引き篭もりでニートの転生者が暗殺教室   作:絳麗

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どうも、最近鼻が詰まり息が苦しい絳麗です。
この作品を楽しみにされた方、更新が遅くなりすみませんm(_ _)m
そしてイリーナは色々ありましたが、ヒロイン枠に入る事になりました。イリーナをヒロイン枠に入るのを反対してた方すみません。m(_ _)m

それではどうぞ!


評価、感想待ってます!


大人の時間

俺と桃花は今、旧校舎への山道を歩いていた。

 

 

山を越え行こうよ〜♪口笛吹きつ〜つ♪あれ?これ最初丘だよな。

 

 

今更だが旧校舎の位置悪くね?ここに建築した奴許さねぇからな!この旧校舎の位置は全国ヒキニートの敵だ!

 

 

 

あれ?学校行ってるからヒキニートじゃなくね?やった!これも今更だが、脱ヒキニートだぜ!おめでと!俺!

 

 

朝からふざけた事をかましながらも教室に着いた。

 

 

そして授業が始まり、殺せんせーと外国人の綺麗な女性が入ってきた。

 

 

「外国語の講師として来ました、イリーナ・イェラビッチです。よろしくお願いします」

 

 

ワーオ、綺麗。しかも胸でかい。

 

 

この時クラスのみんながそう思った時だった。

 

 

というか茅野の殺気が凄い…。胸が小さいからって気にするなよ。いや気にしないって言うのは無理な話なのか?

 

 

「茅野大丈夫だ、貧乳は希少価値ステータスだ!」

 

 

「そ、そう?で、でも巨乳は全員敵だよ!」

 

 

ここまでに巨乳に執念深いとは…。一体何があった。

 

 

「素敵ですわ、貴方のような神秘的な男性」

 

 

分かりやすい嘘だな。こんなヌルヌルなタコを好きになる人って居ないだろ。どうせ殺せんせーを殺す為に送り込まれた暗殺者だろ。

 

 

 

流石に殺せんせーもこんな分かりやすい嘘には騙されないだろ。

 

 

「そんなに褒められたら困りますねえ」

 

 

言ってるそばから間に受けてるし!チョロすぎるぞこのタコ!

 

 

「なぁカルマ、殺せんせーってこんなアホだったか?」

 

 

「何言ってんの神木、元からだよ」

 

 

そうか、元からか。なら納得だな。

 

 

そして次の時間。

 

 

「殺せんせー、貴方って足がとても速いんですって?私一度ベトナムのコーヒーを飲みたかったの。買ってきて下さらない?」

 

 

「お易い御用」

 

 

殺せんせーはそう言いものマッハ20で飛んで行った。

 

 

「みんな、殺せんせーってこんなにチョロいのか?綺麗な女性にお願いされたら断らないお手頃なタコなのか?」

 

 

「僕もこんなにチョロいとは思わなかったよ」

 

 

「でもお手頃なタコだったら嬉しいじゃん」

 

 

と潮田と桃花が答えてくれた。てか

 

 

「何でお手頃だと嬉しいだよ。寧ろ逆にそうじゃなければ他の暗殺者にやられない確率も上がらないか?」

 

 

「何でって、150円ぐらいのタコがお手頃な価格になるんでしょ?それは嬉しいじゃん」

 

 

「それは確かに嬉しいが、そっちのタコの話じゃねーよ!殺せんせーの事だよ!」

 

 

「あーそっち?」

 

 

「この話の流れからしてそっち以外の事があるか!」

 

 

「ごめんね、でも何で他の暗殺者に殺られない確率が上がると嬉しいの?」

 

 

桃花よ、それは愚問だ!俺は前世で15年現世でまだ1ヶ月半位しか経っておらん!転生当初の目的は素晴らしい人生を送るだったが、今は変わった。

 

 

「俺達以外の手で殺せんせーを殺されるのは嫌じゃないか?」

 

 

そう。それは俺達の手で殺せんせーを暗殺する事だ。

 

 

「嫌……だね」

 

 

俺達の会話を聞いてた人が次々と答えてくれた。

 

 

「今まで誰かが殺ってくれるからいいやって思ってたけど、確かに…嫌だね。」

 

 

「確かに俺達以外の手で殺られたと思うと…悔しいな」

 

 

「俺はお金目当てで他の人に任せて殺されればお金もらえれば良いって思ってたけど、やっぱり俺達の手で殺りたい」

 

 

みんなそんな事思ってたんだな。ていうか最後の奴ゲスいな…。自分で殺ろうという考えはなかったのか?

 

 

「そうだったのか。なら気持ちを切り替えて、暗殺出来る様に頑張ろう!」

 

 

俺がそう言った時、みんなから気合いの入った返事が聞こえた。

 

 

「ねえ、私空気感が凄いんだけど」

 

 

「あ、イリーナ先生の事忘れてました」

 

 

「忘れんじゃないわよ!それと気安くファーストネームで呼ばないでくれる?授業はもう自習で良いわ。あのタコ以外の前では先生を演じるつもりは無いし、私の事はイェラビッチお姉様と呼びなさい」

 

 

いきなり態度が急変したな。良くいるよなー、〇〇君の前では良い女演じたいって奴。そういう女は苦手だわ。

 

 

「はい、それではどういたしますか?イェラビッチお姉様?いえ、ビッチお姉様」

 

 

「アンタは良い奴かと思ったけどとんだクソガキね」

 

 

「で、どーすんの?ビッチ姉さん」

 

 

「略すな!」

 

 

「で、お姉様。クラス総勢で掛かっても殺れないモンスターにどうお対処なさるつもりですか?」

 

 

「アンタは執事か!さっきまでのキャラはどうしたのよ!」

 

 

黒〇事ってこんな感じだっけ?覚えてないや。

 

 

「ねえ茅野、ビッチ先生ってツッコミが好きなのかな?」

 

 

「それは神木君がツッコミせずにいかない事を言ってるからじゃないかな?それよりあの胸殺って良いかな?」

 

 

茅野は黒い笑みでそう言ってきた。

 

 

茅野は何故そこまで巨乳に執念深いのだろうか…。俺はどっちも好きなのだけれど。どうでもいいか。

 

 

「はぁ…、それと大人には大人のやり方があるからアンタ達は指でも咥えて見てなさい」

 

 

「口先では分かりませんよお嬢様、腕前をお見せして下さい」

 

 

「ちゃっかりお姉様からお嬢様に変えるな!フンッ、良いわ見せてあげる」

 

 

ビッチ先生はそう言うと俺に近づき、Kissをした。

 

 

……は?

 

 

10hit、20hit、30hit、40hitと続いたが俺は一向に気絶する気配が無い。

 

 

俺のFirstkissが奪われた…。好きでも無い奴に……。

 

 

これは仕返しだ!Kissをした事後悔させてやる!

 

 

俺はそう思い、匠のTechniqueでビッチ先生の口内を乱した。

 

 

そして10秒位すると気絶した。

 

 

「あれ?ビッチ先生、気絶してるぞ…」

 

 

「神木君、凄かったね…」

 

 

「ああ、アイツはたぶんソッチの技術はプロ以上かもしれん」

 

 

「良いなー神木、俺もそういうテクニックが欲しいぜ!」

 

 

みんなそこまで言う事無いだろ。

 

 

「最後の奴岡島だな。良し、シバくか」

 

 

「おい神木、俺にだけ扱い酷く無いか?」

 

 

 

「何を今更。まず岡島はそれ相応の対処を受けなければいけないと義務付けられているんだ。仕方のない事なのだよ」

 

 

「そんな義務ないよ!?お願いだからやめてくれよ!お前の罰結構痛いんだぞ!せめて手加減してくれ!」

 

 

「おっと?受ける前提になったね。岡島はマゾヒストだったのか?」

 

 

「違えよ!俺は女の子に対してだけはマゾなだけだ!俺は男にマゾになるという特殊な性癖は持ち合わせてない!それと神木は嫌と言っても殺るんだろ!?」

 

 

「お前女性にはマゾになるとか引くわ……。というかこんな公の場で自分性癖暴露とか、お前本格的にマゾか?」

 

 

ほら岡島に対しての女性の目線がゴミを見るような目になってるよ。

 

 

「なあ!何でみんなは俺を助けてくれないんだ!?」

 

 

「それは…、なあ?」

 

 

「そうかよ分かったよ!結局こうなるんだな!覚悟するよ!」

 

 

そして岡島は天には召され……

 

 

 

なかった。

 

 

何?俺がそんな酷い事する人だと思った?残念、俺はやりすぎた事まではしない。

 

 

だからって何もしない訳では無い。

 

 

さあ!ここで問題です!これを正解するとー?

 

 

なんと世界一周旅行です!保証はしませんが。

 

 

それでは最終問題!俺は岡島に何をしたでしょう?

 

 

チクタクチクタクチクタク

 

 

はい!終了でーす!それでは答えをどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「痛っ、ていうかナイフで頭を叩くな!」

 

 

そう正解はナイフで頭を叩いた。でした!見事正解した方には世界一周旅行のチケット(保証はしませんが)です!

 

 

それと安心しろ、本物のナイフでは無く対先生用のナイフだ。

 

 

「別に良いだろ?拳よりはさ」

 

 

「ハイ、アリガトウゴザイマス」

 

 

「どういたしまして」

 

 

「それよりこのビッチどうする?」

 

 

誰かがそう言った。

 

 

「縄で縛って木に吊るしておけば?」

 

 

「カルマ君いくら何でもそれは酷いよ」

 

 

カルマがそう言い潮田が制止する。

 

 

「それか職員室に運べば?」

 

 

「それなら気絶させた神木だろ」

 

 

「俺!?」

 

 

何で俺がそんな面倒臭い事しなきゃならんのだよ…。

 

 

「まず、俺が体力無いの知ってるだろ?」

 

 

「ほら女の子は空気の様に軽いって言うじゃん?だから頑張れ!神木(笑)!」

 

 

コイツ俺より体力あるのに運ぶのが嫌だからって俺に擦り付けやがった。

 

 

「それじゃ私が運ぼうか?」

 

 

そう茅野が提案してきた。

 

 

「いや、良いよ。気絶させたの俺だし、女の子には持たせられないし」

 

 

今の茅野には絶対に渡せられない…。

何故かって?それは目のハイライトが無いし、殺気が凄いから。茅野に渡したらビッチ先生が生きてるかすら分からない…。

 

 

いや、それは無いか。ビッチ先生はたぶん腕のきいた暗殺者だろうから返り討ちに遭うな。良し、色んな意味で渡さない。

 

 

「はぁ…、それじゃ行ってくる」

 

 

俺はそう言いながらビッチ先生を背負い、教室を出た。

 

 

「ていうか重いな…」

 

 

おっと女性には言ってはいけない言葉だった。

 

 

「ん……」

 

 

「おっ、ビッチ先生起きました?」

 

 

「ん、ってアンタ神木じゃない!何でこんな所に?ていうか何で私は神木の上に居るの!?」

 

 

俺の背中でバタバタと騒ぐから俺は降ろしてやった。

 

 

「それはですね、ビッチ先生が気絶してそれを俺が職員室まで運んで行こうとしたからですよ」

 

 

「気絶?はっ!アンタ!良くもあの時私を気絶させてくれたわね!」

 

 

「俺のFirstkissを奪っておいて何言ってんだよ!このビッチが!」

 

 

「だから略すなクソガキ!アンタのファーストなんてどうでもいいわよ!それと何でそんなに発音良いのよ!?

ていうかファーストって事は初めてなのに私を気絶させる事が出来たの!?それならもっと許せない!」

 

 

「俺のファーストがどうでもいい…?このビッチ許さん!殺してやる!」

 

 

「殺れるものなら殺ってみなさいよ?このクソガキ!」

 

 

俺とクソビッチが言い合っていると後ろから声をかけられた。

 

 

「お前達、何をやっているんだ?」

 

 

「あっ、烏間先生!このクソビッチが俺のファーストキスを奪いやがったんだ!挙句の果てにはどうでもいいと…。ぶっ殺してやる!!!」

 

 

「ねえ、烏間聞いて!私をキスで気絶させた上、ビッチって呼んでくるし、英語の発音も良いのよ!?信じられる!?こんなクソガキ!」

 

 

「落ち着けお前達」

 

 

「まず神木君、イリーナが君のファーストキスを奪ってしまいすまない」

 

 

「烏間先生が謝らないで下さい、悪いのはあのクソビッチですから。それと俺はもう許しますよ…」

 

 

「すまない。そしてイリーナ、お前は度が過ぎる。これからは注意しろ。それと「烏間先生もう言わないで良いですよ」…分かった」

 

 

「ビッチ先生すみません」

 

 

「何でそんな事言うのよ…。私も悪かったわ。それと悪いと思ったならイェラビッチお姉様と呼びなさい!」

 

 

「それは嫌です。ビッチお嬢様」

 

 

何だかんだありながらも仲は良いじゃないか。と烏間先生はそう思ったのであった。

 

 

「「それは無い!」」

 

 

「真似するんじゃないわよ!」

 

 

「そっちが真似したんだろ!?」

 

 

「仲が良いのか悪いのか…」

 

 

「それじゃ俺は戻るな」

 

 

まだ言い合いをしてる二人には聞こえなかった。

 




ここまで読んで下さった方ありがとうございます。
前書きでも言いましたが更新を楽しみにして頂いた方、更新が遅くなりすみませんm(_ _)m

これからもこの駄文作品を宜しくお願い致します。m(_ _)m


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