太陽戦姫プリキュア外伝キュアスター・オルタナティブ香川英里の初任務   作:のうち

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今回は覇王龍さんのROAD TO RURI〜別世界はみんなチグハグの14話龍璃達の1週間の話です。



英里と龍璃の修行、早まるな龍璃

先日の戦いから一変した、翌日再び戦いが起こっていることを知った、英里とその日、偶然帰国していたところを再開した弟子のキュアビルドととも、戦場へと急ぐ、リブラに変身した英里とビルドは向かうがなんだか英里が登場した瞬間に戦いが終わってしまった。

さして昔の弟子にして今は同じ12闘士の1人となった。覇波蓮華の娘、覇波龍璃は母からカプリコーンの指輪を受け取ったのを見て覇波龍璃を新たな弟子として迎え入れた。

そしてその帰り、留守番させていた、明日香とユウキに電話をかけてある場所の貸切と上京させる。

 

そして翌日、龍璃をある場所へと案内する。

 

英里「ついたぞ、龍璃、ここが暫くお前さんの修行場所だ。」

 

龍璃「ここはバッティングセンター」

 

英里「まぁ、まずは入ろう、説明は後からする。」

中に入るとそこは無人のバッティングセンターだった。

 

 

英里「まずは、お前さんの変身するプリキュアについての説明だ、キュアカプリコーン、12闘士最速のプリキュア、12闘士は基本光速で動くことができるのだが、カプリコーンはそのさらに上の神速と言われる速さで動くことができる。まずはお前さんにはその早さになる為にはまず光速の動きを見極めるための反射神経とスピードを養ってもらう。そこでお前さんにやってもらうのはこれじゃ。」と英里がスクリーンバッタボックス側に立ち、手を挙げると5個あるピッチングマシーンからボールが最大球速で射出される、それを英里は全て瞬きの間にキャッチしてボールを抱えた状態で立っていた。

 

英里「これがお前さんにしてもらうことの最終段階の一歩手前じゃ、お前さんに最初からあれだけの数をこなすのは無理じゃからな。まずはこれをこのピッチングマシンの最大球速の半分150キロから初めて

最大の300キロのボールを変身せず素手でキャッチできるようにするのが第1段階、本来はこれを半年くらいやらせてから第2段階へと移るのじゃが、お前さんには倒すべき敵もいることだ、1週間以内にこれをマスターしてもらう。」

 

龍璃「そんないきなり150からなんて無茶苦茶よ。できるわけないわ。」

 

英里「ほうならばやめるか、それならそれで一向に構わん、その場合はその指輪を置いてとっととここから立ち去るのじゃ。」

 

龍璃「そこまでいうなら、やってやるわよ。」

 

英里「ならばやって見せよ。ちなみに最初の修行のヒントは感覚を最大限研ぎ澄ませ、今回使うのは1つだけだから、反射神経の訓練じゃな。」

 

龍璃は早速修行を始めた、最初は酷いものだった反射神経が追いついていないから、すぐに取れないし、手で取ろうとして吹っ飛ばしても逆に勢いを殺しきれずにすっ転んだりしておった。

 

そこで英里はボール全てにペンで赤い目印を入れ、そしてそれを目と体全体でおってみろと言ったら途端にコツを掴みかけたのかボールを掴んで見せたが衝撃を吸収しきれずに転んでしまった。

そして今の感じでもう一回やってみろと言って、150キロのボールを再び発射した。すると龍璃はそれをギリギリではあるがキャッチに成功していた。そしてそれを10回成功させてからだんだんとコツを掴んできて、カーブなどの変化球にも対応してきた、スピードをだんだんとあげて、そして一旦食事を取り、夜も続けるなんと英里の言い渡した消灯時間になる直前に龍璃は300キロをキャッチして見せたのだ。

 

そして翌日、次の段階の説明をした。

 

英里「次は昨日のピッチングマシンを5台用意した。その5台からボールが一斉に発射されるその中の1つにこの前と同じ赤い目印が入っとるものだけをキャッチせよ。」

とその課題は2日間でようやく体が動くようになって目印の入ったボールがどれかを見極め、目印のないボールを避けながら目印の入ったボールをキャッチしていく。

そして修行を始めて4日の夜、英里は皆が寝静まってから、1人で考えていた。

 

英里「覇波龍璃、我が弟子ながら恐ろしいほどの才能を宿したやつじゃ、だがしかし奴のように力に呑まれるようなことがないといいんじゃがのう。」

 

そして5日目

英里「私の投げる光速ボールを全て避け切ってもらう。これでお前が光速の領域に至り、神速の世界へと辿り着けるかの重要なステップじゃ、心してかかるように。」

 

龍璃「はい!」

 

龍璃の快進撃のペースもどうやらこの特訓にはどうにもならず1週間の5日目を合わせた、2日間龍璃はうたれっぱなしだった。

 

そして6日目の夜、龍璃の精神も限界がきていた。

 

龍璃「先生、一体私はいつになったら、実戦やそれに近い組手の修行をさせてくれるんですか、私は本当にこの修行を完遂できるんでしょうか。」

 

英里「なぁに、心配することはない、ちゃんとお前さんは成長しとるよ。その証拠に・・・・・」指にエネルギーを凝縮させる。

 

英里「龍璃、お前にはこのエネルギーを凝縮した塊からエネルギーの流れを感じる取ることができるか」

 

龍璃「本当だ、何だろうこの感じ、先生の手にあるエネルギーが螺旋状に収束してこの形を保っている。」

 

英里「龍璃、これがお前の修行の成果だ。お前が何故こんなにも早く私の出した課題を突破できたのかそれはお前が無意識のうちにエネルギーの流れを感知することができていたからに他ならない。」

 

龍璃「それじゃあ、私は成長してるんですね。」

 

英里「ああ、明日も早い、今日はもう寝なさい。」

 

その翌日、龍璃は朝、顔を洗いに行っていた、龍璃と英里は龍璃の仲間達がまた誰かと戦っているのを感じた。

 

そして英里は様子だけ見てこようと席を立つと、龍璃を探しに出ていた明日香とユウキが帰ってきた。

 

ユウキ「師匠タイヘンだ!」

 

明日香「龍璃さんがいません、おそらく先ほどの邪悪なエネルギーの発生した下にむかったものと」

 

英里「もういいわかった、龍璃は私が連れ帰る。」

 

英里はリブラに変身して、その場所へと向かう。

そしてその途中、龍璃の母の変身したと思われるキュアカプリコーンの気配が消え新たなカプリコーンの気配が現れただがその気配には狂気とバットエンドに包まれていた

リブラ(龍璃、今のお前は真の力と誠の勇気の意味を履き違えてあるのだ、幾ら変身できるようになったとしてもそれを知らぬものに12闘士のプリキュアの力は真に正しき力を貸すわけがない、龍璃がそれを気付ければ良いのじゃが、龍璃待っておれよ。)

 

龍璃のもとへとスピードをあげて向かう。




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