ベル君が女の子なのは間違っているだろうか   作:東雲シオン

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更新遅れてすいませんでした!ちゃんと書いたんですけど
上げる前に間違ってけしちゃて、また書こうにも下書きとかないし
テストも近いしでこんなになっちゃいました。
これからはなるべく早く更新していきます。


3話 真っ赤な白兎

ベルがロキの膝の上に座ったまま自分がどこで寝ればいいのか聞き

ロキが答えた瞬間ノックが聞こえ3人が入ってきた。

 

「「「え?」」」

 

「(やばいみられてもうた⁉あかんどうにかせなまた説教や⁉)」

 

ロキはそう思い、どうにかごまかそうと思ったが都合よく上手い言い訳など思いつくはずもなかった。

 

「(あかん終わった)」

 

そう思った瞬間聞こえてきたのは思いもよらないものだった。

 

「「「ズルい(ぞ)‼」」」

 

「へ?」

 

ロキは思いもよらぬ反応に思わず変な声を上げてしまった、因みにベルは今の状況を礼儀だと思ってる(ロキのついた嘘)がやはり恥ずかしかったようで、あまりの恥ずかしさに顔を真っ赤にして固まっていた。

 

「んんっそれで何故こうなっているのか説明してもらおうかロキ」

 

「そんなことより、リヴェリアもいまズr「言ってないぞ」uって否定はや⁉いやいやいや完全にゆっとったよな⁉」

 

「私は・何も・言っていない、いいな?ロキ」

 

「イ、イエッサー!」

 

リヴェリアがこんなに必死に否定するのには理由があった。

実はリヴェリアは可愛いものが大好きなのだ、大好きなのだが皆からはそんなものには興味ないと思われているため言うに言えずにいる。いつもは我慢しているのだが、今回は日頃我慢してるを抑えられず思わず言ってしまったのだ。

そういう理由もあってリヴェリアのいつも以上の剣幕にロキは頷くしかなかった。

 

「それで私たちは何で呼ばれたの?」

 

「はっせやったせやった、実はな今空き部屋がなくて用意するにもちょっと時間かかんねん、ほんでなベルたんの部屋ができるまでの間誰かのとこに泊まってもらおうと思ったんやけど、いきなり知らない団員とっていうのは嫌やろうし少しとはいえ話したことある3人の誰かの部屋に行ってもらおうっちゅーわけや」

 

「それはいいが肝心のベルはどこだ?」

 

「?ベルならそこにいるよ?」

 

「何?」

 

「ロキの膝の上にいる子がベルでしょ?」

 

「何⁉最初にあった時とあまりにも違うものだからわからなかったぞ」

 

「ホンマやで、最初はウチでも男やとおもっとったからな」

 

「まあそれはええわ、ホンで3人ともベルを泊めるのはOKってことでええんか?」

 

「ああ」

 

「うん!」

 

「はい」

 

「そかじゃあ誰の部屋に行くかはベルに決めてもらおか」

 

そういって皆がベルを見たがベルはいまだに固まっていた。

 

「おーいベル~起きて~!」

 

「はっ、あティオナさん、アイズさんにリヴェリアさんもどうしたんですか?」

 

「聞いてなかったんかいな、ベルたんの部屋ができるまでこの3人の誰かのところに泊まてもらうんやけどベルたんは誰の部屋がいい?」

 

「ベル私の部屋は広いぞ、それに私の部屋に来たらダンジョンのことも教えてやる」

 

「むぅ、ベル私の部屋に来たら戦い方教えてあげる」

 

「あー2人ともズルい!ベル!私の部屋に来たらお風呂で話してた本いっぱいあるよ!」

 

「え、えーと」

 

「「「ベルは誰がいいの(んだ)!」」」

 

「か、神様どうしましょう?」

 

ベルが3人の剣幕に若干おびえながらロキに助けを求めた

 

「少なくともベルタンの部屋用意するのに3日以上はかかるやろうし

このさい全員のとこ言ったらどうや?」

 

と珍しくまともな意見が出てきた。

 

「えと、皆さんそれでいいですか?」

 

ベルが恐る恐る聞くと3人は納得して大人しくなったのだが今度は

誰の部屋に一番に来るかでもめだした、そして結局ベルの意見もあり今日はティオナの部屋に行くことになるのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~ティオナの部屋~

 

「ベルはいってはいって!」

 

「お、お邪魔します」

 

ベルはロキの部屋での話が終わってから直ぐにティオナに連れてこられていた。

あの話の後少しアイズやリヴェリアと話そうとしたベルだったのだが、ベルが部屋に来ることになりテンションの上がったティオナによって2人に話しかける前に連れてこられたのである。

 

ベルとティオナは部屋について直ぐにお風呂で話したことやあまり聞けていなかったことなどを話していたが、突然ティオナが思い出したかのように質問してきた

 

「そういえばまだベルの歳とか聞いてなかったやベルって今何歳なの?」

 

「今14歳です」

 

「そうなんだ~私より2つ歳下だね!ねねベル試しに私の事お姉ちゃんって

呼んでくれない?」

 

「え、いいですけど何でですか?」

 

「ん~私姉はいるけど妹はいないんだよね~それにウチのファミリアに年下ってあんまりいないからそう呼ぶ人なんていないし、だから呼ばれてみたいんだ~」

 

「そうなんですか…わかりました!えっとティ…ティオナお姉ちゃん?///」

 

恥ずかしさから顔を赤くし首をコテンと曲げながらそういうベルの破壊力は抜群だった

 

「お、思った以上にいいねこれ!///(い、今のは可愛すぎるよベル////)」

 

「そんなによかったんですか?」

 

「うん!そうだ!これから私の事今みたいに呼んでよ!」

 

「え、それはちょっと…恥ずかしいので//」

 

「え~お願いベル!ダメ?」

 

「うっわかりました」

 

「やったありがとうベル!」

 

恥ずかしさからお姉ちゃん呼びを嫌がっていたベルだが押しに負けて了承してしまった

だがそれでティオナが笑顔になるならいいかと諦めるベルだった。

そのあとも色々話をしていた2人だったが流石に遅い時間になってきたので2人とも寝ることにした。

 

「そういえば僕ってどこで寝ればいいんですか?」

 

「ベッドだよ!」

 

「え、でもベッド1つしかないですよ?」

 

「うんだから一緒に寝よベル」

 

「ええ⁉でも僕が入ったら狭くなっちゃいますし悪いですよ!」

 

「大丈夫だよ!小さいベッドじゃないしもし落ちそうならくっつけばいいしね!」

 

「う、わかりました」

 

「んー」

 

「どうかしたんですか?」

 

「ねーベル~その敬語やめない?」

 

「え、でも流石にため口は」

 

「せっかく仲良くなれたんだし、お願いベル!」

 

「うぅが、頑張るます」

 

「あはは言い方変だよベル」

 

「いきなりは無理難しいんで…の‼///」

 

「急かしてるわけじゃないし徐々にでいいからね!」

 

「…うん」

 

「じゃあもう遅いし早く寝よ!」

 

そういわれたベルはティオナに押されてベッドに入った

ティオナに抱き着かれたまま

 

「ねえティオナお姉ちゃん?//」

 

「どしたのベル?」

 

「何で寝るのに僕に抱き着いてるのさ!//」

 

「えーだってベル柔らかいし、同じもの使ったはずなのにいい匂いするんだもん」

 

「理由になってないよ⁉//」

 

「赤くなっちゃって可愛いな~ベルは」

 

「からかわないでよ!///」

 

「ごめんねベル、本当は私いつもは抱き枕使ってるんだでもそれ使ったら流石に狭いしでも何かに抱き着かないと寝れないんだ私。」

 

ティオナはまたからかうつもりで言った嘘だったのだが、純真なベルはロキの時みたいに簡単に信じてしまうんだった。

 

「そ、そうとは知らずに怒っちゃってごめんなさい。」(´・ω・)

 

「(え今の信じちゃうの⁉)う、ううん気にしないで大丈夫だよ!」

 

「えと…あんまり強くしないでね?//」

 

そういい今度は若干困ったような顔+上目ずかい首でをコテンとして来るベルに

ティオナは内心発狂していた。

 

「う、うん///」

 

「じゃあお休みなさい//」

 

「うんお休み///」

 

この後ベルは恥ずかしさで眠れず翌日寝不足になる

そして起きたティオナは目の前にある胸に嫉妬するのであった。

 

 

 

つづくよ




どうしてもシュンとしてるところとかを顔文字使わずに表現できないです…
なるべく気お付けるけどこれからもちょくちょく入っちゃうと思います。

コメントは全部読ませて頂いてます!可能な限り返信もしていくので
コメントいただけると嬉しいです‼

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