太陽戦姫プリキュア外伝キュアスター・オルタナティブ香川英里の初任務 作:のうち
世界の移動に成功した、香川母娘とブレイブソウルプリキュアの7人は1番最初に来た勇者の世界はエクスカイザーと呼ばれる勇者の世界で玲央の勇者の力のモデルが存在する世界である。
玲央「ここがエクスカイザーの世界なんですね。」
英里「ああ、星川コウタという小学校3年生の少年が宇宙海賊ガイスターを追って地球にやって来た宇宙警察カイザーズの機械生命体のリーダーエクスカイザーと出合いガイスターと戦い、ガイスターとの戦いではガイスターのリーダー、ダイノガイストを除いて敵味方共に死者を出すことなく世界を救った少年のいる世界だ。」
陽奈「ねぇ、玲央ちゃん、1つ聞いていい?」
玲央「うん」
陽奈「星川コウタって、確か・・・」
玲央「僕の父さんの名前だ。」
英里「そうか、玲央の勇者の力は並行世界の君の父親であるということか、とりあえずこの世界について少し詳しく調べてみよう。」
英里は部屋にあるパソコンを使いカタカタとキーボードを鳴らし、必要な情報をハッキングしていく。
英里「どうやらこの世界はガイスターの戦いから2年後の世界のようだ。」
玲央「とりあえず、外に出てみませんか。」
英里と玲央の2人は外に出る。
すると2人の制服は変わる。
英里「これは⁉︎」
玲央「やっぱり」
英里「玲央、やっぱりとは?」
玲央「はい、この写真館を使って旅をしていた世界の破壊者ディケイドも別の世界に移動するたびに服装が変わり、その世界での役割を与えられていたそうなんです。」
英里「なるほど、この格好から察するに私の役割はどうやら教育実習生の大学生のようだ。」
玲央「僕は職場見学の中学生みたいです。」
そして一同は英里の教育実習先の小学校に来ていた。
英里「ここか」
玲央「行きましょうか。英里さん」
英里「ああ」と校内に入り、職員室で挨拶をすませて全校集会での紹介と挨拶が終わり、英里と玲央は5年1組の教室についた。
そして英里と玲央は理科の授業を担当していた。
教科書の内容を坦々と子供たちにも分かりやすいように噛み砕いて説明しながら授業をこなしなんとか授業を全て消化して放課後、放課後の校庭ではサッカークラブの子達がボールを追いかけていた、その中には星川コウタの姿もあった。
英里「ああして見ていると、地球を救ったなんて思えないくらい無邪気な顔をしているな。」と微笑ましさを感じながら玲央の待つ車へと向かう。
すると爆音があたり一帯に響き渡る。
英里「なんだ!」
と玲央が走って来た。
玲央「英里さん!」
英里「玲央、いったい、何が起こってるんだ。」
玲央「これです!」と車に取り付けていた持ち運び可能なテレビをみせる。
テレビに映っていたのはブラキオザウルスだった。
英里「これは?」
玲央「地中に眠っていたガイスター最後の生き残りで今まで眠り続けて来た、最終兵器だそうです。」
英里「玲央、車に乗れ、急ぐぞ!」
玲央「はいっ!」
英里と玲央を乗せた車はブラキオガイストの元に向かう
そしてガイスターと戦い、地球を救った星川コウタ少年も爆音を聞き、クラブを抜けて市街地に来ていた。
コウタ「あれが、地球に眠ってた最後のガイスター」
コウタは右腕のカイザーブレスをみる。
コウタ(そうだ、もうエクスカイザーたちはいないんだ。いったいどうしたら)
徳田「おぉーい、コウタくん」
コウタ「徳田さん!」
徳田「コウタくん、ここは危険だ。避難するんだ。」
コウタ「でもガイスターが」
徳田「しかし、エクスカイザーのいない今の状況では」
徳田がブラキオガイストを見上げるとそこには
徳田「なんだあれは」
徳田が見た光景は、キュアオルタナティブ・ゼロとキュアカイザーがガイスター相手に戦いを挑んでいた。
徳田「なんだ、あの子達は」
そして視点はキュアオルタナティブとキュアカイザーへと移る。
オルタ「硬い、刃が通らない。」
カイザー「それに浄化技を撃とうにも相手が早すぎて、エネルギーをためる時間を作れない。」
オルタ「こう言う時はこれだ。」とオルタナティブ・ゼロは2つのガシャットを取り出してカイザーの体に刺す。
カイザー「これは⁉︎」
オルタ「エネルギーチャージ用のガシャットだ。余り予備がないんだ。一気に決めるぞ。」と自分にもガシャットをさしてエネルギーを補給する。
そしてオルタナティブ・ゼロはカードを取り出し、腕のリーダーにカードをスラッシュ、
『マーブルスクリュー、versionブレイブ』
オルタナティブ・ゼロとカイザーの手に稲妻が宿る。
オルタ「オルタナティブサンダー!」
カイザー「ブレイブサンダー!」
オルタ・カイザー「プリキュアマーブルスクリュー、ブレイブ!」
と2人の攻撃は直撃する、そして煙がはれると
傷を負いながらもその傷は修復を始めていた。
オルタ「なんと!」
そしてブラキオガイスターの上に魔法陣が現れる。そしてオルタと同じくらいの年齢の女性があらわれた。
オルタ「何者だ?」
?「私が何者かだって、私の名はグライス・エーカー、冥王ゆかりん様親衛隊に所属しているものである。そしてまたの名を!」
とグライスは羽織っていたマントを取り去るとそこにはグライスエーカーとしての彼女の姿はなく、そこにいたのは1人のプリキュアだった。
スサノオ「キュアスサノオだ!、さぁブラキオガイストよ。この世界を破壊し、冥王ゆかりん様の全並行世界の征服の手助けをするのだ。」
と今まで無秩序に暴れていたブラキオガイストは東京の京浜工業地帯へと向かっていた。
それを追いかけながら、スサノオに対してオルタは問いをぶつける。
オルタ「まさか、貴様の狙いは石油タンクだな。」
スサノオ「その通り、このブラキオガイストの火力は凄まじいそれを石油タンクの密集した場所で全火力をぶつけたらどうなると思う。」
カイザー「そんなこと、させない」とカイザーはスサノオに斬りかかるが
スサノオ「甘いわ!」とカイザー吹っ飛ばされる。
オルタ「カイザー!」とカイザーの飛ばされた位置に向かうオルタ、
そして視点は再び星川コウタに移る。
そしてブラキオガイストを追っている。徳田とコウタ、
コウタ「この先にいったい何が」
徳田「いかん、この先は京浜工業地帯の石油プラントだ。あんなのに暴れられたら、最悪そこら一帯が吹っ飛んじまう。なんとか先回りしてどうにかする方法を考えないと」
コウタ「なんとか、しないと」するといつの間にかブラキオガイストがちょうど真上あたりに来ていたのを2人は気づいていなかった。
そしてそれに気付いたコウタは
コウタ「徳田さん、曲がって!」
徳田もコウタの言葉で気づき車を急カーブさせた。
だがしかし、ついた先は行き止まりだった。
今度こそ、踏み潰されてしまうのかと、2人は目を瞑る。コウタはその時、カイザーブレスが輝いた。
そしていつまでたっても痛みの来ないことを怪しんだ2人かめをあけると2人は見覚えのあるコクピットにいた。
エクスカイザー「コウタ、待たせたな。」
コウタ「エクスカイザー!」
エクスカイザー「地球にガイスターの反応がキャッチされてな、急いで地球にやって来たんだ。そしてコウタの家の車に取り憑いていたら時間がないから、徳田さんの車に取り憑かせてもらった。」
コウタ「エクスカイザー」
エクスカイザー「コウタ」
エクスカイザー「行くぞ、コウタ」
コウタ「うん!」再び出会ったエクスカイザーとコウタ、この2人が揃い、1番最初の伝説が復活した時だった。
キュアスサノオ/グライス・エーカー
最初はキュアエクシアとその仲間達が戦っていた、三大王国の近衛の騎士だった。だが彼女達と戦闘を重ねて行くうちにプリキュアの力に目覚めた、そしてキュアエクシアと白熱の戦いをみせた。
そして負けて切腹を心みた彼女であったが命の尊さを解かれて、彼女達の仲間に加わる。しかし彼女はエクシア達との最終決戦で死んだが、その100年後、その後に死んだエクシア達と共に魂とゆかりんにサルベージされ、エクシア達が洗脳されているなか、彼女だけは洗脳が聞かなかったがためになんとか他の仲間を逃したのだがしかし何故未だに彼女がゆかりんに従っているのかは不明である