どうも………お久しぶりでございます……
GWに更新しようと頑張ったけどこのザマ……。
本当に申し訳ありません
リアルの事情やスランプ、執筆出来なかった期間が長く書き方を忘れて……続きよりも書きやすかった為「リローデッド」の方で試しに書かせていただきました。
エタったかと思われてしまったでしょうが、そんなつもりはこれからもありません――――まぁ、説得力はないですよね
更新停止期間中にお気に入り・評価・感想をいただいた方々、ありがとうございます!
今話の後書きは前話と同じく後で追記する予定です。
誤って消してしまったため再投稿となっています
後書き追記しました
「「「優勝だぁぁーー!!!」」」
「雷門がぁ――――?」
「「「日本一ぃぃぃぃ!!!!」」」
「……なんだ、まだやってたのか。
飽きねぇなアイツらも」
車内に響く歓声で目を覚ます。
決勝戦後、指一本動かせないまでに疲れきっていたからか座席に着いた途端に睡魔に呑まれ眠ってしまっていたらしい。
時計を見る限りかなり時間は経ってるんだが、その間ずっとはしゃぎ続けてたのか……?
意識の半分がまだ微睡んでいる中、監督の声が届く。
「おいお前達、はしゃぐのも良いがアレを見てみろ」
「監督?何かあったんで――――おぉ!
見ろよお前ら、俺達の学校が……!」
円堂と監督の言う通り校舎へ目を向ければ、そこには俺達が乗るバスに手を振る人々の姿があった。
皆がその顔に満面の笑みを湛え、正にお祭り騒ぎといった具合だ。
「どうしたんですかキャプテン?―――――うわぁ!」
「こりゃあ凄ぇな……」
「ああ、クラスの奴も宮坂達も……もしかしなくても全校生徒揃ってるんじゃないか?!」
「俺達、本当に優勝してきたんスね!」
「あっ!イナズマイレブンのおじさん達でやんす!」
「それだけじゃない、商店街の人達もいますよ!」
学舎の皆だけでない、雷門町に住む様々な人の姿がそこにあり、彼等は俺達の優勝を祝福する為に此処へ集まってくれている、それがひどく喜ばしい。
何より、校舎の至るところに施されている装飾、【祝!FF優勝】【伝説のイナズマイレブン、ここに再誕!】といった掛け軸等、俺達が優勝してから準備したのでは間に合わないものだってある。
それは―――
「試合前からずっと、俺達の勝利を信じてくれてたのか……」
「帝国で優勝した時と比べるべくもないな、これは」
「ああ。本当は夕香の所へ先に行くつもりだったが、これはこれで良いものだな」
やがてバスはグラウンドの中央に停車し、周りは俺達が降りて来るのを今か今かと待ちわびる人に囲われる。
1人、また1人と下車し、マネージャーと監督を含め、最後の1人が地に足を着けた瞬間―――
「「「「「FF優勝、おめでとう!!!」」」」」
空気が爆発したかと錯覚する程の大喝采が沸き起こる。
それに続いて
「いい試合だったぞー!」
「お前らサッカー部は、雷門の誇りだ!」
といった様な賛辞の嵐は衰えるどころか、更に燃え上がっていく。
キャプテンの円堂はあっという間に人だかりが出来、質問攻めにあっていた。
それはエースストライカーである豪炎寺、司令塔の鬼道も同様で、隣の二人は今まさに此方へ押し寄せて来るの人の波を見て顔をひきつらせている。
「これは……大変だな」
「ま、有名税みたいなモンだろ」
「お前だって他人事じゃないだろう」
「かもな。けど、流石に疲れた……先に部室で休んどくよ」
そう言うと共に気配が希薄になった天願は雷門イレブン目掛けて走り寄って来る彼等の間をスルリと縫って歩いて行った。
まるで天願だけが見えていない様に思える歪な光景を見た二人は
「アイツ、日に日にヤバくなっていくな」
「影野ですら人の渦に飲み込まれてるんだが、どういう訳だ……」
試合が終わった時以上に、酷く疲れた顔をしていたという。
「―――い、おい!起きろ天願!」
「……んぁ?」
部室で少し寛いでから戻る予定だった筈なのだが試合の疲労が思っていた以上に残っていたらしい。
椅子に腰掛けて数分と経っていなかったが、どうやら眠ってしまっていたようだ。
目を擦ると呆れた表情をした豪炎寺と鬼道、そして円堂がいた。
「……完全に熟睡していたな」
「良いのか?そろそろお前が居ないって騒ぎになってきたぞ」
「っていうか質問攻めから上手く抜けれるやり方があったら教えてくれよ……疲れた……」
グラウンドの方から「天願何処行った?!」といった声が響いてくる。
しまった、5分位で戻る筈だったのに……。
「あー……大丈夫じゃね?」
「すっげーテキトーな返事……まぁ、大抵の事なら【天願だからな】でなんとかなる様になってきたし今更か?
でも"雷門イレブン"じゃなくて純粋にお前と話したそうな奴もいたし、喜んでる皆に水差すのもなんだ、そろそろ戻ってやれよ?」
「ああ、分かったよ。
―――にしても俺達が日本一、か」
「なんとも言えない気分だな」
「でも鬼道はこれまで優勝した事があるだろ?」
「確かにそうだが、今回は違う。
俺にとって特別な意味があるんだ」
「それを言うなら、俺達全員にも意味はある」
「ああ、人数すら足りなかった俺達がここまで来れるなんてな」
昔を思い返しながら円堂が呟く。
「人数っていえば、天願の引き抜きが一番怖かったよなぁ」
「ほう?そんな事があったのか」
「色んな部活が"天願はウチに居てこそ輝ける"とか"サッカー部みたいな弱小に引き留められて可哀想だ"って具合に迫ってきて、ホント大変だったよ」
「生徒だけじゃなく顧問や、時には生徒会まで……お陰で気配遮断が滅茶苦茶上達したんだよな……」
俺の姿が見えなくなった分、円堂への皺寄せも増したけど。
「「(ああ、さっきのはそういう……)」」
……豪炎寺と鬼道が納得と呆れを含んだ目で見てくる……なんかしたっけ?
「そんな俺達が、気付けば日本中からスゲーって言われる奴等になったんだな」
「ああ!雷門は凄いチームになった!」
「皆、どのチームにも負けない位の特訓を積み重ねてきた。どんな困難すらも乗り越えれる程にな」
「そうだ。個々のテクニックでも強力な必殺技でもない。メンバー全員が培ったその精神こそが雷門の強さだ!」
「諦めない事。それこそが俺達の必殺技。何時だったか、そんな事を言ってたな」
「このまま来年も優勝目指すか!」
「だがこの前に!俺達は次のステップに進まねばならん」
「「次のステップ……?」」
「分からないか?二人とも」
次……そういやいつ来るかは知らんが、ストーリーじゃエイリアン学園(?)が来るんだったか?
宇宙一→世界一なんて、変な順序だから覚えてたが、それまでの繋ぎの話までは記憶にねぇな……。
「世界だ!」
へぇ、ここで世界編への伏線張ってたのか。
エイリアン前に世界との試合があった、そんな記憶はないからそれまでに来ておじゃんになるんだろうなぁ……。
「…………うぉぉおおおぉぉぉおおお!!!!!
世界か!?」
「世界、ね。
レベルが上がれば、それだけ必殺技も凄まじいモンになんだろうし――――面白ぇ……!」
とはいえ、それはそれとしても世界編辺りは全然覚えてねぇからマジで楽しみだ!
まだまだ再現出来てねぇ技が山程ある!
俺が考えもしない発想から生み出された必殺技、それを見て生まれたアイデアが、新しい技の完成に繋がる―――やっべぇ、想像するだけでゾクゾクしてきやがる……!
「―――――やはり、お前達ならそう言うと思ったぞ」
「監督!?」
「早速だが、今のお前たちにとって丁度良い話があるんだ」
そう言った監督は、突然現れた彼に呆けている俺達を見てニッと笑みを浮かべた。
〈遂にこの日がやってきました!
日本とスペインの親善な意味を持った、記念すべき試合です!
日本一となった雷門中と、スペイン少年リーグの優勝チーム、バルセロナ・オーブの世界を股に掛けた試合に、日本中が注目しています!〉
「おぉーい!」
「やっほー!」
「いぇーい!」
円堂と一年組は観客に向けて手を振ったり、ポーズを決めたりと思い思いに楽しんでいる。
〈おお、雷門の選手達が大きさアピール、日本のサポーターは大興奮だぁ!
今や伝説のチームとなった雷門、日本を代表して世界の強豪と戦うぞ!〉
「円堂、それにお前たちもはしゃぎ過ぎだ」
「そうか?良いだろ、たまには」
「気持ちは分からなくもないけどな」
「しょうがねぇよ。この間まで誰にも見向きされなかったのが、今じゃこんな大歓声の中だ。
少しは大目に見てやろうぜ」
「影の薄さで悩んでた筈の影野のアピールにだって、ちゃんと反応があるんだ。
そりゃ悪ノリだってするさ」
「偵察に来た奴等をファンと間違える位だったしな。
まだ応援慣れしてねぇのに、気付きゃこんなバカデカイスタジアムの全方向から、だ。
ただ――――――お前ら!程々にしとけよ!」
「「「はいッッ/はいッス!!!」」」
染岡の喝を受けた一年組は、ビシッと姿勢を正して返事をする。
「俺達が何処までやれるのか、楽しみだよな」
「世界ともなりゃ、俺なんかよりヤベェ奴等がいっぱい居るだろうな……」
「お前みたいなのがそう何人もいてたまるか……」
「「「うんうん」」」
風丸がボソッと漏らした声に全員が示し合わせたかのように一斉に頷いている。
世界ともなりゃいそうだけどな、この世界。
「しかし、こんな直ぐに世界を相手にする機会が巡ってくるとはな」
「スペインの名目、バルセロナ・オーブだ。
相手にとって不足なしだな。
雷門の――――いや、日本の力を魅せてやるか!」
「ああ!」
「なんかトイレ行きたくなってきたっス…」
「ただのエキシビションだってのに、この雰囲気はヤバいね」
「良いじゃねえか、声援は多い方が燃えるってモンだ!」
「久しぶりに味わってみるか、世界のレベルを!」
「行くぞ皆、相手は世界だ!」
「「「おお!!!」」」
〈さぁ!待望の親善試合――――開幕だぁぁぁ!!!〉
キックオフと共にボールを受け取った染岡は豪炎寺と共に前進、ワンツーを挟んで立ちはだかる相手を躱していく。
パスコースを遮られると同時にカバーリングされるが、直ぐ様隣まで走り込んでいた一ノ瀬にパス。
その間に豪炎寺がシュートレンジまで侵入すると同時にマークを振り切っていたのを確認した一ノ瀬は受けたボールをダイレクトで繋げる。
「豪炎寺!」
「任せろ―――ファイアトルネード!」
しかし、アロンソはシュートが迫り来るのを見ても特に構えた様子はない。
左右に体を揺らしながら呑気に眺めていたかと思えば、ふと人差し指を立てた右手とシュートを見比べ出す。
ボールがゴールに近付くにつれ、1本また1本と指を開いてゆき、ついに平手となった腕を突き出した。
片手の上、技を使ってすらいないにも関わらず、燃え盛るシュートを受けたその腕は微動だにしない。
アロンソの手のひらで勢い良く回転するボールだが、やがてその勢いは完全に殺されてしまった。
〈………な、なんと!豪炎寺のファイアトルネードを片手で止めきったーー?!
まさかの展開にスタジアム中に動揺の声が――――こ、これは!?
GKアロンソ、豪炎寺にボールを返し………ちょ、挑発だとぉーーー?!〉
「円堂ぉ!」
瞬間、一気に事態が動き出した。
鬼道の呼び掛けとほぼ同じタイミングで前へ飛び出す円堂に代わり、天願が大きく後退。
他DFはいつでもラインを変えれる様に敵の動きに注視、前線を押し上げていたメンバーはセンターライン付近まで下がり、敵の反撃に備える。
「いくぞ!イナズマ――――
「「ブレイク!!!」」」
轟音を響かせながら、紫電入交じる一筋の稲妻が落ちていく。
それを見ても余裕を崩さないアロンソは、その巨体からは想像もつかない軽やかな動作で跳躍する。
大きく跳び上がった体は重力に引かれ出し、始めはゆったりと、しかし確実に勢いを増し―――ズシンと腹に響くような重い音を鳴らし、シュートを押し潰す。
ボールは未だ辛うじて回転を続けているが、アロンソの過重で地面に抑えつけられ、その力はみるみるうちに衰えていった。
「―――なっ!?」
「あんな止め方……!」
「ッ!?不味い、戻るぞ!」
「――――いや、待て」
ボールはMFクラリオへ、バルセロナ・オーブの反撃が始まる。
とはいえ、雷門はこの事態を予測し対応出来る様に固めていた、のだが……
「速いっ――!?」
「でもこの位ならっ……ってあれぇ?!」
想像を上回る動きに追い付けない、なんとか喰らいつくも、今度は洗練されたその技術に翻弄され、相手の思うがままに動かれてしまう。
「おい鬼道!本当に良いのかよ!?」
「今、いや相手の攻勢を受けてから戻ってもどうにもならなかっただろう……だから、アイツに懸ける!
それよりも、お前たちこそ準備をしておけよ」
〈先程とは一転、バルセロナ・オーブの反撃!!
雷門はまるで手も足も出せず、あっという間にシュートレンジへ入られる!
しかしどうした事だ、GKの円堂は戻らない!何を考えているーーー?!〉
既にクラリオは目の前、ゴールを守るのは俺しかいない。
円堂と豪炎寺が戻ってないのは鬼道の指示だな。
俺が止めて彼処まで繋げんの信じてんだろうが……責任重大だなオイ。
「あまりプレッシャーかけてくれるなよ―――っと!」
クラリオから放たれたシュートから推測した軌道に足を差し込んで受け止めて―――これは……。
「ほう?」
止めた事への感心、もしくは意外にも、ととれる声が聞こえてくる。
動揺を悟られぬよう冷静な様を装ってこそいるが、上手く隠せている自信はない。
さっきまでのプレーを見て彼我の実力差が離れているとは気付いたが、その程度の認識ではまるで足りない。
今の随分と手心を加えていただろうにこのシュートでアフロディのゴッドノウズに匹敵――――凌駕する。
必殺技さえ伴わなければどんなシュートだろうと止められる、そんな自負があったがMFでこれだ。
鬼道の狙いは超ロングシュートからのシュートチェイン。
俺も同じ事考えてたんだが、恐らくはこのままやったところで得点には至らないだろう……参ったな。
化身ならいけそうだが、格上相手に序盤から大きな消耗は避けたい。
かといって、得点は出来るうちにしておきたいのも事実。
限りなく疲労を抑えた上で強力、そんな都合のいい技―――無くはないが、ほとんどギャンブルなんだよな。
「でもまぁ、何のリスクも負わず勝てる様な勝負じゃねぇか―――『ザグルゼム』」
呟くと共に、膨大な電気が発生し足先へ充填し始める。
その脚で踏みつけると足からボールへ雷光が移動する。
が、それだけで何も変化が起こらない事にクラリオが眉をひそめている。
そりゃそうだ。シュートやドリブル、ブロックでもパスですらない、その上単体では何の効果もないしな。
勿論、本当に効果が無い訳じゃない。
この技の真価は――――
身体を捻り1回転させ勢いをつけた脚、その踵を浮かせていたボールへぶつけ、全力で打ち出す!
「―――――『ザケルガァァァ!!!』」
――――雷の性質を持つ技の強化!
偶然とはいえよく再現出来たよなこれ、我ながら今でも不思議だぜ。
ボールは踵と衝突した途端に閃電を瞬かせ、爆発的な加速を得て突き進んで行く。
「は、速ぇっ!?」
「あれは確か染岡との合体技で使ってた、けど……」
「あんな威力はなかったぜ?!」
バルセロナ・オーブの面々がシュート放たれた事に一拍遅れて気付いた時には、センターラインなど当に過ぎ去っており――
「あれ程のシュートでもまだ足りない、そう判断したか…」
「やはりこの試合はかなりの苦戦を強いらそうだな」
「ところでアレ、一直線に飛んでくるけど『イナズマブレイク』で上に蹴り上げたら逆に威力が減るんじゃないか?」
「「……………」」
その疑問を聞いた二人が顔を見合わせて天願の方を見れば円堂の指摘した事に遅まきながら気付いたらしい、青ざめた顔で掌を合わせて幾度となく頭を下げている。
本来の流れならばある程度の高度をもたせたシュートを蹴り落とす筈だったのだが、今飛んでいるシュートは余程小柄な者であっても3人で蹴るには厳しい高さだ。
シュートはもう間もなく円堂らの元へ差し掛かる、迅速に判断しなければ間に合わない――!
「あのバカ……!
仕方ない、アレでいくぞ!」
「この3人でやるのって初めてだけどどうする?!」
「イナズマ1号のタイミングで合わせろ!」
「わかった!」
「『皇帝ペンギン――――』」
「「『2号』!!!」」
それは『ザケルガ』のシュートチェインの影響だろうか、鬼道が口笛を吹くと地面から5条の稲妻が立ち上った。
瞬く間に消えた雷樹の下には金色の輝きに身を染めたペンギン達はシュートを追って飛び、正5角形の状でボールを囲う。
そこへ円堂と豪炎寺のキックが乗せられた瞬間、その身に更なる雷光を迸らせ、尚一層の加速を得てゴールへ突撃する。
「『未完の尖塔』!」
シュートの脅威を正しく認識したのか、先程が嘘の様に真剣な面持ちをしたアロンソの必殺技が繰り出された。
ゴゴゴと地鳴りを思わせる音と共に大地から天を衝かんとばかりに切り立った、重厚な威容を醸す連塔がシュートを阻まんと聳え立つ。
程無く、何かが軋み崩れる様な重い音とバチバチと硬質的な放電の音、2つの異なる音はフィールドに鳴り響かせ、2つの必殺技の激しさを物語る。
やがて――――ペンギン達は雷を喪うと共にその姿を消失させていく一方、塔は初めの威容が見る影もない廃墟を想起させる様相となっても尚壁として立ちはだかり……
次の刹那、激しい破砕音に連れ立って一条の稲妻がゴールネットを灼いた。
化身ぽく見せたくないって思惑があるのは知ったけど……
マジン・ザ・ハンド→×
爆熱ストーム→×
フランケン守タイン→◯
相変わらずの謎基準過ぎる………
それに、そんな風に扱うならなんで化身なんて設定出したし………
オーバーライドは正直、この作品でもやろうとしてたので、名称がついてよかった。
そんで早速取り入れました。
個人的に『スピニングカット』が
まず今話の前提として、描写から察されたかもしれませんが
響から親善試合の話を聞いた天願がはしゃぎ
結果、円堂や豪炎寺、鬼道に一ノ瀬辺りは世宇子に匹敵、その他の面子も僅かに劣る程度までに
但し、あくまでも上がったのは身体能力のみで個々人の技量については正史とそんなに変わっていません。
バルセロナ・オーブの攻勢時、食い付けは出来れど止めるまでには至らなかったのはこの為です。
※個人的に
尚、主人公も更に特訓を重ねてそれ以上になっています。
エイリア学園から全然試合出来てなかったから久しぶりの
滅茶苦茶長いから興味が無い人は飛ばさないと苦痛だぞっ!
技設定
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ザケル』
引用「金色のガッシュベル!!」
使用者「ガッシュ・ベル」
今話どころか今までにも登場していないが、後述の『ザケルガ』の解説・比較の為に記述する。
リフティングの要領で浮かせたボールに突き蹴りを浴びせる。
一番近いのは『デスソード』だが、『デスソード』が2回蹴るのに対し『ザケル』は始めの突き蹴りの時点で撃ち出す為、技の出が兎に角速い。
そのくせ威力・スピード共に高く『ファイアトルネード』にも匹敵する程である。
そこを切り取れば優秀に見えるが、距離による威力減衰が激しいという一面があり、ペナルティエリアの外から撃ったところで得点源たりえない。
とはいえ、マークにつかれてもほんの僅かな隙であっても狙っていける程の出の速さは脅威の一言。
シュートチェイン割り込み、シュートをパスなど使い手が良ければ多彩な活躍が出来るだろう――――使い手が良ければ。
『ザケルガ』
『ザケル』同様につま先で浮かせたボールへ後ろ回し蹴りを叩き込む技。
前述の『ザケル』と比べ射程・スピードが向上し、貫通力が付与されロングシュートとしても有用。
その一方で威力はそこまで変化していなく、端的に言ってより使い勝手を良くした『ザケル』といった具合。
ただ、シュートに要する時間が増えた上、一度振り向く必要もあって隙が大きくなり『ザケル』と同じ感覚で運用すると痛い目を見る。
『ザグルゼム』
『マジン・ザ・ハンド』をヒントに生体エネルギーを一箇所に集中して!という思いつきを実行したら、
主人公的には『念』の『凝』又は『硬』を通して『ジャジャン拳』『
実はこれ、電気ではなく波紋エネルギーが凝縮されて出来ているのだが練習時に当人は「バチバチしてる――さては電気系だな!」と
このエネルギーは足先・掌・頭などの末端部分及びその帯電箇所に接触したものへ自在に移す事が可能である。
作中にもある通り雷・電気系統の技に反応し、その技の全性能を爆発的に向上させる技。
強化対象は『ザケル』等に限らない為、『イナズマ1号』など雷技がそこそこある雷門では結構役に立つ……かもしれない。
この効果は敵味方問わず作用するため、『ザグルゼム』が付与されたボールを奪われて利用され―――なんて事態も起こりうる。
ボールの帯電状態はボール保持者が何らかの技(この技を除く)を使った時点で解除される。
消耗はあまりなく重ね掛けも可能な為、何重にも掛けたボールに弱い技をぶつけて、といった節約戦法が可能だ――――が、この技で強化される、という点が最大にして唯一の欠点である。
極端に言えば、つま先が触れただけなのに全力で蹴った時の状態で飛んでいく、という事が起こりうる。
早い話、コントロールがまるで効かなくなってしまう。
普段はボールが足に触れている間に威力や方向といった微細な調整を行っているのに、この技が反応した場合ではボールに僅かでも触れた瞬間、
この技を御するには普段から『ザグルゼム』のかかったボールで練習する、"『ザグルゼム』本体"を飛ばせるまで特訓するなど、何らかの工夫を凝らさねばならない。
※今回、主人公が真っ直ぐ飛ばせたのはただ運が良かっただけである。
尚、今回は『イナズマブレイク』のシュートチェインに問題ない高さを狙っていたため、実質失敗している。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オリ技
『未完の尖塔』
バルセロナで未完成かつ先の尖っている塔、とくれば分かる通り、サグラダ・ファミリアをモチーフにした必殺技。
『ザ・ウォール』や『アトランティス・ウォール』の様に地面から教会がせりだして来るイメージ。
技が進化する程に『ルパン三世 お宝返却大作戦』の光の(←ネタバレ注意――反転で見れます)塔が増築されていきG5で完成。
究極進化になると全体が光の線で描かれ、より壮麗な技として完成する。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『雷帝ペンギン1号』
『皇帝ペンギン2号』と『イナズマ1号』のオーバーライド
口笛を吹き、鬼道がボール蹴る迄は普段通りだが、ペンギン達は正面から見て、ボールを中心に正5角形の形を取る様に囲って飛ぶ。
その後、円堂と豪炎寺の『イナズマ1号』を受けて身体を金色に輝くと同時に、ボールを守る様に雷の匣を構築して飛んでいく。
この技のコンセプトは2段攻撃。
ペンギンと中のシュートでそれぞれ独立しており、ペンギンが必殺技に阻まれ消失してしまっても、顕在である中のシュートで突き崩す。
ペンギンで構成される雷の匣は電磁バリアをイメージ、どれだけバリアが削られようと中身には一切影響が及ばない仕様。
この性質上、シュートチェインとの相性が非常に良く、それが雷系の技だとペンギン側の強化も出来より強くなる。
金色に光るペンギンはGガンのハイパーモードかポケモンAG編のトクサネジム戦での自分に雷したアレをイメージ。
雷技にチェインした場合最初からこの状態となり、顔を出す時に地中から天へ雷が立ち上るエフェクトが発生、イナズマ1号を受けた際にボルテッカー状態になる。
感想やアンケート回答、お気に入りが続々と増えてきて、凄い嬉しいです。
ご読了、ありがとうございました!