太陽戦姫プリキュア外伝キュアスター・オルタナティブ香川英里の初任務 作:のうち
ブラックマックスビクトリーと至高神Zの激しいバトルが続く、至高神Zの攻撃の1つ、1つが壊滅的な力をもたらす何とか避けてはいるが、このままでいてはジリ貧になりエネルギーが尽きてしまう。
いくらこのマシーンが5人の精神エネルギーと燃料のハイブリッドであろうともエネルギーには限りがあるのはどれも同じなのだ。
レスキュー「何なのよ、あいつめちゃくちゃ、強いわよ。」
アクセル「こっちは使うつもりのなかった奥の手まで使ったというのに」
スター・O「しかし、決め手に欠けるな。」
スカイ「ノー、ここで迷ってたら負けネ、一気に畳み掛けましょう。」
コンドル「やるしかないのか。」
スター・O「よし、やるだけやってみよう、エネルギー炉を臨界点まで上げろ!」
レスキュー「了解!」
スター・O「臨界点まで上げたエネルギーはすべてブレイバーソードに回せ!機体制御は我々の精神エネルギーだ、的に命中後、すぐに脱出する。」
オッレー「剣よ!、光となれ!、ブレイバーソード!、モードプロミネンス!」
オッレー「ビクトリー!ブレイバー!」
そして至高神Zも負けじと拳をぶつけ、拳にエネルギーを送る。
そしてお互いが拮抗しあう中で、至高神Zがパワーをあげる。
そして次第に押され始めるブラックマックスビクトリー、
スター・O「ダメなのか、いやまだだ。」
スター・Oは自分の超力を最大まで込めるとそしてコクピットの中は白い空間に包まれた。
そこに英里はプリキュアとしての姿ではなく、変身前の姿で立っていた、他のみんなも一緒に
サヤ「英里ちゃん、皆!」
タツミ「サヤ!」
メリル「サヤさん!」
恭子「サヤ!」
ミナト「サヤちゃん!」
英里「サヤ・・・・」
サヤ「英里ちゃん、そんな顔しないで、確かに私に残されたすべての力をこめるつもりでいるけれど」
英里「だが、サヤそんなことをしたら」
サヤ「うん、でも元からこの命はこの戦いが終わるまでだったから
早いか遅いかの違いだよ。」そしてサヤは今度こそお別れだねと呟く。
英里「サヤ、馬鹿を言うな、確かにサヤはいなくなってしまうかも知れない、だがお前の心は意志は思い出は私たちの心の中にある。」
サヤ「そうだね。それじゃ行くよ、6人の力を全て合わせた究極の力を見せてやろう。」
英里、サヤ「超、超力合体!」とすると英里たちとブラックマックスビクトリーはサヤと英里の超力、恭子のクルマジックパワー、タツミのレスキュー魂、メリルの天空の力、ミナトのバードニックウェーブ
が合わさり、今、1人のプリキュアが誕生する。
オルタナティブ「キュアオルタナティブ、天元突破、ここに降臨!」
至高神Zは自分と同じ大きさとなったキュアオルタナティブに恐れおののく。
オルタナティブ「プリキュア!ファイナルバーニングブレイク!」
至高神Zはその攻撃を受けて消滅した。
そしてオルタナティブの変身もとけ、5人はもとの姿に戻り、サヤの力はいつの間にかなくなっていた。
こうして5人の戦いは終わりを告げた。
5人は約束していた通り、サヤの墓参りをした。5人だけで思い出の数々をサヤの墓前に話して聞かせた。
そして5人はそれぞれの場所に戻った。
タツミは世界平和守備機構の消防庁に、恭子は車会社から、世界平和守備機構の英里の担当する開発部門が開発する装備などのテストなどを担当している。
メリルは英里の助手となり、バルカンベースの研究室へ
ミナトは親から受け継いだ牧場に戻った。
そして英里は、クロニクル以降、英里の超力は休眠状態に陥り、キュアスターには変身することが出来なくなっていた。
玲央との関係も有効である。
こうして香川英里の戦いは一応幕を閉じたのであった。
そして事件から暫くして英里は新宿のバイオテロを調査すべく、新宿駅に降り立った。
そして新宿駅の英里の死角となる光が反射して鏡となったガラス窓に長い黒髪に茶色のコートを羽織る女性が英里を見つめていた。
暫くするとまるで興味を無くしたかの様に彼女は歩きだし、いつの間にか、その場から消えていた。
この女性が英里を再び、戦いへと導くことになるのをまだこの時、英里は知らなかった。
プリキュアクロニクル編最終回、感想ダメ出しお願いします。
次回からは香川英里の初任務、復活のプリキュアバトル編をお送りします。