イナズマイレブン ~『必殺技』に憧れて~   作:@ドラゴン

25 / 43
仕事ヤベエよおおお!!!

自由時間削るどころか睡眠時間削って……執筆時間取れなくても週に一回は投稿したかった……。


お陰で展開とか誤字とか酷いかも

後で修正めっちゃ入れるだろうな……

来週投稿出来るかなぁ?

因みに主人公は円堂が一時期GKじゃないポジションにつくこと(そこから立向の存在)は覚えていますが、何処のポジションにつく、とかは覚えてなかったりする。


第24話 木戸川清修戦

「「「えええぇぇぇ!?」」」

 

皆の驚きの声が響き渡る、やっぱこうなるよねぇ……。

 

「ど、どういう事っすか!キャプテンがGKじゃないって!」

 

「しかも代わりが天願って、どういう風の吹き回しだ?」

 

「天願が円堂と一緒にGK練習したり、シュート練習の時、GKやってるのは知ってるけど、大丈夫なのか?」

 

「まあまあ、お前ら落ち着けって!」

 

円堂が場を鎮めようと頑張っているが、効果は薄そうだ。

 

「安心しろ、今回こうした方が良いと判断しただけで、これから続けていく訳じゃない。」

 

「勝算があってのポジション替えだ、急遽伝える事になったのは謝る。」

 

豪炎寺と鬼道の2人も加わると、徐々に冷静さを取り戻していった。

 

「あの……そもそも何でそんな事になったんですか?」

 

困惑から抜け出せない皆に代わって、思案顔の音無が聞いてくると

 

「まさか、昨日の決闘が原因で!?」

 

宍戸が思わずといった感じで声を上げる。

 

「決闘?おい、それどういう事だ!」

 

決闘という言葉に反応した染岡が問い詰めてきた、隠す程のものではないし、包み隠さず話しておく。

 

 

 

「そうか……そんな事が。

で、実際の所はどうなんだよ?勝算があるって言ってたからには、その3兄弟の発言に乗った訳じゃないんだろ。」

 

話を聞いて落ち着いた皆を代表し、染岡が聞いてくる。

 

「天願をGKにする理由は2つある。

1つは昨日の件で奴らの『トライアングルZ』を天願なら確実に止めれるのが分かった事。

もう一つは、円堂の攻撃技だ。」

 

「キャプテンの攻撃技……でやんすか?」

 

「ああ、現時点で円堂が絡んだ必殺技はどれもが強力で『無限の壁』の様な強固な守備を持つ相手には決定打と成り得るが、『イナズマ落とし(壁山)』『炎の風見鶏(風丸)』『トライペガサス(土門)』とシュート技持ちのDFも多い現状で更にGKの円堂ゴールを離れるリスクは計り知れない。」

 

「確かに、あれって結構危ないんだよな……天願が抜けた分の攻撃力を円堂が攻撃に加わる事でカバー、天願の守備力はこれまでのシュートブロックから十分信頼出来る。

 

うん、良いんじゃないか?」

 

風丸が今までの試合を思い返して賛同の意を示す、すると土門が

 

「なぁ、これって円堂のポジションは何処になんの?

やっぱ天願のやってた所なのか?」

 

「いや、円堂にはリベロをやって貰う。」

 

「リ、リベロ?」

 

皆聞き慣れない言葉に疑問顔だ、俺も聞くまで知らなかった……というか実は俺にピッタリのポジションだろそれ、とすら思った。

 

「リベロっつーのはイタリア語で「自由な」って意味の言葉だ。

ポジション関係なく「自由な」動きで機を見て攻撃にも参加する守備的プレーヤー、攻撃的DFとでも考えてくれ。

そんで俺が居た所は風丸、宜しく!」 「えっ?」

 

「そういえば円堂って天願に全ポジションの動きを一通り教えてたからある程度は出来るのか。」

 

「いやいや、知ってる動き方教えただけで、実際に動ける訳じゃないぞ!?

それにDF様の技だって持ってないし!」

 

「分かってるよ、んな事ぁ。

ただ動き方(それ)知ってるかどうかで結構変わるもんだから確認だ。

つーか技って……ゴッドハンドじゃ駄目なのか?」

 

「「「………はあ?」」」

 

ヤベ、円堂に返した発言の後、全員が「まーた変な事言ってる」って目で見てくる。

 

「あー悪い、言葉が足りんかった。

俺が言いたかったのはな、ゴッドハンドを応用させてシュート技やブロック技に変化させれねぇか、って事だ。

俺が前に使った月牙天衝みたいにな。」

 

「……成る程、そういう手もあるのか!

お前って必殺技関連になると本当に頼もしいな!」

 

えっ……これ誉められてんの?

円堂って無意識に毒吐くキャラだったっけ?

 

「よーし皆、特訓だー!」 「「「おお!」」」

 

そして皆を引き連れて特訓しに行った、よし、俺も―――

「自分の弱点は治しておけよ。」――鬼道?

 

 

 

 

鬼道side

 

「俺の弱点……ああ、消耗の事か。

MFの時みたいに動き回る訳じゃねぇから大丈夫だ。」

 

「そっちじゃない……まさか気付いていないのか?」

 

「消耗じゃない?なら、技術の方か?」

 

「自覚が無かったのか……。

天願、お前の弱点はな必殺技に弱い事だ。」

 

「必殺技に……弱い? 悪い、意味が分からん。」

 

「お前は必殺技使わずに技を受ける時、身体能力を十全に使えなくなっている。

初めて戦った時、それ以降の試合でもお前の力ならば止められた技、技を使わずとも決められた場面があった。」

 

宍戸のグレネードショット、寺門の百烈ショット、円堂の熱血パンチ等ならば、止める・打ち破るだけのスペックがあるにも関わらず出来なかった。

 

「相手は攻撃重視のチームだ、あのシュートを止めれるだけの技があっても回復が追い付かないペースで撃たれたら意味がない。

もし技に対する苦手意識やトラウマがあるなら、これを機に克服しておけ。」

 

「………分かった。」

 

Side end

 

 

 

 

 

 

俺の弱点か……必殺技には必殺技で、って考えがいつしか固定概念と化していたのだろう。

 

…………これ、どうやって克服しようか……。

 

 

 

 

 

~試合当日~

 

コートに向かう途中

 

「豪炎寺……!」

「今回は逃げなかった様ですね。」

 

ゲッ……コイツらとは出会したく無かった…。

 

「正々堂々と戦う、ただそれだけだ。」

「ま、精々楽しませてくれよ、みたいな。」

「この一年でお前の力が鈍ってなければ良いけどな。」

 

「それと、そこのお前!

前回みたいに止められると思うなよ、みたいな!」

「ハッ!テメェらなんぞに一点もやらねぇよ…………む、む、無髪(むかみ)三兄弟。」

「「「武方だ!」」」

 

だってお前らの薄毛にどうしても目がいくんだもん……。

 

 

 

コートへ到着し、ポジションに着くと

 

<昨年逃した優勝のためにも負けられない木戸川清修、そして40年ぶりの決勝進出が掛かった雷門中………な、なんと!?

今までの試合で多彩な活躍を魅せた天願選手がGKに、そして雷門のゴールを守ってきた円堂選手はDFへ、風丸選手と新しく入った一之瀬選手がMFと大きな変化が!?>

 

実況だけでなく会場中からも驚きの声が聞こえてくる。

 

<これはどんな試合になるか予想がつきません。

さあ、キックオフだ!>

 

試合開始と同時にあの三兄弟が一気に攻め込んでくる、個々の技術、連携が上手くあっという間にゴール前まで……言うだけの事はある、か。

 

「『バックトルネード』!」

 

前回見た時より威力上がってる、あっちもあの日は本気じゃ無かったらしいな。

鬼道の方を見ると――首を振っている、これ位なら止めてみせろという訳か。

あの後、対策として必殺技を受け止める練習をしたが物に出来なかった、しかし俺は必殺技の時は全力を出せているらしい。

そこで思い付いたのが、ただ全力を出すだけの必殺技だ。

 

「必殺マジシリーズ『マジ殴り』!」

 

本家の威力には到底及ばないが、無意識下で掛けているリミッター位は外せんだろ……!

 

「ちょ、嘘だろ、みたいな!?」

 

<おおっと天願選手、武方選手の必殺技に対し技を使わずに弾き返したぁーーー!

そしてボールを受け取った円堂選手が切り込んでいく!>

 

土門・一之瀬も一緒に上がっている、いきなり飛ばすなぁ。

 

「「「『トライペガサス』!!!」」」

 

三人のシュートに相手のGKはビビり、技を出す事もなく吹き飛ばした。

 

<円堂がGKからDFになったのはこれが理由か!?

鮮やかなカウンターから凄まじい威力のシュートで雷門中が先制点を取ったーー!>

 

 

 

「クソッ!さっさと点を取り返さなければ!」

 

焦りつつもさっきと同じように駆け上がってくる、あの性格さえ無ければ尊敬できる選手なんだよなぁ……。

 

「俺達のバックトルネードが、豪炎寺を超えると言った理由を見せてやる!」

 

ん?2人同時に跳んだ?

 

「「『バックトルネードMS(ムカタ・スペシャル)』!!」」

 

へぇ、ファイアトルネードにはこんな可能性が―――円堂?

 

「ここは通さない!『ゴッドヘッド』!」

 

円堂の頭上にゴッドハンドと同じ掌型のオーラが出現すると、握りしめて拳の形になったそれがバックトルネードMSを迎撃、受け止めた。

 

「円堂、お前それって――」

 

「ああ!お前のアドバイスを元に完成させたんだ!」

 

円堂はすかさずボールを前へ出し、先程同様トライペガサスの構えへ……っておいおい、流石に同じ技の連発は警戒され

「―――――『スピニングカット』!」

 

不発に終わる。『トライペガサス』を知っている西垣に対策を取られているな。

 

しかしボールは鬼道が取っている、あの動きはこうなる事を予測し「『暴王の(メルゼズ)――――」

 

ん!?その距離じゃ届かな―――

 

流星(ランス)V2』!」

 

 

<入ったーー!雷門中との試合で見せた鬼道選手の進化した技が炸裂ぅーー!>

 

いつ間に技の進化を…………V2の響きカッコいいなぁ!

 

「俺達が押されてる……!?有り得ねぇ……。」

 

「ここから巻き返してやる、みたいな!」

 

キックオフ後、同じように攻めて来るが

 

「そう何度も通させはしない『二の型《疾風》』!」

 

風丸が恐るべきスピードですれ違い様にボールを奪い、突然の事態に呆然とした武方らを風の刃で吹き飛ばし反撃すらさせない。

 

持ち味のスピードを生かして上がっていくと

「炎の風見鶏です!豪炎寺をマークしなさい!」

武方の1人が注意を促してくる。

 

「やれやれ、やっぱり炎の風見鶏(それ)だけだと思われてるんだな。」

 

豪炎寺に厳重なマークが付き、風丸はフリーな状況に苦笑しつつ立ち止まったのも一瞬、すぐにゴール目掛けて駆け抜ける。

 

「取り敢えず、後一点貰うよ。『風の傷』!」

 

力を溜めながら身体を1回転させ、その勢いを乗せて水平に踵で蹴り出すと、強烈な風の衝撃波がゴール目掛けて突き進み―――

 

<ゴーーーール!!!

カウンターからの怒涛の猛攻、更に風丸選手の新必殺技が決まり差を広げたぁ!

先程の円堂選手といい、新しい必殺技とポジションによるものか雷門の攻撃力が大きく増しているぞ!!!

 

ここで前半終了だぁー!>

 

風丸は炎の風見鶏1つじゃボール持って上がっても警戒されにくいからな、意表を突く為に黒歴史開帳した訳だが……予想してたけど、さっきの『疾風』といい『風の傷』といい、俺が使うより強いんだけど……。

 

「このまま行けば勝てるっす!」

 

「風丸さんもキャプテンも必殺技を物にして、凄いでやんす!」

 

「トライアングルZも天願さんなら止めれるし、勝ったも同然じゃないですか!」

 

浮わついてるなぁ……いや、これは仕方ないか。

 

「勝負は何が起こるか分からん、暴王の流星(メルゼズ・ランス)にトライペガサス、風丸の単独シュート技がバレた以上、前半の様にはいかねぇ筈だ。」

 

前半の得点は相手の意表を突いたってのが一番大きいからな。

 

「確かにバックトルネードMSがあったんだ、他に隠し玉があるかもな。」

 

「皆!後半も気合い入れて行くぞ!」「「「おう!!」」」

 

 

あ、そうだ。

 

「影野、後半アレ出来るぞ。」「本当か……!分かった。」

 

「それと豪炎寺、奴等がトライアングルZを出したら一気に上がってくれ。」

 

 

 

 

 

後半が開始すると、直ぐ様ボールを奪った三兄弟が突っ込んでくる。

 

「これ以上は!」「やられっぱなしにはさせません!」

「俺達の必殺技で直ぐに逆転してやる、みたいな!」

 

漸くか、来る事が分かってる技なら……!

右手を額に持っていき、左手を後ろに向ける。

左掌から火炎放射の様に炎を噴射、右手に籠める炎を強めていく。

 

「「「『トライアングルZ』!!!」」」

 

<おおーっと!木戸川清修、武方三兄弟の必殺シュートが雷門ゴールに突き進む!

対する天願選手は……背後に向けて莫大な炎を!これは大技の予感だぁーー!!>

 

よし……!

 

「喰らえ……『X BURNER(イクス バーナー)』!」

 

此方へ飛んでくるボールに右掌を向け、溜め込んだ炎を射出、噴火の如き勢いで放たれた炎の奔流はトライアングルZを呑み込み――

<と、と、止めた、いや、トライアングルZをものともせず吹き飛ばしたぁーー!?

まるで溶岩弾の様に飛んでいくボールは……木戸川清修側へ奥深く突き進み―――こ、これは!?>

 

ただ止める・弾く技なら他にもあるが、態々これを選んだ理由は

「そのまま行け………()()()!」

 

「「「な、何ぃ!?」」」

 

「うぉぉぉ!!!『マキシマムファイア』!!!」

 

<き、決まったぁぁぁーーー!!!

天願選手と豪炎寺選手の新必殺技、その2つの炎が合わさり業火と化したボールがゴールに突き刺さる!

雷門の流れは後半になっても途切れていない!!!>

 

戻って来た豪炎寺とハイタッチをし

「ナイスシュート、凄ぇ技だな。」

「そっちこそ、良い技だ。

それに今のはトライアングルZの牽制にもなった。」

 

三兄弟を見ると、シュートを止められた事、シュートが反撃の機会に繋がってしまう事に激しく動揺している。

「と、トライアングルZが……」

「しかもあの日と違う技に……」

「撃てばシュートチャンスを与えるって……。」

 

キックオフで木戸川清修の攻撃だが消極的になり、さっきと比べてあの三兄弟の動きは明らかに精細を欠いている。

木戸川清修の攻撃はあの三人頼りだったのか他の選手が攻めて来る、なんて事は無く此方の一方的な攻撃になっていた。

 

その上――――「あ、アイツどこから!?」

 

今、誰が強烈なシュートを撃って来るか分からない為に、雷門(ウチ)のメンバー全員に気を配っているが、そう意識を広げていると影野に気付けなくなる。

 

影野のミスディレクションは視線を惹き付ける誰か共に行動する必要があるが、FWからDFまでその対象が増え、範囲も広がった今、()()()()()()姿()()()()()()()()()()()()()()

 

武方三兄弟へのパスをカットすれば攻撃に発展しない事もあり、防戦一方の状態から抜け出せない様だ。

そしてまた――――「『ゴッドキャノン』!」

あ、円堂もシュート技を修得したのか。

 

その後、西垣の『スピニングカット』を突破した事でトライペガサスが『ザ・フェニックス』に進化させ、試合時間は残り僅か。

 

 

「………ままじゃ……れ…い………いごに…あ…ざを……」

 

ん?時間的に恐らく最後になるがあの三兄弟の様子……ふむ、何かしてきそうだな。

 

「豪炎寺、一応ゴール付近まで下がっといてくれるか?」

「?どうかしたのか。」「いや、なんとなく。」

不思議そうな顔をしていたが、了承してくれた。

 

 

キックオフが始まると三人が同時に飛び上がり……トライアングルZじゃない!?

 

「ああそうだ……俺達は豪炎寺に憧れていた――」

「これは、その思いから生まれた――」

「トライアングルZを超える、俺達の――」

「「「真の最強技!!!」」」

「「「『バックトルネードMTS(ムカタ・トリニティ・スペシャル)』!!!」」」

 

ここで真打ってか、確かに感じられパワーはトライアングルZより上だ………さて

 

「なあ豪炎寺、アレやってみねぇか?」

「アレ……出来るのか!?」

「贋作が真作を超えるって展開は俺好みだが、それに触発された真作が超え返すってのも好きでね。

ファイアトルネードは何度も見たし、手本もさっき見せてもらった、後は再現するだけだ。」

「……見ただけで再現されるのは、複雑な心境なんだがな――しっかり合わせろよ、行くぞ!」

 

「あ、あの動きは!?」「まさか!?」

「だとしても―――超える!」

 

「「『ファイアトルネードDD(ダブル・ドライブ)』!!」」

 

2つの炎の渦が交差し、より激しさを増した紅炎とボールに纏わる蒼炎とが互いを喰らい尽くすかの如く燃やし合う。

 

最初は押されていた俺達だが、次第に押し返していき――

 

「「いっけええええ!!!!!」」

 

赤と青、2つの炎から織り成された色鮮やかな竜巻は威力を衰えさせる事なくゴールへ突き進み

 

<ゴーーール!!!

最終局面、お互いに繰り出された新必殺技の応酬に打ち勝ったのは雷門中!

そして試合終了のホイッスル、雷門中40年ぶりの決勝進出だあああーーー!!!>

 

 

試合が終わった後、豪炎寺と木戸川清修の監督が話し、その後で武方三兄弟と握手している、和解出来たみたいだな。

 

「ついに此処まで来たな。」

後ろから鬼道の声が聞こえる。

「次は世宇子との決勝戦だ」「そうだな。」

すると円堂が自の手を見ながら―――

 

「なぁ、天願。GKを………いや、なんでもない。」

 

一瞬、円堂が何やら不穏な雰囲気を醸したが……大丈夫なんだろうか、次の相手は世宇子、万全の状態で挑みたいが……。

 

 

「強く、ならなきゃ…………もっと……!」

 

微かに聞こえた円堂の声から、今回の事(GK交代)が致命的な失敗になったんじゃないか、そんな思いが胸中に渦巻いていた。




今回のオリ技もどきも一緒に紹介します。

『マキシマムファイア』『ゴッドキャノン』
これで気付かれた方も居ると思われますが、オーガ襲来の映画見ました(今更)

世宇子は他にもやりたい事あるし、どうせなら今回の内に出しとこ、そんな感じで出した為に木戸川清修は「嫌な事件だったね」状態に……当初なら接戦の筈だったのに。
あの映画を見るのがもっと早かったなら……武方三兄弟よ、すまない、本当にすまない。

風丸は足速いし、他DFと比べたら主人公の穴を埋めるには一番だった為MFに、それでシュート技も修得させました。

前書きにも書いたけど、いつも以上に展開とか酷いと思う……。


Spec

主人公自身は気付いていないが、身体能力は現時点で既にエイリア学園と拮抗・凌駕出来るレベルにある。

無意識下で周囲に合わせて動きが調整されていて、上限内においてリミッターが変動し、現状に"適応"させている。

現状において、全力運動≧自然回復なのもこの為、物語が進み上限に近付く程に技の消耗は減るが、通常の運動における消耗が増えていく。
(回復速度が向上しないとは言ってない)

消耗が激しいのも技使用時にこのリミッターを突如極端に変動させているから。
(運動してない状態→急な全力疾走→急停止のイメージ)

無限の壁を単独で破ったのは技の威力もあるが、あの瞬間において身体能力を急激に引き出した事の方が大きい。
(BLEACH初期の一護が大虚(メノス)を倒した時みたいな)

―――――――――――――――――――――――――――
『マジ殴り』

引用「ワンパンマン」

使用者「サイタマ」

必殺技に素で対抗する事への弱点(苦手意識)を克服する為に修得した技………なのだが、主人公がオリジナル(サイタマ)に到底及ばない身体という事もあり、その威力は本家の100分の1すらも再現出来ていない。

作中にもある通り、身体能力を100%発揮させる為のもので、厳密には技ではない。

最大の特徴は消耗が無い事。

現状における"適応"の全力である為、真の意味での100%ではない。

GK技・ブロック技を技を使わずに打ち破る用に『マジシュート』『マジ体当たり』を考案しているが、出すかは不明。

―――――――――――――――――――――――――――
『二の型《疾風》』

引用「英雄伝説 零(碧)の軌跡」

使用者「アリオス・マクレイン」

対象の後方へ一瞬で移動、それと同時にボールを奪う。

その後間を置かず、対象の周囲に出現した複数の風の刃が襲いかかり吹き飛ばす。

主人公が使う時には「八葉一刀流」の言葉も言わなければ威力が落ちる。
―――――――――――――――――――――――――――
『風の傷』

引用「犬夜叉」

使用者「犬夜叉」

身体を1回転させて回し蹴りの要領で踵でシュートする。
(動き的には『真空魔』が近い)

身体を回転させた瞬間に発生した風が足→足先(踵)→ボールへと移動し、ボールは地を裂きながら突き進む。

―――――――――――――――――――――――――――
X BURNER(イクス バーナー)

引用「家庭教師ヒットマンREBORN!」

使用者「沢田 綱吉」

後ろに向けた左掌から炎を噴射、右手は額で炎圧を高め、チャージが完了すると右掌をシュートへ向け凄烈な程の炎を放つ。

時間と共に加速度的に威力が向上するので、シュートまでの時間長い技、確実にシュートが来ると分かった場面での使用が効果的―――というか、この技の発動に掛かる時間自体が長い為、そういった限定的状況でないと使えない。

これはシュートを止めるのではなく、相手のシュートの威力を上乗せして飛ばすカウンター技であり、互いのゴール間というかなりの飛距離をものともせず、相手のゴールへ突き進む。

返す技が基本的に高威力技になる事もあり、生半可では止められない。

大技であるため、消耗が激し(ry

―――――――――――――――――――――――――――
『ゴッドヘッド』

『ゴッドハンド』を拳の形にした弱体化『メガトンヘッド』。

メガトンヘッドとの相違点はブロック技であり、シュートを受け止める事は出来るが弾き飛ばせず、シュートには使えない事。

―――――――――――――――――――――――――――
『バックトルネードMS(ムカタ・スペシャル)

『バックトルネードMTS(ムカタ・トリニティ・スペシャル)

バックトルネード版
『ファイアトルネードDD(ダブル・ドライブ)
『ファイアトルネードTC(トリプル・クラッシャー)
それ以外に言う事ないです。

ファイアトルネードDD(ダブル・ドライブ)の出し所に迷っていた時に、丁度良い踏み台があったから思い付いた、破られる事前提の技。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。