イナズマイレブン ~『必殺技』に憧れて~   作:@ドラゴン

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全然書けねぇ!
読み専だった時に1話3000文字位?ちょっと少ないかな?なんて考えてすんません!

因みに主人公は前の世界の必殺技を優先に記憶してます。
そこから繋がって使用キャラ、原作名、(有れば)修行内容、技を出した状況
の順に覚えてます。

原作の内容なんてものは、後回しです。
よくある、こんなキャラがあんな必殺技使ってたのは覚えてる、でもどんな話だった?を極端にしたもの、と考えていただければ。

肝心のイナイレはRCシュートやガニメデプトロン辺りのぶっ飛び技を除けば超主要キャラぐらいで、ストーリーどころか必殺技も結構ぼろぼろです。

そしてgo知識はもっと無い


第2話 邂逅

じわじわと心の奥底に燻っていた熱が大きくなっていく、そんな感覚があった。

必殺技はバトル系の物、というイメージに引き摺られ過ぎた為だろう。それ以外のジャンルの物は一切調べていなかった。

…恋愛系の登場人物と早い段階で知り合って…なんて雑念が頭を過る。

待て待て、取り敢えずはこの世界の事について考えるべきだ。

 

イナズマイレブン

超次元サッカーとして呼ばれ、数多くの登場人物に比例する様に、多彩な必殺技を繰り広げていた話だった筈だ。

 

何気に自分を中二病に引き込んだ最初の切欠かもしれない物語である。自分の中ではスポーツ漫画というよりバトル漫画に近い認識だったからだ。なにせやっている事は必殺技のぶつけ合いみたいなものだった気がする。

 

そう、必殺技があるのだ。都合の良い事に前の世界で有名だった数々の作品は消えている。仮にあの世界の技をこの世界で使ったとして、パクり等と言及される事も無いのだ。

 

胸中にある熱い想いは今にも噴火しそうな勢いだ。身体はまだまだ子供である。転生してからの身体能力を以て努力に打ち込めば憧れる数々の必殺技を、他ならぬ俺自身が再現出来るやもしれぬのだ。

 

雷門の面子が必殺技を漠然としたイメージで捉え、行き詰まっていた記憶があるが、それに引き換え自分にはイメージは勿論、物によっては知識もある。

ならば形にもしやすくなるだろう。

 

「お~い、急にボーッとしてどうした。大丈夫か?」

そんな声を掛けられハッと意識を現実に戻した。思い付いた事に夢中になりすぎてフリーズしていた様だ。

 

「悪い。ちょっと考え事してて…それで、サッカーだっけ?」

「ああ!お前位に動ける奴を見たのは初めてでさ、一緒にサッカーしたら楽しくなると思ったんだ」

 

転生してから身体が軽いとは感じていたし周囲の反応からも分かっていたが、こうして主人公から言われると嬉しくなるものだ。

「サッカーか…。やった事が無いんだが、それでも良いか?」

 

因みに自分のスポーツ歴はほぼ無かったりする。

ほぼ、というのは、前の世界では身体が弱く運動が厳禁だった。

この世界では運動こそしているものの、自分の身体をどの程度まで動かせるのか?という考えに基づきしている為、一通り把握し終えてからはやっていないからだ。

 

それにあの夢の様な出来事を真に受け、漫画等の修行や出来る頃からトレーニングは重ねていたからスポーツ歴を無理矢理つけても格闘技や剣道、それもかじった程度だ。

 

因みにただ鍛えられただけで、大きな成果は得られなかった。とある呼吸法とかのせいで一時期『深淵卿』(この世界のベーダー様らしい)なんて呼ばれたりしたが。

…どうしよう、もう黒歴史が創られてる。

 

「そうなのか?分かった、じゃあ俺がサッカーについて教えるよ!

…人数揃ってないし、俺はキーパーだから知識だけになっちゃうけど…どうした?

なんか暗くなってるけど」

 

少し陰鬱になったのを察知されたようだ。そんなに表に出していただろうか?

話の最中にまた別の事を考えてそっちの方に集中してました、なんて言ったら印象は悪い筈だ。

いや、実際やってる訳だが…。

取り敢えず、当たり障りのない事を言って誤魔化さなければ。

「あー、何と言うかだな。初対面のなのにそんな教えてくれるなんて、ちょっと悪いかな、なんて思ってさ。」

 

どうだろう?これで大丈夫か?

 

「別に良いよ、気にするなって!それに誘ったのは此方なんだし。

それに、皆でやった方が楽しいからな!」

 

よし!上手くいった様だ。

にしても、皆でやった方が楽しい…ね。何というか陽キャ。眩し過ぎるぜ…。

ただ、声を掛けてくれたのが円堂で本当に良かったと思っている。

円堂ならサッカーに関する事なら多少面倒な事でも放り投げる事はしないだろう。

そんなキャラだった気がする。メタいとか言うな。

 

それと風丸だったか?別の競技の奴を凄いからと、ずっと勧誘してた気もする。

もしここで断っても逃げられなかったかもしれん。

 

「そっか、ありがとな!じゃあ色々頼むよ。まず何人でやるものなんだ?」

 

「ゑ?そこから!?」

 

スポーツ観戦なぞした事がないし、学校でやる機会位あるだろって?諸事情あって小~高まで通えてねぇんだよ……。

俺の知識はボールを相手のゴールにシューッ!超!エキサイティン!位なもんだ。大雑把なルールは兎も角、細部までは知らん。

バトルドーム?ポケモン?え、サッカーじゃなかったのアレ?

 

こうして、円堂にサッカーについて教えて貰い、俺の必殺技修得への道程が本格始動するのだった。

 

 

 

 

「ボールを挟んでるからって相手を蹴り飛ばしても良い訳じゃないぞ!」

 

え、駄目なん?




Q.主人公の名前出てなくね?
A.考えてないからです

いや、どんな名前にしようかめっちゃ悩んでる。どうしよ

これから出す必殺技も悩んでる。
出したいんだが、序盤で出すと後々の展開で必然的に打ち破られ、あの技こんなに弱くねーから!とか思われたくない、でも早く出したいってジレンマ

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