの。」と霧のかかったつり橋を見るそして手を振りかぶり、そこにあった霧を霧散させる。

 

霧が晴れると谷底はよくみえた、そこには何百といった白骨死体があった。

 

英里「相変わらずのようだな。」

 

そして牡羊座の12闘士のいる塔にまでたどりつく。

 

英里「おーい、私だ、この声を覚えているのなら姿を表せ。」

 

サヤ「英里、何のようです。」

 

英里「うん、実はのサヤ・・・・」

英里はこの世界に起こっていることを話す。

 

サヤ「なるほど、ようは戦力増強ですか、他ならぬ英里の頼みです。

了承するのも吝かではありません。」

サヤが英里の言葉を遮る。

英里「それでは、サヤ「ただし!」と

 

サヤ「条件があります。貴女が断り続けてきたプリキュア達を束ねる女教皇の席に貴女が付くのです。もちろん戦いが終わってからですが」

 

英里「うー、わかった、嫌だとも言ってられない、状況じゃ、何でもやってやるわい。」

 

サヤ「わかりました。貴女に協力しましょう。プリエステス。」

 

英里「やめい!、今はまだ教皇ではない!」

 

サヤ「そうでしたね、それでは次はどちらに向かうのですか。ですが貴女の話を聞く限り、私達2人と現地にいる、新しい山羊だけでは辛いかもしれません。ギリシャに行って今現在、存在している12闘士に協力を仰ぎましょう、ほとんどが貴女のお弟子さんだったはずだ、それに弟子でなくとも貴女のことを敬うプリキュアは大勢いるはずです。」

 

英里「わかった。行くぞ。」

 

サヤ「それでは捕まっていてください。」英里はサヤの肩を掴む

 

サヤ「転移!」とその一言だけを告げると2人の姿はその場所から消えた。

 

そしてカノン島では、

 

龍奈「ようやくついた。こんなに遠いなら、龍形態で飛んでくればよかったわ。」

 

?「この静かな、カノン島に誰かと思えば、英里にあやされていたお嬢ちゃんか。」

 

龍奈「貴女は?」

 

カノン「私はカノン、プリキュアの最高位にある12闘士が1人、双子座を司るプリキュアだ。元が付くがなり」

 

龍奈「それって」

 

カノン「ジェミニに変身する力はずいぶん前に弟子に譲っちまった。」

 

龍奈「えっ、それじゃあ、私は全くの無駄足ってこと!」

 

カノン「そういうことだな。」

 

龍奈「それとさっきの口振りからして私を知っている様子でしたが?」

 

カノン「ああ、200年ほど前、まだ12闘士が全員揃い、その下にプリキュア達が揃っていた時代、英里も私もまだ未熟なひよっこだった。

英里は当時、プリキュアの妖精となり得るかもしれぬが親のいない妖精の育て親をしていた。私はある理由で幽閉されていてな、そんな時、英里がお前さんや他の妖精達を連れて遊びにきたんだ。」

 

龍奈「そうだったんですか、私はここにきたことがあるんですね。」

 

カノン「して、ここに来た理由は、この世界に起きていることは把握してはいるが何分、この島にしか最近はいないからな。」

 

龍奈「そうですか、それでは私の方から説明を・・・・」

とカノンにも話して行く。

 

カノン「なるほど、英里はサヤの下に向かったか、ならあいつらは次にギリシャに向かい、今いる12闘士をできるだけ集めてくるだろう、そしておそらく、もう少ししたら、このカノン島にくるはずだ。」

 

英里「呼んだか!」

 

龍奈「速っ!」

 

カノン「うん、サヤのテレポーテーションか。」

 

龍奈「ってそれどころじゃなくてですね。大変なんですよ。!」

と龍奈は英里に事情を話す。

 

英里「なんじゃ、要はもう一度戦えるようにすればいいじゃろ」と懐から紅い液体の入った小瓶を取り出すとカノンに渡す。

 

カノン「これは?」

 

英里「私が聖戦の後、キュアアテナ様の血と禁断の果実の1つ、命の実を使ってつくった、弟子に変身アイテムを受け継ぎ先代か現世の12闘士が死んだ時にのみ変身アイテムがついになる。弟子が12闘士として覚醒したその時に失われたプリキュアの力を蘇らせる。蘇生力薬」

 

カノン「そんな薬を一体どこで⁉︎、私はそんな薬の存在を今まで知らなかった!」

 

英里「知らなくて当然だ。これは私がアテナ様の直々の願いによって私が薬を調合したのだから、来るべき時、変身できる能力を失い、受け継いだものだけではどうしようもない危機に陥った時にこれを使うようにとその薬を12個、私につくらせた。だがこの薬には最悪の副作用がある、それは枯れてしまったプリキュアの力を再びもとに戻すだが命の実の力は人の身にはとても強大な力を持っている。それを私の中で枯れてしまった残りカスの力が増幅され、プリキュアの力と私達の体は融合を続け、そして寿命や老で死ぬことはなくなるんじゃ、言ってみれば不老不死の薬じゃ、そして塵ごと全て消しとばさねばおいそれとした怪我でも死なぬ体になる。寿命に関してはいうまでもなくこれを飲んだ場合、私達は永遠ともいえる時の中で生きていかなければいけない、永い時を1人で生きる虚しさはカノンお前もよう知っとるじゃろ。だから私は止めんさお前が世界の為に戦うことを放棄したところで私は、永い時を生きていかねばならないのは私もお前も同じだ。少なく共私達が寿命で死ぬのはまだ先だ。それをこれからずっと味わわなければいけないなどそれはもはや死んでいるのと同じゃ、だからお前にはよく考えて、飲むのはそれからにしろ。」

 

カノン「・・・・・」

カノンは無言で薬を受け取り一気に飲み干した。

 

英里「お前もシャナも相当なアホじゃ!

何故こんな辛いことを受け入れられる。」

いつも凛々しく豪快な英里のあんな泣き顔を初めてみた龍奈は驚いた。

 

カノン「英里、おまえは、大切なことをわすれてる。」

 

カノン「我々はキュアアテナ様に使える、12闘士だ。地上の愛と平和を守る戦士だと私がスニオン岬の牢獄に閉じ込めらるていた時、それをお前はわたしにおしえてくれたその時はばかばかしいと思ったか

私がキュアアテナのもとで戦うようになってからその意味を知ることが出来たんだ。」

 

英里「カノン・・・、行こう!」

 

カノン「ああ、ところで連れてくるなら、シャナやアリオスも一緒に飛んでくると思ってたんだが」

 

 

 

英里「ああ、日本で動きがあったんでな、現場にシャナを送った。そしてこれから行くところに先にサジタリウスを送った。」

 

カノン「そうか、サヤもあるのだろうから私も先にそこに行こう。」

 

カノン「プリキュア!、クロスアップジェミニ!」カノンはキュアジェミニに変身する。

 

ジェミニ「アナザーディメンション!」と時空の裂け目が開き、ジェミニはその穴に消えたそして穴は閉じる。

 

英里「さて、最後の仕事じゃ、現存する最後の12闘士を迎えに日本に向かうぞ。」

 

龍奈「えっ、日本?」

 

英里「ああ、奴がいるのは、島根県、黄泉比良坂の入り口、黄泉の穴に奴はいる。」

 

サヤ「英里、急ぎましょう。」とサヤは英里の後ろに現れた。

 

英里「相変わらず、いつもいつも突然ワープしてくる奴じゃの、では行くか、蟹座の12闘士を求めて」

 

英里と龍奈はサヤの肩に捕まり、日本の島根へとワープした。

 

 

 

 

 

 




今日のプリキュア、変身者の欄には現代のプリキュアも書きますがここでは先代の12闘士のプリキュアのステータスを紹介します。

キュアアリエス/変身者 サヤ
モチーフはアリエスのムウ

チグハグ次元の星野サヤであり目下の者にも敬語で話し常に優雅で穏やかな物腰ではあるが強い信念の持ち主、200年前の聖戦を生き残ったプリキュアの1人豊富な超能力とアリエスの力を使いこなす屈指の実力者である。超能力などの力に関してはプリキュア最強といわれている。捕縛や防御の技、攻撃技もどれも強力なものを持つバランスのいいプリキュアである。格好はの12闘士同様ゴールドのアリエスの角が特徴的な鎧を着用し、下はスカートである。
なお、12闘士のプリキュアは神の名を持つプリキュアの1人キュアアテナに使えており、聖戦後アテナの死の直前、一年の老いが1日分の老になってしまうといった呪いをかけられてしまい今尚全盛期の姿を維持している。英里以外の生き残った12闘士は自らのあまりにも深い傷を治すため、長い眠りにつくのであった。

得意技はクリスタルウォール、クリスタルネット
必殺技はプリキュアスターライトエクスティンクション
プリキュアスターダストレボリューション

キュアジェミニ/先代変身者 カノン /現在の変身者千宮二葉
モチーフはジェミニのカノン

200年前の聖戦を生き残ったプリキュアの1人
双子座の12闘士は必ずといっていいほど双子の女の子で生まれてくる、カノンは双子座の悪の側面として生まれ、当時のプリキュアをまとめていた女教皇の暗殺をほのめかし、双子の姉サナの悪の側面を呼び覚ました彼女は当初敵として英里達、12闘士の前に現れた、だが英里や他の闘士達との戦いや聖戦により命を落としたプリキュアの神の1人、キュアアテナの愛に触れ改心し、その慈悲によら全ての罪を許された。死んでしまった姉に変わり、双子座のプリキュアとして聖戦を駆け抜けていった。格好は黄金の鎧とドレスである、特徴的なのは人の善と悪の2つの側面を現した2つの顔が彫られたカチューシャなどである。

得意技はアナザーディメンション、幻朧拳、幻朧魔皇拳

必殺技はプリキュアギャラクシアンエクスプロージョン
プリキュアゴールドトライアングル

キュアヴァルゴ/先代変身者 シャナ /現在変身者 日向恵
モチーフはヴァルゴのシャカ

200年前の聖戦を生き残ったプリキュアの1人
その実力は抜きんでており、12闘士の中で最も神に近い者といわれるほとの実力をもち。仏陀の転生であると言われている。普段から目が不自由でもないのに両目を閉じている、これは五感の1つである視覚を封じることにより普段から体内にあるエネルギー高めるためであり、奥義・天舞宝輪
にかかったものは開いた両目により、感覚を剥奪される。
他にも時空を行き来したり、神仏と対話できるなど通常の概念を超越した能力を持っている。格好などは鎧の形以外は他の12闘士と同じである。

必殺技は技:天魔降伏、転法輪印、カーン、六道輪廻、天舞宝輪、
天空覇邪魑魅魍魎

キュアサジタリウス/変身者 アリオス
モチーフサジタリウスのアイオロス

200年前の聖戦を生き残ったプリキュアの1人
その実力は聖戦は英里と並ぶかそれ以上と言われている。
英里の数多い弟子の中の本当に最初の1人
12闘士の中では最も仁・知・勇を兼ね備えたプリキュアと言われ当時の女教皇に次の女教皇に推薦されるが自分には向かないと師である英里を推薦した、だがしかし聖戦後、英里はギリシャより姿を消し、他の生き残った12闘士も休眠状態にあった為、長年教皇はいない時代が続いた。実質的な教皇は英里だが彼女は教皇になるのが嫌でギリシャから姿を消したと言われている。
尚、獅子座の12闘士の妹がいる。
格好は黄金の鎧が射手座サジタリウスの元になったケイローンを元にしており、黄金の翼と弓矢を武器として持つ。

必殺技はプリキュアライトニング・サンダーボルト

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