やはり材木座が書くラノベは間違っている   作:ターナ

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今やってるアニメのゆるキャンを見て書いてみました。このラノベは4月頃ですが、その辺はツッコまないでください。



「姫菜のキャンプ」

「ヒキタニ君、放課後話できないか」

「..ああ、分かった」

 

俺がトイレに行った時、葉山に声を掛けられていた。葉山はグループ解散後、二日ほど休んでいたが今では普通に登校してきている。葉山は大和と大岡で過ごしており、元グループの戸部や優美子たちとは話すことはなかった。俺の席では周りに優美子たちが居るから声を掛けずらかったのだろう。俺が席を立った時、後ろを付いて来ていたから。

ただ俺の方を睨んでいることがある。アイツの中では俺がグループを壊した張本人なんだろう。

 

放課後、葉山と目が合うと教室を出て行ったので、結衣にトイレに行って部室に向かうと言い俺が付いて行くと、屋上に向かって歩いて行った。

 

「葉山、話ってなんだ」

「...返してくれないか」

「何を返せっていうんだよ、俺は何も取ってないだろ」

「雪乃ちゃんを...優美子を..結衣を..姫菜を..俺のグループを」

「..彼女達はお前のものではないだろ、もちろん俺の物でもない。自分自身のものだろ...お前何か勘違いしていないか」

「じゃあ、なんで彼女達はお前の周りにいるんだ」

「それこそ皆が自分自身で決めたことだろ、雪乃はお前から元々距離を取っていた。詳しくは聞いてないが、小学校の時いざこざがあったんだろ」

「だ、だが高校を卒業すれば婚約するはずなんだ」

「それも雪乃に聞いたが話し合いをするだけだろ」

「..雪乃ちゃんは俺を好きなはずなんだ。彼女が俺に素っ気なくするのは照れ隠しなんだよ」

 

こいつおかしくないか、雪乃のことを何も考えていない。自分の理想を言っているだけじゃないか。

 

「お前、じゃあ優美子達はどうなるんだよ」

「..俺はグループでいるのが楽しかった。それをお前が奪ったんだ」

「優美子の気持ちを考えていないじゃないか。戸部や姫菜のことも自分で解決せずにか」

「俺には出来ないから、ヒキタニ君にお願いしただけじゃないか。グループを壊してほしいなんてお願いしていない」

「グループを壊したのは俺じゃない。優美子、結衣、姫菜が自分達で考えた結果だ」

「今ではお前の周りに皆いるじゃないか!!」

「それも彼女達が考えた結果だろ」

「俺はヒキタニ、お前を許せない。俺から全てを奪っていくお前が許さない...」

「葉山..言いたいことはそれだけか、じゃあな」

「...」

 

葉山はおかしくなっている。俺に憎悪が向くのであればいいが、もし彼女達に向かうようであれば俺は絶対に許さない。

俺は念のため、葉山の動向に気を付けるよう陽乃にメールを送っておいた。

 

俺が部室に入ると既に材木座が来ており、雪乃がラノベを確認し終わったようだった。俺は雪乃と結衣の間に座ると、二人は椅子を移動させて俺にくっ付いてきた。それを優美子と姫菜が睨んでみている。

 

「な、なあ雪乃。席を元に戻さないか」

「嫌よ、今は部活なのだからこの席で良いでしょ。では皆でラノベを読みましょうか」

 

雪乃がそう言って、皆でラノベを読みだした。

 

**************************

 

(ここから材木座の小説)

 

私は「ゆるキャン」って言うアニメを見てどうしてもキャンプがしたくなった。女の子が冬にソロキャンプしたり皆で楽しくキャンプしたりするアニメ。私もしたくてグループの女子を誘ったけど、皆に冬のキャンプって寒いから嫌だって断られていた。

でも一人でもやって見たくて、私は朝早くから電車とバスを乗り継ぎ、色々見て回って食べ歩きながらキャンプ場に来ていた。

 

私が選んだキャンプ場は色々貸してくれるので準備が簡単だった。今回の為にネットで買った寝袋、着替えや食料だけ持って私はキャンプ場を訪れていた。

 

「寒くなってから火を起こすのも大変だよね」

 

私は火を起こす為、テントを張る前に薪を貰ってきて新聞紙を丸めて入れていた。ライターで新聞紙に火を付けて放っておけばいいんだね。

 

「着かないな。...着火剤忘れちゃったからな。細い薪なら着くと思うけど」

 

私は火を着けようと細い薪を用意して悪戦苦闘したけど、中々火は着かなかった。

 

「不味いよ、新聞紙無くなっちゃった」

 

どうしよう、ちょっと離れたところにバイクで来ている男性がテントを張っているのは知っていたけど、知らない人だしな。でも火種ぐらいなら分けてくれるよね。

今は姿が見えないけど、焚火はしているから中に居るのかな。私はテントに近寄っていくと、テントの中から物音が聞こえてきたので中にはいるようだね。

 

「すみませーん。いらっしゃいますか」

「...は、はい」

 

そう言って、男性はテントから出て来てくれた。でもテントから顔を出してくれたのは私の大好きな人だった。

 

「ハチ!?」

「姫菜!?..何してんだよ、こんなところで」

「キャンプに来たんだけど、火が起こせなくてさ。火種貰えないかなって思って」

「ああ、良いぞ。..あそこに荷物置いていたの姫菜だったんだな。って、まだテントも張ってないのかよ。すぐに暗くなるから準備した方が良いぞ」

 

ハチがこんなところでキャンプしてるなんて思わなかった。でもハチはソロキャン似合うな、バイクにも乗ってるんだ。..ここにテント張らしてもらお。一緒に居たいしハチが近くなら怖くないし、色々教えて貰えるかも。

 

「ハチ、こっちに移動してテント張っていい?」

「えぇ、俺は一人が良いんだけど」

「どうしよう。私、熊が出て来て食べられるかもしれない...」

「居ねえよ、千葉に熊なんて」

「...野犬に襲われて狂犬病移されて死んじゃうんだね」

「日本に狂犬病はないよ。...無いよね」

「病院たらい回しにされて身体中、知らない男に調べられて死んでいくんだ」

「わ、分かったよ。...はぁ、じゃあ荷物こっちに移動しようか」

「ありがとう!!ハチ」

 

私達は荷物をハチのテント近くに移動してテントを張った。ハチが手伝ってくれたおかげで暗くなる前に用意できたので、今は二人で火を囲んでいた。

 

「ハチってキャンプ好きなの」

「ああ、バイクで一人、色々行ってるな」

「そうなんだ、ハチって変なところで行動力あるよね」

「なんだよ、変なところって。でもよく一人で来たな..姫菜のことだから、ゆるキャンでも見て来たんだろ」

「そうだよ、なでしこちゃん可愛いじゃん」

 

私達は焚火を見つめながら雑談をしていた。いいな、この時間。のんびり時間が過ぎているようで、好きな男性が私のことを見てくれている。今日キャンプに来て本当に良かった、ハチと出会えて。

いつの間にか辺りは真っ暗になっていて、前に広がっている池の対岸にはお店の明かりが見えるけど、焚火の炎だけが私とハチを照らしていた。良い雰囲気だな、私はハチと二人っきりで焚火を囲んでいるだけで、顔が赤くなっているのが分かる。焚火の炎で分かりにくいだろうけど。

 

「そろそろ、食事の用意しようか」

「うん、私鍋の用意してるんだ」

「それもゆるキャン見てか」

 

私は自分の鞄から土鍋、家で切ってきた具材、うどん麺を取り出していた。

 

「そんな鍋持ってきてたのかよ」

「うん、ハチはご飯どうするつもりだったの」

「俺はこれだよ」

 

そう言って、ハチは鞄の中からステーキ肉と飯盒を出してきた。

 

「えぇ!?凄い大きいお肉!!」

「ああ、これに噛り付くのが好きでな。ワイルドだろ~」ニヤッ

「...じゃあ準備しようか」

「あ、ああ」

 

寒い...ハチのネタで寒すぎる...私はなにもツッコむことが出来ず、ハチは恥ずかしさで悶えていた。

ハチは時間がかかるから飯盒でご飯を炊きだした。家で用意してきてたみたいで、お米も研いであるしお水だけ入れて、火にかけていた。

 

「しまったな、私も飯盒御飯食べたくなってきた」

 

飯盒の蓋から出てくる泡を見ているだけでおいしそうで、唾液が溢れてくる。匂いも私の食欲をそそってくる。

 

「姫菜の分もあるから」

「え!?」

「何時も多めに持ってくるんだよ、残ったのはおにぎりとかにして翌日食べてるんだ」

「..でも、私が食べたら明日食べるもの無くなるよ」

「他にも保存できるもの持ってきてるんだよ。..例えばパスタの麺とかな」

 

そう言ってハチは私に色々見せてくれた。そこにはパスタの乾麺やレトルトのソース、無洗米なんかが入っていた。

 

「いつもなら米は家で研いで持ってくるんだが、これは非常用だな」

「凄いね、準備万端だ」

「バイクだからな、少しぐらい荷物が増えても何とかなる」

「いいなバイク。今度乗せてよ」

「機会があればな」

 

飯盒で御飯が炊き上がったようなので、ハチはご飯を蒸らすために飯盒を反対にしていた。すっかり忘れてたけど小学校のキャンプの時、こうやってたな。

私は鍋を用意しだすと、ハチはお肉を準備しだした。なんだか夫婦で一緒に料理してるみたい。でも野菜とか切ってきてたんで、私はほとんどすることないんだけどな。

ハチはお肉を焼きあげて、食事の用意が終わったので、私はハチと肩が並ぶように並んで食事をしだした。

 

「「頂きます」」

「ん..お、おいしいこの御飯!!」

「上出来だな、この肉も食べていいぞ」

 

ハチは焚火から炭をいくつか取り出し、その上に私の鍋とフライパンを置いていた。こうすれば弱火で保温したまま食べれるって教えてくれた。

 

「このお肉、おいしい!!」

「塩コショウしてるだけだぞ」

「うん、でもすごくおいしいよ..私の鍋も食べてみて」

「貰ってもいいのか....美味しい。温まるな」

「冬キャンプには鍋が良いと思ってね」

「今度やってみようかな、野菜とか用意するの面倒だったんで今までやらなかったんだ」

「わ、私が用意してあげるよ、今度は一緒にキャンプに行こうよ//」

「良いのか//」

「うん!!」

 

二人とも顔は真っ赤になってるんだろう。でも焚火の炎のおかげでお互い気にせず、食事を続けることが出来た。

 

私達は食事を終え後片付けをした後、ハチが連れて行きたいところがあるって言って、私の手を引いて山の方に歩いて行った。

 

「ね、ねえ、どこに行くの」

「もうちょっとだから」

「う、うん」

 

周りに光がなく、ハチの持っているライトが照らすところしか見えない。凄く怖かったけどハチが手を握ってくれるだけで安心できた。暫く歩くとハチは立ち止まって話しかけてきた。

 

「ここだ。ちょっと目を瞑って貰えないか」

「うん」

 

ハチはそう言って、私の手を引いて移動していく。

 

「もういいぞ」

 

私が目を開けると暗闇の中、遠くの町の色とりどりな明かりが輝いていた。

 

「..綺麗//」

「姫菜、上を見上げてみろ」

 

そこには千葉市では見ることが出来ないほどの星々が輝いていた。...綺麗。私は感動して何時までもハチの手を握りしめて二人で夜空を見上げていた。

 

私達はいつの間にか手を恋人繋ぎしていて、どちらからともなく歩き出してテントに帰ってきていた。その間、言葉を交わすことはなかったけど、周りには誰も居ない二人だけの世界で私の心は満たされていた。

 

テントに帰ってきた後、すこし雑談をしてそろそろ寝ようかってなったので私達は寝る準備をして、それぞれのテントに入っていった。

 

私は寝袋に入ったんだけど、凄く寒い。なんで?私はライトを付けて寝袋の説明書を見てみた。

 

「えぇ!?これって夏用!?」

 

私はネットで知識のないまま寝袋を選んでいた。でもまさか夏用を買ってしまうなんて。どうしよう、服を着こめば大丈夫かな。でも足が冷えるよね。

私が色々考えていると、テントの外からハチが声を掛けてきた。

 

「姫菜、どうした?」

 

私がテントから出て寝袋を見せると、ハチは驚いていた。

 

「家で出さなかったのか」

「うん、寝袋に夏用とかあると思わなくて」

「そうか、朝はかなり冷えるぞ」

「う、うん。でもないからしょうがないよね」

「その..姫菜さえよければなんだが、...俺の寝袋で寝るか」

「それだとハチが風邪ひいちゃうよ」

「俺の寝袋、一人でゆっくり寝れるようサイズが大きいんだよ。..二人でも何とか..」

「..いいの?」

「姫菜が風邪ひくより良いだろ」

「う、うん」

 

私はハチのテントにお邪魔していった。ハチが寝袋に先に入ってくれて私に背中を向けてくれるように横になった。

 

「お、お邪魔します//」

「ど、どうじょ//」

 

私は眼鏡を外して入っていくと、ハチはファスナーを締めてくれたんだけど、寝袋は私達がピッタリくっ付いて入れる大きさしかなかった。私とハチは長袖シャツとスエットしか来ていなかったんで、私は胸をハチの背中に押し付けるようになっていた。

 

「な、なんだか恥ずかしいね」

「..ああ」

「ハチ、...凄く鼓動が早いよ」

「姫菜も一緒だろ」

「..ねえ、こっち向いて」

 

私がそういうと、ハチはこっちに身体を向けてくれた。私とハチの顔は滅茶苦茶近くて5㎝も離れてなくて、お互いの吐息が顔に掛かっている。身体も密着してしまい私達の足はお互いを絡めていた。

私達は見つめ合ってたけど、お互い何も言わず、顔を近づけて行って口づけを交わしていた。

 

「姫菜、綺麗だ。俺は眼鏡を外した姫菜を独占したい。好きなんだ、俺と付き合ってくれないか」

「八幡、私も好きだよ。私を彼女にしてください」

 

私達はまたお互い顔を近づけてキスをしていた。今度は何時までもお互いを貪るように口づけを交わしていた。

....

...

..

.

 

私が目を開けると、ハチの顔が眼前にあった。...そ、そうだった。昨日の夜、私達は付き合いだして、お互いチュッチュしまくって、いつの間にか寝ちゃったんだ//

昨日の夜から私達は付き合いだしたんだよね、何時の間にか私はハチに抱きついて寝ていたようだった。ハチも狭いので私を抱くように手を回して寝ている、なんだか恥ずかしいな。でも今は好きな時キスしたり抱きついたりしていいんだよね//

私は八幡の寝顔にキスしだした。暫くするとハチも起きて、お互い舌を絡めてキスしていた。

今、私は凄く幸せを感じてる。ハチが私にキスを求めてくれてる。私達は何時までも昨日感じた二人だけの世界に入り浸っていた。

 

「ねえ八幡。今度は私もバイクでキャンプに連れてって」

「ああ、今度からは一緒に行こう、寝袋も二人用買おうか//」

「うん、..エッチも出来るような大きいのね//」

「「....//」」

 

私達はこの日から一緒にキャンプに行くようになった。キャンプに行けない時は八幡の部屋で寝袋に入ってイチャイチャしていた。

寝袋に入ると八幡はすぐ股間のテントを張ってくるんだけど、その時は私が仕舞う当番になっていた//

 

(ここまで材木座の小説)

 

**************************

 

「ハチ、私の眼鏡を外した顔知ってるのハチだけだよ」

「姫菜殿、我も写真で見たのだが」

「..材木座君、記憶から抹消してね」ニコッ

「ひゃ、ひゃい」

 

八幡は隣で恥ずかしそうにしているわね。どうして股間のテントとか卑猥な表現を入れるのかしら。

 

「材木座君、今回のラノベはどうして猥談で締めくくっているのかしら。前回の川崎さんのもそうだったのだけれど」

「..本当ならもっと下ネタを入れたかったのですが、皆に読んでもらうのに悪いと思って。ただ恋愛はお互いを求め合うものと思っているので」

「うん、あーしも材木と一緒の考えだし。ヒキオ、あーしならいくらでも求めて貰っても良いし」

「私が良いよ、ハチ。キャンプでこのラノベみたいに一緒に寝袋に入ろうよ」

「あ、あたしがヒッキーの相手するから!!」

 

確かにそうね、私も求めたいし八幡にも求めてほしい。私もこのラノベのように一緒に寝袋に入ってお互いを求め合うのも良いわね。

 

「材木座、今回はゆるキャンの説明を入れているから、知らない人でもキャンプのアニメって分かるが、途中で登場人物のなでしこを書くなら、そっちも書いた方が分かりやすいだろ」

「確かにそうであるな」

「でもなでしこちゃんって結衣に似てない?」

「確かにそうだな、髪の色もピンク掛かっているしな」

「大食いも一緒であるな」

「中二!!あたし大食いじゃないし!!」

「だが何時もお菓子を持っていて食べているイメージがあるのだが」

「う、うっさい!!そんなに食べないし!!」

 

確かによくお菓子を用意して摘まんでいるわね、太らないのだから不思議だわ。もしかして全て胸に行っているのかしら、それであれば私も間食を多くすれば大きくなるはずね。今度してみましょうか、でも胸が大きくならずに他に脂肪がついてしまったら...そう考えると止めた方が良いわね。

 

「じゃあ、リンちゃんは誰かな。見た目で言ったら雪乃ちゃんだね」

「髪型だけだろ。雪乃は一人でソロキャンなんて出来ないだろうし。スクーター乗って一人でキャンプ場にたどり着けないだろ」

「私は原付の免許持っていないから一人ではいけないわね」

「免許の話じゃなくて、雪乃って方向音痴だろ。ららぽの中でも迷うんだから」

「な、何を言っているのかしら。わ、私はすこし迷うだけよ」

「そんなこと言わなくても皆、雪乃が方向音痴ってこと知ってるし」

「そうであるのか、それをネタにラノベが書けそうだな」

「材木座君、何を言っているのかしら。それで書いたら分かっているわね」ニコッ

「ひゃ、ひゃぃ」

 

ほ、ほんの少しだけ方向音痴なのをどうしてネタにされないと行けないのかしら。

 

「材木座、バイクでタンデムしてキャンプの荷物って積めるのか」

「やはり難しいであるか」

「かなり無理があるだろうな。後、寝袋って二人で入れるのか」

「我のように太った者でも入れるのであれば、お主ら二人なら行けるであろう」

「ハチ、今から買いに行って試してみようよ」

「それはあーしがするし」

「いいえ、奉仕部で受けたラノベの検証で行うのだから私が入るわ」

「部長のゆきのんがする必要ないよ、そういうのは部員二人に任せるし。じゃあヒッキー今から買いに行って試そっか」

「まだラノベを持ってきてるのでそっちもお願いしたいのだが」

 

結衣が八幡を連れて行こうとしたのだけれど、材木座君が止めてくれたわ。八幡と二人で寝袋に入ってみたいわね。去年の千葉村キャンプの時はバンガローだったのだけれどテントも良いわね。寝袋の中で八幡と二人、お互いを求め合い抱きながら眠りたいわ。

 

 


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