太陽戦姫プリキュア外伝キュアスター・オルタナティブ香川英里の初任務 作:のうち
ブレスの緊急警報を聞き、英里、まどか、舞亜はその地点にやって来ていた。
英里「ここが、警報が示した地点は」
舞亜「誰もいないね。」
まどか「でも確かにここに反応があるのよね。」
?「貴女がキュアオルタナティブね。」
英里「何者だ!」
英里達はプリキュアに変身する。
?「キュアロスト」
オルタ「キュアロスト、だとお前はたしかキュアエピソードによって倒された筈だ。」
エクスプレス「オルタナティブは知ってるんですか。」
オルタ「ああ、正しく言えばキュアロストは初代キュアエピソードの成れの果てでな。2代目のキュアエピソード、私の中学時代の先輩がプリキュアに変身する力を失うほど力を使い果たした末に倒したプリキュアなんだ。」
エクスプレス「そんな、それじゃ、そんな恐ろしい存在が蘇ったと」
オルタ「考えたくはないがな。」
ロスト「今日は遊んでる暇ない」とロストは消えた。
3人は旋風寺コンツェルンに戻って来た。
すると玄関には舞人とサリーがいた。
舞人「やぁ、帰って来たね。早速で悪いんだがこれを説明してもらえるかな。」
舞人が取り出したのはまどかの財布とグランガードのライセンスだった。
まどか「ライセンスと私の財布⁉︎」
舞人「あまり、レディーのものを勝手に漁るなんて真似はしたくなかったんだが、偶然これを君が財布と一緒に落としていってね。」
サリー「香川さん、説明してくれるわよね。」
まどか「英里さん」
英里「仕方があるまい、いいでしょう。やぶさかではありますが事情を説明いたします。」と英里の説明タイムが始まった。
サリー「そんなことが」
舞人「平行世界とはいえ、自分の娘が悪と戦っているなんてことを聞くことになるなんて」
サリー「それでも、まさか私達が出会った時と同じくらいの時の年齢の自分の娘に会えるなんて思わなかったわ。」
舞人「まぁ、それでも君とは出会えてよかったと思う、まどか。」
英里「問題はいかにして不滅の勇気を手に入れるかだ。」
舞人「不滅かどうかは知らないがまどか、自分の勇気は常に自分の心の中にある、本当はもう知っていて思いがけない時に初めて自分の勇気を知るんじゃないかな。」
そして場所は変わり、旋風寺コンツェルンの工廠の近くの留置所、ここには将軍ミフネがここにはいた。
今日も1日の労働を終えて一息ついていたそこにキュアロストが現れミフネはロストに襲われ、ロストが持って来ていた舞人に敗れたもの達の怨念の塊を体に入れらてしまった。するとどうだろう、真冬の体からは闇のオーラが溢れた、彼の目からは正気が失われていたという。
そして留置所全体に警報がなる。
そして英里達は舞人達の自宅に案内され、夕食をご馳走になっていた。
そして今日は泊まっていく予定になっていた。
そしてその翌日も何事もなく、英里達がこの世界に来て3日目の昼事件は起きた。英里達はすでに現場へ、舞人は事情を聞くため、浜田の元にいた。
舞人「浜田君、一体何が起こったんだ。」
浜田「うん、実は3日前に脱獄したミフネがメンテナンスであちらにおいてあるマイトカイザーを強奪して街で暴れているんだ。」
舞人「なんだって、ダイバーズやボンバーズは!」
浜田「実は何者かによってハッキングを受けていてダイバーズやボンバーズの格納庫が開かないんだ。何とかサイバー攻撃で守れたのはガインとロコモライザーとマイトウィングだけだ。ー
舞人「それだけあれば充分だ、ガイン、聞こてるな、久しぶりに勇者特急隊出動だ。」
ガイン『了解だ、舞人、勇者特急久しぶりの復活だな。』
舞人はマイトウィングに乗りガインとロコモライザーは連結状態で現場に向かう、一方その頃ミフネの乗るマイトカイザーを相手に奮闘する、オルタナティブ、エクスプレス、ブラックマックスの3人
オルタ「強い、本来の乗りてではないと言うのにこれほどの力が」
エクスプレス「それに3人がかりでも勝てないんですよ。」
ブラックマックス「何か、聞こえない」
オルタ「これは汽笛の音だ。」
エクスプレス「あっ、あれ」
オルタナティブ「なんだあれは、SLの化け物」
舞人『待たせたな、まどか、英里くん、舞亜ちゃん』
オルタ「社長!」
エクスプレス「舞人さん」
舞人『言ったろまどか、自分の世界に帰ることのできない君にせめて平行世界の存在であろうと親の顔をさせてくれ』
エクスプレス「お父さん」
舞人『いくぞ、ガイン』
ガイン「ああ、舞人」
舞人『レッツマーイトガァーイン!』
マイトウィング、ガイン、ロコモライザーが合体していく。
そしてここに5年ぶりに伝説の勇者が復活した。
オルタ「あれが、マイトガインなのか」
舞人「そう、その通り!」
マイトガイン『銀の翼をのぞみを乗せて灯せ平和の青信号、
勇者特急マイトガイン、定刻通り、ただいま到着!』
エクスプレス「これが私の勇者の力の・・・」
舞人「まどか、俺とマイトガインでこいつを押さえておく、その隙にマイトカイザーからミフネを降ろすんだ。」
エクスプレス「わかった。」
マイトガインはマイトカイザーを押さえる。
マイトガイン「マイトカイザー、今助けてやるからな。」
エクスプレスはブレイブモバイルに送られたデータにあるコクピットの強制開閉装置を起動させる。
そしてミフネをコクピットから叩き出す。そしてマイトガインはマイトカイザーに膝を突かせた状態にした。マイトガインから舞人が降りてくる。
舞人「まどか」
エクスプレス「お父さん」
するとミフネはまだ動けたそしてまどかに襲いかかろうと隠し持っていたナイフを構え、そして振り下ろした。
舞人「まどか、危ない!」と舞人はまどかを庇い肩をナイフで切りつけられた。
エクスプレス「お父さん!」
舞人「大丈夫だ、これくらい」と言おうした時、ミフネに取り付いていた怨念が今度は舞人に取り憑いたのだ。
舞人は怨念によって意識が完全に飲まれる前にまどかにダイヤグラマーを渡す。
舞人「これはお前が俺の後を継いで勇者特急隊になりたいと言われた時のために開発したダイヤグラマーIIだ。これを使って俺を解放してくれ。」と手に付けられる。
そして舞人の意識が闇に飲まれ、舞人はマイトカイザーに乗り、マイトカイザーは再び街を破壊する兵器と成り果てた。
マイトガイン「まどか」
エクスプレス「マイトガイン、力を貸して」
マイトガイン「任せろ!」とエクスプレスはマイトガインに搭乗した。
再びマイトガイン対マイトカイザーの戦いが幕を開ける。
エクスプレスの操縦は平行世界とはいえ、舞人譲りの天才的な操縦テクニックを使い対抗してはいるが、やはりそこは旋風寺舞人、闇に飲まれていようと操縦テクニックや戦術眼は衰えておらず、エクスプレスとマイトガインは押されていた。
エクスプレス「このままじゃ、やられる」
マイトガイン「諦めるな、諦めずに歩みよれば、必ず心を開いてくれるかつての舞人とジョーがそうであったように」
エクスプレス「ジョーって雷張ジョーさん」
マイトガイン「知ってるのか」
エクスプレス「うん、私のお父さんの友達でよくお父さんとお母さんが授業参観とか来れない時はあの人が代わりに来てくれてたんだ。私の初恋の人だったけど、あの人の結婚式に呼ばれてからはもうそれっきりになっちゃったかな。」
マイトガイン「まどか、それは間違っている、いくら初恋の人だからと失恋したからといって顔を合わせづらいからといって合わないのか、君は親と喧嘩をしたとしてどうやって仲直りする。誰かが歩み寄る勇気を出さなくてはいけないんだ。」
エクスプレス「どちらかが歩み寄らなければ、仲直りも何も生まれない、自分から歩みよっていかなければ、自分も周りも変えていけない、なんでこんな簡単なこと忘れてたんだろ。」とするとエクスプレスの持つマイトガインのガシャットが光、宙を飛び、ダイヤグラマーIIに合体する。
エクスプレス「これならいけるかも」とマイトガインから降りるエクスプレス
マイトガイン「まどか!」
エクスプレス「マイトガインは少しでいいから時間を稼いで」
マイトガイン「わかった。」とマイトガインはマイトカイザーを押さえる。
エクスプレス「お願い、これきりでもいいからお父さんを救う力を」
ダイヤグラマーIIが光を放つとエクスプレスはダイヤグラマーIIの合体ボタンを押す。
エクスプレス「プリキュア、ブレイブエボリューション!」
『エボリューション、キュアエクスプレス!』とエクスプレスにマイトカイザーのパーツが所々に装飾として追加される。
エクスプレスGM「銀の翼にのぞみを乗せて、灯せない平和の青信号キュアエクスプレスグランドマックス、定刻通りただいま参上!」
エクスプレスGM「プリキュアパーフェクトキャノン!」と浄化の光が発射されマイトカイザーを包み舞人に取り憑いた怨念が飛び出し、怨念が黒い化け物となる。
マイトカイザーに乗る舞人は意識を取り戻し、そしてモニターに映る現状を把握した。
舞人「ガイン、あれをやるぞ!」
マイトガイン「いいのか、舞人その体で」
舞人「構わない、娘のピンチを救ってやれなくて何が父親だ、今の俺は通りを蹴っ飛ばして無理を通すぐらいのことは出来るつもりだ。」
マイトガイン「舞人・・・・、わかったやるぞ!」
舞人「レッツマァーイト、ガァーィン」
マイトガイン「グレートダッシュ!」
マイトカイザーとマイトガインが合体して、グレートマイトガインとなる。
舞人、まどか「さぁ、反撃開始だ!」
今回はここまで
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