FE覚醒~誓いの剣と精霊の弓~   作:言語嫌い

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第二十一話 間章 束の間の平穏~絶望の鼓動~

「聖王様の処刑は明後日、ペレジア王城で行われるとのことです。ギャンレル自身が報せを出したもので、間違いありません」

 

密偵からそう報告を受けたバジーリオ様は密偵を下がらせると、僕らの方に向き直った。ここは、ペレジアの王都のすぐそばに建てた拠点であり、二、三日前からここでエメリナ様救出のタイミングを見計らっている。そして、先ほどついにエメリナ様の処刑の日程が僕らに伝わった。

 

「いよいよ、か。今のところはお前の考えた策の予定通りに進んでいるな」

「そうですね。ですが、これくらいはギャンレルも承知の上で行動しているでしょう。何より、僕たちはギャンレルの立てた策に乗っている状況なんですから。むしろ、ここからどれだけ、ギャンレルを出し抜けるかが、カギとなってきます」

 

そう僕が答えると、フラヴィア様は僕のその後ろ向きな返事を良く思わなかったらしく、思い切り背中をたたいてきた。

 

「胸を張りな。あんたの策に全員乗ったんだ」

「……っ! は、はい。そうですね…………」

 

フラヴィア様、気合を入れてくれるのはとてもうれしいのですが、もう少し威力というものに気を使ってもらえないでしょうか……ほら、ルフレやクロムどころか、バジーリオ様まで引いてる。まあ、言ったところで無駄だろうけど。

 

「フラヴィア様の言う通りだ。胸を張れビャクヤ。それに、きっと大丈夫だ。必ず成功する。いや、成功させて見せるさ。姉さんを救出し、みんなで笑って帰るぞ」

 

「……ああ、そうだね。必ず成功させよう」

 

僕は表面上そう取り繕って、クロムやみんなに答えた。けれど、それでも、この胸の内にあるもやもやは消えなかった。何か、何かを忘れている。本来なら関係ない、どころか考慮する必要のないことだけれど、今は考えなければならない、何か大事なことを……

 

 

僕はその何かに気付かないまま、その日を迎えることとなった。そして、その何かこそが、この作戦の成否を変える可能性のある最重要なものだったと気付いたのは全てが終わった時だった……

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――

 

 

 

 

 

場所は移り、ここはペレジアの王城の玉座の間。今そこにはペレジア王の姿はなく、不機嫌を隠そうともしない女性の姿があった。彼女は報告に入ってきた兵士を一瞥すると、報告を促した。そして、その報告はここ数日の間に聞き飽きたものであり、女性を満足させる答えではなかった。

 

「それで、まだフェリア王たちの足取りはつかめない、ということかしら?」

「はっ、それが、まったく。まるで煙のように消えてしまって……」

「うふふ、素敵な言い訳ね」

 

女性は素早くその兵士に近づくと、兵士の腰に刺さってる剣を引き抜き、彼の胴体に突き刺した。上官にいきなり殺されることになったその兵士は戸惑いの表情を隠せないまま、重力に従いその身を地に投げ出した。女性はそんな兵士を見下すように見つめたまま、ぼそりとつぶやいた。

 

「嫌いなのよねぇ、私。言い訳をする男って。役立たずの証明でしょう?」

 

手に持つ剣を適当にその兵士に突き立てると、女性は玉座の間を後にする。

 

「それにしても、こんな大切な時にギャンレル様はどこに行ったんでしょうねぇ? この報告を一番待ち望んでいるのは彼だと思うのだけれど……そういえば、あの怪しげな司祭も全く見えないわね。普段彼の傍にいるから、また彼に引っ付いて動いているのかしら。まあ、どうでもいいわね。どちらにしてもみんな殺すんだから」

 

女性は先ほど兵士を殺したことで少しは鬱憤も晴れたらしく、先ほどよりも軽い雰囲気で考え始める。しかし、その表情は先ほどのものよりも暗く、そして、醜くゆがんでいた。そのことに気付かない女性はそのまま、思いを口に出していく。

 

「ねえ、そうでしょう、ファウダー様……あなたを見殺しにしたあの屑どもはすべて私が殺すべきよね。ふふふ、待っていてくださいな。いま、あなたの墓前にあいつらの首を並べて差し上げます」

 

女性は気付かない――――否、気付けない。そして、気付けないままに、彼女は進んでいく。そして、壊れ続ける……

 

 

 

 

 

そして、件のギャンレルは自室にて一人、壁に飾られている古びた杖を優しくなでていた。彼が口を開こうとしたその時、部屋の空間がわずかに歪み、その時に発生する特有の不愉快な音を聞いた。

 

「こんなところまで何の用だぁ?」

「ふ~ん。相変わらず君は機嫌が悪いね、ギャンレル。今、全ては君の思い通りに動いているというのに、何が不満なんだい?」

 

ギャンレルは杖に添えていた手を離すと、突如現れたその者と対峙する。その表情は決して味方に、それも、部屋に入ることを許している者に向けるものではなかった。彼は腰の剣を軽く左手で撫でながら、用件を早く切り出すように促す。ギャンレルにお前をいつでも殺せるという意思表示を示された相手はというと、相変わらず冷たいねぇ、君は――と前置きを置くと今回の要件を話し始めた。

 

「まあ、多少予定は狂っているけど、特に問題のないものばかりだよ。そして、あの軍師がいかな策を用いようとも、エメリナは死ぬ。定めれれた運命のとおりにね。ああ、それと、まだ、イーリスの奴らは見つかってないらしいよ」

「へ、そうかよ。だが、そいつらはどうでもいいだろう。あいつらはどうせ明日俺たちの前に姿を現さざるを得ない。それくらいはてめえもわかっているだろうが。だから、さっさと本来の要件を話しな」

 

そう言うとギャンレルは軽く剣に魔力を流し、相手の前に雷を発生させる。しかし、その雷はその者に触れる前に、黒い魔力の放出によってかき消された。

 

「危ないじゃないか。前にも言ったけど僕は本調子じゃないんだから、そういうことはやめてもらえないかい? 僕が死んでしまうよ」

「…………」

「はー、冗談が通じないね。まあ、ちょうどタイミング的にもいいから本来の要件を言おうか。インバースのことなんだけどね。彼女がどうやら――――」

 

その時、ギャンレルの後方で魔力の高まりが感じられた。彼はそれに気付くと急いで身をひるがえし、その射線上から離れる。その時に壁に駆けられていた杖を取り外すのは忘れていなかった。

 

「僕らを殺そうとしているみたいだよ?」

「〈ギガファイアー〉!!」

 

ギャンレルが先ほどまでいた壁を溶かし、魔法により生み出された炎が彼の立っていた位置を貫き、目の前の相手に当たる。しかし、その炎もまた黒い魔力の放出に食われて消滅した。そして、壁を壊した張本人は炎によって空いた穴から悠々と室内に入り、ギャンレルの姿を見つけると恭しく頭を下げてきた。

 

「これは、これは、ギャンレル様。玉座ではなくこのようなところにおられるとは、王の執務をほったらかして何をされているのでしょうか」

「てめえには関係ねえだろう? それより、何の用だ? 俺の部屋の壁を壊してまで侵入してきたんだ、それなりの用事があったんだろう? まあ、どんな用事があったとしてもお前の運命は決まっているがな」

「ギャンレル。先ほど僕が言った通りのことをしに来たんだよ、彼女は。だから、君のするべきことくらいはわかっているよね?」

「…………」

 

「ふふふ、どうやら、準備はいいみたいですね。それでは、死んでください。ファウダー様を見殺しにした罪をその死をもって償ってもらいますよ!」

 

入ってきた女性――インバースは手に持つ魔導書に魔力を通し再び炎を顕現させ、ギャンレルたちへと放ってくる、がそれらはまるで意味をなさなかった。

 

「な!? どういう事、なんであなたたちにはこの炎がきかないの!?」

「…………」

「く、くらいなさい! 〈ギガファイアー〉!!」

 

ギャンレルはその問いに答えない。目の前にいる小柄な協力者の後ろで彼はゆっくりとそのいびつな形をした魔法剣を抜き放つ。そして、再び放たれた炎はやはり、彼の前にいる人物の出す黒い魔力の放出によってかき消されていく。ギャンレルは炎が完全に消える直前に駆け出し、インバースに接近する。

 

「くっ……ここで――――」

「くたばりな。使えねえ奴に用はねえ」

 

ギャンレルの剣の間合いまで接近を許してしまった彼女に勝ち目はもはやなく、彼の剣による一撃を受けて息絶えた。

 

「ふん、やはり――――」

「仲間は信用できない、かな?」

「てめえは黙っていろ。それより、そろそろ、始めるぞ」

「そうだね。先に行くといいよ。僕はこれの処分をしてから追いかけるから」

 

ギャンレルはまたいつかのように適当に会話を切り上げるとそのものを置いて部屋から立ち去る。残されたそのものは倒れ伏したインバースに手をかざすと、その体を自らの黒い魔力で包んでいく。

 

「あなたの力はもらいますよ。そう、すべてね。私が――――として力を取り戻すための糧となってもらいますよ」

 

今までとはまるで違う口調でささやいたその者は、インバースという存在を自らの魔力へと変換し完全に取り込んだ。

 

「さて、僕も彼の後を追いかけようか」

 

その者が去った後、その場にインバースがいたという痕跡は何も残っていなかった。

 

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 

 

――――そう、運命は変わらないんだよ。なにも、――を知るものは君だけじゃないからね

 

 

 

「――――っ!!」

「わ!? きゅ、急にどうしたの、ルフレさん? もしかして変な夢でも見てたの?」

 

私が目を覚ますとリズさんの横顔が目の前にあった。どうやら、仮眠をとっていた私とビャクヤさんを起こしに来たみたい。リズさんは私と目が合うとビャクヤさんに近づけていた顔を急いで離し、少し慌てて私と向き合う。……どうかしたのかな?

 

「夢? どうしてリズさんはそう思ったの?」

「え、だって、二人とも、少し苦しそうな顔してたし、ルフレさん途中からビャクヤさんを抱く腕の力が少し強くなってたよ? だから、いやな夢でも見ていたのかなぁと思って」

 

そうリズさんに指摘されて、私は今の自分の状況を確認しはじめる。……確かに、いつもよりビャクヤさんが近い気がする。無意識のうちに力が強くなって距離が縮まったのはリズさんの言う通りね。

 

私は少し体を起こしビャクヤさんの顔をのぞきこんでみたけど、そこもリズさんの指摘通り少し苦しそうな顔をしたビャクヤさんがいた――――私の腕に込める力が強くなったせいじゃないと信じたい。

 

「そう……それで、リズはさんはどうしてここに?」

「フレデリクがそろそろ出発の時間だから起こしてきてくれって言われて。それで、起こしに来たんだよ」

 

なるほど、起こしに来たけどなかなか起きなかったから困っていたのかな。なら急いでビャクヤさんも起こして行かないといけないね。でも――――少しだけ……

 

「そう。リズさん、先に行っていてもらえませんか。私はビャクヤさんを起こしてからいきますので」

「え……、う、うん。わかったよ! 先に行っているから早く来てね。私他の人のところにも行ってくるから!」

「ええ。よろしくお願いします、リズさん」

 

私はそう言ってリズさんが出ていくのを見送った後、再び布団にもぐると今度はビャクヤさんの背中ではなく前の方に入り、彼を抱き占める。先ほど見た何か、嫌なものが消えてくれるように願いながら。

 

「……何か、嫌な夢を見た気がします。とても、とても嫌な夢を……ビャクヤさん。これは私のわがままです。ほんの少しの間だけ、こうさせてください。少しの間だけ」

 

そうつぶやきながら私は彼を抱く力を少し強めながら、彼の胸に顔を当てて目を閉じる。すると、ビャクヤさんが少し身じろぎをするとともに私の体に手をまわしてくる。少し驚いたけど、先ほどよりも心地よい温もりが感じられたのでそのまま私は彼に体を預けた。

 

「ん……」

 

その声と共に彼は薄く目を開ける。どうやらまだ完全に意識が覚醒してないみたい。私は薄く目を開けた彼に声をかける。

 

「起きられましたか? 先ほどリズさんがそろそろ出発だから、早く支度をしてくださいって言いに来られましたよ?」

「うん。そうか、ありがとう、ルフレ? …………っ!!」

「どうかしましたか?」

 

ビャクヤさんは急に驚いた表情をされると、体を起こしベッドから立ち上がる。その際私が手を離さなかったので、私はビャクヤさんのおなかのあたりに顔を押し付ける形となった。

 

「ル、ルフレ! なんでまた僕にくっついて寝てるの!? 前にやめてっていったよね!」

「言われましたけど、結局ビャクヤさんが折れて、寝てもいいことになりませんでしたか?」

「う……でも、確か後ろからにしてって言ったはず!」

「さあ、どうでしょうか」

 

ビャクヤさんは私がこうやってくっついて寝ると、起きた時に必ずこうやって慌てはじめる。なんでかはまだわからないけど、それでも、ビャクヤさんとともに居られる時間が増えるので、ついつい私はこうしている。

 

 

「なかなか来ないからおかしいと思って見に来てみれば……何をやっているんだ、お前たちは」

 

後ろからチャキ、という音共にクロム様の低い声が聞こえてきた。私たちは互いに目を合わせると、急いで身支度をすませて、入り口付近にいるクロム様を押しのけて外に出る。

 

外ではすでに撤収の準備が始まっており、どうやら遅れているのはここだけのようだった。

 

「急ぎましょうか、ビャクヤさん」

「そうだね、ルフレ。僕はバジーリオ様と今後のことについて話しておくから、君はクロムと昨日話し合ったことについて詰めといてくれるかな」

「わかりました。クロムさんは私がここで押さえておきますよ」

 

私がビャクヤさんの言わんとしていることの意図を指摘すると、彼は苦笑してお願いするよと残し、急いでバジーリオ様を探しに出かけた。

 

「ルフレ……すこし、いや、だいぶ話さないといけないことがある。俺からではなく、主にスミアやマリアベルからなんだが……いいな」

「え、ええ。わかりました。その、今からですか?」

 

クロム様は疲れたような表情のまま、首を前後に動かし私の言葉を肯定した。そして、私が次の言葉を紡ぐ前に、後ろから腕をつかまれて引っ張られた。誰だろう、そう思って振り返るとそこにはマリアベルさんとスミアさんの姿があり、ふたりとも何か言いたそうに口をひくひくさせていた。

 

「え~と、二人ともどうかしたんですか?」

「スミアさん。行きましょう」

「ええ、さすがに、ルフレさんは無防備すぎます。これではビャクヤさんも大変です。というより、ビャクヤさんもよく耐えていますよね?」

「ええ、そこは私もそう思いますわ。ルフレさんのような女の子に抱きつかれてよく耐えていると思います。ですが、それとこれとは話が別ですわ。時間はありませんが、一応決行は明日です。それまでにしっかりと教育をして差し上げます」

 

何やら、いきこんでいる二人の姿に少しひきながら私は返す。

 

「ええと、お手柔らかにお願いします」

 

 

 

そしてこの日、私は何でビャクヤさんがあんな風に慌てていたのかを知ったとともに、自分がいかに危険な行動をしていたのか、自分の行動がどれだけ恥ずかしいことかを知った。だから、さすがに今日も彼と同じ布団で寝るということはしたくはなかったけど、今日も夜更かしをされては困るので、今日までは一緒に寝ようということで自分の中で妥協した。けれど、あまり良くないと知っても、また彼と一緒に寝たい……そう思うのは何でなのかな?

 

その疑問だけは結局わかりそうにはなかった。

 

そして、最後の夜を過ごした私たちは、翌日、エメリナ様を助けるためにペレジアの王城へと自警団の皆と、フラヴィア様たちと共にペレジアの国民に混じって侵入した。

 

 

全ては、ビャクヤさんの予定通りに進む――――はずだった。

 

 

 

 

 

 

 

バジーリオ様のもとへ戻ってきた密偵の報告を聞いた後、明日の作戦について最後の確認を皆で行った。そして、みんなが解散した後、僕は一人この天幕に残り作戦の内容に目を通す。どこかに抜けはないか、間違いはないかを念入りに確かめていった。けれど、特にそれらしいものはなく、敵の策に踊らされている状況を考えると、今の時点では最良の一手であると思う。

 

「ビャクヤ? まだ起きていたのか?」

「……クロムか。ごめん、少し気になることがあってね。見直していたんだけど、気のせいだったみたいだ」

 

それを聞いたクロムは相変わらずだなという風に苦笑すると、明日のためにも早く寝てくれと言い残し、自らの天幕へと戻っていった。僕は広げていた書類をすべて片付け、自らに割り当てられた天幕へと向かった。

 

「これで、エメリナ様が死んでしまうという未来が変わる……そのはずなんだよね、マルス」

 

胸に一抹の不安を抱きながら、僕は空に浮かぶ月を眺めながらそうつぶやいた。そんな僕に夜だというのに昼間のようテンションでリズが声をかけてきた。

 

「あー! ビャクヤさん、まだ起きてる!! ルフレさんがいないからって遅くまで起きていちゃいけないよ!」

「……もう寝るよ。だから、リズも早く寝ようね」

「本当~? 嘘だったらいけないから私が天幕まで送ってあげる!! ルフレさんも待ってるし、早く行こう!」

「え……ルフレが待ってる?」

 

リズは僕の疑問にえへへ~と笑って答えずに腕をとると、天幕までの真っ暗な道を駆けだした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――そう、何も、何も変わりはしないさ……すべては、運命。たとえ、君というイレギュラーを含んだとしても、この運命に抗うことなどできはしないのだから。それくらいもうわかってるはずだよね、――――さん

 

 

 

動き始めた時は止まることを知らず、ただ、ただ、定められた道筋をたどるのみ……

 

その道筋を決めるのは、世界を創りし神か、それとも破滅を呼びし邪神か、はたまた時空の旅人たち(イレギュラー)か……

 

闇の中、彼はその様子を楽しそうに眺める。誰にも悟られることなく、誰にも気づかれることなく、彼は待ち続ける。今度こそ、その望みをかなえるために――――

 

 

 




前回、おそらく本編をあげると言っておきながら間章を投稿した言語嫌いです。そして、今回でもまた、原作が少し壊れていきました。主に敵陣営で、ですが。

そして、この物語も二十一話ともうすぐ折り返しの地点まで来てしまいました。どうしよう、このルートは50話くらいって思って書いているのに普通にオーバーしそう……。

悩んでも仕方ないですね。それでは次の投稿でまた会いましょう。

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