鎮守府のイージス   作:R提督(旧SYSTEM-R)

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どうも、SYSTEM-Rです。いつも『鎮守府のイージス』をお読みいただきありがとうございます。

本作品は詳細ページにもあるとおり「ジパング×艦これ」の二次創作小説となりますが、艦これ側の艦娘たち及びジパング側の将校たちについては公式でビジュアルが公開されている一方、メインキャラクターであるゆきなみ型3姉妹については文章中で部分的に特徴が触れられているのみで、明確にイメージできる描写が残念ながら少ないのが現状です。

よって、今回は閑話休題として3姉妹のヴィジュアル面及び性格面のプロットをご紹介したいと思います。一応、3人とも既存作品にそれぞれモデルとなるキャラクターはいますが、いずれもあくまでも「デザインのベースになっている」程度のものでしかなく、ルックス・性格面ともかなり魔改造されています。「あぁ、こんな感じの子なのね」程度にざっくりと掴んでいただける材料になれば幸いです。それではどうぞ。


閑話休題・世界観設定その2
『鎮守府のイージス』ゆきなみ型3姉妹キャラ設定


 1.みらい(JS Mirai, DDH-182)

 

 (1)ヴィジュアル設定

 ・ベースキャラ:渋谷凛(アイドルマスターシンデレラガールズ)

 ・ベースキャラとの相違点

  ・瞳の色:緑→ダークブラウン

  ・スリーサイズ:80-56-81→92-58-87

  ・年齢:15歳→25歳(見た目)

 ・服装:幹部常装第三種夏服(階級章:海上自衛隊三等海佐)

 

 (2)性格等設定

 ・明るく話しかけやすい気さくな性格で、駆逐艦たちにとっては優しいお姉さん。艦隊行動が基本の護衛艦にもかかわらず、かつて1942年にタイムスリップしてからは単艦行動を余儀なくされた過去を持つため、孤独を嫌う寂しがり屋な一面もある。護衛艦として自分が守るべき対象と自分自身との、精神的なつながりがあるか否かを重視する傾向あり。初対面の相手に対しては真面目で礼儀正しいが、いったん仲良くなるとフレンドリーに接するようになる。無邪気に懐いてきたり、オープンに受け入れてくれる子が好き。

 

 ・3姉妹の末っ子ながら、豊富な実戦経験を買われ演習では旗艦に抜擢される。戦闘中は非常に好戦的であり、自分の実力を存分に相手に見せつけ圧倒しようとする。目の前の戦闘に勝利する為なら、人としての道を外さない限りにおいては一切手段を択ばず、味方同士の演習で相手を挑発し心理戦を仕掛けるような狡猾な一面も持つ。もっとも、それらはあくまでも戦闘に勝つための戦術の一環でしかなく、演習に関していえば本気で対戦相手を傷つけたいとまでは思っていない。そういう手段をとった場合の、事後の関係修復の努力は惜しまない。また、それとは別に戦闘では護衛艦らしからぬある信念に基づいて行動しているが…。

 

 ・「中破以上のダメージを食らうと服が破れる」という判定システムには、「世界の悪意を感じる」と困惑しているものの、姉のあすかほど露骨に嫌悪感を示しているわけではない。どちらかというとむしろ「それだけダメージを食らっても、服が吹き飛ぶだけで済んでしまう艦娘って何それ凄い」と思っている。本人にその自覚があるかどうか定かではないが、一応駆逐艦に分類される身ながら戦艦や重巡バリのプロポーションを誇る「脱ぐと凄い人」。

 

 2.ゆきなみ(JS Yukinami, DDH-180)

 

 (1)ヴィジュアル設定

 ・ベースキャラ:姫島朱乃(ハイスクールD×D)

 ・ベースキャラとの相違点

  ・髪の色:黒→ダークブラウン

  ・年齢:18歳→28歳(見た目)

 ・服装:幹部常装第三種夏服(階級章:海上自衛隊一等海佐)

 

 (2)性格等設定

 ・ドSキャラとして名高いモデルキャラとは対照的に、温厚で包容力のある長女らしい性格。棘があったり乱暴だったりする話し方は苦手であり、歯に衣着せぬ物言いが目立つあすかのことを度々たしなめている。非常に礼儀正しく、姉妹及び目下である駆逐艦勢を除いては基本的に誰とでも敬語で話すが、ただ一人その例外となる相手がいる。その相手とは…。

 

 ・戦闘では基本的に旗艦の方針を尊重し、みらいが度々提案するウルトラC的な作戦についても頭ごなしに否定することは少ない。一見奇抜な戦術であってもその意味をしっかりと理解し、対応しようとする柔軟性を持ち合わせている。ただし言うべきことはきちんと主張するタイプでもあり、その結果言い合いとなることがないわけではない。

 

 ・中破判定のシステムにはみらいと同様に困惑している。持ち前の機動性を生かし、できる限り自分が中破以上のダメージを食らう事態に陥ることは避けたいと思ってはいるが、実際なったらなったで「あー…、やっちゃったわねぇ。まぁしょうがないか」で済ませられるくらいのプロポーションの持ち主でもある。グラマラス体型揃いの3姉妹の中でも、最も恵まれた肢体の持ち主。

 

 3.あすか(JS Asuka, DDH-181)

 

 (1)ヴィジュアル設定

 ・ベースキャラ:ゼノヴィア(ハイスクールD×D)

 ・ベースキャラとの相違点

  ・髪の色:青→ダークブラウン

  ・年齢:17歳→26歳(見た目)

 ・服装:幹部常装第三種夏服(階級章:海上自衛隊二等海佐)

 

 (2)性格等設定

 ・竹を割ったように真っすぐで裏表がなく、サバサバした性格。誰に対しても気さくに接し、また気軽に話しかけやすい相手でもある。ゆきなみとは対照的に敬語が使えないが、不思議と上官からはそれを咎められることはない。ゆきなみのことは「ゆき姉」、みらいのことは名前(もしくはあんた)で呼ぶ。時折、話す時の口調がみらいに似ることがある。自衛隊時代は舞鶴地方総監部所属だったが、話し言葉は京都弁ではなく標準語(ないしは首都圏方言)。

 

 ・性格面のイメージとは裏腹に、戦闘では奇襲や奇策を好まず王道にこだわる傾向がある。戦争のない時代で海上自衛隊護衛艦として生きてきたため、あくまでも自分が教練において経験してきた現代戦における戦い方を、艦娘になっても踏襲しようとするのがその理由。この点において、不本意ながらも太平洋戦争に参戦し実戦を経験したみらいとは好対照となっている。ただし奇手そのものを必ずしも全否定しているわけではなく、一旦「やる」と決めたら最後まで全力を以てやり抜くという筋の通せる人でもある。

 

 ・中破判定のシステムに対しては、3姉妹の中で最も露骨に嫌悪感を示す。艦艇時代に民間船に衝突されて沈んだ経緯があるため、そもそも自分が攻撃によりダメージを受けること自体を非常に嫌がっている。演習前に大和から説明を受けた際「人前で裸になる趣味はない」とかなり激しく抵抗したが、戦場で公然と肌を晒す羽目になるのが嫌なだけという至極尤もな理由であり、入渠中に同性から見られる分には別に平気らしい。




なんとなく見た目その他のイメージは掴めたでしょうか?制服の階級章が上から順に一佐(ゆきなみ)、二佐(あすか)、三佐(みらい)となっているなど、髪型以外にも細かい部分で3人の間ではいくつか相違点を設けています。

ちなみに筆者はアイマスPでもなければ、ハイスクールD×Dをアニメとして視聴した経験もありません。ただ、たまたま「ヴィジュアル面は誰に近いだろうか」と考えを巡らせた時、一番容姿的にぴったり来たのがこの3人でした。ちなみに、実はあすかに関しては途中まではイメージがまんま「川内のそっくりさん」だったのですが、ゆきなみ型vs川内型の演習をやらせることになった時点でそれは諦めた経緯があります。

今後とも「鎮守府のイージス」をよろしくお願いします。それではまたお会いしましょう。

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