引き篭もりでニートの転生者が暗殺教室   作:絳麗

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どうも感想で面白いと言われ、嬉しくてはしゃいでいる絳麗です。やっと原作の通りの話になります。

それではどうぞ!


評価、感想待ってます!


カルマの時間

1時間目、2時間目と授業が終わり今は5時間目の体育だ。いやー、体育とか超久しぶり、俺の体力は全然ないから1時間もつかな?

 

 

 

「今日から、体育授業では俺が教える。そしてこれからは体育で本格的な暗殺訓練を行う」

 

 

 

余計に体力もつかな?だれか、骨は拾ってくれ。

 

 

 

ていうかこの前体育やった時殺せんせー担当だったんだけどアレは酷かったね。だってマッハ20の自分に合わせた動きを要求してくる。いくら俺が転生してきた奴だとしても特典が…ね、そこまで強くないもん!俺だって強い特典欲しかったよ!こんのチャラ神がァァ!

 

 

 

「14!15!16!」

 

 

 

ナイフを振る掛け声が響く。俺達は烏間先生に基礎が大事だとか言われて、ナイフを振る往復練習をしてた。てか、疲れた…。

 

 

 

「烏間先生、こんなの意味あるんすか?」

 

 

 

と前原が言った。

 

 

 

「暗殺において基礎は最重要だ。無意味だと思うのならナイフを当ててみろ。1度でも当てたら今日の訓練は終わりだ。2人でかかってきていいぞ」

 

 

 

たぶん当てられないだろうなー。防衛省とか言ってたしていうか強そうだし。適当だなって?だって仕方ないじゃん勘だから。

 

 

 

「じゃあ、行きます」

 

 

 

前原と磯貝が構え、ナイフを振るう。その全てを烏間先生は躱した。

 

 

 

そして2人の隙を見つけ、足を払った。

 

 

 

てか本当に当てられなかったな。やっぱ凄いな烏間先生は。

 

 

 

「この様に多少の心得があれば素人2人のナイフなど簡単に躱せる。俺に当てられないようではマッハ20の奴には到底当たらないであろう」

 

 

 

「見ろ、奴はこの好防の間に砂の大阪城を築き、着替えてお茶も飲んでいる。」

 

 

 

何やってんだよ殺せんせー、一応アンタ教師だろ。てか腹立つ。よし、ナイフを投げよう!

 

 

 

シュッ

 

 

 

「ニュヤァァァァ!私が造った大阪城がぁぁぁ!」

 

 

 

「へっ、ザマァw」

 

 

 

(ナイス!神木!(俺!))

 

 

 

全員がそう思った時だった。

 

 

 

その後も全員がナイフを当てる訓練をしたものの、誰も当てられなかった。俺かい?俺は身体能力強化のお陰でいい所までいったよ?でも、いかんせん体力が無い。これは致命的。

 

 

 

それと烏間先生から小声で君は何者なんだと言われたよ。何だかんだと言われた!答えてあげるが夜の情け。

 

 

 

俺がふざけた事を言ってると、赤髪の少年が向こうに立っていた。

 

 

 

「なんだ?アイツ」

 

 

 

俺がそう言うと潮田が小声で答えてくれた。

 

 

 

「赤羽業君だよ生徒に暴行して停学を受けた」

 

 

 

なかなか凄いやつだな。

 

 

 

「君が赤羽業君ですか、停学明け初日から遅刻とは行けませんねえ」

 

 

 

「ごめんごめん、寝坊しちゃってさー。カルマって呼んでよ俺の事は。よろしく殺せんせー」

 

 

 

そう言って赤羽が手を差し出す、すると…

 

 

 

殺せんせーの触手が溶けた。

 

 

 

ワオッ、赤羽って奴悪戯上手な子だねー。結構Sだな。ちなみに俺はN。ノーマルタイプって事さ。え?それはポケ〇ンだって?細かい事を気にしたらこの世の中負けだよ。

 

 

 

「すげー、手に貼り付けてみたんだけど本当に効くんだこのナイフ。けど殺せんせー、ビビりすぎじゃね?先生もしかしてチョロい人?」

 

 

 

殺せんせーが顔を赤くしてる。これは怒ってんのか?表情分かりやすいな。

 

 

 

「逃げないでよ殺せんせー、殺されるってどうゆう事か、ちゃんと教えてあげるから」

 

 

 

その目は真っ直ぐ、黄色い超生物を見つめていた。

 

 

 

時は放課後。このクラス大半が帰り、残っているのは俺と委員長片岡メグだけだ。

 

 

 

「いやー、今回殺せんせーの触手を溶かした赤羽凄かったな」

 

 

 

俺はそう言いながら帰りに準備をしていた。なんで大半の人は帰ったのに俺だけ準備が遅いかって?それは烏間先生に呼び出しをくらったからだ。

 

 

 

なんでも、何であそこまで上手くナイフ振るえたのかだってさ。たぶん特典の戦闘の才能なんだと思うけどなー。

 

 

 

「そうだね、私も驚いたわ」

 

 

 

片岡はそう言いながらみんなの提出物を整えていた。

 

 

 

「片岡、手伝おうか?」

 

 

 

「神木君気持ちは嬉しいんだけど、遠慮しとくわ」

 

 

 

片岡に丁重に断られた。うーんもうちょっと親しくなっても良いんじゃない?良し!漢の中の漢の俺が積極的になりますか!

 

 

 

「遠慮すんなって、ほら半分持ってやるから」

 

 

 

「そこまで言うなら、お願いしようかな」

 

 

 

よっしゃ了承でたぜ!やっぱ押してみるもんだな!

 

 

 

「おう、任せとけ!」

 

 

 

俺達はそのまま職員室へと向かい、用が終わった。

 

 

 

「運ぶの手伝ってくれてありがとね神木君」

 

 

 

「おう、逆に男の俺が全部持っても良かったんだぜ?」

 

 

 

「大丈夫よ、こうゆうの慣れてるから」

 

 

 

「そうか?片岡も女性何だからたまには男に頼っても良いんじゃない?」

 

 

 

なんか片岡って人に頼らないイメージがあるよな、全部1人で抱えこんでそう。

 

 

 

「そうね、ありがとう神木君」

 

 

 

片岡は笑顔でそう言った。

 

 

 

やはり女子の最強の武器は笑顔だなと個人的にそう思った今日のこの頃。

 

 

 

「片岡ー今日一緒に帰ろうぜー」

 

 

 

「ええ、いいわよ」

 

 

 

一緒に帰ろうと誘ったわ言いものの会話の話題がねぇぇぇ!おい!どうしたさっきまでの俺あんなにペラペラ喋れたじゃないか!この後に及んでコミュ障能力発動か!?克服したと思ったのに!

 

 

 

そう俺が脳内に訴えてると片岡が話かけてくれた。

 

 

「あの神木君────

 

 

 

それと同時に片岡が車に轢かれそうになっていた。

 

 

「片岡!」

 

 

 

俺は片岡に叫びながら直ぐに近づき片岡を自分の腕の中に抱きしめ道路の端に飛びついた。

 

 

 

あー、間一髪だったわ俺の身体能力強化が無かったら今頃片岡は…。この考えはやめよう。それより片岡は大丈夫だろうか?

 

 

 

俺は倒れて抱きしめたまま片岡に聞いた。

 

 

 

「大丈夫か?片岡」

 

 

 

ムニュ

 

 

 

「んっ、あんっ」

 

 

 

アレ?デジャヴー?

 

 

 

だがしかーし!俺は同じ事を繰り返さない学ぶ君だから!直ぐに謝る!

 

 

 

「ごめん!片岡!」

 

 

 

「うん、大丈夫だよ」

 

 

 

あれ?目が笑ってないですよ、片岡さん。何でテンプレ化してんの?馬鹿なの?阿呆なの?死ぬの?

 

 

 

「あのー、許してくれないでしょうか?」

 

 

 

俺は恐る恐る片岡に聞いた。すると返ってきた答えは予想通りだった。

 

 

 

「私を助けてくれた事には感謝してるよ?でもねだからって私の胸を障って良いことにはならないよね?」

 

 

 

「デ、デスヨネー」

 

 

 

どうせ死ぬんだし最後に感想言っとくか。

 

 

 

片岡さんは桃花に負けないぐらいの弾力とハリでした。つまりとても触り心地が最高でした。

 

 

 

そして俺は目を閉じ、頭に来る衝撃を待った。

 

 

 

だが衝撃はいつまで経っても────

 

 

 

神は言っているここで……

 

 

 

死ね!

 

 

 

神様ァァァァ!?

 

 

 

────来ない事は無かった。

 

 

 

俺はここだけの記憶がすっぽりと無くなっていた。

 

 

 

余談ではあるが、とある学生の少年の悲鳴の様な声が響き渡ったという。

 




ここまでこの駄文を読んで頂きありがとうございます。 ちょっとラッキースケベが強引な気もしましたが、気にしないで頂きたいです。 次回も宜しくお願いします。

これからもこの駄文作品を宜しくお願い致します。m(_ _)m


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