それと7日前がメグちゃんの誕生日でした…。遅くなったけどおめでとう!
ではどうぞ!
突然だが今日は何の日だと思う?バレンタインデーとかホワイトデーとかのFu○kイベントがあるが今日はそれよりも酷い日、もしくは同等の日だ。
その名も────
「中間テスト当日だァァァァ!!!!」
「急にどうしたの乙哉君!?」
今のツッコミ桃花だと思ったろ?残念渚でしたー!はいウザイですね、死んだ方が良いですね。誰だよこんな事言った奴。
「乙哉はそんなに中間テストが楽しみなのか流石だなー、やっぱ頭が良い奴は違うや」
「なに頭良い奴が言ってんだよ、てか全然楽しみじゃねえし!最悪だし!録画の容量が無くてアニメが録画出来なかったぐらい絶望してるし!」
前世の時なってさ絶望したよ…。まるでこの世の終わり的な感覚だよ…。それと俺が渚を名前呼んでいるが特に深い意味は無い、ただみんなが渚と呼んでいるから俺もそうしただけだ。
「それだけで絶望するってどうなんだよ」
何やら杉野が苦笑いしながら言ってくるが無視しよう。
「そんな事より早く本校舎の教室に急ごうよ!間に合わなかったらどんな仕打ちを受けるか分からないよ!」
渚がみんなにそう言い、俺達は急いだ。全速前進だ!
そして時間ギリギリだったが何とか間に合い、それぞれ席に着いた。
一時間目は数学なのだが最悪だ…。一番苦手なんだよな…。単純計算なら全然分かるんだが複雑な計算だともうお手上げだ。ていうかトントントントンうるせぇ…。あの糞教師わざとやってるな、余計タチ悪い。
俺は苛立ちながらも問1問2問3と順調に解いていったが問4の問題で行き詰まってしまった。
「どうやるんだよこれ…」
俺はそう呟いた。よく周りを見たらみんな同じのようだ。誤解を招きそうだから言うが、俺は某主人公のように誰かに乗り移りカンニングするというゲスい行為をするような奴では無いから勘違いしないでほしい。
でも最後はかっこよかったぜ。
そう思った時、問4がモンスターとなって出てきた気がした。そして暴れだし、みんなが逃げていた。
『はぁ…マジか』
『ナイフ一本じゃ殺せねえよ!どうすんだよこの問4!?』
杉野がそう言うと問4モンスターが攻撃を仕掛けてきたがみんな避けてくれたみたいだ。それにしてもマズイな…、この攻略の取っ掛かりが掴めねえ。このままじゃこの問題に、殺られるッ…。
その時、殺せんせーの今までの教えを思い出した。
ッ!掴めたぞ、この攻略の取っ掛かりが!こんなの一箇所ずつ問題文を見極めて繋げれば簡単な問題じゃねえかよ。なんだ、モンスターじゃなく単なる魚じゃねえか。
こんな問題、簡単に殺れる!くらえ!ス〇ーバースト・ストリーム!
ここからは解くペースが速かった。ありがとな殺せんせー、あんたのお陰で全問解けそうだ!
そう思った時期が俺にもありました。問11でまさかの出題範囲外の問題だ。クソッ、カルマ以外みんな殺られちまった。今度の標的は…俺か!?
そして…
殺された。
──────────────────────────────
今回の中間テストはみんな散々な結果だった。まあそれはそうだろな…、だって全教科の出題範囲を大幅に変更されたんだからな。ほんと本校舎の糞教師の奴ら腹立つ…、何で俺のクラスメート達の悲しむ表情を見なきゃなんねぇんだよ。
「なあ…神木。テストでいい点が取れなかったから悔しいのは分かるけど、手から血が出てるぜ…?」
菅谷にそう言われて手を見ると言われた通り手から血が出ていた。たぶん強く握りすぎて血が出たんだと思うけど、不思議と痛みはなかった。
「別に悔しいから強く握ってた訳じゃない。ただ苛ついてただけだ」
「大丈夫神木君!?ちょっと待ってね今絆創膏を渡すから!」
話を聞いていた不破が心配し絆創膏を渡してくれた。その優しさが心に染みるぜ…。
「大丈夫だ、それとありがとな」
「ううん!どういたしまして!」
不破ってなんかジャンプ少女とかのイメージが強かったけど、意外と立派な女の子してんだな。
「神木君、今ちょっと失礼な事考えたでしょ」
「全然、不破は良いお嫁さんになるなーって思っただけです」
何この子読心術でも心得てるの!?恐ろしい子ッ!
「お、お世辞ならいらないよ!」
「別にお世辞じゃねえよ、これは本心だ。この前だって不破は俺が疲れて倒れてる所に飲み物を差し入れてくれたりよ、昼飯を作り忘れた時弁当少し分けてくれたじゃねえか。こんな風に出来るお前は立派な嫁になるとは俺は思うなー」
「…/////」
顔を赤くして俯いたがどうしたのだろうか?まさか俺がかっこよすぎて惚れちまったのかな!?はい、自意識過剰乙〜。
「おい、大丈夫か?」
「だ、大丈夫大丈夫!全然大丈夫!」
「そ、そうか」
不破の様子が少しおかしい気がしたが気にしない方が良いだろう。ていうかクラスメートと話している内に怒りも治まったな。それ程クラスメートと喋るのが落ち着くって事か。
そして少し時間が経った頃殺せんせーが教室に入ってきた。殺せんせーもかなり落ち込んでるな。
「先生の責任です。この学校の仕組みを甘く見すぎていたようです。君達に顔向け出来ません」
殺せんせーがそう言うとカルマが殺せんせーに向かってナイフを投げた。やっぱりお前は五十位以内には入ってるよな…。カルマのしたい事は恐らくアレだろうから協力すっか。
「にゅや!」
今度は俺の番だ!俺は心の中でそう言い、゙銃゙を投げた。
「「「「「それ投げるものじゃないから!」」」」」
仕方がないじゃん、俺が撃つと撃った弾が90度に曲がるんだよ?まだ本体を投げた方が良いじゃん。
「にゅや!って誰ですか!さっきから物を投げる輩は!」
「いいのー?顔向け出来なかったら俺らが殺しにくるのも見えないよ?」
「いや、俺のは殺せないけどな」
「カルマ君に神木君!先生は今は落ち込んで…!!」
殺せんせーの言葉を遮り、俺達はプリントを置いた。
「俺問題変わっても関係無いし」
赤羽 業
英語99点
数学100点
国語98点
理科99点
社会98点
総合494点 学年4位
「俺は殺せんせーが無駄に教えてくれたお陰であの名言が言えるよ。俺は問題が変わっても…大丈夫だ、問d」
「おおー!すげえー!」
「っておい!最後まで言わせろよ!俺の決め台詞が台無しじゃないか!」
神木 乙哉
英語100点
数学94点
国語100点
理科100点
社会100点
総合494点 学年4位タイ
「それは乙哉君の決め台詞じゃ無くてイー○ックの決め台詞だから」
俺もイーノ○ク先輩も決め台詞では無いんだけど。それとここで問11の時を説明しよう!殺されたと書かれているがその殺されたのは問11だ。正確には俺が殺した。以上説明終了!
「俺の成績に合わせてさ、あんたが余計な範囲まで教えたからだよ。だから出題範囲が変更されても対処できた。だけど俺はこのクラス出るき無いよ。前のクラス戻るより暗殺の方が全然楽しいし」
「俺も殺せんせーが無駄に教えてくれたから出来たな。それと俺もこのクラスは絶対出るき無いし、あんな糞みたいな集まりの奴らと一緒のクラスとか考えられないわ」
もしも一緒のクラスになったら暗殺教室ならぬ殺戮教室と化すと思う。
「で、どうすんのそっちは?全員五十位以内入んなかったって言い訳つけてここから尻尾巻いて逃げちゃうの?それって結局さあ、殺されんのが怖いだけなんじゃないの?」
カルマがそう言うとみんなが殺せんせーを煽り始めた。俺は珍しく?煽ってないぜ。どうだ偉いだろ?だからチャラ神様!我に祝福を!
「なーんだ殺せんせー怖かったのかー」
「それなら正直に言えば良かったのに」
「ねー怖いから逃げたいってー」
みんなが殺せんせー煽っていると遂にキレた。だが無理も無いこんだけ言われたらキレるに決まってる。もし本校舎の奴らが俺にこんな事してきたら…、血祭りにあげてやる。参加者にタダでトマトジュースとお肉をあげるよ。
「にゅやー!逃げる訳ではありません!」
「へーじゃあどうすんのー?」
「期末テストにあいつらに倍返しでリベンジです!」
殺せんせーがそう言うとみんなが笑いだした。
「その通りだ殺せんせー!やられたら、やり返す。倍返しだ!いいや、百倍返しだ!!!」
どうも未来の半沢直樹、半沢乙哉です。最新ドラマの【半沢乙哉の倍返し記録】は毎週月火水木金土日のどれかで二十四時間の間のどこかで放送!みんな観てくれよな!
「神木君、それは古いです」
「あれ?酷くない?何で俺だけ??みんなもさっきまで笑ってたよね?何でそんな冷めた顔をするのかな?乙哉さん泣くよ?泣いちゃうよ??もういいもん!泣くもん!!ウワァァァァン!!!」
この後俺が立ち直るのに五時間ぐらいかかった。勿論クラス総動員で慰めてくれた。それと桃花が天使だった。桃花天使!桃花天使しぎるよ桃花!
そして乙哉達は気づく余地も無かった。このE組に嵐が来ることを…。
活動報告でリクエスト募集中です!クロスオーバーで出てほしいキャラなどがいればお構いなく送って下さい!
それと次回はサービス描写をするつもりです!(必ずとは言ってない)
ではまた次回!