お前はまだきあいパンチを知らない   作:C-WEED

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ケミヤ様、誤字報告ありがとうございます。

前回のあらすじ
ハルカ「いやーつれーわー。私超多忙だわー」

その頃
オリ主「時代はきあいパンチ!」

オリ主「温泉だぜ!」
ハルカ「まじかよ……」

バクーダ「うっふーん」
バネブー「愛をプレゼント(物理)」

そんな感じ


8

「うん、良い。実に良い」

 

 ジム戦を終え、ポケモンセンターでポケモンの交換。

 一度ハルカちゃんの元に行ってから手元に戻ってきた二体を見ながら満足感に浸る。

 

 ゲームやってた頃はユンゲラーには済まないことをしたと思う。今となっては過去の話だが。

 

「良かったね」

 

「ありがとうハルカちゃん。ハルカちゃんが協力してくれたお陰さ」

 

「気にしなくていいよ」

 

 うん、やっぱりハルカちゃんは良い子だ。ジム戦の途中で聞こえた「よしっ」みたいな声はきっと空耳だろう。

 

「次のジムはトウカシティだね。どういうルートで行く?」

 

「? 選ぶほど選択肢あったっけ?」

 

 どうやらハルカちゃんは知らないらしい。なら、導く以外あり得ない。

 

「まずは普通のルート。キンセツシティに戻って、シダケタウン、カナシダトンネルを抜けてカナズミ、その後森を抜けてトウカシティっていうルートだね」

 

「……私はそれで良いと思うんだけど」

 

「一応聞いてよ。もう一つのルートは、キンセツシティに行くのは一緒なんだけど、その後カイナシティ方面に向かって、途中でちょっとだけ海を渡って103番道路からコトキタウンに向かうルートだよ」

 

「一応聞くけど、どうやって海を渡るの?」

 

「飛ぶか、泳ぐかだね。乗れそうな水ポケモンを持ってるなら乗ってけるだろうけど」

 

 生憎俺は持ってないから……泳ぐかな。ついでに捕まえようそうしよう。

 

「普通に行こうよ」

 

 呆れ顔で言われた。

 

「でもなかなかできない経験が「普通に行こうよ」……わかったよ」

 

━━━━━

 

 フエンタウンを出発してから3日、いよいよ今日がパパとのバトル……勝てるかな? いいえ、勝つのよ。

 

「で、どっちから「私が行くわ」……そう、頑張ってね」

 

 

 

「よく来たなハルカ」

 

「パパ、私、強くなったよ」

 

「ああ、そうだろうな……こうしてこの場でお前と向き合っていることが嬉しくて堪らないよ。ジムリーダーとして、全力を尽くす! お前のこれまでの旅の成果を見せてもらおう! 行け! マッスグマ!」

 

「プラスル!」

 

 ……

 

 プラスルが倒されて、ペリッパーが倒されて、キノガッサも今倒れた。

 パパの方も、マッスグマ、パッチールが倒れ、キノガッサと相討ちの形でヤルキモノも倒れた。

 自分で言うのもなんだけど、凄い接戦だと思う。でも、ここから、私にはまだワカシャモが残っている。

 

「お互いに、残すところあと一体か……感慨深いな」

 

「……負けないよ!」

 

 きっとパパのラスト一体もエースポケモンだろう。

 

「私とて、譲るわけにはいかない。頼むぞ! ケッキング!」

 

「お願い! ワカシャモ!」

 

 

 

 

 ……私の、負け。

 最後はカウンターだった。もし、あと一撃でも決められていたら……そんなもしもを考えてしまう。

 

「……惜しかったな」

 

「……」

 

 取り敢えず、バトルしてくれてありがとう、とか、言おうとしたんだけど、悔しくて言葉が出てこない。

 

「……次は、負けないよ」

 

「ああ、楽しみにしている」

 

━━━━━

 

 まさかのハルカちゃん敗北。俺の場合、当時は取り敢えずバシャーモにしてから挑んでたっけな。まぁ俺のことはどうでもいい。

 やっぱケッキング強いね。ケッキングパパなだけある。

 

 ハルカちゃん悔しがってんだろうな。

 後で声掛けとこう。

 

「次は俺とお願いします!」

 

「君は、ハルカの友達かい?」

 

「はい、レンといいます」

 

 多分。いや、俺は友達だと思ってるんだけどさ。

 

「そうか、娘の友達だからと言って手加減はしないぞ?」

 

「望む所です!」

 

━━━━━

 

 フーディンは知っている。自らのきあいパンチの形を。

 

 フーディンは知っている。自らの力の増大を。

 

 フーディンは知っている。自分と同様、きあいパンチもまた進化しうるということを。

 

 

 故に、フーディンは考える。その知能指数5000の脳細胞で。自分の、新たなきあいパンチの形を。

 

「パッチール、フラフラダンスだ!」

 

 目の前でウサギ擬き(パッチール)が妙な踊りをするのを眺めながらフーディンは自らの手を見る。

 

 あの頃よりも太さを増した自らの手。

 手に持ったスプーンを曲げてみた。念力などではなく、腕力で。容易に曲がった。

 

 これは、もしかするといけるのではないか?

 フーディンの中でそんな思いが膨らむ。

 

「あの、フーディン? きあいパンチは?」

 

 主の指示を聞き流してしまっていたようだ。これはいけない。

 未だ新たなきあいパンチの形は見えない。ならば普段通りのものを撃つ他ない。

 

 たかがウサギ擬き(パッチール)の体力を削りきる等、フーディンにとっては造作もないことだった。

 

「おお、ナイスパンチ」

 

 知能指数5000たる自分からすれば当然のこと。フーディンは再び思考に戻る。

 新たなきあいパンチを模索するにしても、元のものよりも弱くなっては意味がない。力が増したとは言え、自らの手で殴るのが得策かはまだわからない。

 試す必要がありそうだ。

 

 続いて相手が繰り出してきたのはヤル気猿(ヤルキモノ)我が先達(レンのヤルキモノ)なら兎も角、このエテ公(ヤルキモノ)に自分の相手が務まるのか……? まあ、こんなのはいつものことか。

 

「きあいパンチ」

 

 故にフーディンは自らの拳で殴る。お前などサイコパワーを使うまでもない、そんな思いを込めて。

 

 結果、拳を痛め、相手には大したダメージは入らず、あげく騙し討ちという手痛い反撃を食らってしまった。

 しかしフーディンは気にしない。些か不甲斐ないとは言え、自分の拳を使ったきあいパンチは難しいと言うことがわかったからである。

 

 やはり、サイコパワーを使う他ないのだろうか。

 

 進化を経て、自分のサイコパワーも増大した。であれば威力は以前とは段違い。ならばこれも充分な進歩なのではないか? そんな考えがフーディンの脳裏をよぎる。

 

 だが、あくまでフーディンは妥協しない。威力が上がったから良し?

 そんなものはろくな成長の出来ない俗物どもの思考だ。知能指数5000の自分がすることではない。

 

「ヤルキモノ、もう一度騙し討ちだ!」

 

「迎え撃てフーディン! きあいパンチ!」

 

 相手のエテ公(ヤルキモノ)が向かってくる。同時に主から指示が出る。

 しかし、再びこれまで通りのきあいパンチを使うのは知能指数5000のプライドが許さない。

 フーディンは自分の手を見る。……スプーンがあるではないか。

 

 武器の使用……それは賢さの証明。文明の証。知能指数5000たる自分に相応しいのではないか?

 

 故に、フーディンは曲げた方のスプーンでエテ公(ヤルキモノ)の攻撃を受け止め、まともなスプーンでその脳天を殴り付けた。

 

 崩れ落ちるエテ公(ヤルキモノ)

 

 まさに攻防一体、知能指数5000たる自分に相応しい新たなきあいパンチ。

 ……そう思おうとするのだが、どうにもしっくり来ない自分がいる。

 

「な、ナイスパンチ。大丈夫か?」

 

 主は何を心配しているのか。多少ダメージは受けているが、こんなにも頭が冴え渡っているというのに。

 

 主に向かって頷く。

 

「そ、そうか。なら良いんだけど……」

 

「そのフーディン、よく鍛えられているね」

 

「ありがとうございます。自慢のポケモンですよ……あ、間違えました。皆、自慢のポケモンです」

 

 主が何やら話しているがそんな事はどうだっていい。それよりもきあいパンチだ。

 何故先程のきあいパンチで納得がいかないのか。考えられる可能性は、やはり、先程のきあいパンチさえも自分の新たなきあいパンチに相応しくないと心のどこかで感じている、ということだ。

 

 ならば、一度原点に帰るべきか。

 

「マッスグマ、腹太鼓だ!」

 

 元タヌキ(マッスグマ)が腹を叩いて自身を鼓舞するのを眺めながら、フーディンは自らの原点、初めてのきあいパンチを振り返る。

 

 あの時の相手は太いの(マクノシタ)。自分はまだケーシィであった。

 そう言えば、あの時は太いの(マクノシタ)の攻撃を食らえば負けると確信していたのだった。

 

 今回の相手もやる気と力に満ち溢れているのが見て取れる。既にダメージを負っていることを考えれば、知能指数5000の自分といえど攻撃を食らえば危うかろう。

 

 あの時は、そう、強みを活かせと言われたのだ。

 進化した今、改めて考える。今の自分の強みとは何だ?

 

 腕力? 否、今進化した今でもなお自分の肉体は貧弱だ。

 

 では、サイコパワー? 否、先のきあいパンチにしっくり来ていないのだから違う何かがある筈なのだ。

 

 

 ここで、フーディンに天恵が降りる。

 否、天恵などという不確かな、運任せなものなどではない。これは言わば必然。知能指数5000の脳味噌が導き出したPerfect Answerだ。

 

「きあいパンチ!」

 

「ずつきだ!」

 

 元タヌキ(マッスグマ)が此方に駆けて来る。そして、フーディンもまた元タヌキ(マッスグマ)に向かって駆け出す。その足に迷いはない。

 

 知能指数5000の脳味噌が導き出した答え。

 

 フーディンの強み。

 

 それは、頭脳。知能指数5000の、頭脳。

 

 

 故に、フーディンは、きあいパンチに

 

 

 頭を使った!!

 

 知能指数5000の頭脳から繰り出される、知性溢れる頭突き。

 元タヌキ(マッスグマ)の頭突きとぶつかり合い、元タヌキ(マッスグマ)の意識を刈り取った。

 しかし、フーディンもまた、蓄積したダメージと、今の大きな衝撃で意識を失った。

 

 薄れ行く意識の中でフーディンは思った。……今のきあいパンチ、おかしくないか……?

 

━━━━━

 

 普段にも増してレン君のポケモンの奇行が目立つ。

 敗北のショックが吹き飛ぶ程奇妙な光景だった。

 ……? よく考えるといつも変だったね。まだショックで頭が回ってないみたいだ。

 

 ……まぁ、妙な動きをしてたけど、一体だけでパパを追い詰めるなんて凄いとは思う。

 

 頭おかしいけど、確かに力はあるんだなぁ……。

 

 でも、今の状況は私を味方している。

 

「パパー! 頑張ってー!」

 

 パパは驚いてる。そんなにおかしい? あ、ついさっき自分に負けたせいで落ち込んでる筈の娘から応援されたらそりゃ驚くか。

 

 レン君もちょっと驚いてるみたいだけどそんなことはどうだっていい。

 

 今までは大っぴらにレン君の対戦相手を応援できなかったけど、今回は、今回に関しては、何の問題もない。

 

 だって、パパだからね!

 

「レン君なんて倒しちゃえ!!」

 

 あー、スッキリする。

 

 パパには是非娘の応援に答えてレン君を打ち負かして欲しい。

 いい加減、出鱈目に終止符を打たなきゃ……!

 

 パパのラスト一体はケッキング……戦ったからこそ分かる。あのポケモンはめちゃくちゃ強い。

 

 きっと、逆転してくれる……!

 

 

 げ、ヤルキモノだ……。

 

━━━━

 

 ヤルキモノは、レンの手持ちの中で、原点にして頂点(ローブシン)とキノガッサを除けば、比較的まともなきあいパンチを撃つポケモンである。

 

 まず、拳で撃つ。色物が多いレンのポケモンのきあいパンチの中では最も基本に忠実である。

 

 次に、撃つ前に溜める。これもまた、きあいパンチの基本に忠実と言える。普段の戦闘時に気を張っていない、というわけではない。

 ひとえに基本に忠実に、ヤルキモノの真摯な姿勢がそうさせていた。ナマケロの頃、トレーナーであるレンに教えられた基本を忠実に守り続けているのだ。

 

 

 とは言え、あくまで基本は基本、自分にあった形にならさなければそれ以上はない。

 

 ヤルキモノという種族は、やる気に満ち溢れている。それは内臓一つとってもそうであり、特に心臓は他のポケモンとは一線を画する早さで拍動している。

 それはどういうことか。

 ヤルキモノという種族は、とかくじっとしていられないのだ。

 

 そんな中できあいパンチのために溜める、ということが如何に難しいことか。

 

 ヤルキモノの努力が伺える。とは言え、このヤルキモノが溜める、と言ってもほんの数秒。それ以上は意思に関わらず体が動いてしまう。

 基本に忠実なきあいパンチは、溜めに大きく左右される。ほんの数秒の溜めでは威力は出ない。

 

 故にヤルキモノは数で補った。片方で殴る間にもう片方で溜める。それを繰り返すのだ。動きながら溜める、という無理難題。しかし、動くことが当たり前のヤルキモノにとってはそう難しいことではなかった。

 

 

 そして今、ヤルキモノは窮地に立たされている。

 相対するケッキングに、きあいパンチが決まらないのだ。怠け、一つ技を出せばしばらく休んでからしか技を出せない、というデメリットとなる特性を持つケッキング。

 技を決めることなど容易い。初めはヤルキモノもそう思っていた。

 

 しかし、いなされるのだ。それこそ片手間に。かわすでもなく、いなす、反らす。それを怠けながらでもできる程にケッキングは経験豊富であり、ヤルキモノの攻撃はそれが簡単に出来てしまうほど真っ直ぐであった。

 

 挙げ句、カウンターである。痛い、あまりにも手痛い反撃だった。

 

 此方の攻撃は決まらず、相手の攻撃は刺さる。これを窮地と呼ばずしてなんと呼ぼう。

 

 体の奥底から沸き上がる感覚を押さえつけながら、ヤルキモノはケッキングに立ち向かっていた。

 

━━━━━

 

 ヤルキモノが出てきた時にはキツいかもって思ったけど、ケッキングは案外余裕そうだ。

 

 そうでなくちゃね! さすがパパ。

 

 ……でもあのヤルキモノ、いつもと様子が違うような。

 何だろう? 何か、我慢してる?

 

「ヤルキモノ」

 

 うわ、始まった。

 

「パパ! 攻撃、攻撃!」

 

「ハルカ、少し静かにしていなさい」

 

 パパ!?

 

「お前、進化を我慢してるな?」

 

 あ、ヤルキモノがビクッてした。図星ってことかな? 成る程、進化を我慢してるんだ。

 

 ……何で?

 

「大方、わかってるんだろう?」

 

 何を?

 

「進化したら、今までのようなきあいパンチは使えなくなるってことが」

 

 はあ、そうですか。それがなんなのかな?

 ヤルキモノのきあいパンチ……やたら連打することを除けば比較的まともなきあいパンチだった。

 それが使えなくなる……? そっか! 進化したらますます常識から逸脱しちゃうから! だからヤルキモノは進化したくないのね!

 

「お前が努力の末に今のきあいパンチにたどり着いたのは知ってる。ずっと見てきたからな。愛着もあるんだろう……まあ、気持ちはわかるさ」

 

 うんうん、だったら進化しろなんて言わないよね?

 

「でも、それだけじゃないだろ」

 

 ヤルキモノがまたビクッとした。……レン君はエスパーか何かなの?

 

「お前は、ケッキングになることで、連続できあいパンチを撃てなくなることを恐れている。そうだろ?」

 

 またまたヤルキモノがビクッとした。

 

「ふざけるな!」

 

 ……怒ってるね。

 

「お前は目の前のケッキングを見てわからないのか? ケッキングってのは、動けないんじゃない。必要以上に動かないだけだ。何故頻繁に動かないと思う? 一回動けば十分だからだ!」

 

 今日の演説はちょっと長めだなー。

 

「自分の技に愛着を持つのは良い。だが、変わることを恐れるな! お前の進化はお前の努力の結果だ! それがお前を裏切る筈無いだろ! お前のきあいパンチは連続で撃てなくなるんじゃない! 何回も撃つ必要がなくなるんだ!!」

 

 そーなのかー。

 

「……パパー?」

 

「今良いところだから、な?」

 

 ワーオ。

 

「お前は強くなれるんだ。恐れるな。逃げるな。……俺に、お前の最高のきあいパンチを見せてくれ」

 

 ヤルキモノは……頷いた。

 体が光に包まれ、より大きく、力強い姿に変わっていく。光が晴れるとそこには新たなケッキングの姿が。

 えーっと、おめでとう、かな?

 

「パパ」

 

「カウンターの用意をしておくんだ」

 

「さあ、ケッキング……きあいパンチ!!」

 

 

 ……あれ? 拳が光ってない。溜まってないんじゃないの? ケッキングピクリともしないし。

 

 どうなってるの?

 

 そう思った次の瞬間、レン君の方のケッキングが拳を突き出した。え……離れてるよ?

 

 と思ったら、パパのケッキングが崩れ落ちた。

 

 ……は?

 

━━━━━

 

 進化を受け入れ、拳を振るう。

 今までとは違う肉体。今までとは違う感覚。

 

 

 体が軽い。もう、何も怖くない。

 

 

 そして、その拳は、問答無用で勝利をもぎ取る。

 

 この日ケッキングは、原点にして頂点(ローブシン)真理の一撃(きあいパンチ)、その境地へと、至った。

 




読んで頂きありがとうございました。
まだランキングに残ってましたね。ご覧頂いている皆さんいつもありがとうございます。あまり期待しないでね。

次回予告
辛くも勝利を掴んだレン。喜びもつかの間、レンのポケモン達に衝撃が走る。
一方、力を求めるハルカに悪魔の囁きが……!(ヒント:きあいパンチ)
次回 お前だパンチ 第9話
【悲報】信じて送り出したヤルキモノ姉貴が変わり果てた姿で帰って来た件【クソデブゴリラ】

明日の自分に、きあいパンチ!


いい加減次回予告にも慣れてきた今、改めて思う。自分にきあいパンチって何なんだ……。例によって予告は信じちゃ駄目ですよ。
関係無いけど、フーディンの思考パート凄く好きです。

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