幻想入りしたので普通に生活してみることにした   作:masakage

4 / 22
その4

 ふと眼を覚ますと慧音さんがいた、朝になったので起こしに来てくれたらしい

 朝美人に起こしてもらうとは何というリア充、爆発はしないだろうがピチュンとはなりそうだ

 

「昨日はよく眠れたようだな、というかなんだこの部屋は!?

 昨日の段階では普通の民家だったと記憶しているが…」

 

「能力で遊びすぎた、反省はしていない」

 

「能力持ちだったのか?」

 

 原作キャラの知ってる限り全員が能力持っていたから普通と思っていたが違ったようだ

 能力のことを話すと「便利だな…」と言われた

 使い手によってはチート能力になり得るけども俺は魔力?が少ないのですぐ魔力が尽きる。

 俺の能力でマジックアイテムも作れるが

 マジックアイテムに内包されている魔力>>>(現実と言う名の壁)>>>俺の魔力

 なので作れなかった。

 エ○ヤの真似できる最強主人公物と思っていたのに…

 まあ生きていくうえでこの上なく便利だからいいけども

 

「ところで慧音さんや、何故俺の家に?」

 

「村に来たばかりだから米も何もないだろう?だから私の家で朝食を作ったから招待にな

 すまない、昨日の時点で気付くべきだったのだが…」

 

「いやいや、能力でメシ作ったので大丈夫大丈夫、それよりわざわざありがとう」

 

「構わないよ、じゃあ行こうか」

 

 ということで慧音さんの家で朝食を頂きつつ俺の今日の予定について聞いた

 今日は自由にしていいとのことなので魔理沙の家に遊びに行くことにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「魔理沙〜 コホー 遊びに来たぞ〜 コホー」

 

「レンか?何で声にエコーかかってるんd…うわああああああマスタースパーク!」

 

「グハァ!」

 

 瘴気対策にガスマスクをつけていたのだが、ご覧のありさまだよ!

 

 

 

「全くびっくりさせるんじゃねえぜ…新手の妖怪と思ったじゃねえか」

 

「これが無いと瘴気で俺の寿命がマッハなんだが」

 

「心臓に悪いからほかの手段を…いやまた変なの持ってこられても困るからこれでいい

 それにしてもお前昨日より頑丈になってないか?何でマスタースパークくらってすぐ復活してるんだよ?

 初めて撃った時は3時間ぐらい気絶…いや一般人が耐えれるのがおかしいんだが」

 

「それほどの威力なのか…魔理沙さんの愛の形は激しすぎるぜ!」

 

「ファイナルマスタースパークいってみるか? チリひとつ残さず、消滅させてやる…!」

 

 魔理沙が冥王に見えてきたので音速で土下座した

 きっとあれだな、マスパ撃つときに使ってる八角形のやつは次元連結システムなんだろうな

 

「忘れてた、遊びに来たのもあるけど今日は昼飯を御馳走しに来たんだった

 これで済むとは思ってないけど少しずつ恩返しを…」

 

「別にあれぐらい気にしなくていいんだけどな、まあ貰える物は貰う主義だし頂くぜ

 ていうかお前料理できるのか?イメージ的に不安なんだが」

 

「今のご時世男が料理なんて普通だぞ、今から作ればちょうど昼になるだろうし作るわ

 キッチン借りるぞ〜」

 

 「構わないぜ」と魔理沙から許可は貰ったので適当に和風な料理を作ってみた

  材料はメイドイン俺

 

 

 

「へぇ〜結構上手いな、この魚初めて食ったけど美味い」

 

「それは何だったっけ?漁師じゃないから名前はわからん

 とりあえずここらへんは海の魚は獲れなさそうだから海の魚をチョイスした

 ……ちくしょうオリ主ならここで餌付けフラグなんだが俺にはまだまだ実力不足だったか」

 

「今餌付けとかいう不穏なセリフが聞こえたんだが、気のせいだよな?」

 

「お前は一体何を言ってるnごめん、その八角形のこっちに向けないで」

 

 何故だろう…<ハーレム>とかのタグが付く気がしない

 俺はどこで選択肢を間違えた? ハッ俺はもしかしてモブキャラなのか?

 現実に絶望しつつ食事を済ませた俺だった。

 

 

 

 

 

「へえ〜魔理沙ってキノコパワーで魔法使ってたのかー キノコでパワーアップってどっかの配管工みてぇ」

 

「パワーアップってわけじゃないんだがな、外の世界には魔法とか無いんだろう?

 なのにキノコでパワーアップってどういうことだ?ドーピングか?」

 

「あ、いやゲームのキャラでマ○オ…○リオだと!? マリサとマリ○…そしてキノコ…

 俺は恐ろしいことに気づいてしまったのではないのか? 任○堂に消されてしまうかもしれん!」

 

「いきなりどうした? っておい!……帰っちまったぜ、やっぱりあいつは訳がわからん」

 

 マスクを装備し人里へBダッシュした、しかし冷静に考えてみると任天○は黒い話は無かった気がする

 消されるのはネズミがいる夢の国だったな ハハッw(甲高い声)

 安心して人里に帰った俺は不審者扱いをされ慧音さんに頭突きをされた。

 

「そんな怪しい覆面をつけるんじゃない!」

 

 ガスマスクとるの忘れてた…


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。